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第3章
8.電気止め刺し
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「では、スターリングを処刑するにゃ」
「にゃ、にゃんじろう。ど、どうやってにゃ」
「さっき、言ったにゃあ。電気を流すって」
二人の会話を聞いて、アライグマのスターリングが慌てている。
「な、何を言っているライ。こ、殺すとか冗談だよな」
「冗談? 魚屋のニャン太を殺したのはお前らだにゃ」
「俺じゃない、やったのは荒井だライ」
「なんでニャン太を殺したにゃ」
「荒井が、猫の肉がいるとか言っていたライ」
さて、アライグマの荒井が、何故、猫の肉が必要なのだろうか。
「うーん」
「助けてくれよ。俺じゃないんだから」
にゃんじろうは、ひとつ頷いたがニヤリと笑った。
「突如、アライグマの肉が欲しくなったにゃ」と、にゃんじろうは言うと、長い棒を取り出した。
「これが電気止め刺しだにゃ」
にゃんじろうが取り出したのは、一本槍型の電気止め刺しだ!
二本槍の電気止め刺しとは、何が、違うのだろうか?
二本槍は、二本とも獲物に刺すのに対し、一本槍はアースを鉄の棒などにクリップで挟んで、一本だけ獲物に刺す。
そのため、二本とも獲物に刺さないと電気が流れない二本槍より簡単に電気を流すことが出来るスグレモノなのだ。
そして、安い!
これも、大田製作所さんなら、三万千円だ!
(外税です)
なので、にゃんじろうは簡単に止め刺しが出来る一本槍を用意していた。
「や、やめてくれ」
そう言うとスターリングは、小便を垂れ流していた。
べそをかき、鼻水を垂らし、小便を漏らしている姿のアライグマをにゃんじろうは見下ろしていた。
「にゃ、にゃんじろう。ど、どうやってにゃ」
「さっき、言ったにゃあ。電気を流すって」
二人の会話を聞いて、アライグマのスターリングが慌てている。
「な、何を言っているライ。こ、殺すとか冗談だよな」
「冗談? 魚屋のニャン太を殺したのはお前らだにゃ」
「俺じゃない、やったのは荒井だライ」
「なんでニャン太を殺したにゃ」
「荒井が、猫の肉がいるとか言っていたライ」
さて、アライグマの荒井が、何故、猫の肉が必要なのだろうか。
「うーん」
「助けてくれよ。俺じゃないんだから」
にゃんじろうは、ひとつ頷いたがニヤリと笑った。
「突如、アライグマの肉が欲しくなったにゃ」と、にゃんじろうは言うと、長い棒を取り出した。
「これが電気止め刺しだにゃ」
にゃんじろうが取り出したのは、一本槍型の電気止め刺しだ!
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二本槍は、二本とも獲物に刺すのに対し、一本槍はアースを鉄の棒などにクリップで挟んで、一本だけ獲物に刺す。
そのため、二本とも獲物に刺さないと電気が流れない二本槍より簡単に電気を流すことが出来るスグレモノなのだ。
そして、安い!
これも、大田製作所さんなら、三万千円だ!
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なので、にゃんじろうは簡単に止め刺しが出来る一本槍を用意していた。
「や、やめてくれ」
そう言うとスターリングは、小便を垂れ流していた。
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