105 / 154
おしまいの後
袴田君の眼鏡 ◎
しおりを挟む
お弁当も作ったし洗い物も終わったし、飲み物も鞄に詰めて今日も準備バッチリ!
昨日もいっぱい袴田君とイチャイチャできてお肌も調子もよくってご飯も美味しいし人生キラキラ!
何してても楽しいって大丈夫ですか!
いや、本当に平気か!? でも、申し訳なくなってきて、こないだめぐちゃんにこの気持ちを分けたい! って肩に手を置いて念じてたら、気持ち悪いから止めてって冷たくあしらわれてしまったんだよな。
幸せのおすそ分けとか、そーゆー頭お花畑マジでイライラするから死んでって可愛い顔でめっちゃ睨まれた。
まあいいや、それで支度も終わったし、大好きな袴田君は何してるのかと言いますと、ギリギリまでお仕事してたから今から支度するんだって、見に行かなきゃ、ストーカーしなきゃ。
洗面所に立つ袴田君は歯を磨いてて、鏡越しに目合ってにこってした格好いーよ。
いつまでも噛みつかれたいから歯は大事にして下さいね!
コップあるのに手で口ゆすぐの良き……顔洗うから眼鏡外すの! はい尾台持ちます!!
と両手差し出して待ってたら袴田君は手のひらに置いてくれた。
「ありがとう尾台さん」
「……………………別に」
目逸らすけど、意外と重みがあるフレームに手をひら幸せ……。
バシャバシャ豪快に顔洗ってる、袴田君横目に眼鏡をじっと見つめてみた。
あー……っと確かこっちが本体なんだよねぇ。
それなしても、あのスタンプすごーい袴田君の眼鏡形にそっくりなんだけど、まるで袴田君専用みたいな……っと目を凝らして隅々まで見ていたら。
「ひぃ!!」
「ん? 何どうしたんですか」
「いや、何か眼鏡じっと見てたら袴田君の妖精みたいのでてきて……!!? あれ? 消えた」
タオルで顔拭きながら袴田君はニヤニヤニヤニヤ。
「俺の妖精って……尾台さんどんだけ俺が好きなの」
「嫌いですけど!」
昨日もいっぱい袴田君とイチャイチャできてお肌も調子もよくってご飯も美味しいし人生キラキラ!
何してても楽しいって大丈夫ですか!
いや、本当に平気か!? でも、申し訳なくなってきて、こないだめぐちゃんにこの気持ちを分けたい! って肩に手を置いて念じてたら、気持ち悪いから止めてって冷たくあしらわれてしまったんだよな。
幸せのおすそ分けとか、そーゆー頭お花畑マジでイライラするから死んでって可愛い顔でめっちゃ睨まれた。
まあいいや、それで支度も終わったし、大好きな袴田君は何してるのかと言いますと、ギリギリまでお仕事してたから今から支度するんだって、見に行かなきゃ、ストーカーしなきゃ。
洗面所に立つ袴田君は歯を磨いてて、鏡越しに目合ってにこってした格好いーよ。
いつまでも噛みつかれたいから歯は大事にして下さいね!
コップあるのに手で口ゆすぐの良き……顔洗うから眼鏡外すの! はい尾台持ちます!!
と両手差し出して待ってたら袴田君は手のひらに置いてくれた。
「ありがとう尾台さん」
「……………………別に」
目逸らすけど、意外と重みがあるフレームに手をひら幸せ……。
バシャバシャ豪快に顔洗ってる、袴田君横目に眼鏡をじっと見つめてみた。
あー……っと確かこっちが本体なんだよねぇ。
それなしても、あのスタンプすごーい袴田君の眼鏡形にそっくりなんだけど、まるで袴田君専用みたいな……っと目を凝らして隅々まで見ていたら。
「ひぃ!!」
「ん? 何どうしたんですか」
「いや、何か眼鏡じっと見てたら袴田君の妖精みたいのでてきて……!!? あれ? 消えた」
タオルで顔拭きながら袴田君はニヤニヤニヤニヤ。
「俺の妖精って……尾台さんどんだけ俺が好きなの」
「嫌いですけど!」
0
お気に入りに追加
1,826
あなたにおすすめの小説

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041

甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。
海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。
ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。
「案外、本当に君以外いないかも」
「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」
「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」
そのドクターの甘さは手加減を知らない。
【登場人物】
末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。
恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる?
田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い?
【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。

勘違いで別れを告げた日から豹変した婚約者が毎晩迫ってきて困っています
Adria
恋愛
詩音は怪我をして実家の病院に診察に行った時に、婚約者のある噂を耳にした。その噂を聞いて、今まで彼が自分に触れなかった理由に気づく。
意を決して彼を解放してあげるつもりで別れを告げると、その日から穏やかだった彼はいなくなり、執着を剥き出しにしたSな彼になってしまった。
戸惑う反面、毎日激愛を注がれ次第に溺れていく――
イラスト:らぎ様
《エブリスタとムーンにも投稿しています》
過去1ヶ月以内にエタニティの小説・漫画・アニメを1話以上レンタルしている
と、エタニティのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にエタニティの小説・漫画・アニメを1話以上レンタルしている
と、エタニティのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。