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第一章:チュートリアル
第14話:どうやら変身するようです
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「フッ、雑魚が」
『レベルが上がりました』
よし、取りあえずは倒した。
あとは、ここからだな。
「ガアアアア!」
「っと、二度目は喰らわんよ!」
レベルが上がった事で、さっきよりは簡単に倒せたけど油断することなくすぐに距離を取る。
そして目の前の化け物を改めてよく見る。
漆黒の鎧、6本の腕、4対の翼、6つ目の牛の化け物だ。
真ん中の腕にそれぞれ剣を、上の腕にそれぞれ盾を、そして下の腕に槍とメイスを持っている。
変身するとか、ボスみたいじゃないか。
もしかして、こいつを倒したらチュートリアル終わりか?
「グオオオ!」
「やべっ、はええ!」
槍を突いてきたので、慌ててそれを叩いて躱す。
と思ったら、メイスから電撃を飛ばしてきやがった。
慌てたが、よく考えたら効かないんだったわって……うわぁ……当たったところめっちゃ焦げてるし。
スーツの上着、一部溶けてるし。
マジか……
「これダメージ喰らってるよな?」
「グオオオオ!」
「いや、無理だわこれ……」
振り下ろしてきた剣を腕で受けたら、腕が切り落とされた。
斬撃無効ってか、物理攻撃無効が効果ないとか無理ゲーだろ……
あっ、死ねる……
――――――
「ブフッ!」
「くそっ!」
とうとう寝て待ってやがった。
しかも鼻で笑って、チラッと片目開けてこっちを確認しただけだし。
ファングがちょっとふてぶてしくなってきてる。
まあ、死にまくってるから嘗められてもしょうがないけどさ。
俺とお前、もはや子犬と巨人くらい差が開いてるぞ?
ステータスを、再度しっかりと確認しないと。
何をされたのか、分からないんじゃ面白くない。
――――――
レベル:202
名前:ヨシキ・クラタ
スキル
初級スキル
罠探知レベル:20
冷気耐性レベル:20
格闘レベル:20
中級スキル
貫通耐性レベル:2
切断耐性レベル:1←NEW
炎熱無効レベル:20
電撃無効レベル:20
雷撃耐性レベル:1←NEW
風刃無効レベル:20
冷気無効レベル:15
武術レベル:20
爪術レベル:15
罠回避レベル:20
従魔使役レベル:10
上級スキル
状態異常無効レベル:6(飢餓、毒、窒息、恐怖、威圧、溶解)
痛覚調整
物理攻撃無効レベル:10
4属性吸収レベル:4(炎熱、電撃、風刃、冷気)
クラタ流格闘術:開祖
罠無効レベル:20
特殊スキル
罠操作
従魔召喚
――――――
なるほど……斬撃じゃなくて切断って効果があったのね。
斬撃よりは上なのかな?
あと貫通は、刺突より上か
いやいや、切断も貫通も結果じゃないのか?
もしかして、攻撃にそのスキルを付与することが出来るとか?
あと電撃じゃなくて雷撃だったのか。
そこらへんは中級耐性だから上位の攻撃なのか。
でも良かった……耐性が付くって事は対策が出来るって事だからね?
だったら、勝ち目はある!
「クーン?」
おい! 残念な人を見るような目をするんじゃありません!
俺は新たな強敵を見つけて、いま感動してるんだからな?
――――――
「掛かってこいや!」
「グアッ?」
いや、それはこっちのセリフみたいな顔しないで?
つっても、もはや……
「グアアア!」
「フフフ、いつまでも昔の俺と思うなよ! まあ、お前からしたら初めましてだろうけどな!」
顔面を蹴りつけてそのまま天井まで跳躍すると、天井を思いっきり蹴って勢いをつけた足刀を喉元に叩き込む。
ブチッという鈍い音をさせた牛男が、喉を押さえて苦しみ始める。
「とうとう、打撃でダメ―ジを入れられるレベルまで来たからな」
「グウウ!」
「浸透勁!」
「ガハッ!」
牛男の左耳に右掌をぶつけ、右耳に左膝蹴りをかまして空圧で脳に直接ダメージを入れる。
はい、勁力を流し込むわけじゃありません。
そもそも発勁なんて出来ないしね。
でも、かなりのダメージらしく目からも血が出てる。
『レベルが上がりました』
よしっ! とうとう打撃のみで、第一形態は倒せるようになった。
―――――
「これでも喰らいやがれ!」
「グアアアア!」
右手に持った槍を首に突き刺し、左手のメイスでその槍の柄を叩き付けると喉を貫通する。
そして、ドーンという音とともに背後に倒れ込む牛男。
『レベルが上がりました』
どうにか、第2形態も倒す事が出来た。
頼むからもう起き上がってくるなよ?
暫く様子を見ると牛男の向こうに宝箱が現れるのを確認する。
いや、意外となんとかなるもんでね。
剣と槍を奪って、それで攻撃したらダメージが存外入ったもんだから攻略の糸口を見つけたよ。
お陰で、軽く300回くらいコンテニュー繰り返したら倒せた。
えっ? 軽くないって?
まあ、死ねば死ぬほど強くなるんだから良いんだって。
「あっ、出たな宝箱!」
取りあえずドロップ品が出たので、開けてみる。
「やっぱりか!」
案の定、中から雷を纏った矢が発射されてきたが素手で掴む。
一応これも使えそうなアイテムだし、持って帰るかな?
弓は無いけど。
「おお!……おお?」
盾?
ああ……盾か……
盾……
両手をじっと見る。
狼の爪が出し入れできる籠手を両手に装備。
目の前の盾がせめて円盾だったら……
どう見ても大盾です……ありがとうございます。
明らかに使えそうに無いけど、記念に持って帰るか。
ああ、先に進んだら死ねるかな?
――――――
「知らない狼だ……」
「ガウアッ? アウーン!」
そう呟いたらファングが驚いた表情をして、飛び上がった。
それから慌てた様子でタックルしてきて、頭をお腹にグリグリ押し付けてくる。
ああ、すまん冗談だ。
取りあえず、良く分からんが死んだ。
石化だった。
死んだときのステータス情報を見て初めて知った。
うん、状態異常無効ってなんぞ?
――――――
レベル:359←UP
名前:ヨシキ・クラタ
――――――
「取りあえず、しばらくはあの化け物と戦ってレベル上げるか?先に進むにもあいつを余裕で倒せるくらいにはなっとかないとな」
取りあえず筋トレとかしまくってセーブポイントに触れる。
『HP/MP/状態異常が全回復しました。セーブしますか?』
「いいえっと」
いつも通りいいえを選択して、再度トレーニングに励む。
『少しよろしいですか?』
「ワンワン!」
「おい、ファングうるさいぞ?」
珍しいなファングが無駄吠えするなんて。
セーブポイントの横で吠えるファングの頭を優しく撫でて、取りあえずトレーニングの続きっと。
『レベルが上がりました』
よし、取りあえずは倒した。
あとは、ここからだな。
「ガアアアア!」
「っと、二度目は喰らわんよ!」
レベルが上がった事で、さっきよりは簡単に倒せたけど油断することなくすぐに距離を取る。
そして目の前の化け物を改めてよく見る。
漆黒の鎧、6本の腕、4対の翼、6つ目の牛の化け物だ。
真ん中の腕にそれぞれ剣を、上の腕にそれぞれ盾を、そして下の腕に槍とメイスを持っている。
変身するとか、ボスみたいじゃないか。
もしかして、こいつを倒したらチュートリアル終わりか?
「グオオオ!」
「やべっ、はええ!」
槍を突いてきたので、慌ててそれを叩いて躱す。
と思ったら、メイスから電撃を飛ばしてきやがった。
慌てたが、よく考えたら効かないんだったわって……うわぁ……当たったところめっちゃ焦げてるし。
スーツの上着、一部溶けてるし。
マジか……
「これダメージ喰らってるよな?」
「グオオオオ!」
「いや、無理だわこれ……」
振り下ろしてきた剣を腕で受けたら、腕が切り落とされた。
斬撃無効ってか、物理攻撃無効が効果ないとか無理ゲーだろ……
あっ、死ねる……
――――――
「ブフッ!」
「くそっ!」
とうとう寝て待ってやがった。
しかも鼻で笑って、チラッと片目開けてこっちを確認しただけだし。
ファングがちょっとふてぶてしくなってきてる。
まあ、死にまくってるから嘗められてもしょうがないけどさ。
俺とお前、もはや子犬と巨人くらい差が開いてるぞ?
ステータスを、再度しっかりと確認しないと。
何をされたのか、分からないんじゃ面白くない。
――――――
レベル:202
名前:ヨシキ・クラタ
スキル
初級スキル
罠探知レベル:20
冷気耐性レベル:20
格闘レベル:20
中級スキル
貫通耐性レベル:2
切断耐性レベル:1←NEW
炎熱無効レベル:20
電撃無効レベル:20
雷撃耐性レベル:1←NEW
風刃無効レベル:20
冷気無効レベル:15
武術レベル:20
爪術レベル:15
罠回避レベル:20
従魔使役レベル:10
上級スキル
状態異常無効レベル:6(飢餓、毒、窒息、恐怖、威圧、溶解)
痛覚調整
物理攻撃無効レベル:10
4属性吸収レベル:4(炎熱、電撃、風刃、冷気)
クラタ流格闘術:開祖
罠無効レベル:20
特殊スキル
罠操作
従魔召喚
――――――
なるほど……斬撃じゃなくて切断って効果があったのね。
斬撃よりは上なのかな?
あと貫通は、刺突より上か
いやいや、切断も貫通も結果じゃないのか?
もしかして、攻撃にそのスキルを付与することが出来るとか?
あと電撃じゃなくて雷撃だったのか。
そこらへんは中級耐性だから上位の攻撃なのか。
でも良かった……耐性が付くって事は対策が出来るって事だからね?
だったら、勝ち目はある!
「クーン?」
おい! 残念な人を見るような目をするんじゃありません!
俺は新たな強敵を見つけて、いま感動してるんだからな?
――――――
「掛かってこいや!」
「グアッ?」
いや、それはこっちのセリフみたいな顔しないで?
つっても、もはや……
「グアアア!」
「フフフ、いつまでも昔の俺と思うなよ! まあ、お前からしたら初めましてだろうけどな!」
顔面を蹴りつけてそのまま天井まで跳躍すると、天井を思いっきり蹴って勢いをつけた足刀を喉元に叩き込む。
ブチッという鈍い音をさせた牛男が、喉を押さえて苦しみ始める。
「とうとう、打撃でダメ―ジを入れられるレベルまで来たからな」
「グウウ!」
「浸透勁!」
「ガハッ!」
牛男の左耳に右掌をぶつけ、右耳に左膝蹴りをかまして空圧で脳に直接ダメージを入れる。
はい、勁力を流し込むわけじゃありません。
そもそも発勁なんて出来ないしね。
でも、かなりのダメージらしく目からも血が出てる。
『レベルが上がりました』
よしっ! とうとう打撃のみで、第一形態は倒せるようになった。
―――――
「これでも喰らいやがれ!」
「グアアアア!」
右手に持った槍を首に突き刺し、左手のメイスでその槍の柄を叩き付けると喉を貫通する。
そして、ドーンという音とともに背後に倒れ込む牛男。
『レベルが上がりました』
どうにか、第2形態も倒す事が出来た。
頼むからもう起き上がってくるなよ?
暫く様子を見ると牛男の向こうに宝箱が現れるのを確認する。
いや、意外となんとかなるもんでね。
剣と槍を奪って、それで攻撃したらダメージが存外入ったもんだから攻略の糸口を見つけたよ。
お陰で、軽く300回くらいコンテニュー繰り返したら倒せた。
えっ? 軽くないって?
まあ、死ねば死ぬほど強くなるんだから良いんだって。
「あっ、出たな宝箱!」
取りあえずドロップ品が出たので、開けてみる。
「やっぱりか!」
案の定、中から雷を纏った矢が発射されてきたが素手で掴む。
一応これも使えそうなアイテムだし、持って帰るかな?
弓は無いけど。
「おお!……おお?」
盾?
ああ……盾か……
盾……
両手をじっと見る。
狼の爪が出し入れできる籠手を両手に装備。
目の前の盾がせめて円盾だったら……
どう見ても大盾です……ありがとうございます。
明らかに使えそうに無いけど、記念に持って帰るか。
ああ、先に進んだら死ねるかな?
――――――
「知らない狼だ……」
「ガウアッ? アウーン!」
そう呟いたらファングが驚いた表情をして、飛び上がった。
それから慌てた様子でタックルしてきて、頭をお腹にグリグリ押し付けてくる。
ああ、すまん冗談だ。
取りあえず、良く分からんが死んだ。
石化だった。
死んだときのステータス情報を見て初めて知った。
うん、状態異常無効ってなんぞ?
――――――
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名前:ヨシキ・クラタ
――――――
「取りあえず、しばらくはあの化け物と戦ってレベル上げるか?先に進むにもあいつを余裕で倒せるくらいにはなっとかないとな」
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