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下着泥棒編
下着泥棒は聖女の下着を被る
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第十三話
下着泥棒は聖女の下着を被る
チャービンが、自室で悶々としていた頃、もう一人の禿げ男のカタゲハがチャービンの部屋にやって来ました。
信者からのお布施でチャービンの住んでいた町の名産品が手に入ったようです。
それを、「チャービンに是非」とカタゲハがやって来ました。
「おい、入るよ」と、カタゲハが入ってきました。
カタゲハは軽い気持ちでした。
ノックを忘れたのは!
ですが、そこには、女性の下着を手に悶々としている禿げた男がいたのです。
「うわっ」
「アッ……」
二人は見つめ合い、愛を語ることにしました。
「チャービン、お前。そんな趣味があったのか? 犯罪では? ましてや、ここは教会だぞ」
「いや、これは……」
「これは、下着だな」
「いや、違う。これは帽子だ」
「はあ?」
そうなのです。
チャービンは、これは下着でなく、下着の形をした帽子だと言い張りました。
それを見たカタゲハは、理解しました。
このチャービンが、家族を亡くしツライ思いをしていたので、それが原因だろうと。
「良いんだ。兄弟!
そんなこともある。黙っておくよ。
だから、それだけにしてくれ。
二度としないで欲しい」と言い、チャービンを見ると、下着を帽子代わりにかぶっていました。
「やめてくれ、笑ってしまうじゃないか。本当に帽子で通じると思ったのか?」
「いや、その……」と言うと、チャービンは恥ずかしくなり、頭にかぶったドロワーズを取りました。
さあ、これが二人の運命を変えることになろうとは、この時に二人には思いもしませんでした。
そうなのです。
この頃のキーは、ズール・ケムールに聖水を渡した頃とは、違っていたのです。
数段、祝福の力がパワーアップしていたのです。
なので!
翌日には、チャービンの頭に髪の毛が生え始めたのです。
驚いたのはチャービンだけではありません。
カタゲハもです。
「おい、チャービン。これはどういうことなのだ?」
「カタゲハさん、私には思い当たることはないのですが」
「いや、そういえば、昨日、チャービン。頭に聖女様の下着を被っていたよな。帽子だとか言って」
「そう、そう言えば」
「まさか、あれが?」
「カタゲハさんも被ってみては」
「おい、俺まで犯罪に手を……」と、言ってはみたものの、長年、激しい禿げと言われて、いい気はしておりません。
カタゲハの葛藤が!?
「オレは、オレは、どうしたら良いのか? あの聖女様の下着を被るなんて。そんなことをしたら、オレは……こいつと同じレベルに落ちるのか……」
そして、次の日。
カタゲハの頭に毛が!
「カタゲハさん、良かったじゃないですか」
「いや、心の問題だ」
しかし、このまま、このドロワーズを持っていて良いのでしょうか?
次回の聖女は、チャービンとカタゲハがドロワーズの取り合いです。
下着泥棒は聖女の下着を被る
チャービンが、自室で悶々としていた頃、もう一人の禿げ男のカタゲハがチャービンの部屋にやって来ました。
信者からのお布施でチャービンの住んでいた町の名産品が手に入ったようです。
それを、「チャービンに是非」とカタゲハがやって来ました。
「おい、入るよ」と、カタゲハが入ってきました。
カタゲハは軽い気持ちでした。
ノックを忘れたのは!
ですが、そこには、女性の下着を手に悶々としている禿げた男がいたのです。
「うわっ」
「アッ……」
二人は見つめ合い、愛を語ることにしました。
「チャービン、お前。そんな趣味があったのか? 犯罪では? ましてや、ここは教会だぞ」
「いや、これは……」
「これは、下着だな」
「いや、違う。これは帽子だ」
「はあ?」
そうなのです。
チャービンは、これは下着でなく、下着の形をした帽子だと言い張りました。
それを見たカタゲハは、理解しました。
このチャービンが、家族を亡くしツライ思いをしていたので、それが原因だろうと。
「良いんだ。兄弟!
そんなこともある。黙っておくよ。
だから、それだけにしてくれ。
二度としないで欲しい」と言い、チャービンを見ると、下着を帽子代わりにかぶっていました。
「やめてくれ、笑ってしまうじゃないか。本当に帽子で通じると思ったのか?」
「いや、その……」と言うと、チャービンは恥ずかしくなり、頭にかぶったドロワーズを取りました。
さあ、これが二人の運命を変えることになろうとは、この時に二人には思いもしませんでした。
そうなのです。
この頃のキーは、ズール・ケムールに聖水を渡した頃とは、違っていたのです。
数段、祝福の力がパワーアップしていたのです。
なので!
翌日には、チャービンの頭に髪の毛が生え始めたのです。
驚いたのはチャービンだけではありません。
カタゲハもです。
「おい、チャービン。これはどういうことなのだ?」
「カタゲハさん、私には思い当たることはないのですが」
「いや、そういえば、昨日、チャービン。頭に聖女様の下着を被っていたよな。帽子だとか言って」
「そう、そう言えば」
「まさか、あれが?」
「カタゲハさんも被ってみては」
「おい、俺まで犯罪に手を……」と、言ってはみたものの、長年、激しい禿げと言われて、いい気はしておりません。
カタゲハの葛藤が!?
「オレは、オレは、どうしたら良いのか? あの聖女様の下着を被るなんて。そんなことをしたら、オレは……こいつと同じレベルに落ちるのか……」
そして、次の日。
カタゲハの頭に毛が!
「カタゲハさん、良かったじゃないですか」
「いや、心の問題だ」
しかし、このまま、このドロワーズを持っていて良いのでしょうか?
次回の聖女は、チャービンとカタゲハがドロワーズの取り合いです。
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