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第一章:チュートリアル
第26話:ダンジョンの外
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9階層以下は、本当に雑魚ばっかりだった。
チュートリアルなら、普通はこっちから始まるよね?
流石、俺TUEEEE系のゲームだけの事はある。
取りあえず、青いスライムや雑種で腰布を付けただけのコボルトや、同じく腰蓑のゴブリンなどなどゲームの序盤でお馴染みの彼等ばかりだった。
流石に火の誓いの連中に任せて、俺はゆっくりと歩いて行く。
「おお、出口だ!」
「良かった! 生きて帰れた」
ロンとオーウェンが急いでダンジョンの出口に向かうのを、襟足を掴んで止める。
お前たちに学習能力は無いのか?
ダンジョンの出口に辿り着いたので、俺は入り口の目の前の床を指さす。
「あそこ色が変わってるだろ?」
俺の言葉に全員が首を傾げる。
そうか、罠探知のスキル持って無いのか……
馬鹿か!
レンジャーも居ないのに、ダンジョンに挑むとか本当に自殺志願者としか思えない。
俺からしたら、はっきりと青色に変色した床が見えるけどこいつらには見えないらしい。
わざとらしく大きく溜息を吐くと、そこに石を投げて罠操作で罠を発動させる。
「うそ!」
「石が消えた!」
「転移の罠?」
その罠に掛かったから、お前らあんなところに居たんだろうが!
本当に、こんなので中堅パーティと呼んでいいのか?
物凄く心配になってきたが、もう良い。
「あのなあ? ここまでにもいっぱい罠が仕掛けてあったのに気づいてないだろ?」
「え? そうなのか?」
「罠が見抜けるような職業は、ここには居ないのか?」
俺の言葉に対して、ジェウォンが少し考え込むような素振りを見せる。
「いや、スキルで罠探知があれば見えるらしいけど、結構なレアスキルだから」
「一応アイテムや、経験で罠がありそうなところは分かるけどさ」
そして、その言葉をオーウェンが引き継ぐ。
「その経験で分からなかったから、死にそうになってたんじゃないのか?」
「やだなあ。こうして普通に生きて帰ってこられたじゃいですか」
ジェシカがケタケタと笑っている。
よし、もう一回死に戻って今度は一度放置してみるか?
まあ、NPCの知能なんてこんな……こんなものなのか?
人工知能とは思えないくらい優秀に見えるのは気のせいだろうか?
「おお、眩しい!」
「久しぶりに外に出たんですか?」
「いや、0分ぶりかな?」
外は物凄く明るく、まだ昼前といった様子だ。
「えっ? 太陽の位置が殆ど変わって無いんだけど、もしかして1日もあそこに居たの?」
ミランが驚いた様子を見せるが、残念。
実際にはダンジョンに入ってから1秒も経過していないはずだ。
「いや、あそこの中は時が止まっているからな。中にどれだけ居ても、こっちでは時間が進まないらしい」
「なにそれ? 新しすぎる! そんなダンジョン聞いた事無いんだけど!」
まあ、ミランどころかそんな場所は俺すら知らんわ!
こっちの世界だったら、普通に受け入れられるような事象かと思ったらそうじゃないらしい。
本当にダンジョーンさん頑張ったんだね。
『とりあえず、ここはファーストの森ですよ。外からダンジョンに戻るときの転移は、行先は私のいるセーブルームのみです。逆にダンジョンから外の世界には直接転移出来ないので、遠く離れた場所で死んでダンジョンに戻ったら、また徒歩でそこまで移動することになりますからね』
おお……外に出たら途端にセーブポイントさんが役立たずになった。
まあ、事前にその辺りを教えてくれるのは優秀なアシスタントだと思うが。
『マスターがあまりにも考えなしなので。あと、セーブストーンと繋がってるので道具のやり取りは出来ますよ?』
「そうか……役立たず扱いしてすまんかった」
『……やっぱり』
ちょっと拗ねてしまったらしい。
こいつ扱いが難しいな。
どうせなら絶対服従なボインな側近が欲しかったわ。
というか、このゲーム内18歳以上関連の縛りとかあるのかな?
成人指定とかじゃないよね?
確かめるには、色々と怖すぎるけど。
外でモニターされてるわけだし、見世物になるのも嫌だから大人しく様子見様子見っと。
そんな事を思っていたら、ズボンのすそを引っ張られる。
横を見るとミランが遠くを指さしている。
「この森を抜けた平原を暫く行ったところが、メラミの街だよ」
「ふーん、ここからどのくらい離れてるのかな?」
「うーん、森を抜けるまでに2時間。そっから3時間ってとこかな?」
うん、普通に遠かったわ。
まあ、別に急いでる訳でも無いし。
問題あれば、猛毒飲んでやり直すからいいけどさ。
メラミの町までは、殆ど問題無く進んでいくことが出来た。
出てくるのも、角の生えたウサギや角の生えたウサギ、あとは角の生えたウサギだった。
兎がこんなに沢山いるなんて、幸せな森だな。
兎好きには天国に違いない。
まあその兎たちだが、木の棒に括り付けられてジェウォンに担がれてるんだけどな。
「メラミの街ってどんなところ?」
「人口は3000人程ですが、市民じゃない人達……流れの冒険者、行商人、旅人や外からの人を入れると3500人~4000人くらいは常に人が居るよ?」
「まあまあ大きいのか?」
「ははは、トラベラーの人達ってそういう反応らしいけど、こっちじゃ3000人って言ったら中規模の街に入るよ。といっても同じ中規模でも、もっと大きなところはいっぱいあるけどね」
どうやら、そこそこの都会らしい。
王国ダンジョン研究所所属王立ダンジョン対策部周辺地区魔素観測所があるらしい。
この長ったらしい名前はなんとかならないのか?
「通称、周辺魔観所だけど最初はちゃんと名前を教えとかないと、それだけだとなんの部署か分からないよね?」
「まあ、そうだね。通称にしても割と長いというか、小難しい名前だな」
「まあ、いろんな機関があるからね。観測所だけでも色んな種類があるから、しょうがないじゃん。ちなみにダンジョン魔物観測所は洞窟魔観所だから、そこ間違えないでね」
うん、紛らわしいけどしっかりと区別するにはある程度は、文字数が必要って事か。
それから、街の事を色々と聞きながら平原をゆっくりと進んでいった。
チュートリアルなら、普通はこっちから始まるよね?
流石、俺TUEEEE系のゲームだけの事はある。
取りあえず、青いスライムや雑種で腰布を付けただけのコボルトや、同じく腰蓑のゴブリンなどなどゲームの序盤でお馴染みの彼等ばかりだった。
流石に火の誓いの連中に任せて、俺はゆっくりと歩いて行く。
「おお、出口だ!」
「良かった! 生きて帰れた」
ロンとオーウェンが急いでダンジョンの出口に向かうのを、襟足を掴んで止める。
お前たちに学習能力は無いのか?
ダンジョンの出口に辿り着いたので、俺は入り口の目の前の床を指さす。
「あそこ色が変わってるだろ?」
俺の言葉に全員が首を傾げる。
そうか、罠探知のスキル持って無いのか……
馬鹿か!
レンジャーも居ないのに、ダンジョンに挑むとか本当に自殺志願者としか思えない。
俺からしたら、はっきりと青色に変色した床が見えるけどこいつらには見えないらしい。
わざとらしく大きく溜息を吐くと、そこに石を投げて罠操作で罠を発動させる。
「うそ!」
「石が消えた!」
「転移の罠?」
その罠に掛かったから、お前らあんなところに居たんだろうが!
本当に、こんなので中堅パーティと呼んでいいのか?
物凄く心配になってきたが、もう良い。
「あのなあ? ここまでにもいっぱい罠が仕掛けてあったのに気づいてないだろ?」
「え? そうなのか?」
「罠が見抜けるような職業は、ここには居ないのか?」
俺の言葉に対して、ジェウォンが少し考え込むような素振りを見せる。
「いや、スキルで罠探知があれば見えるらしいけど、結構なレアスキルだから」
「一応アイテムや、経験で罠がありそうなところは分かるけどさ」
そして、その言葉をオーウェンが引き継ぐ。
「その経験で分からなかったから、死にそうになってたんじゃないのか?」
「やだなあ。こうして普通に生きて帰ってこられたじゃいですか」
ジェシカがケタケタと笑っている。
よし、もう一回死に戻って今度は一度放置してみるか?
まあ、NPCの知能なんてこんな……こんなものなのか?
人工知能とは思えないくらい優秀に見えるのは気のせいだろうか?
「おお、眩しい!」
「久しぶりに外に出たんですか?」
「いや、0分ぶりかな?」
外は物凄く明るく、まだ昼前といった様子だ。
「えっ? 太陽の位置が殆ど変わって無いんだけど、もしかして1日もあそこに居たの?」
ミランが驚いた様子を見せるが、残念。
実際にはダンジョンに入ってから1秒も経過していないはずだ。
「いや、あそこの中は時が止まっているからな。中にどれだけ居ても、こっちでは時間が進まないらしい」
「なにそれ? 新しすぎる! そんなダンジョン聞いた事無いんだけど!」
まあ、ミランどころかそんな場所は俺すら知らんわ!
こっちの世界だったら、普通に受け入れられるような事象かと思ったらそうじゃないらしい。
本当にダンジョーンさん頑張ったんだね。
『とりあえず、ここはファーストの森ですよ。外からダンジョンに戻るときの転移は、行先は私のいるセーブルームのみです。逆にダンジョンから外の世界には直接転移出来ないので、遠く離れた場所で死んでダンジョンに戻ったら、また徒歩でそこまで移動することになりますからね』
おお……外に出たら途端にセーブポイントさんが役立たずになった。
まあ、事前にその辺りを教えてくれるのは優秀なアシスタントだと思うが。
『マスターがあまりにも考えなしなので。あと、セーブストーンと繋がってるので道具のやり取りは出来ますよ?』
「そうか……役立たず扱いしてすまんかった」
『……やっぱり』
ちょっと拗ねてしまったらしい。
こいつ扱いが難しいな。
どうせなら絶対服従なボインな側近が欲しかったわ。
というか、このゲーム内18歳以上関連の縛りとかあるのかな?
成人指定とかじゃないよね?
確かめるには、色々と怖すぎるけど。
外でモニターされてるわけだし、見世物になるのも嫌だから大人しく様子見様子見っと。
そんな事を思っていたら、ズボンのすそを引っ張られる。
横を見るとミランが遠くを指さしている。
「この森を抜けた平原を暫く行ったところが、メラミの街だよ」
「ふーん、ここからどのくらい離れてるのかな?」
「うーん、森を抜けるまでに2時間。そっから3時間ってとこかな?」
うん、普通に遠かったわ。
まあ、別に急いでる訳でも無いし。
問題あれば、猛毒飲んでやり直すからいいけどさ。
メラミの町までは、殆ど問題無く進んでいくことが出来た。
出てくるのも、角の生えたウサギや角の生えたウサギ、あとは角の生えたウサギだった。
兎がこんなに沢山いるなんて、幸せな森だな。
兎好きには天国に違いない。
まあその兎たちだが、木の棒に括り付けられてジェウォンに担がれてるんだけどな。
「メラミの街ってどんなところ?」
「人口は3000人程ですが、市民じゃない人達……流れの冒険者、行商人、旅人や外からの人を入れると3500人~4000人くらいは常に人が居るよ?」
「まあまあ大きいのか?」
「ははは、トラベラーの人達ってそういう反応らしいけど、こっちじゃ3000人って言ったら中規模の街に入るよ。といっても同じ中規模でも、もっと大きなところはいっぱいあるけどね」
どうやら、そこそこの都会らしい。
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「通称、周辺魔観所だけど最初はちゃんと名前を教えとかないと、それだけだとなんの部署か分からないよね?」
「まあ、そうだね。通称にしても割と長いというか、小難しい名前だな」
「まあ、いろんな機関があるからね。観測所だけでも色んな種類があるから、しょうがないじゃん。ちなみにダンジョン魔物観測所は洞窟魔観所だから、そこ間違えないでね」
うん、紛らわしいけどしっかりと区別するにはある程度は、文字数が必要って事か。
それから、街の事を色々と聞きながら平原をゆっくりと進んでいった。
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