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第4章:魔王クラタ誕生「魔王ですか?」「いいえ、会長みたいなもんです……」
第7話:獣の都ビーストル
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「止まれ!」
ドーム状の建物を囲む塀に近づく。
門はこれまたなんたら宮殿と呼ぶにふさわしい、先の尖った格子状の門。
その門の両脇を固める狼の顔した毛深い人に止められる。
槍を交差させての通せんぼ。
異世界っぽい。
でも、狼さん達には本当に心からの賛辞を贈りたい。
だって、勇ましく鋭い目つきでこっちを睨み付けつつも、高圧的な言動。
……とは不釣り合いの尻尾。
今頃彼等の頭の仲では本能が必死に警鐘を鳴らしている事だろう。
だって、尻尾が完全に股に収まってる。
耳もペタンとなってる。
微妙に、小刻みに震えてる。
こんなにビビってるのに、職務に忠実とかまじ君たちは門兵の鑑だよ。
「何の用だ!」
門の右側に立つ狼が問いかけてくる。
それに対して、イコールが一歩前に歩み出る。
走る緊張。
「えっと、リカルドに会いに来たんだけど、イコールが来たって伝えて貰える?」
二頭? 二人が顔を見合わせる。
そして、右側の狼が顎をしゃくる。
「いま、確認に向かわせる。それまで待ってて貰おう。おかしな真似はするなよ?」
左側の狼が、門の横の扉から中に入って行く。
ああ、そっちは従業員用の出入り口かな?
「それと、そこの男。お前が乗っているのはフェンリル様か?」
「ああ、フェンリルの子供みたいなもんかな? 女の子だよ?」
「そこまでは聞いてない。いや、失礼した。フェンリル様の来訪となれば主も喜ばれよう。しかし、確認が取れるまでは、お待ち頂きたい」
「はいはい」
不死者として名高いイコールよりも、ここではフェンリルの方が扱いが上なのか。
「それと……まさかとは、思うがそこの女子が乗っているのはスレイプニル様ではあるまいな?」
「あっ、こっちは本人だよ。いまはシルバって名前だけど」
「ヒッ! いや、すまない取り乱した。そうか……お母さん……」
なんか、ちっちゃくお母さんって聞こえたような。
はっ! まさかシルバの息子?
なわけない?
だよね。
シルバは男の子だもんね。
ん? 雄と言ってくれ?
そうか、もう立派な成人だったな。
という事は、恐怖のあまり母親に助けを求めたのか。
全然落ち着いてないぞ?
「あー、なんでもない。シルバ様も今しばらくお待ちください」
「ヒヒーン」
「ヒャッ! お父ちゃん!」
了解したって言っただけなのに。
今度はお父ちゃんって。
さっきまでの凛々しい態度はどこに行った?
「忘れてくれ。取りあえずここで待たせるのも失礼にあたるので、門の横の詰め所にてお待ちください」
「凄いでしょ? ここじゃ、神獣の方がダンジョンマスターより上に扱われるから」
「そうなんだ、じゃあさしづめ俺達は、ファングとシルバとクロの従者ってところか?」
「いや、上下関係は理解してるけど、本能が人型よりも獣の方を強く意識するみたいですよ」
イコールの説明を受けて納得。
ついでに70階層に居るヨルムンガルドも連れてくれば良かったかな?
流石に門兵が固まってしまいそうだから、やめとこう。
今度、ヨルムンガルドも従魔にしとこう。
「お待たせいたしました、陛下がお会いになられるそうです」
「有難う」
急いで戻ってきた狼さんが、門を開くよう指示を送る。
開かれた門の向こうに、荘厳な建物が見える。
タージマハル?
ああ、あれはお墓だっけ?
その建物の周りには町があった。
色んな住人達が、町を行き交っている。
少し開けた場所では市が開かれているのかな?
バザーに近いみたいだけど。
白いターフテントが張られ、その下では果物や肉、魚、他には装飾品や陶器などが売られている。
うん、通貨はどうなっているのかな?
外貨を取り込んだりとか出来ないよね?
人に紛れて暮らす魔族の行商人が来ることがある?
そんな魔族も居るんだ。
魔族の街って、暗く悪魔的な建築様式の建物が多く酷く悪趣味らしい。
ただそういったものを好むコアな人間も居るとか居ないとか。
一部の人間からは人気があって、町を描いた絵とかが売買されているらしい。
それって、邪神信仰とかじゃないよね?
でもって、明るい魔族はそういった町を嫌って人に変化して、人の町に忍び込むらしい。
明るい魔族ってなんだ?
まあ、魔族って人種なだけで、色んな奴が居るだろう。
みんな違って、みんな良い。
「どうされました? 陛下がお待ちですので少し急いで頂けると助かるのですが」
先頭を歩く狼さんが、こっちを振り返ると距離が空いていたので、急かしてくる。
もう少し、町を見してもらいたいんだけど。
それにしても、豹の獣人とか物凄くスタイル良いよね?
顔は豹だけど。
出てるとこ出てて、引っ込むとこ引っ込んでて。
男の方も、スリムマッチョの理想の形をしてる。
びっくりしたのは、ウサギの獣人族。
肉食獣と草食獣の獣人が一緒に居るのにもびっくりしたけど、マジ兎族の女性フェロモンぱない。
毛むくじゃらの兎だけど。
胸大きい。
腰くびれてる。
太もも柔らかそう。
美味しそう。
そして、やっぱり居た。
ハーフ。
耳が人間で顔が虎。
逆だから。
イメージと逆だから。
気持ち悪かった。
普通にイメージ通りの、ケモミミ女子も居たけどね。
ケモミミおっさんの需要は無いぞ?
他には……ん?
人間の耳の猿。
えっ? あれもハーフ?
というか、獣人かどうかも謎。
完全に猿だ。
完全に獣の獣人と結ばれるような人間って、どんな人だろうね?
よっぽど逞しいケモナ―だと思う。
あっ、耳が人間の人の獣人……ってただの人か。
横のレトリーバーっぽいのが奥さんかな?
毛足が長くて、スタイルとか良く分からない。
美人だと思うよ?
犬なら。
でも、好きになれるかというと……犬としては好きだけど。
恋愛感情?
ちょっと、それは……
でもまあ、本人が幸せなら何も言うまい。
「あのー……お願いですから付いて来て貰えますか?」
あっ、ごめんなさい。
先を歩く狼さんが、めっちゃ申し訳なさそうに声を掛けてきたので慌てて追いかける。
おお! めっちゃ美人の人がゴリラと歩いてる。
一時期日本でも有名になったイケメンゴリラみたいな顔だな。
うんうん、ワイルドな男性に惹かれるのは分かるけど……ワイルド過ぎやしないか?
「お願い……話聞いて」
狼さんに泣きが入りそうだったので、ちゃんと付いて行こう。
ドーム状の建物を囲む塀に近づく。
門はこれまたなんたら宮殿と呼ぶにふさわしい、先の尖った格子状の門。
その門の両脇を固める狼の顔した毛深い人に止められる。
槍を交差させての通せんぼ。
異世界っぽい。
でも、狼さん達には本当に心からの賛辞を贈りたい。
だって、勇ましく鋭い目つきでこっちを睨み付けつつも、高圧的な言動。
……とは不釣り合いの尻尾。
今頃彼等の頭の仲では本能が必死に警鐘を鳴らしている事だろう。
だって、尻尾が完全に股に収まってる。
耳もペタンとなってる。
微妙に、小刻みに震えてる。
こんなにビビってるのに、職務に忠実とかまじ君たちは門兵の鑑だよ。
「何の用だ!」
門の右側に立つ狼が問いかけてくる。
それに対して、イコールが一歩前に歩み出る。
走る緊張。
「えっと、リカルドに会いに来たんだけど、イコールが来たって伝えて貰える?」
二頭? 二人が顔を見合わせる。
そして、右側の狼が顎をしゃくる。
「いま、確認に向かわせる。それまで待ってて貰おう。おかしな真似はするなよ?」
左側の狼が、門の横の扉から中に入って行く。
ああ、そっちは従業員用の出入り口かな?
「それと、そこの男。お前が乗っているのはフェンリル様か?」
「ああ、フェンリルの子供みたいなもんかな? 女の子だよ?」
「そこまでは聞いてない。いや、失礼した。フェンリル様の来訪となれば主も喜ばれよう。しかし、確認が取れるまでは、お待ち頂きたい」
「はいはい」
不死者として名高いイコールよりも、ここではフェンリルの方が扱いが上なのか。
「それと……まさかとは、思うがそこの女子が乗っているのはスレイプニル様ではあるまいな?」
「あっ、こっちは本人だよ。いまはシルバって名前だけど」
「ヒッ! いや、すまない取り乱した。そうか……お母さん……」
なんか、ちっちゃくお母さんって聞こえたような。
はっ! まさかシルバの息子?
なわけない?
だよね。
シルバは男の子だもんね。
ん? 雄と言ってくれ?
そうか、もう立派な成人だったな。
という事は、恐怖のあまり母親に助けを求めたのか。
全然落ち着いてないぞ?
「あー、なんでもない。シルバ様も今しばらくお待ちください」
「ヒヒーン」
「ヒャッ! お父ちゃん!」
了解したって言っただけなのに。
今度はお父ちゃんって。
さっきまでの凛々しい態度はどこに行った?
「忘れてくれ。取りあえずここで待たせるのも失礼にあたるので、門の横の詰め所にてお待ちください」
「凄いでしょ? ここじゃ、神獣の方がダンジョンマスターより上に扱われるから」
「そうなんだ、じゃあさしづめ俺達は、ファングとシルバとクロの従者ってところか?」
「いや、上下関係は理解してるけど、本能が人型よりも獣の方を強く意識するみたいですよ」
イコールの説明を受けて納得。
ついでに70階層に居るヨルムンガルドも連れてくれば良かったかな?
流石に門兵が固まってしまいそうだから、やめとこう。
今度、ヨルムンガルドも従魔にしとこう。
「お待たせいたしました、陛下がお会いになられるそうです」
「有難う」
急いで戻ってきた狼さんが、門を開くよう指示を送る。
開かれた門の向こうに、荘厳な建物が見える。
タージマハル?
ああ、あれはお墓だっけ?
その建物の周りには町があった。
色んな住人達が、町を行き交っている。
少し開けた場所では市が開かれているのかな?
バザーに近いみたいだけど。
白いターフテントが張られ、その下では果物や肉、魚、他には装飾品や陶器などが売られている。
うん、通貨はどうなっているのかな?
外貨を取り込んだりとか出来ないよね?
人に紛れて暮らす魔族の行商人が来ることがある?
そんな魔族も居るんだ。
魔族の街って、暗く悪魔的な建築様式の建物が多く酷く悪趣味らしい。
ただそういったものを好むコアな人間も居るとか居ないとか。
一部の人間からは人気があって、町を描いた絵とかが売買されているらしい。
それって、邪神信仰とかじゃないよね?
でもって、明るい魔族はそういった町を嫌って人に変化して、人の町に忍び込むらしい。
明るい魔族ってなんだ?
まあ、魔族って人種なだけで、色んな奴が居るだろう。
みんな違って、みんな良い。
「どうされました? 陛下がお待ちですので少し急いで頂けると助かるのですが」
先頭を歩く狼さんが、こっちを振り返ると距離が空いていたので、急かしてくる。
もう少し、町を見してもらいたいんだけど。
それにしても、豹の獣人とか物凄くスタイル良いよね?
顔は豹だけど。
出てるとこ出てて、引っ込むとこ引っ込んでて。
男の方も、スリムマッチョの理想の形をしてる。
びっくりしたのは、ウサギの獣人族。
肉食獣と草食獣の獣人が一緒に居るのにもびっくりしたけど、マジ兎族の女性フェロモンぱない。
毛むくじゃらの兎だけど。
胸大きい。
腰くびれてる。
太もも柔らかそう。
美味しそう。
そして、やっぱり居た。
ハーフ。
耳が人間で顔が虎。
逆だから。
イメージと逆だから。
気持ち悪かった。
普通にイメージ通りの、ケモミミ女子も居たけどね。
ケモミミおっさんの需要は無いぞ?
他には……ん?
人間の耳の猿。
えっ? あれもハーフ?
というか、獣人かどうかも謎。
完全に猿だ。
完全に獣の獣人と結ばれるような人間って、どんな人だろうね?
よっぽど逞しいケモナ―だと思う。
あっ、耳が人間の人の獣人……ってただの人か。
横のレトリーバーっぽいのが奥さんかな?
毛足が長くて、スタイルとか良く分からない。
美人だと思うよ?
犬なら。
でも、好きになれるかというと……犬としては好きだけど。
恋愛感情?
ちょっと、それは……
でもまあ、本人が幸せなら何も言うまい。
「あのー……お願いですから付いて来て貰えますか?」
あっ、ごめんなさい。
先を歩く狼さんが、めっちゃ申し訳なさそうに声を掛けてきたので慌てて追いかける。
おお! めっちゃ美人の人がゴリラと歩いてる。
一時期日本でも有名になったイケメンゴリラみたいな顔だな。
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