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第4章《旅立ち~獣人国ガルヴィオ》編
第165話 飛行艇乗り場へ
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宿へと戻ると、部屋へ入ろうとした瞬間、オキが部屋から顔を出した。
「よ、なんかあったのか? 遅かったな」
部屋へと戻ろうとしていた私たちは顔見合わせ笑った。私の前世からの話をずっと一から説明していたため、かなりの長い時間が過ぎていたようだ。
「珍しいわね、私たちのこと心配してくれてたの?」
オキが私たちを心配するとは意外だ、とからかうように言うと、オキはムッとした。
「失礼だな、俺だって一応仲間と認識すれば心配くらいはする。ま、今まで誰かと行動を共にしたことなんて一度もないがな」
そう言いながらヘラッと笑う。
「オキって今まで誰とも組んだことないの?」
「ないな」
「家族は?」
何気なく聞いてみた。あまりにオキのことを何も知らない。だからつい踏み込んだことを聞いてしまった。
「家族……は、いないな」
意外とすんなりと答えたオキ。
「家族は? 家族以外の誰かがいるってこと?」
「ハハ、そんなに俺に興味ある?」
ニヤッとしながら顔を覗き込まれ、後ろに後退るとルギニアスが手刀を振り下ろした。しかし、今回は予想していたのか、オキは素早く後ろに飛び退いた。
「そんな簡単に何度もやられると思うなよ?」
ワハハと笑いながら部屋へと戻ろうとするオキ。
「もう遅いし、早く寝ろー。こんなところで長話をしていたら迷惑だろうが」
そうやってひらひらと手を振り、部屋へと戻ってしまった。確かにここは宿の廊下。しかも夜。話し声はそれなりに響き渡る。まさかオキにそんな常識的な注意をされるとは、と私たちは苦笑した。
ディノとイーザンとも「おやすみ」と別れ、私とリラーナは共に部屋へと入った。ルギニアスは再び小さくなり、私のベッドの枕元で眠る。
結局オキにはなにやらはぐらかされてしまったわね。やっぱりよく分からない人。
翌朝、ヴァドの案内で朝食を食べ終わると、王都方面へ移動するため飛行艇の乗り場へと向かった。
ザビーグの街並みを眺めながら、少し小高くなった場所を目指す。街の外れにある乗り場。歩くうちに次第に店が減って行き、賑やかさもなくなってくると、開けた場所に出る。周りは草原が広がり、しかし、離着陸するための場所だろうか、草原の真ん中に整地された地面が現れ、そこには草などは生えていなかった。
「飛行艇って水陸両用なのよね? 海から飛び立つんじゃないんだ」
リラーナがヴァドに聞く。確かに水の上から飛び立つのかと思っていたら、陸だった。
「あー、水陸両用だからといっても、毎回水辺から離着陸するわけじゃない」
そう言いながら笑う。
「ザビーグでは陸で離着陸だな。王都へ行くまでに一度ゼスドルという街に降りるが、そこは水辺での離着水だ」
「へぇぇ」
「王都に一足飛びには行けないのね」
歩きながらヴァドに質問が続く。目の前の平原には遠目に何台かの飛行艇が見えた。
「王都までは距離があるからな。長距離移動するにはかなりの魔力が必要となる。王都までの距離を飛べるほどの魔力持ちはいない。だから途中のゼスドルって街で一度降りて、違う飛行艇に乗り換える」
「同じ飛行艇は使えないの?」
「うーん、使えないことはないが、やはり操縦する者を統一しているほうが安定するんだよな」
「安定……」
使用する者が統一されているほうが安定する、という言葉を聞いて、温泉の棚の鍵を思い出す。あれは個人の魔力を判別しているようだった。ということは、飛行艇の魔石を扱うにも個人の魔力を判別していて、同じ人間が扱うほうが安定する、ということかしら。
色々考え込みながら歩いていると、ルギニアスにビシッと頭を叩かれた。
「ちゃんと前を見て歩け」
立ち止まったヴァドの背中に思わず激突しそうになり、ルギニアスに首根っこを掴まれ引き戻される。
「ル、ルギニアス……有難いんだけど、首絞まる……」
ぐえっとなりながら声を出す。ルギニアスはパッと手を放すとフンと横を向いた。
「さて、着いたぞー」
ヴァドの前には数台の飛行艇が並び、その背後には一階建ての建物が見えた。そのなかから操縦者だろうか、一人の獣人男性が出てきた。
「さっきも言った通り、まずはゼスドルって街を目指す」
ニッと笑ったヴァドは、その獣人の傍へと歩いて行った。
「やあ、ヴァドさんじゃないか。王都へ戻るのかい?」
尖った白い毛並みの耳に、白いふっさふさの尻尾。もふもふしたい……とか考えてしまう……。
ヴァドと親し気に話すその獣人はこちらにちらりと視線を向けた。
「珍しい、人間の客か。アシェルーダから来たのか?」
「あぁ。こいつらと王都を目指しているんだ」
「へぇ、ヴァドさん、相変わらずあれこれなんか変なことしてるよなぁ」
そう言いながら笑う獣人。
「変なことって失礼だな。俺は楽しいことしかしない」
「アッハッハ、それは間違いないね」
和気あいあいと楽しそうに笑う二人は、ひとしきり挨拶を交わすと私たちに振り向いた。
「よし、じゃあゼスドルへ向かいますか!」
白耳の獣人はニッと笑った。
「よ、なんかあったのか? 遅かったな」
部屋へと戻ろうとしていた私たちは顔見合わせ笑った。私の前世からの話をずっと一から説明していたため、かなりの長い時間が過ぎていたようだ。
「珍しいわね、私たちのこと心配してくれてたの?」
オキが私たちを心配するとは意外だ、とからかうように言うと、オキはムッとした。
「失礼だな、俺だって一応仲間と認識すれば心配くらいはする。ま、今まで誰かと行動を共にしたことなんて一度もないがな」
そう言いながらヘラッと笑う。
「オキって今まで誰とも組んだことないの?」
「ないな」
「家族は?」
何気なく聞いてみた。あまりにオキのことを何も知らない。だからつい踏み込んだことを聞いてしまった。
「家族……は、いないな」
意外とすんなりと答えたオキ。
「家族は? 家族以外の誰かがいるってこと?」
「ハハ、そんなに俺に興味ある?」
ニヤッとしながら顔を覗き込まれ、後ろに後退るとルギニアスが手刀を振り下ろした。しかし、今回は予想していたのか、オキは素早く後ろに飛び退いた。
「そんな簡単に何度もやられると思うなよ?」
ワハハと笑いながら部屋へと戻ろうとするオキ。
「もう遅いし、早く寝ろー。こんなところで長話をしていたら迷惑だろうが」
そうやってひらひらと手を振り、部屋へと戻ってしまった。確かにここは宿の廊下。しかも夜。話し声はそれなりに響き渡る。まさかオキにそんな常識的な注意をされるとは、と私たちは苦笑した。
ディノとイーザンとも「おやすみ」と別れ、私とリラーナは共に部屋へと入った。ルギニアスは再び小さくなり、私のベッドの枕元で眠る。
結局オキにはなにやらはぐらかされてしまったわね。やっぱりよく分からない人。
翌朝、ヴァドの案内で朝食を食べ終わると、王都方面へ移動するため飛行艇の乗り場へと向かった。
ザビーグの街並みを眺めながら、少し小高くなった場所を目指す。街の外れにある乗り場。歩くうちに次第に店が減って行き、賑やかさもなくなってくると、開けた場所に出る。周りは草原が広がり、しかし、離着陸するための場所だろうか、草原の真ん中に整地された地面が現れ、そこには草などは生えていなかった。
「飛行艇って水陸両用なのよね? 海から飛び立つんじゃないんだ」
リラーナがヴァドに聞く。確かに水の上から飛び立つのかと思っていたら、陸だった。
「あー、水陸両用だからといっても、毎回水辺から離着陸するわけじゃない」
そう言いながら笑う。
「ザビーグでは陸で離着陸だな。王都へ行くまでに一度ゼスドルという街に降りるが、そこは水辺での離着水だ」
「へぇぇ」
「王都に一足飛びには行けないのね」
歩きながらヴァドに質問が続く。目の前の平原には遠目に何台かの飛行艇が見えた。
「王都までは距離があるからな。長距離移動するにはかなりの魔力が必要となる。王都までの距離を飛べるほどの魔力持ちはいない。だから途中のゼスドルって街で一度降りて、違う飛行艇に乗り換える」
「同じ飛行艇は使えないの?」
「うーん、使えないことはないが、やはり操縦する者を統一しているほうが安定するんだよな」
「安定……」
使用する者が統一されているほうが安定する、という言葉を聞いて、温泉の棚の鍵を思い出す。あれは個人の魔力を判別しているようだった。ということは、飛行艇の魔石を扱うにも個人の魔力を判別していて、同じ人間が扱うほうが安定する、ということかしら。
色々考え込みながら歩いていると、ルギニアスにビシッと頭を叩かれた。
「ちゃんと前を見て歩け」
立ち止まったヴァドの背中に思わず激突しそうになり、ルギニアスに首根っこを掴まれ引き戻される。
「ル、ルギニアス……有難いんだけど、首絞まる……」
ぐえっとなりながら声を出す。ルギニアスはパッと手を放すとフンと横を向いた。
「さて、着いたぞー」
ヴァドの前には数台の飛行艇が並び、その背後には一階建ての建物が見えた。そのなかから操縦者だろうか、一人の獣人男性が出てきた。
「さっきも言った通り、まずはゼスドルって街を目指す」
ニッと笑ったヴァドは、その獣人の傍へと歩いて行った。
「やあ、ヴァドさんじゃないか。王都へ戻るのかい?」
尖った白い毛並みの耳に、白いふっさふさの尻尾。もふもふしたい……とか考えてしまう……。
ヴァドと親し気に話すその獣人はこちらにちらりと視線を向けた。
「珍しい、人間の客か。アシェルーダから来たのか?」
「あぁ。こいつらと王都を目指しているんだ」
「へぇ、ヴァドさん、相変わらずあれこれなんか変なことしてるよなぁ」
そう言いながら笑う獣人。
「変なことって失礼だな。俺は楽しいことしかしない」
「アッハッハ、それは間違いないね」
和気あいあいと楽しそうに笑う二人は、ひとしきり挨拶を交わすと私たちに振り向いた。
「よし、じゃあゼスドルへ向かいますか!」
白耳の獣人はニッと笑った。
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