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ピヨネは役に立ちたい!
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「もう本当に~ダメなんだからね、君は!」
飼育小屋のイスに座ってピピとヨヨをブラッシングしていると、その私の足元で一匹のウサギがヘコヘコしていた。
「だからそれすると、タツミにお鍋にされちゃうって言ったでしょ?」
抱き上げて、顔見てメッ!! ってしたら兎はほんの出来心で~って申し訳なさそうに頭を掻いていた。
下に降ろせば二匹の兎がやって来て、家の息子がすみませんって頭下げてる。もう!!
あくる日、昨日まで変な動悸に支配されてた私の体は軽くなっていて、タツミが言っていた通り、気持ち良いのいっぱいしたおかげかラムラが消えていた。
はあ、これで一安心。あれ、本当に体がむずむずしてタツミの事しか考えられなくなるから治ってよかった。
お首の鈴をチリンチリン鳴らしながらキッチンに立つタツミに掛け寄れば、直に抱き上げてくれた。
「おはようネネ、今日も可愛いね大好き」
「ミィ」
私も大好きなのに近付いた顔にパンチしてしまうのはなぜなんだろう。
まあそんな事してももっと寝てて良かったのに時間通りに起きてきていい子って頬摺り寄せられちゃうだけだ。
私を肩に乗せて、タツミは温めたミルクを振りながら、時々頬に当てて人肌か確かめてる。
昨日寝る前にミルクしようって言われたのに飲まなかったからお腹ペコペコで手出してちょいちょいってしてたら鼻先を突かれてしまった。
仕方ないから、飲ませて貰えるまでタツミの人差し指ちゅうちゅうしとく。
「本当可愛いなネネは」
「にゃあ」
ソファーに座っていつもの定位置で朝ご飯、きゅうって哺乳瓶の先を噛めば、いつもの蜂蜜で味付けされた優しい甘みのミルクが口に溢れるんだけど、今日は鼻が勝手にクンクンして。
「お鼻が利くね? 昨日の夜、発情期の興奮が抑えられるような薬草を調べて調合してみたんだ」
「?」
「ほんのり、薄くだけどね。俺が日中出掛けてしまう日は少しだけ薬飲んだ方がいいと思って」
「二ィ」
目を見ながらコクンって頷いて、お薬の調合? ってそれお医者さんがする事じゃないの? タツミって凄いな。
それでタツミは出掛けて、私はいつもの通り本読んだりして、お昼ご飯はいつもタツミが作ってくれる、今日はきのことハムとほうれん草のキッシュ。
水筒にはオレンジジュースが入ってて、毎日小屋で食べてるんだ。
一人で食べるより皆で食べた方が美味しいからね、鶏のお母さんに、あれ? 何か綺麗になった? って聞かれて、えええ? 綺麗ってまた言われたけど、発情期って猫が綺麗になる魔法でもかかってるのかな。
そしたら、兎さんが足元でヘコヘコしてたのよ。
まあなんていうか私の匂いを嗅いでっていうより、柱とか? そういうのにもしてるから、特別私が好きって感じじゃないと思うけどさ。
「猫の姿じゃなくても、こんなところ見られたら怒られちゃうよ? タツミってああみえて心が狭いんだから!」
睨めば兎さんはコクコク頷いてた。
と、いうのも、タツミが出掛けるまで小屋の中の空気超ピリピリしてたからね、きっと朝何か言ったんだろうな。
キッシュはサクってしてふわふわでクリーミー……一口かじればほわーって顔綻んでしまう、しまうし美味しんだよって皆にあげて、皆で美味しい~ってやるの好きだ(あげすぎて自分のなくなるけど)。
お昼を食べたら、卵を産まないから役に立たない! の太鼓判を押されてしまったピピとヨヨを連れてお部屋掃除だ!
働かざる者食うべからずなんだって、どこかの国の本にかいてあるそうだ、タツミが教えてくれた。
兎さんは庭に放てば草を食べてくれるし、鶏さんは卵を産む。
男の鶏さんはおっきいし(片目に傷があって格好いい)、タツミが家の周りに張った結界には反応しない、野生の獣なんかが来たら雄叫びあげて知らせてくれたり、追い返してくれる。
ピピとヨヨは男の子だけど、大きくならないし、ちょっと位家事を手伝わないとね。
まあ見た目がヒヨコなだけで、意思の疎通は出来るから不便はない。
でも、
「ねえそうやって直ぐ遊ぶのよくないよ」
「ピピ!」
「ヨヨ!」
目を離すと直ぐ遊ぶんだよね、しかも何が気に入ってるのか大体私達の物真似、眼鏡が気に入ったヨヨは伊達眼鏡をいつもかけてて、タツミ役をして、ピピは私役らしい、今日も今日とて朝のミルクタイムの真似してる。
「焼き鳥にされてもしらないんだからね!」
「「ピヨッッ?!!」」
キッて睨んで言えば二人は慌ててテーブルの柱や床の雑巾がけを始めて、私も埃をポンポンしながら家具を拭く。
疲れたのは分かるけど、なぜか二人は疲れると私の肩に飛んできて休憩するんだ、ピピ曰く、ネネが寝てる時にソファーでグダグダしてたら鳥すきにされてしまうけど、ネネの肩だったら、こんなオレ達でも可愛いアクセサリーとして食べられずにすむそうだ。
朝摘んできてくれたお花がいい香りだねって二人に嗅がせてあげて、今日はこのお花を浮かべてお風呂に入りたいなあって思ってたら。
あ! そうだ。
ソファーの影に置かれていた鳩時計に気が付いた。
そうだ、これ私が鳩さんパンチして壊しちゃったんだ。
土台から外れた鳩は首と胴がポッキリ折れちゃってその状態を見た肩の二人はピエエエエエ!! って鳥肌立てていた。
体が真っ二つ~!! って震えあがってる、欠けてる箇所も補修されてなくて、痛そうだな、とりあえず私が遊ぶ時に使う接着剤で応急処置してあげて、ヒビなんかは後で綺麗にしてあげよう。
時計は普通に動いてて、そうか、この鳩さんさえ直れば……だけど完璧には直らないしなあ、あの時落としちゃって嘴も折れてる。
ごめんねって謝りながら、口は包帯巻いて私の宝箱に飾っておく。
で、どうやったら時計直るだろうって三人で腕を組んでうーんって考えて、うーんうーんってしてたら……
あ! いい案が思いついた!!
さっそく作戦会議して、練習開始だ!
夕方、タツミが帰って来て抱き付く、お尻尾ピンッてなる、いっぱいキスする、いつもと同じ。
リビングに来てタツミが鞄置いてご飯食べようか、って時計を……。
「あれ時計が壁に掛かってる」
「うん、ネネが直した!」
「直した?」
うふふふふ、きっとタツミビックリするだろうなって、時間はちょうど6時になる所だ。
コッチ、コッチ、コッチって時計の秒針が鳴って、あ、キタ!! 午後6時!
私の肩に乗っていた、ヨヨがピピピピピピピ! って叫ぶ、すると鳩時計の入り口からピピが出て…………?!!!
「こない!! どうしたのピピ!! もう6時だよ出て来て!!」
「ピーピー!!!」
嘴と顔は見えてるけど、体が突っかかってる!!
「ああ、アイツ太いから」
3人で下から見てたらスライドした板に挟まれてジタバタしてて、えええぇええ……嘴にお菓子ついてるから時計の中でつまみ食いしてたんだ、あの子……。
おバカって思ったけど、挟まって苦しいのかピピの顔がどんどん青ざめて言って、ヨヨが肩で助けてあげてぇえ!! って叫んでる。
タツミ! って服を引っ張たら、タツミは頷いて時計に手を突っ込んで無理矢理ピピを引きずり出した、キュポン!! ってつっかえたお腹が勢いよく出たけど、時計は割れてもう修復できない位壊れてしまった。
ヒィエって耳が伏せる私をよそに、出て来たピピは誇らしげにタツミの手の平で鳴いていた。
いたけど、普通に6時を過ぎていた。
飼育小屋のイスに座ってピピとヨヨをブラッシングしていると、その私の足元で一匹のウサギがヘコヘコしていた。
「だからそれすると、タツミにお鍋にされちゃうって言ったでしょ?」
抱き上げて、顔見てメッ!! ってしたら兎はほんの出来心で~って申し訳なさそうに頭を掻いていた。
下に降ろせば二匹の兎がやって来て、家の息子がすみませんって頭下げてる。もう!!
あくる日、昨日まで変な動悸に支配されてた私の体は軽くなっていて、タツミが言っていた通り、気持ち良いのいっぱいしたおかげかラムラが消えていた。
はあ、これで一安心。あれ、本当に体がむずむずしてタツミの事しか考えられなくなるから治ってよかった。
お首の鈴をチリンチリン鳴らしながらキッチンに立つタツミに掛け寄れば、直に抱き上げてくれた。
「おはようネネ、今日も可愛いね大好き」
「ミィ」
私も大好きなのに近付いた顔にパンチしてしまうのはなぜなんだろう。
まあそんな事してももっと寝てて良かったのに時間通りに起きてきていい子って頬摺り寄せられちゃうだけだ。
私を肩に乗せて、タツミは温めたミルクを振りながら、時々頬に当てて人肌か確かめてる。
昨日寝る前にミルクしようって言われたのに飲まなかったからお腹ペコペコで手出してちょいちょいってしてたら鼻先を突かれてしまった。
仕方ないから、飲ませて貰えるまでタツミの人差し指ちゅうちゅうしとく。
「本当可愛いなネネは」
「にゃあ」
ソファーに座っていつもの定位置で朝ご飯、きゅうって哺乳瓶の先を噛めば、いつもの蜂蜜で味付けされた優しい甘みのミルクが口に溢れるんだけど、今日は鼻が勝手にクンクンして。
「お鼻が利くね? 昨日の夜、発情期の興奮が抑えられるような薬草を調べて調合してみたんだ」
「?」
「ほんのり、薄くだけどね。俺が日中出掛けてしまう日は少しだけ薬飲んだ方がいいと思って」
「二ィ」
目を見ながらコクンって頷いて、お薬の調合? ってそれお医者さんがする事じゃないの? タツミって凄いな。
それでタツミは出掛けて、私はいつもの通り本読んだりして、お昼ご飯はいつもタツミが作ってくれる、今日はきのことハムとほうれん草のキッシュ。
水筒にはオレンジジュースが入ってて、毎日小屋で食べてるんだ。
一人で食べるより皆で食べた方が美味しいからね、鶏のお母さんに、あれ? 何か綺麗になった? って聞かれて、えええ? 綺麗ってまた言われたけど、発情期って猫が綺麗になる魔法でもかかってるのかな。
そしたら、兎さんが足元でヘコヘコしてたのよ。
まあなんていうか私の匂いを嗅いでっていうより、柱とか? そういうのにもしてるから、特別私が好きって感じじゃないと思うけどさ。
「猫の姿じゃなくても、こんなところ見られたら怒られちゃうよ? タツミってああみえて心が狭いんだから!」
睨めば兎さんはコクコク頷いてた。
と、いうのも、タツミが出掛けるまで小屋の中の空気超ピリピリしてたからね、きっと朝何か言ったんだろうな。
キッシュはサクってしてふわふわでクリーミー……一口かじればほわーって顔綻んでしまう、しまうし美味しんだよって皆にあげて、皆で美味しい~ってやるの好きだ(あげすぎて自分のなくなるけど)。
お昼を食べたら、卵を産まないから役に立たない! の太鼓判を押されてしまったピピとヨヨを連れてお部屋掃除だ!
働かざる者食うべからずなんだって、どこかの国の本にかいてあるそうだ、タツミが教えてくれた。
兎さんは庭に放てば草を食べてくれるし、鶏さんは卵を産む。
男の鶏さんはおっきいし(片目に傷があって格好いい)、タツミが家の周りに張った結界には反応しない、野生の獣なんかが来たら雄叫びあげて知らせてくれたり、追い返してくれる。
ピピとヨヨは男の子だけど、大きくならないし、ちょっと位家事を手伝わないとね。
まあ見た目がヒヨコなだけで、意思の疎通は出来るから不便はない。
でも、
「ねえそうやって直ぐ遊ぶのよくないよ」
「ピピ!」
「ヨヨ!」
目を離すと直ぐ遊ぶんだよね、しかも何が気に入ってるのか大体私達の物真似、眼鏡が気に入ったヨヨは伊達眼鏡をいつもかけてて、タツミ役をして、ピピは私役らしい、今日も今日とて朝のミルクタイムの真似してる。
「焼き鳥にされてもしらないんだからね!」
「「ピヨッッ?!!」」
キッて睨んで言えば二人は慌ててテーブルの柱や床の雑巾がけを始めて、私も埃をポンポンしながら家具を拭く。
疲れたのは分かるけど、なぜか二人は疲れると私の肩に飛んできて休憩するんだ、ピピ曰く、ネネが寝てる時にソファーでグダグダしてたら鳥すきにされてしまうけど、ネネの肩だったら、こんなオレ達でも可愛いアクセサリーとして食べられずにすむそうだ。
朝摘んできてくれたお花がいい香りだねって二人に嗅がせてあげて、今日はこのお花を浮かべてお風呂に入りたいなあって思ってたら。
あ! そうだ。
ソファーの影に置かれていた鳩時計に気が付いた。
そうだ、これ私が鳩さんパンチして壊しちゃったんだ。
土台から外れた鳩は首と胴がポッキリ折れちゃってその状態を見た肩の二人はピエエエエエ!! って鳥肌立てていた。
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時計は普通に動いてて、そうか、この鳩さんさえ直れば……だけど完璧には直らないしなあ、あの時落としちゃって嘴も折れてる。
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あ! いい案が思いついた!!
さっそく作戦会議して、練習開始だ!
夕方、タツミが帰って来て抱き付く、お尻尾ピンッてなる、いっぱいキスする、いつもと同じ。
リビングに来てタツミが鞄置いてご飯食べようか、って時計を……。
「あれ時計が壁に掛かってる」
「うん、ネネが直した!」
「直した?」
うふふふふ、きっとタツミビックリするだろうなって、時間はちょうど6時になる所だ。
コッチ、コッチ、コッチって時計の秒針が鳴って、あ、キタ!! 午後6時!
私の肩に乗っていた、ヨヨがピピピピピピピ! って叫ぶ、すると鳩時計の入り口からピピが出て…………?!!!
「こない!! どうしたのピピ!! もう6時だよ出て来て!!」
「ピーピー!!!」
嘴と顔は見えてるけど、体が突っかかってる!!
「ああ、アイツ太いから」
3人で下から見てたらスライドした板に挟まれてジタバタしてて、えええぇええ……嘴にお菓子ついてるから時計の中でつまみ食いしてたんだ、あの子……。
おバカって思ったけど、挟まって苦しいのかピピの顔がどんどん青ざめて言って、ヨヨが肩で助けてあげてぇえ!! って叫んでる。
タツミ! って服を引っ張たら、タツミは頷いて時計に手を突っ込んで無理矢理ピピを引きずり出した、キュポン!! ってつっかえたお腹が勢いよく出たけど、時計は割れてもう修復できない位壊れてしまった。
ヒィエって耳が伏せる私をよそに、出て来たピピは誇らしげにタツミの手の平で鳴いていた。
いたけど、普通に6時を過ぎていた。
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