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第九章 とわに君のそばにいたい
② 運命の別れ
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その夜更け、ユウナギは女王の部屋に来ていた。
「私は絶対に生きて帰ってきます。安心してください」
女王の面前に座する彼女は深々と頭を下げた。彼女にはこの機にかこつけて、改めて母に伝えたい言葉があった。
「ただ万が一にでも、人の運命とは分からないものだから、一言だけ言わせてください」
女王はいつものように、穏やかな微笑みをたたえている。
「実母を亡くし天涯孤独となった私に、御母様と呼ばせてくださって、ありがとうございました」
「母親らしいことは何もしていませんよ」
「そんな……舞いを教えてくださったし、それに、この女王の住処にいるだけで、私はいつも守られていると思います」
「私がそなたを生んだわけではないけれど、私たちには同じ血が流れています。神に愛された血が……」
改めて言葉にされ、ユウナギは目頭が熱くなった。
「私を見つけてくださって、ありがとうございました」
「一言では終わりませんね」
「御母様とは、ほんとは話したい事が山ほどあるんです。でもそれはまたにします。私は必ず生きて帰るので!」
翌朝に備え彼女は、まもなく自室に戻った。
ここは戦場。国の東南を出てすぐの平野だ。ユウナギは本営のいちばん奥に座らされている。
いや、座らされていた。今は立ち上がっている。軽く足を広げ背筋を伸ばし、そして両手をめいっぱい掲げた彼女が、その手に持つものは。
「ユウナギ様。何を広げて、見せつけておられるのですか?」
見れば分かるのだが、隣の軍事官長はあえて尋ねた。
「あ、王女の証です。女王から発行された」
先日あの館で使用した王女の証明書を、伸ばした両手で掲げている彼女であった。
「軍隊のみんな、私のこと知らない人も多いと思って。自己紹介ということで!」
「心配御無用です。あなた様が真の王女であると、ここにいる者全員に知らしめてあります」
「そう?」
ユウナギは安心してその文書を細く畳み、髪の結び目に被せて結んだ。
軍事官長に緊張感をもって尋ねる。
「戦は始まっているの?」
「始まってはいますが、まだ睨み合いの状況です。幕が上がればそう時もたたず、決着は付きます。しかしこの睨み合いが長い」
「そうなの……」
「訓練された兵ですら、戦場では恐怖に耐えかね逃げ出すのもありふれた事。両軍からそういった者が離脱しきって合戦は始まる。さて、そろそろでしょうかね」
すると遠くの方から続々と雄たけびが聞こえてくる。幕が切って落とされたことはユウナギにも分かった。そんな中、奥でただ祈っているだけの己に肩を落とす。今までの鍛錬は何だったのだろうと。せめて声を張り上げようにも、とても表までは届かない。
それから2刻もたたない頃、前線からの、兵士の通達が届いた。
官長は誇らしげに言う。
「大体片が付いたようです。我々の勝利だ。こちらも負傷者は多いものの、現状死者は確認されていない。これもあなた様の、神の加護の賜物ですぞ」
「私は何もしてないわ……」
「あなた様はそこにおわすだけで。勝利の女神だ」
気鬱になっているのだろうか、ユウナギは今そのようなことを言われても、次の戦では我が身が、ここにいるみなが滅びると、思い出してしまう。
この戦が始まる前、決して場は見ない方がいいと言われ、また兵らより目に入らないよう徹底されている彼女は、そこで彼に申し出た。
「戦はほぼ終わっているのでしょ。私、合戦の有り様というものを、一瞬でもこの目で見ておきたい。少しだけ、前に出ることを許して」
官長は考えた。兄、丞相であるならそのようなことは絶対に許さないだろう。争いが確実に終わり、すべての敵兵が去ったのを確信した後、万全な手立てで王女をこの場から退かせるだろう。
しかし彼は、王女自ら見たいと言っているものを断る道理はないのではないか、と考える性分だ。この国はかつてこういった戦の末に成り立った。流れた血の重みを、王となる者が知らずにいるよりはと。
彼はもう一度、戦の状況を念入りに確認した。どうやら終わったと言って差し支えないようだ。
「僅かの間だけです。必ず私の後ろにおいでください」
ユウナギが立ち上がり歩み始めた時、本営内前衛の兵士たちがひどくざわめいた。官長も何事かと訝しむと、ちょうどそちらの方から兵が通達にやってきた。
その内容は、巫女衣装をまとう女王が丞相を携え、壮麗な黒馬に跨り、ここへ駆けてきたということだ。
「御母様が……!?」
それを耳にしたユウナギは脇目も振らず表に出ていった。陣営の前衛を出たら、ちょうど母が軽やかに馬から飛び降り、自分の元へと走り寄る。
「どうしてここへ……」
と彼女が聞くや否や、女王は彼女を真っ向から抱きしめた。母の抱擁は温かいものなのに、ユウナギの心は不安で急激に冷えゆくのだった。
そこに、近くに倒れていた、死んだと思われていた敵兵の撃ち放った矢が飛んできた。兵士らの驚愕の叫び声が続々と上がる。ユウナギの視界には、矢の羽しか存在しない。
「なん、で……」
母に正面から覆われた彼女は、その場で膝から崩れ落ちる。が、すぐに意識を取り戻し、力を失いつつある母を両手で強く抱きしめ、声を上げた。
「誰か、医師を……誰か!! 誰か……」
血の臭いにむせ返る戦場で、その身を切り刻まれたかのような悲鳴が響き渡る。
「助けて──────!!!」
母にはすべて視えていた。母を庇うつもりで戦場に向かうという娘を受容して。
娘がどこにいても矢の飛んでくることも、それを自らが庇い死ぬことも、運命をすべて予知して。
────国と私、両方を生かす道を……。
女王の遺体は中央でもっとも空気の冷たい地下の洞穴に安置され、ユウナギはその傍らで涙を流し続けた。どうして気付けなかったのだろう、どうすれば良かったのだろう、とそればかり。丞相を一度責めた、どうして母を戦場に出したのかと。すると彼も大粒の涙を流しながら、「神が女王に憑依していた。ただの人である私が、どうして神に抗えようか」と悔いるのだった。誰よりも母の近くにいたのは彼なのだ、これ以上何が言えよう。
戦場から引き上げるにも日を要したので、早く埋葬せねばならない。その前にいち早く即位の礼を行うと、ユウナギはこの日トバリから伝えられる。
「両方の儀を明日執り行うことになりました。この度はこういう事情ですので、即位式は最低限のものとなります。今夜は必ず寝てくださいね」
涙も枯れ果てた頃、彼に付き添われ自室に戻る。それからは久しぶりに、深い眠りへと沈んでいったのだった。
朝早いうちから、ユウナギは侍女らの手により特別な巫女装束に着せ替えられ、化粧も念入りに施された。そこにトバリがやってくる。
「非常に美しい。まるで天女だ」
「兄様」
彼は綺麗に着飾られても肩を落としたままの、ユウナギの手を取った。
「世辞はやめて」
「世辞ではないですよ」
「じゃあ、馬子にも衣装?」
「とんでもない。そうだ、あなたはもう16なのですね。強く美しい、大人の女性だ」
彼に見つめられ、彼女の虚ろな瞳に光が差した。
ユウナギは彼に連れられ、式堂手前の控えの間へ。そこで丞相に彼女を引き渡したトバリは、堂の中へ入って行った。
丞相は彼女に言い聞かせる。即位礼が始まり、女王は神に祝詞を奏上する。そして丞相の手より戴冠する。後はみなに顔を見せれば、参列者が各々女王の即位を寿ぐ。その喝采を浴びたら退場して良いと。
ユウナギは無言で頷き、丞相と共に式堂へと向かうのだった。
「私は絶対に生きて帰ってきます。安心してください」
女王の面前に座する彼女は深々と頭を下げた。彼女にはこの機にかこつけて、改めて母に伝えたい言葉があった。
「ただ万が一にでも、人の運命とは分からないものだから、一言だけ言わせてください」
女王はいつものように、穏やかな微笑みをたたえている。
「実母を亡くし天涯孤独となった私に、御母様と呼ばせてくださって、ありがとうございました」
「母親らしいことは何もしていませんよ」
「そんな……舞いを教えてくださったし、それに、この女王の住処にいるだけで、私はいつも守られていると思います」
「私がそなたを生んだわけではないけれど、私たちには同じ血が流れています。神に愛された血が……」
改めて言葉にされ、ユウナギは目頭が熱くなった。
「私を見つけてくださって、ありがとうございました」
「一言では終わりませんね」
「御母様とは、ほんとは話したい事が山ほどあるんです。でもそれはまたにします。私は必ず生きて帰るので!」
翌朝に備え彼女は、まもなく自室に戻った。
ここは戦場。国の東南を出てすぐの平野だ。ユウナギは本営のいちばん奥に座らされている。
いや、座らされていた。今は立ち上がっている。軽く足を広げ背筋を伸ばし、そして両手をめいっぱい掲げた彼女が、その手に持つものは。
「ユウナギ様。何を広げて、見せつけておられるのですか?」
見れば分かるのだが、隣の軍事官長はあえて尋ねた。
「あ、王女の証です。女王から発行された」
先日あの館で使用した王女の証明書を、伸ばした両手で掲げている彼女であった。
「軍隊のみんな、私のこと知らない人も多いと思って。自己紹介ということで!」
「心配御無用です。あなた様が真の王女であると、ここにいる者全員に知らしめてあります」
「そう?」
ユウナギは安心してその文書を細く畳み、髪の結び目に被せて結んだ。
軍事官長に緊張感をもって尋ねる。
「戦は始まっているの?」
「始まってはいますが、まだ睨み合いの状況です。幕が上がればそう時もたたず、決着は付きます。しかしこの睨み合いが長い」
「そうなの……」
「訓練された兵ですら、戦場では恐怖に耐えかね逃げ出すのもありふれた事。両軍からそういった者が離脱しきって合戦は始まる。さて、そろそろでしょうかね」
すると遠くの方から続々と雄たけびが聞こえてくる。幕が切って落とされたことはユウナギにも分かった。そんな中、奥でただ祈っているだけの己に肩を落とす。今までの鍛錬は何だったのだろうと。せめて声を張り上げようにも、とても表までは届かない。
それから2刻もたたない頃、前線からの、兵士の通達が届いた。
官長は誇らしげに言う。
「大体片が付いたようです。我々の勝利だ。こちらも負傷者は多いものの、現状死者は確認されていない。これもあなた様の、神の加護の賜物ですぞ」
「私は何もしてないわ……」
「あなた様はそこにおわすだけで。勝利の女神だ」
気鬱になっているのだろうか、ユウナギは今そのようなことを言われても、次の戦では我が身が、ここにいるみなが滅びると、思い出してしまう。
この戦が始まる前、決して場は見ない方がいいと言われ、また兵らより目に入らないよう徹底されている彼女は、そこで彼に申し出た。
「戦はほぼ終わっているのでしょ。私、合戦の有り様というものを、一瞬でもこの目で見ておきたい。少しだけ、前に出ることを許して」
官長は考えた。兄、丞相であるならそのようなことは絶対に許さないだろう。争いが確実に終わり、すべての敵兵が去ったのを確信した後、万全な手立てで王女をこの場から退かせるだろう。
しかし彼は、王女自ら見たいと言っているものを断る道理はないのではないか、と考える性分だ。この国はかつてこういった戦の末に成り立った。流れた血の重みを、王となる者が知らずにいるよりはと。
彼はもう一度、戦の状況を念入りに確認した。どうやら終わったと言って差し支えないようだ。
「僅かの間だけです。必ず私の後ろにおいでください」
ユウナギが立ち上がり歩み始めた時、本営内前衛の兵士たちがひどくざわめいた。官長も何事かと訝しむと、ちょうどそちらの方から兵が通達にやってきた。
その内容は、巫女衣装をまとう女王が丞相を携え、壮麗な黒馬に跨り、ここへ駆けてきたということだ。
「御母様が……!?」
それを耳にしたユウナギは脇目も振らず表に出ていった。陣営の前衛を出たら、ちょうど母が軽やかに馬から飛び降り、自分の元へと走り寄る。
「どうしてここへ……」
と彼女が聞くや否や、女王は彼女を真っ向から抱きしめた。母の抱擁は温かいものなのに、ユウナギの心は不安で急激に冷えゆくのだった。
そこに、近くに倒れていた、死んだと思われていた敵兵の撃ち放った矢が飛んできた。兵士らの驚愕の叫び声が続々と上がる。ユウナギの視界には、矢の羽しか存在しない。
「なん、で……」
母に正面から覆われた彼女は、その場で膝から崩れ落ちる。が、すぐに意識を取り戻し、力を失いつつある母を両手で強く抱きしめ、声を上げた。
「誰か、医師を……誰か!! 誰か……」
血の臭いにむせ返る戦場で、その身を切り刻まれたかのような悲鳴が響き渡る。
「助けて──────!!!」
母にはすべて視えていた。母を庇うつもりで戦場に向かうという娘を受容して。
娘がどこにいても矢の飛んでくることも、それを自らが庇い死ぬことも、運命をすべて予知して。
────国と私、両方を生かす道を……。
女王の遺体は中央でもっとも空気の冷たい地下の洞穴に安置され、ユウナギはその傍らで涙を流し続けた。どうして気付けなかったのだろう、どうすれば良かったのだろう、とそればかり。丞相を一度責めた、どうして母を戦場に出したのかと。すると彼も大粒の涙を流しながら、「神が女王に憑依していた。ただの人である私が、どうして神に抗えようか」と悔いるのだった。誰よりも母の近くにいたのは彼なのだ、これ以上何が言えよう。
戦場から引き上げるにも日を要したので、早く埋葬せねばならない。その前にいち早く即位の礼を行うと、ユウナギはこの日トバリから伝えられる。
「両方の儀を明日執り行うことになりました。この度はこういう事情ですので、即位式は最低限のものとなります。今夜は必ず寝てくださいね」
涙も枯れ果てた頃、彼に付き添われ自室に戻る。それからは久しぶりに、深い眠りへと沈んでいったのだった。
朝早いうちから、ユウナギは侍女らの手により特別な巫女装束に着せ替えられ、化粧も念入りに施された。そこにトバリがやってくる。
「非常に美しい。まるで天女だ」
「兄様」
彼は綺麗に着飾られても肩を落としたままの、ユウナギの手を取った。
「世辞はやめて」
「世辞ではないですよ」
「じゃあ、馬子にも衣装?」
「とんでもない。そうだ、あなたはもう16なのですね。強く美しい、大人の女性だ」
彼に見つめられ、彼女の虚ろな瞳に光が差した。
ユウナギは彼に連れられ、式堂手前の控えの間へ。そこで丞相に彼女を引き渡したトバリは、堂の中へ入って行った。
丞相は彼女に言い聞かせる。即位礼が始まり、女王は神に祝詞を奏上する。そして丞相の手より戴冠する。後はみなに顔を見せれば、参列者が各々女王の即位を寿ぐ。その喝采を浴びたら退場して良いと。
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