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8、女神様はしたい
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今日初めて会った女の子、どころじゃない、まだ会って数時間、しかも得体の知れない存在、可愛いとは思うが好きとかそういう感情にはまだ発展していないのに、勝手に胸の深い所が痛くなって、メシルのちょっと泣きそうな顔を見ただけで、焦がれたような気持になる。いや、目の前で女の子が泣きそうな所見て平気な人間っているのか。
小さな顔、握ったら壊してしまいそうな骨、柔らかい頬を両手で包んで、触れるだけのつもりだったのにのっけからディープなのをしてしまった。普段僕はそんなのできる性格じゃないのに、勝手に唇が引き合わせたんだ。
メシルはビクンって背中を強張らせたけど、上顎をなぞり上げたら口の中で高い声を響かせた、固まった体の力が抜けていくのが分かって、細い舌がおずおずと僕に伸びてくる。
目を開けたら、メシルは目を瞑って胸の下にしがみ付きながら一生懸命キスして、口啄ばんできてスゲー可愛いって思ってしまう。
「こたろーの舌柔らかくて、甘い」
「甘い?」
「うん、今まで食べたどんなお菓子よりも、甘いのいっぱい舐めたい」
さっきまで少女だと思っていたのに、急に大人びた熟れた瞳になってメシルは口を開ける、舌を出してきて、こらろーって舌足らずな発音で呼ばれて、後頭部を支えてこれが欲しいのかなって唾液を一筋垂らしてみた。
真っ赤で深い喉の奥に蜜が落ちて、細い肩がカタカタ震えてる、口を閉じてごくって喉が動く、はあって熱い吐息を漏らすとメシルは僕の背中に手を回してきた。
「抱っこ、こたろー」
「うん、落ち着いた?」
「メシルいつもお空飛んでるけど、こたろーに合わせて歩いたから疲れちゃった」
「そっか、ごめんね」
ピョンと抱き着いてきて、細い足が腰をホールドする、彼女のお尻に僕の勃ってのが当たってるんだけど、メシルは気にしていないみたいだった。
羽のように軽い体を抱っこしたまま編み上げの茶色いブーツを脱がせてあげて、僕も靴を脱げばメシルはありがとうって笑って額を擦り合わせてキスしてきた、ふふふって口元を緩ませて。
「キス、マスターしました! ありがとう? じゃないけどさっきこれされて安心したし、なんだろうわからないけど、いい時に使うのね?」
「使うっていうか」
「触れると、言葉で言うよりもっと気持ち伝わる感じ! 仲良しになれる!」
フムフムってメシルはしてて、そういえばキスなんて具体的に何をする為のものなのか僕だって分かってないな、そういうのに感心を持つ感覚が独特だ。僕の肩口に顎を乗せて金髪を揺らしながら、メシルがエイッて指先を振れば部屋の電気がつく、何だよソレって思うけど、でも不思議と彼女といる時間は苦ではないとこの数時間で感じてる。
比べちゃいけないのはわかってるけど、メシルは察する間もなく、感情を教えてくれるからこっちも気を使わなくていい、変に距離を取る必要もなく自分の思いのまま今もこうしてくっ付いてくるし。
ふと考えてしまう、真奈美さんだったら、今の【疲れてる】も、口じゃ言わないからこっち側が気付いて配慮してあげなきゃいけなかったんだろうなって。
部屋に続くドアを開ければメシルは、
「わああ! 狭い!! 人間のお部屋の圧迫感って恐怖を感じます!」
「一人暮らしの男のワンルームなんてこんなもんだよ」
片手でメシルのお尻を支えて反対の手で持っていた鞄を床に置く、少し寒いかなってエアコンを付けてあげてゆっくりベッドに少女を降ろした。
降ろす時、少し顔が近付けばメシルはキスしてきて、恋人と勘違いしてしまいそうだ。
襟元のボタンを外してネクタイを緩めた。
「ああ、っと……女神って好き嫌いある? ご飯は食べるの?」
「食べますよ! 排泄はしないですけど、メシルは食べる事しか楽しみのない女神なので」
「そう、じゃあこのジュース美味しいよ」
頂き物の国産果汁100%のリンゴジュースの缶を開けて渡せばありがとうってメシルは目を伏せて隣に座った僕の蓋はウィンク一つで開けてくれた。
「…………何か信じられないような、信じなきゃいけない事が目の前で起こっている」
「ん? 何の事です? ああ……しゅごい、美味しい……アダムとイヴに与えた林檎より美味しいかも」
「え、あの林檎食べた事あるの!?」
「んふふふー」
メシルは缶を両手で持ち名ながら足をぶらぶらさせて、口を付けながら僕を見た。それで
「ゴッド リベリオン」
「ううぅ!!」
聞き慣れない単語が鼓膜に触れた瞬間、危うく缶を落としそうになるくらいの熱が股間に集中する。
少し痛みにすら感じるそれに下半身を見れば。
「うわ! 光ってるし!!」
「そう、それゴッド リベリオンです」
「人の息子に中二ネーム付けるの止めてもらっていいかな」
「大神様が作ったアイテムなのです」
「人の息子をアイテム呼ばわりするのも止めてもらっていいかな」
メシルは両手を傾けてコクコクとリンゴジュースを飲んでて、俺も不安になってジュース飲んどく。
少女は甘酸っぱい息を吐いて、唇を舐めると蒼い瞳で僕を見つめてきた。
「正確に言うと、あなたのそこにアイテムが宿ってるんです。ゴッド リベリオンとは勇者を生み出す剣で、あなたには剣が、私には鞘が宿っています。どうしてあなたに宿ったかは私にもわかりません」
「うん、それで?」
「それで……あなたの体からゴッド リベリオンを回収しにここまで来ました」
「へえ、そうかそれはありがたい、僕も突然股間が光って困惑してたから、治し方もわからないし、今も光ってて絶妙に恥ずかしいだよね」
「…………うん」
と、そこまで言うと、メシルは目を逸らしてしまって、缶を握りしめてうじうじしてる、そんな横顔も可愛いが、何だ? 何でもすっぱり言いそうな彼女が何を迷っているんだろう。
「どうしたの? メシル」
「ひぅッ!」
「ああ、そっか僕に名前呼ばれるの辛いんだっけ」
メシルは背中をビリビリってさせてぎゅっと目を瞑って何かに耐えてるようだった、顔赤くなってて、大丈夫? って覗きこんだら、座っていた距離をピョンと詰めてきた。
ピッタリ僕と太腿を付けながら、上目遣いで、
「メル……とかどうですか?」
「メル?」
「あ……うん、それなら平気そう、私を呼ぶ時はそう呼んで欲しいな? だってあなた、いい声だから呼ばれるだけでドキドキしてしまうの」
「そ、そっかな……初めて言われた。じゃあ僕も……そうだなこたとか? 太郎とか、そうやって呼んで?」
「うん、わかった。それでね太郎ちゃん」
あ、ちゃん付けなんだ、はいいとして、メシルはまたもじもじしてる。
「ねえ太郎ちゃん」
「うん話して」
「その、剣ね? 鞘と剣が一つになって子を産み出し、また剣に戻るの」
「ん? 一つに……なる……?」
首を傾げれば、メシルは下を向いてパチンと指を鳴らした。
瞬間、僕達の手からフッと飲み掛けの缶が消えた。
「その……あの、せ、すぇ……」
「うん」
「しぇっくすッ!!」
「ん?」
噛んじゃったってメシルは口を押えてて、何となく雰囲気でわかる思いもよらない単語に、股間が今までで一番黄金に輝いてるし、メシルも何だか淡い光に包まれている気がする。
「その子作りしないといけないの、私が生まないとたろちゃんの体からリベリオン出てこないから」
「ああ……」
「私もよく分からないけど、たろちゃんといると体ムズムズするの、きっと一つになりたくて共鳴しあってるからだと思うんだ」
「…………」
そんなアホな話! って突っぱねたいのに、今のこのどうしようもない興奮と、抑えられない熱、そして光った股間を見れば、彼女の言ってる方を信用すべきだろうと直感で頷いてしまった。だってさっきから体可笑しかった。
メシルは安心したように笑ってでも、不安そうに唇を噛んだ。
「でもね……たろちゃん」
「ん?」
細い指が膝に置いてあった僕の手を握って来て。
「メシルそういう経験がないので、たろちゃん満足させてあげられないかもしれなくて」
「う、うん」
「どうするのかもわからないし」
「そ、そっか……」
手を持って僕の手の甲にキスしてくる今にも泣きそうな潤んだ瞳で。
「でも、体あっついいの、せっくすしたい」
小さな顔、握ったら壊してしまいそうな骨、柔らかい頬を両手で包んで、触れるだけのつもりだったのにのっけからディープなのをしてしまった。普段僕はそんなのできる性格じゃないのに、勝手に唇が引き合わせたんだ。
メシルはビクンって背中を強張らせたけど、上顎をなぞり上げたら口の中で高い声を響かせた、固まった体の力が抜けていくのが分かって、細い舌がおずおずと僕に伸びてくる。
目を開けたら、メシルは目を瞑って胸の下にしがみ付きながら一生懸命キスして、口啄ばんできてスゲー可愛いって思ってしまう。
「こたろーの舌柔らかくて、甘い」
「甘い?」
「うん、今まで食べたどんなお菓子よりも、甘いのいっぱい舐めたい」
さっきまで少女だと思っていたのに、急に大人びた熟れた瞳になってメシルは口を開ける、舌を出してきて、こらろーって舌足らずな発音で呼ばれて、後頭部を支えてこれが欲しいのかなって唾液を一筋垂らしてみた。
真っ赤で深い喉の奥に蜜が落ちて、細い肩がカタカタ震えてる、口を閉じてごくって喉が動く、はあって熱い吐息を漏らすとメシルは僕の背中に手を回してきた。
「抱っこ、こたろー」
「うん、落ち着いた?」
「メシルいつもお空飛んでるけど、こたろーに合わせて歩いたから疲れちゃった」
「そっか、ごめんね」
ピョンと抱き着いてきて、細い足が腰をホールドする、彼女のお尻に僕の勃ってのが当たってるんだけど、メシルは気にしていないみたいだった。
羽のように軽い体を抱っこしたまま編み上げの茶色いブーツを脱がせてあげて、僕も靴を脱げばメシルはありがとうって笑って額を擦り合わせてキスしてきた、ふふふって口元を緩ませて。
「キス、マスターしました! ありがとう? じゃないけどさっきこれされて安心したし、なんだろうわからないけど、いい時に使うのね?」
「使うっていうか」
「触れると、言葉で言うよりもっと気持ち伝わる感じ! 仲良しになれる!」
フムフムってメシルはしてて、そういえばキスなんて具体的に何をする為のものなのか僕だって分かってないな、そういうのに感心を持つ感覚が独特だ。僕の肩口に顎を乗せて金髪を揺らしながら、メシルがエイッて指先を振れば部屋の電気がつく、何だよソレって思うけど、でも不思議と彼女といる時間は苦ではないとこの数時間で感じてる。
比べちゃいけないのはわかってるけど、メシルは察する間もなく、感情を教えてくれるからこっちも気を使わなくていい、変に距離を取る必要もなく自分の思いのまま今もこうしてくっ付いてくるし。
ふと考えてしまう、真奈美さんだったら、今の【疲れてる】も、口じゃ言わないからこっち側が気付いて配慮してあげなきゃいけなかったんだろうなって。
部屋に続くドアを開ければメシルは、
「わああ! 狭い!! 人間のお部屋の圧迫感って恐怖を感じます!」
「一人暮らしの男のワンルームなんてこんなもんだよ」
片手でメシルのお尻を支えて反対の手で持っていた鞄を床に置く、少し寒いかなってエアコンを付けてあげてゆっくりベッドに少女を降ろした。
降ろす時、少し顔が近付けばメシルはキスしてきて、恋人と勘違いしてしまいそうだ。
襟元のボタンを外してネクタイを緩めた。
「ああ、っと……女神って好き嫌いある? ご飯は食べるの?」
「食べますよ! 排泄はしないですけど、メシルは食べる事しか楽しみのない女神なので」
「そう、じゃあこのジュース美味しいよ」
頂き物の国産果汁100%のリンゴジュースの缶を開けて渡せばありがとうってメシルは目を伏せて隣に座った僕の蓋はウィンク一つで開けてくれた。
「…………何か信じられないような、信じなきゃいけない事が目の前で起こっている」
「ん? 何の事です? ああ……しゅごい、美味しい……アダムとイヴに与えた林檎より美味しいかも」
「え、あの林檎食べた事あるの!?」
「んふふふー」
メシルは缶を両手で持ち名ながら足をぶらぶらさせて、口を付けながら僕を見た。それで
「ゴッド リベリオン」
「ううぅ!!」
聞き慣れない単語が鼓膜に触れた瞬間、危うく缶を落としそうになるくらいの熱が股間に集中する。
少し痛みにすら感じるそれに下半身を見れば。
「うわ! 光ってるし!!」
「そう、それゴッド リベリオンです」
「人の息子に中二ネーム付けるの止めてもらっていいかな」
「大神様が作ったアイテムなのです」
「人の息子をアイテム呼ばわりするのも止めてもらっていいかな」
メシルは両手を傾けてコクコクとリンゴジュースを飲んでて、俺も不安になってジュース飲んどく。
少女は甘酸っぱい息を吐いて、唇を舐めると蒼い瞳で僕を見つめてきた。
「正確に言うと、あなたのそこにアイテムが宿ってるんです。ゴッド リベリオンとは勇者を生み出す剣で、あなたには剣が、私には鞘が宿っています。どうしてあなたに宿ったかは私にもわかりません」
「うん、それで?」
「それで……あなたの体からゴッド リベリオンを回収しにここまで来ました」
「へえ、そうかそれはありがたい、僕も突然股間が光って困惑してたから、治し方もわからないし、今も光ってて絶妙に恥ずかしいだよね」
「…………うん」
と、そこまで言うと、メシルは目を逸らしてしまって、缶を握りしめてうじうじしてる、そんな横顔も可愛いが、何だ? 何でもすっぱり言いそうな彼女が何を迷っているんだろう。
「どうしたの? メシル」
「ひぅッ!」
「ああ、そっか僕に名前呼ばれるの辛いんだっけ」
メシルは背中をビリビリってさせてぎゅっと目を瞑って何かに耐えてるようだった、顔赤くなってて、大丈夫? って覗きこんだら、座っていた距離をピョンと詰めてきた。
ピッタリ僕と太腿を付けながら、上目遣いで、
「メル……とかどうですか?」
「メル?」
「あ……うん、それなら平気そう、私を呼ぶ時はそう呼んで欲しいな? だってあなた、いい声だから呼ばれるだけでドキドキしてしまうの」
「そ、そっかな……初めて言われた。じゃあ僕も……そうだなこたとか? 太郎とか、そうやって呼んで?」
「うん、わかった。それでね太郎ちゃん」
あ、ちゃん付けなんだ、はいいとして、メシルはまたもじもじしてる。
「ねえ太郎ちゃん」
「うん話して」
「その、剣ね? 鞘と剣が一つになって子を産み出し、また剣に戻るの」
「ん? 一つに……なる……?」
首を傾げれば、メシルは下を向いてパチンと指を鳴らした。
瞬間、僕達の手からフッと飲み掛けの缶が消えた。
「その……あの、せ、すぇ……」
「うん」
「しぇっくすッ!!」
「ん?」
噛んじゃったってメシルは口を押えてて、何となく雰囲気でわかる思いもよらない単語に、股間が今までで一番黄金に輝いてるし、メシルも何だか淡い光に包まれている気がする。
「その子作りしないといけないの、私が生まないとたろちゃんの体からリベリオン出てこないから」
「ああ……」
「私もよく分からないけど、たろちゃんといると体ムズムズするの、きっと一つになりたくて共鳴しあってるからだと思うんだ」
「…………」
そんなアホな話! って突っぱねたいのに、今のこのどうしようもない興奮と、抑えられない熱、そして光った股間を見れば、彼女の言ってる方を信用すべきだろうと直感で頷いてしまった。だってさっきから体可笑しかった。
メシルは安心したように笑ってでも、不安そうに唇を噛んだ。
「でもね……たろちゃん」
「ん?」
細い指が膝に置いてあった僕の手を握って来て。
「メシルそういう経験がないので、たろちゃん満足させてあげられないかもしれなくて」
「う、うん」
「どうするのかもわからないし」
「そ、そっか……」
手を持って僕の手の甲にキスしてくる今にも泣きそうな潤んだ瞳で。
「でも、体あっついいの、せっくすしたい」
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