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ネネと時計
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お腹パンパンになっちゃったから、デザートのミルクプリンは洗い物の後に食べようとなった。
使ったフライパンやお鍋を洗えばピヨがお皿やカトラリーを運んできて、私とタツミがジャブジャブ洗う、二人は運び終わったら食後の運動ってチョヤチョヤ。
今日はタツミお仕事お休みなんだって、嬉しいよお。
泡だらけのお皿渡されて私が水で流すんだけど、お尻尾タツミにツンツンさせたり、タツミは黙々とお皿洗ってるけど、勝手にお尻尾がハート型作っちゃうし、いっぱい絡んだり擦ったり体に巻き付いたりしちゃう。
猫でも豹でも、タツミはおっきいの、甘えたくなってぴったりくっついてスリスリ、見上げればタツミは直に気付いてくれて、泡のついた手じゃ頭を撫でられないから額を擦り合わせくる。私の前髪を高い鼻で掻き分けておでこにキスしてくれて、甘い優しい声で。
「好き」
「うん」
「ネネ?」
「私も好き」
わざとワンテンポ置いて答えれば、安心したように緩む口元が格好よすぎだ、きゅんって胸が痛む。
なんなら体もジンとして、溜息でちゃうんだけど世にいる夫婦は常にこんなのかな? ケッコンって知らないけど、私の読んでる絵本は好きな人とは最後もれなくケッコンするんだよ、私達はまだしてない。
ケッコンする前からこんなんなんだよ? じゃあケッコンしたらどうなっちゃうんだろう。
「ネネ? 手止まってる」
考えちゃってリズムが崩れて、タツミが不思議そうに私の顔を覗き込んでる、どうしたの? て聞かれて咄嗟の嘘もないし、素直に言った。
「ねえ、私はタツミとケッコンするの?」
眼鏡の奥の翡翠が見開いた、瞬きをして、いつもイエスかノーを即答するタツミが一瞬黙る。
そして頷きながら、
「まだ、早いよ」
「う?」
それは、なんか……よくわからない答えだった。
タツミは笑って頭にいっぱいキスしてくれて、好きって気持ちに嘘はないと思う。
でも正直、不安になって手を拭いて、タツミに眼鏡を外してネネ好き? って顔持って聞いた、好きだよって言われてキスされて、その目に偽りの色は感じなかった。
でもさ、だったら、【うん】でいいじゃん。なんで直ぐ答えてくれないの。
泣かないよ? そんな細かいこと気にするの、巷だと面倒臭い女って言うらしいから、嫌われたくなくて、それ以上聞けなかった。
モジモジしたけど、私の心は単純で、てゆうかおバカだから直ぐさっきの事忘れちゃって、ジャムを作ったりピクルスを作ったり、キッチンでタツミから料理を教えてもらってたら気持ちは落ち着いてた(後ろでピヨは総合格闘技初めてる)。
一段落つこうかってミルクプリン出されて、ソファーに正座! 朝ご飯はタツミに背を向けてたけど、今度はタツミに跨って食べる!! 細かいガラス細工の入った器に入ったプリンに目キラキラしてしまった。
「いただきます!」
「召し上がれ」
甘さ控えめな滑らかなプリンが舌の上をひんやり滑って奥歯が疼いた。
目の前にタツミがいて、甘い甘いプリンなんて……私の視線に気が付いてタツミは次から自分の口に含んだ物を私にくれた。
白いプリンを舌に乗せて二人で押し合って、エッチしたいの体から噴き出てしまう。
でもまだお昼にもなってないし、イチャイチャしたいよしたいよってお互い欲を我慢してぶつけるだけだ。
プリン食べ終わって、それでもタツミにぎゅうーって抱き付いたままでいたら、優しく背中を叩いてくれる。
「昨日は直に行けなくてごめん」
「あん、またそれ。謝っちゃヤダってば! タツミから見えなかったんでしょ」
「でもネネに怖い思いさせた」
「…………それは……そうだ、けど……私が余計なことしたからいけなかったんだよ。力も無い癖に偽善者」
「偽善じゃない」
「でも、私のお金じゃないし……」
「それも違う」
「うん」
タツミは何も言わないで抱き締めてくれて、またちゅっちゅって優しく好きってしてくれる。
いつもはこういう、まったりした時間は互いに本を読んでて、私が知らない言葉を聞いたりしてる。
今日は本は読んでないけど、いつも通り胸に頭を預けてタツミに顔を撫でて貰った。
「ねえタツミ」
「うん」
「気になることあるんだけど」
「うん」
「帝都って一瞬で行けるような距離なの?」
お胸にいたら、そんな素朴な疑問が湧いた、ウママに魔法をかけて時間短縮はまだ理解できるんだ。
でも昨日タツミは一瞬で帝都から玄関に帰ってきた、むしろ騎士なら毎日帝都に行ってたの?
移動する魔法があるのは知ってる、でも凄い難しい魔法って聞いたよ。
じっと顎の下から見上げれば、タツミは考えてちょっと頬を赤らめる。
「行ける」
「いつでも?」
「…………うん」
「でも、私と行く時、早朝から大分かかったよね?」
聞けばタツミは鼻を掻いて、あの……ちょっと困ったような顔で、
「だって、ネネ外の世界を見たがってたから」
「うん」
「それと……」
「うん」
「……デートしたいかなって」
「!?」
抱き締めて、タツミの顔見えないようにしてきて、そそそそ、そうなんだ? そっか、デート……デート!
タツミの体熱くなってきて、心臓の音速い、私だけがデートだデートだってはしゃいでたんだとばかり思ってたけど、いつもの表情の下でタツミも喜んでくれてたんだ。
何か体から好き好きがぶわわって溢れちゃって、顔火照ってきて、とりあえずキスしなきゃって顔を上げて首引っ張る。
キスして、エッチなことしたいなあってもっとくっつきたいなあって匂い出して腰揺らしたら、タツミは腰を掴んできた。
「今日はダメ」
「う?」
「昨日無理させちゃったから」
「ちゃってないよ」
「ダメ」
私の匂いに酔って、タツミも息荒い癖に、首を縦に振ってくれなくて。
「ってゆうかタツミってどうして、ずっと私を奥まで抱いてくれなかったの?」
「うん?」
首に手を回して、額をつけて聞いてみる。
「子供だからって答えは聞き飽きたよ」
「それは……」
タツミは私の背中を摩りながら、少し黙ったけど、私がじいいっと目を逸らさないから観念して口を開いた。
「始めてネネが家に来た時」
「うん」
「ネネはとても小さくて」
「うん」
「このソファーでやせ細った小さい脆い体を撫でていた」
「うん、それで?」
タツミは少し間を置いて、眼鏡を直して、
「で、その体の長さや胴の太さというか、そういうのが」
「うん」
「俺の方が勝ってたから、これはちょっと……って」
「俺の方が、勝……る?」
意味わからなくて、首傾げたらタツミはここって下半身を押し付けてきて。
「!!」
「たくさん食べて走って体が丈夫になって良かった」
「ア、アリガトウ、ゴザイマス……」
ネネより俺のちんちんのがおっきかったから抱かなかったって? えっと……何ていうか……そっか、あの……まあ言うなれば、それも子供だったからって意味じゃんって思ったけど、ああ、うん……わかった。
という、答えしか返せなかった。大きくなって良かった。
ちょっとエッチな気分落ち着いて、お胸で静かにしてたら、ピヨがこれ何ぃ? って玄関から包みを持って来た。
「あ、そうだ時計」
「時計?」
そうだよそうだよ! 私はこれを買いに行ったのに! なぜ忘れていたんだ!
白い紙の包みには封と紐が巻かれてて、タツミに手渡した。
「初めて貰ったお金で絶対時計買う! って決めてたの、よかったら貰って?」
「もちろん」
キスしてくれて、タツミは丁寧に紙包みを開けると、ピヨはおおおお!! って私達の頭上を旋回した。
時計はお店で見た者より立派に感じた、山小屋の形をした鳩時計は板版に綺麗なお花や蝶が描かれていて、周りには立体的な彫刻で鳥や草木が彫られている。
「魔法を吸収するタイプの時計だから、この重りは飾り何だって」
「そっか」
「動かして動かして」
「いいよ」
眼鏡の奥の緑が光って、タツミの手が青白く輝く、両手に持った鳩時計にその光が吸収されていくと、木で出来た針がキュルキュル高速で回り出した。
「ほわー凄い!!」
「前にあったものより豪華で綺麗な細工」
タツミは細かな彫刻を指でなぞる、短い針が時間を探って、ある時間になるとピタリと止まった、ピヨが咥えて持って来た懐中時計と同じ時間だ、タツミの手がもう一度光ると、片開きの扉を開けて真っ白い小鳥が出て来て、ポッポ、ポッポって鳴く。
「ピピ?!!」
「ヨヨヨヨ?!!!」
二人は時計を覗き込んで、うっわすっげえええ可愛いいいいいって話掛けにいってて喜んでもらえて良かった。
「嬉しい」
「うん?」
「ありがとうネネ大切にする」
「うん」
色々大変だったけど、最後にはタツミの笑顔が見られて良かった。
使ったフライパンやお鍋を洗えばピヨがお皿やカトラリーを運んできて、私とタツミがジャブジャブ洗う、二人は運び終わったら食後の運動ってチョヤチョヤ。
今日はタツミお仕事お休みなんだって、嬉しいよお。
泡だらけのお皿渡されて私が水で流すんだけど、お尻尾タツミにツンツンさせたり、タツミは黙々とお皿洗ってるけど、勝手にお尻尾がハート型作っちゃうし、いっぱい絡んだり擦ったり体に巻き付いたりしちゃう。
猫でも豹でも、タツミはおっきいの、甘えたくなってぴったりくっついてスリスリ、見上げればタツミは直に気付いてくれて、泡のついた手じゃ頭を撫でられないから額を擦り合わせくる。私の前髪を高い鼻で掻き分けておでこにキスしてくれて、甘い優しい声で。
「好き」
「うん」
「ネネ?」
「私も好き」
わざとワンテンポ置いて答えれば、安心したように緩む口元が格好よすぎだ、きゅんって胸が痛む。
なんなら体もジンとして、溜息でちゃうんだけど世にいる夫婦は常にこんなのかな? ケッコンって知らないけど、私の読んでる絵本は好きな人とは最後もれなくケッコンするんだよ、私達はまだしてない。
ケッコンする前からこんなんなんだよ? じゃあケッコンしたらどうなっちゃうんだろう。
「ネネ? 手止まってる」
考えちゃってリズムが崩れて、タツミが不思議そうに私の顔を覗き込んでる、どうしたの? て聞かれて咄嗟の嘘もないし、素直に言った。
「ねえ、私はタツミとケッコンするの?」
眼鏡の奥の翡翠が見開いた、瞬きをして、いつもイエスかノーを即答するタツミが一瞬黙る。
そして頷きながら、
「まだ、早いよ」
「う?」
それは、なんか……よくわからない答えだった。
タツミは笑って頭にいっぱいキスしてくれて、好きって気持ちに嘘はないと思う。
でも正直、不安になって手を拭いて、タツミに眼鏡を外してネネ好き? って顔持って聞いた、好きだよって言われてキスされて、その目に偽りの色は感じなかった。
でもさ、だったら、【うん】でいいじゃん。なんで直ぐ答えてくれないの。
泣かないよ? そんな細かいこと気にするの、巷だと面倒臭い女って言うらしいから、嫌われたくなくて、それ以上聞けなかった。
モジモジしたけど、私の心は単純で、てゆうかおバカだから直ぐさっきの事忘れちゃって、ジャムを作ったりピクルスを作ったり、キッチンでタツミから料理を教えてもらってたら気持ちは落ち着いてた(後ろでピヨは総合格闘技初めてる)。
一段落つこうかってミルクプリン出されて、ソファーに正座! 朝ご飯はタツミに背を向けてたけど、今度はタツミに跨って食べる!! 細かいガラス細工の入った器に入ったプリンに目キラキラしてしまった。
「いただきます!」
「召し上がれ」
甘さ控えめな滑らかなプリンが舌の上をひんやり滑って奥歯が疼いた。
目の前にタツミがいて、甘い甘いプリンなんて……私の視線に気が付いてタツミは次から自分の口に含んだ物を私にくれた。
白いプリンを舌に乗せて二人で押し合って、エッチしたいの体から噴き出てしまう。
でもまだお昼にもなってないし、イチャイチャしたいよしたいよってお互い欲を我慢してぶつけるだけだ。
プリン食べ終わって、それでもタツミにぎゅうーって抱き付いたままでいたら、優しく背中を叩いてくれる。
「昨日は直に行けなくてごめん」
「あん、またそれ。謝っちゃヤダってば! タツミから見えなかったんでしょ」
「でもネネに怖い思いさせた」
「…………それは……そうだ、けど……私が余計なことしたからいけなかったんだよ。力も無い癖に偽善者」
「偽善じゃない」
「でも、私のお金じゃないし……」
「それも違う」
「うん」
タツミは何も言わないで抱き締めてくれて、またちゅっちゅって優しく好きってしてくれる。
いつもはこういう、まったりした時間は互いに本を読んでて、私が知らない言葉を聞いたりしてる。
今日は本は読んでないけど、いつも通り胸に頭を預けてタツミに顔を撫でて貰った。
「ねえタツミ」
「うん」
「気になることあるんだけど」
「うん」
「帝都って一瞬で行けるような距離なの?」
お胸にいたら、そんな素朴な疑問が湧いた、ウママに魔法をかけて時間短縮はまだ理解できるんだ。
でも昨日タツミは一瞬で帝都から玄関に帰ってきた、むしろ騎士なら毎日帝都に行ってたの?
移動する魔法があるのは知ってる、でも凄い難しい魔法って聞いたよ。
じっと顎の下から見上げれば、タツミは考えてちょっと頬を赤らめる。
「行ける」
「いつでも?」
「…………うん」
「でも、私と行く時、早朝から大分かかったよね?」
聞けばタツミは鼻を掻いて、あの……ちょっと困ったような顔で、
「だって、ネネ外の世界を見たがってたから」
「うん」
「それと……」
「うん」
「……デートしたいかなって」
「!?」
抱き締めて、タツミの顔見えないようにしてきて、そそそそ、そうなんだ? そっか、デート……デート!
タツミの体熱くなってきて、心臓の音速い、私だけがデートだデートだってはしゃいでたんだとばかり思ってたけど、いつもの表情の下でタツミも喜んでくれてたんだ。
何か体から好き好きがぶわわって溢れちゃって、顔火照ってきて、とりあえずキスしなきゃって顔を上げて首引っ張る。
キスして、エッチなことしたいなあってもっとくっつきたいなあって匂い出して腰揺らしたら、タツミは腰を掴んできた。
「今日はダメ」
「う?」
「昨日無理させちゃったから」
「ちゃってないよ」
「ダメ」
私の匂いに酔って、タツミも息荒い癖に、首を縦に振ってくれなくて。
「ってゆうかタツミってどうして、ずっと私を奥まで抱いてくれなかったの?」
「うん?」
首に手を回して、額をつけて聞いてみる。
「子供だからって答えは聞き飽きたよ」
「それは……」
タツミは私の背中を摩りながら、少し黙ったけど、私がじいいっと目を逸らさないから観念して口を開いた。
「始めてネネが家に来た時」
「うん」
「ネネはとても小さくて」
「うん」
「このソファーでやせ細った小さい脆い体を撫でていた」
「うん、それで?」
タツミは少し間を置いて、眼鏡を直して、
「で、その体の長さや胴の太さというか、そういうのが」
「うん」
「俺の方が勝ってたから、これはちょっと……って」
「俺の方が、勝……る?」
意味わからなくて、首傾げたらタツミはここって下半身を押し付けてきて。
「!!」
「たくさん食べて走って体が丈夫になって良かった」
「ア、アリガトウ、ゴザイマス……」
ネネより俺のちんちんのがおっきかったから抱かなかったって? えっと……何ていうか……そっか、あの……まあ言うなれば、それも子供だったからって意味じゃんって思ったけど、ああ、うん……わかった。
という、答えしか返せなかった。大きくなって良かった。
ちょっとエッチな気分落ち着いて、お胸で静かにしてたら、ピヨがこれ何ぃ? って玄関から包みを持って来た。
「あ、そうだ時計」
「時計?」
そうだよそうだよ! 私はこれを買いに行ったのに! なぜ忘れていたんだ!
白い紙の包みには封と紐が巻かれてて、タツミに手渡した。
「初めて貰ったお金で絶対時計買う! って決めてたの、よかったら貰って?」
「もちろん」
キスしてくれて、タツミは丁寧に紙包みを開けると、ピヨはおおおお!! って私達の頭上を旋回した。
時計はお店で見た者より立派に感じた、山小屋の形をした鳩時計は板版に綺麗なお花や蝶が描かれていて、周りには立体的な彫刻で鳥や草木が彫られている。
「魔法を吸収するタイプの時計だから、この重りは飾り何だって」
「そっか」
「動かして動かして」
「いいよ」
眼鏡の奥の緑が光って、タツミの手が青白く輝く、両手に持った鳩時計にその光が吸収されていくと、木で出来た針がキュルキュル高速で回り出した。
「ほわー凄い!!」
「前にあったものより豪華で綺麗な細工」
タツミは細かな彫刻を指でなぞる、短い針が時間を探って、ある時間になるとピタリと止まった、ピヨが咥えて持って来た懐中時計と同じ時間だ、タツミの手がもう一度光ると、片開きの扉を開けて真っ白い小鳥が出て来て、ポッポ、ポッポって鳴く。
「ピピ?!!」
「ヨヨヨヨ?!!!」
二人は時計を覗き込んで、うっわすっげえええ可愛いいいいいって話掛けにいってて喜んでもらえて良かった。
「嬉しい」
「うん?」
「ありがとうネネ大切にする」
「うん」
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