3 / 6
サーナック誕生編
第2話 恐怖から始まる
しおりを挟む
あのイルカは今どうなっているのだろう、まだ何かがいるかもしれないので確認する事はできないが、ろくな事になっていないだろうと思う。
俺にも起こりうる事だと思うと身体が震えた、今すぐここから逃げ出したかった、しかしそれはできそうにない。
ただの夢であったなら、このあたりで目覚めてもいいとおもう、しかし目覚めなかった。
「なんだよ・・・なんなんだよ・・・」
行き場のない怒りと恐れの感情が支配する。
グキュルルル…
そんな状況でも腹は減ってしまう。
「…何か、何か食べたい」
あんなものを食べなくてもいいはずだ、というかそもそも俺にあの怪物を食らう根性も術もない…ないと思う。
もし本能の赴くままに向かっていたらどうなっていたんだろうか…。
いや、もうさっきの事を考えるのはよそう、どうしようもない事だ。
俺は、別の事を考えて気を紛らわせる。
遺跡を巡って感じたことが、俺の身体の小ささだ。
ここは朽ちているとはいえ、人が作ったような家具や装飾品、壁に描かれた人物像等が残されており、比較してみて、自分の身長がだいたい大人の足の先から膝くらいなのではないかと思う。
まあ小さいとはいえ、こんな醜い怪物が現実で人間と鉢合わせしようものなら阿鼻叫喚間違いなし、俺だってそうするだろう、子供は泣くだろうし大人はすぐに排除したがるだろう。
せめて某国民的ポケットの電気鼠のような見た目だったら、例えモンスターでも躊躇してもらえただろうに。
もしこの夢が何者かに仕組まれているものだとしたら、仕掛け人はきっとサディストだ。
とそこまで考えてふと、あの陽光をあびる海面のような女の事を思い出す。
あいつがそうなのだろうか…?
…
遺跡の中を巡っていると色々な発見がある、怪物に襲われる可能性が無ければ観光気分にもなれただろうが、そんな余裕はない。
それでもこの遺跡内の芸術品に時折目を奪われる、美術館にしかなかったような画廊や、天井に彫られた神だか女神だかのありがたそうな石像、どれもこれも水没して朽ちていなければ相当の価値ある品物だったろうに。
あとあちらこちらに似たような紋章のようなものを見かける、六芒星のようにとげとげしていて、その中心に丸が6つ、まるで身を寄せ合うように集まったマークだ。
この遺跡の所有者の家紋のようなものだろうか?
そもそもこの遺跡はなんなのだろう、獣が引っ掻いたような傷や、甲冑やら剣やらがそこらじゅうに落ちているから、ここで大規模な戦いがあったのではないかって事は想像に難くはないが…。
グキュュルルル…
「…はやいとこ食い物を見つけられないと空腹で死ぬな…」
その後、何度か自分の何十倍もある怪物に見つかりそうになりながらも、瓦礫や狭い穴に逃げ隠れるように色んな所を巡った結果。
「これは…たべれるぞ!!」
蒼く透き通ったゼリーのような実をつける植物がそこにあった、それは俺くらい小さくないと入り込めないような狭い所で群生しているようだった。
ストローの先をゼリーに突き刺し、吸い取るように実を食した。
触感はゼリー、味は桃を水で薄めたような味だった。
「そんなに美味しいもんじゃないけど、贅沢は言えないな…」
のど越し爽やか、少し喉がやけるくらいにひやりとした、炭酸を飲んだ時に近いが、シュワシュワはしていない。
獲物に口の管を突き立て、中身を吸いつくす!
ジュルジュルルル…
時には角度を変えて余すことなく吸いつくす!
ジュッジュジュルル…
その時ふと壁際を見ると自身とその様子を移した姿鏡があった。
獲物に管を突き立て、全身をわたわたさせながらバランスをとりつつゼリーをすする怪物の姿がそこにあった。
なんと気味の悪い生き物だろう、UMAかなにかであってももう少し可愛げがあるものだ。
…とはいえあまり自分を卑下ばかりするものではないと思いなおした、それに現実の自分と比べれば、いくらかこの姿の方が健康かつ快適なのは間違いない、悪い所ばかりではないのだ。
後はそう、生き方の問題だ。
姿かたちや持って生まれた部分はもう変えようがない、ならせめて生き方は自分で納得できるようにしなければ。
「姿は化け物、心は人間…まったく、アニメじゃないんだぞ…。」
食事によってひとり言を呟く余裕はくらいはできたらしい。
一通り腹を満たすと不思議と眠くなった、この悪夢から覚める予兆ならいいが…。
俺はそのゼリーの植物に囲まれながら眠りについた…。
…と思った、しかし俺の意識はそのままで身体は眠ったまま、紫の結晶で全身が包まれていくのが解る。
やがて、完全に結晶に閉じ込められた後、鼓動が大きくなっていくのが解る。
その鼓動は俺に何かを呼びかけるような…不思議な感覚だった、何かを教えてくれるような…
俺は知っている、いやこの身体の本能が知っている、これは成長の過程なんだと。
…
夢をみていた。
正確には「俺の身体が見ている夢」を俺はみている。
この感覚はあの時、イルカの青い血を見て本能で近づいてしまったあの時の感覚。
なんとなくわかる、これはこの怪物の中に流れる血の記憶だ。
産みの親から受け継がれた怪物の思い出、それは凄惨な生存競争の様子だった。
怪物同士の争いであれば、ある程度の駆け引きと互いの実力勝負で拮抗し最後にはどちらかが勝利する
この記憶の中ではぎりぎりのところで勝ち残り続けた様子が見えた。
自身の能力に戦士としての誇りがあった、こんな怪物の精神にそんなものが存在したことに驚く。
俺が思っているよりもこの怪物達は人間らしい感情を持ち合わせているのかもしれない、そう思える内容だった。
しかしその中には人間もいた、恐ろしい殺気を放つ人間達がいた。
人間達はいともたやすく怪物達を屠った、鍛え抜かれた肉体、整った装備、隙を突く事を許さない立ち回り。
文字通り怪物達を蹂躙する様子を、ただ見ている事しかできない己を恥じた。
最後には怪物同士で戦い勝ち取った財産すべてを人間達によって奪われた。
「憎い…人間達が憎い…我が支配する地を蹂躙し、一族の女子供もかまわず殺してまわった」
「あまつさえ、残された魂さえも奪い去る、鎮魂の機会すら奪われ輪廻転生の輪にも加われぬとは」
「人間にそんな権限が…」
その時、鋭い殺意が己に向かっている事に気付いたが遅かった。
怪物を簡単に屠る輝くの矢が瞬いた瞬間、世界は暗転した。
アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!
絶叫をあげる、目蓋の裏側が熱く燃え上がるような痛みを感じた。
「私はお前たちを許さン!生まれ変わっても絶対に…許さんゾオオオ!!ニンゲンドモオオオオオアアア!!!!」
…
幽体離脱したかのように俯瞰の視点で、夢の映像は流れていく。
その光景に畏怖すると共に、怪物も人間と同様に考え生きている事に気付かされる。
この記憶の主は生存競争を勝ち残ったリーダーのような存在であり、戦士のような気高い精神を持っていた
友人も恋人も、家族もいた、人間に対抗して一時休戦し、仲間となったライバルもいた。
それらが一戦のうちに失われ、そしてこの男も、やはりというか、目を撃たれ何もできないうちに殺された。
しかし魂は奪われなかったようだ、それは俺の存在が証明している。
「よくここまで生き残りましたね…」
突然と女の声がした、あの女だ、陽光をあびる海面のようなあの女。
その声にどうしても心が温かくなる、母のようだと安心してしまう。
「サーナック、貴方に祝福を、更なる成長を願っています」
「ま、まってくれ、お前は一体誰なんだ、これは本当に俺の夢なのか?」
女は微笑んだ
「貴方は全て知っている、今はただ生きて…」
言い終わる前に、結晶の崩れる音と共に世界は光に包まれた。
…
私は目覚めなかった、"現実の俺” に戻る事は無かった。
そしてこの夢が夢ではないと確信してしまった。
まるで自分がここに生きている言葉にできない真理を与えられたようにこの世界が身近に感じられる。
「母の言葉を借りれば、思い出したと言うべきか。」
自身が生きている理由、産まれた理由を知った時、人は生まれ変わると聞いたことがある。
「…いや、人ではないな、私は海の魔物の戦士、サーナック…」
「俺は…人間どもを許さない…!」
…
俺にも起こりうる事だと思うと身体が震えた、今すぐここから逃げ出したかった、しかしそれはできそうにない。
ただの夢であったなら、このあたりで目覚めてもいいとおもう、しかし目覚めなかった。
「なんだよ・・・なんなんだよ・・・」
行き場のない怒りと恐れの感情が支配する。
グキュルルル…
そんな状況でも腹は減ってしまう。
「…何か、何か食べたい」
あんなものを食べなくてもいいはずだ、というかそもそも俺にあの怪物を食らう根性も術もない…ないと思う。
もし本能の赴くままに向かっていたらどうなっていたんだろうか…。
いや、もうさっきの事を考えるのはよそう、どうしようもない事だ。
俺は、別の事を考えて気を紛らわせる。
遺跡を巡って感じたことが、俺の身体の小ささだ。
ここは朽ちているとはいえ、人が作ったような家具や装飾品、壁に描かれた人物像等が残されており、比較してみて、自分の身長がだいたい大人の足の先から膝くらいなのではないかと思う。
まあ小さいとはいえ、こんな醜い怪物が現実で人間と鉢合わせしようものなら阿鼻叫喚間違いなし、俺だってそうするだろう、子供は泣くだろうし大人はすぐに排除したがるだろう。
せめて某国民的ポケットの電気鼠のような見た目だったら、例えモンスターでも躊躇してもらえただろうに。
もしこの夢が何者かに仕組まれているものだとしたら、仕掛け人はきっとサディストだ。
とそこまで考えてふと、あの陽光をあびる海面のような女の事を思い出す。
あいつがそうなのだろうか…?
…
遺跡の中を巡っていると色々な発見がある、怪物に襲われる可能性が無ければ観光気分にもなれただろうが、そんな余裕はない。
それでもこの遺跡内の芸術品に時折目を奪われる、美術館にしかなかったような画廊や、天井に彫られた神だか女神だかのありがたそうな石像、どれもこれも水没して朽ちていなければ相当の価値ある品物だったろうに。
あとあちらこちらに似たような紋章のようなものを見かける、六芒星のようにとげとげしていて、その中心に丸が6つ、まるで身を寄せ合うように集まったマークだ。
この遺跡の所有者の家紋のようなものだろうか?
そもそもこの遺跡はなんなのだろう、獣が引っ掻いたような傷や、甲冑やら剣やらがそこらじゅうに落ちているから、ここで大規模な戦いがあったのではないかって事は想像に難くはないが…。
グキュュルルル…
「…はやいとこ食い物を見つけられないと空腹で死ぬな…」
その後、何度か自分の何十倍もある怪物に見つかりそうになりながらも、瓦礫や狭い穴に逃げ隠れるように色んな所を巡った結果。
「これは…たべれるぞ!!」
蒼く透き通ったゼリーのような実をつける植物がそこにあった、それは俺くらい小さくないと入り込めないような狭い所で群生しているようだった。
ストローの先をゼリーに突き刺し、吸い取るように実を食した。
触感はゼリー、味は桃を水で薄めたような味だった。
「そんなに美味しいもんじゃないけど、贅沢は言えないな…」
のど越し爽やか、少し喉がやけるくらいにひやりとした、炭酸を飲んだ時に近いが、シュワシュワはしていない。
獲物に口の管を突き立て、中身を吸いつくす!
ジュルジュルルル…
時には角度を変えて余すことなく吸いつくす!
ジュッジュジュルル…
その時ふと壁際を見ると自身とその様子を移した姿鏡があった。
獲物に管を突き立て、全身をわたわたさせながらバランスをとりつつゼリーをすする怪物の姿がそこにあった。
なんと気味の悪い生き物だろう、UMAかなにかであってももう少し可愛げがあるものだ。
…とはいえあまり自分を卑下ばかりするものではないと思いなおした、それに現実の自分と比べれば、いくらかこの姿の方が健康かつ快適なのは間違いない、悪い所ばかりではないのだ。
後はそう、生き方の問題だ。
姿かたちや持って生まれた部分はもう変えようがない、ならせめて生き方は自分で納得できるようにしなければ。
「姿は化け物、心は人間…まったく、アニメじゃないんだぞ…。」
食事によってひとり言を呟く余裕はくらいはできたらしい。
一通り腹を満たすと不思議と眠くなった、この悪夢から覚める予兆ならいいが…。
俺はそのゼリーの植物に囲まれながら眠りについた…。
…と思った、しかし俺の意識はそのままで身体は眠ったまま、紫の結晶で全身が包まれていくのが解る。
やがて、完全に結晶に閉じ込められた後、鼓動が大きくなっていくのが解る。
その鼓動は俺に何かを呼びかけるような…不思議な感覚だった、何かを教えてくれるような…
俺は知っている、いやこの身体の本能が知っている、これは成長の過程なんだと。
…
夢をみていた。
正確には「俺の身体が見ている夢」を俺はみている。
この感覚はあの時、イルカの青い血を見て本能で近づいてしまったあの時の感覚。
なんとなくわかる、これはこの怪物の中に流れる血の記憶だ。
産みの親から受け継がれた怪物の思い出、それは凄惨な生存競争の様子だった。
怪物同士の争いであれば、ある程度の駆け引きと互いの実力勝負で拮抗し最後にはどちらかが勝利する
この記憶の中ではぎりぎりのところで勝ち残り続けた様子が見えた。
自身の能力に戦士としての誇りがあった、こんな怪物の精神にそんなものが存在したことに驚く。
俺が思っているよりもこの怪物達は人間らしい感情を持ち合わせているのかもしれない、そう思える内容だった。
しかしその中には人間もいた、恐ろしい殺気を放つ人間達がいた。
人間達はいともたやすく怪物達を屠った、鍛え抜かれた肉体、整った装備、隙を突く事を許さない立ち回り。
文字通り怪物達を蹂躙する様子を、ただ見ている事しかできない己を恥じた。
最後には怪物同士で戦い勝ち取った財産すべてを人間達によって奪われた。
「憎い…人間達が憎い…我が支配する地を蹂躙し、一族の女子供もかまわず殺してまわった」
「あまつさえ、残された魂さえも奪い去る、鎮魂の機会すら奪われ輪廻転生の輪にも加われぬとは」
「人間にそんな権限が…」
その時、鋭い殺意が己に向かっている事に気付いたが遅かった。
怪物を簡単に屠る輝くの矢が瞬いた瞬間、世界は暗転した。
アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!
絶叫をあげる、目蓋の裏側が熱く燃え上がるような痛みを感じた。
「私はお前たちを許さン!生まれ変わっても絶対に…許さんゾオオオ!!ニンゲンドモオオオオオアアア!!!!」
…
幽体離脱したかのように俯瞰の視点で、夢の映像は流れていく。
その光景に畏怖すると共に、怪物も人間と同様に考え生きている事に気付かされる。
この記憶の主は生存競争を勝ち残ったリーダーのような存在であり、戦士のような気高い精神を持っていた
友人も恋人も、家族もいた、人間に対抗して一時休戦し、仲間となったライバルもいた。
それらが一戦のうちに失われ、そしてこの男も、やはりというか、目を撃たれ何もできないうちに殺された。
しかし魂は奪われなかったようだ、それは俺の存在が証明している。
「よくここまで生き残りましたね…」
突然と女の声がした、あの女だ、陽光をあびる海面のようなあの女。
その声にどうしても心が温かくなる、母のようだと安心してしまう。
「サーナック、貴方に祝福を、更なる成長を願っています」
「ま、まってくれ、お前は一体誰なんだ、これは本当に俺の夢なのか?」
女は微笑んだ
「貴方は全て知っている、今はただ生きて…」
言い終わる前に、結晶の崩れる音と共に世界は光に包まれた。
…
私は目覚めなかった、"現実の俺” に戻る事は無かった。
そしてこの夢が夢ではないと確信してしまった。
まるで自分がここに生きている言葉にできない真理を与えられたようにこの世界が身近に感じられる。
「母の言葉を借りれば、思い出したと言うべきか。」
自身が生きている理由、産まれた理由を知った時、人は生まれ変わると聞いたことがある。
「…いや、人ではないな、私は海の魔物の戦士、サーナック…」
「俺は…人間どもを許さない…!」
…
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
淫らなお姫様とイケメン騎士達のエロスな夜伽物語
瀬能なつ
恋愛
17才になった皇女サーシャは、国のしきたりに従い、6人の騎士たちを従えて、遥か彼方の霊峰へと旅立ちます。
長い道中、姫を警護する騎士たちの体力を回復する方法は、ズバリ、キスとH!
途中、魔物に襲われたり、姫の寵愛を競い合う騎士たちの様々な恋の駆け引きもあったりと、お姫様の旅はなかなか困難なのです?!
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
転生TS少女妖精姫クララちゃん
天野外留
ファンタジー
タバコを吸いにパチ屋から出ると、異世界でクララ・ベル・ナイト・フォース(推定一才)として生まれ変わっていた。
恵まれた環境でもう一度やり直す機会を得たクララは、今度こそ自分の幸せを見つけられるのか?
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハー異世界ラブコメ〜
ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉
転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!?
のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました……
イケメン山盛りの逆ハーです
前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります
小説家になろう、カクヨムに転載しています
【R18】幼馴染の男3人にノリで乳首当てゲームされて思わず感じてしまい、次々と告白されて予想外の展開に…【短縮版】
うすい
恋愛
【ストーリー】
幼馴染の男3人と久しぶりに飲みに集まったななか。自分だけ異性であることを意識しないくらい仲がよく、久しぶりに4人で集まれたことを嬉しく思っていた。
そんな中、幼馴染のうちの1人が乳首当てゲームにハマっていると言い出し、ななか以外の3人が実際にゲームをして盛り上がる。
3人のやり取りを微笑ましく眺めるななかだったが、自分も参加させられ、思わず感じてしまい―――。
さらにその後、幼馴染たちから次々と衝撃の事実を伝えられ、事態は思わぬ方向に発展していく。
【登場人物】
・ななか
広告マーケターとして働く新社会人。純粋で素直だが流されやすい。大学時代に一度だけ彼氏がいたが、身体の相性が微妙で別れた。
・かつや
不動産の営業マンとして働く新社会人。社交的な性格で男女問わず友達が多い。ななかと同じ大学出身。
・よしひこ
飲食店経営者。クールで口数が少ない。頭も顔も要領もいいため学生時代はモテた。短期留学経験者。
・しんじ
工場勤務の社会人。控えめな性格だがしっかり者。みんなよりも社会人歴が長い。最近同棲中の彼女と別れた。
【注意】
※一度全作品を削除されてしまったため、本番シーンはカットしての投稿となります。
そのため読みにくい点や把握しにくい点が多いかと思いますがご了承ください。
フルバージョンはpixivやFantiaで配信させていただいております。
※男数人で女を取り合うなど、くっさい乙女ゲーム感満載です。
※フィクションとしてお楽しみいただきますようお願い申し上げます。
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
神に愛された子
鈴木 カタル
ファンタジー
日本で善行を重ねた老人は、その生を終え、異世界のとある国王の孫・リーンオルゴットとして転生した。
家族に愛情を注がれて育った彼は、ある日、自分に『神に愛された子』という称号が付与されている事に気付く。一時はそれを忘れて過ごしていたものの、次第に自分の能力の異常性が明らかになる。
常人を遥かに凌ぐ魔力に、植物との会話……それらはやはり称号が原因だった!
平穏な日常を望むリーンオルゴットだったが、ある夜、伝説の聖獣に呼び出され人生が一変する――!
感想欄にネタバレ補正はしてません。閲覧は御自身で判断して下さいませ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる