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おしまいの後
モノポライズ ※
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会社からマンションは歩いて10分もかからないので、日でも跨がない限り会社を出たと伝えれば尾台さんは玄関で待っていてくれる。
けれど今日は愛しい笑顔が出迎えてくれなくて、誰もいないリビングに入ると後ろから抱き付いてきた。
「かくれんぼ?」
「………………」
お腹を締め付ける手にいっそう力が入って一度むっとした顔で俺を見るとまた、背中に帰っていった。
「どうしたんですか、尾台さんただい」
おかえりも言わずに尾台さんは語気を強めて。
「ご飯にさせないお風呂にさせない、私にして? 袴田君」
「…………」
背中でもじもじ言われて、はい無事死亡。
風呂も入らずご飯も食べずにそのまま押し倒したい。
うん、やっぱりどこかそういう学校があってそこの教授まで登り詰めたんじゃないのかって位、尾台さんは俺のツボを突いてくる。
返事はエロいキスでして軽い体を抱き上げる。
ソファーに寝かせて前戯もそこそこ正常位で挿入したら、既にグズグズにさせてた尾台さんは簡単に俺を飲み込んだ。
「あれ、これ一人でしてましたね。もっとひきつると思ったのに奥までトロトロじゃないですか。もう俺にこんななついてる、ほらすげーくっついてきてやらしい肉の熟れ方してる」
「だぁ、て……袴田君が……今日経理の子とはなっ……てた」
「ん? 何それ、それとこここんな充血させて柔らかくなってんのとどう関係あるんですか。俺が他の女の子と話してるとヤキモチ焼いて一人エッチして帰って早々セックスおねだりしちゃうの」
「ううっ……」
尾台さんは悔しそうに唇を噛むけど中はきゅんきゅんさせて物欲しそうに脈を打たせてる。
反抗的な目のまま下から両手を広げて抱っこってしてきた。
こないだこの状態で言いたい事あるならハッキリ言えよっていじめてみたら、皆に優しくして私を不安にさせる袴田君なんて嫌いですって目を擦って子供みたいにえぐえぐ泣いて、頭が痺れるくらいきゅんときて半端なく勃った。
赤い顔と震えた唇と俺の事だけを見詰める潤んだ目と甘い香り、胸が締め付けられて、少し引いた腰を思いっきり打ちつけて硬い先を子宮にめり込ませた。
もう汗ばんでる体を抱き締めて、細い足が腰に絡んで悲鳴に近い喘ぎ声が部屋を占領する。
反り上がる体を押さえ付けて緩く腰を振ったら、痙攣した奥が更に濡れて出し入れする度結合部からくちゅくちゅ卑猥な音がした。
「あれイッてる、随分一人で遊んでたね。もう奥の準備できてるんだ」
「だっ……てぇ」
「だってだってで可愛いね絵夢は」
「ちゅう、して?」
「いいよ、なら口開けて舌絡ませきて」
「おっぱいもされた……」
「自分で脱いで」
わざと奥をガンガン打って尾台さんは必死にキスに答えながら上着のボタンを震えた指先で外そうとしてる口の中で絶えず甘い声を吐いて何時になっても一つ目が外れない。
柔らかい舌を噛んで小さな口内の唾液を啜って口を離す、見下し気味な視線をやっただけで熱い吐息を漏らしながら、命令を悟ってゆっくりと濡れた口が開いた。
俺のと混ぜた唾液を垂らせば蕩けた瞳が黙ってそれを飲み込んでいく。
征服感が背筋を這ってもっと俺で染めたくなる、眼鏡を外してネクタイ緩めて髪をかき上げた。
尾台さんの顔に張り付く髪を取ってやって額の汗を拭って顎を掴んでこっちを向かせる。
「こんな淫乱が三時間前まで何食わぬ顔して仕事してたなんて誰も想像できないですね」
「なっ……」
逃げないように肩を掴んで奥を突き続ければ、眉間が寄ってもっともっとと吸い付く癖に尾台さんはいやいやしてる。
「大人しい清楚なふりして、パイパンマンコにティーバック食い込ませて俺が他の女の子と話してるとこ見て股もじつかせてたなんて、はしたなくて皆引いちゃいますね。家帰って一番にする事がオナニーって俺の名前呼んで何回イッたの?」
「あっ、あっ……んんっ……他の子に笑っ……ちゃ、やだぁ……袴田君は私のだもん」
「わかってるよ可愛いなぁ」
これにないくらい中を締め付けて首にすがり付かれて、ちょっと待ってこんな状態で腰引いたら出てしまうって奥に入れたまま顔を両手で掴んで優しくねっとりキスをした。
中の力が抜けるまで執拗に舌を絡ませて口端から唾液が溢れるまで彼女を味わう、そしたら細い指が俺の手の甲を引っ掻いて。
「ちょっと尾台さん勝手に腰動かさないでよ」
「何で? 今イキそうだったのに何で止めたの」
少し腰を引いたら尾台さんは下から突き上げてきて気持ち良さそうに腰を揺らしてヌプヌプやってくる。
俺の首に手を回してキスして緩い刺激に色っぽく喘ぎ始めて、最高に淫らな彼女と勝手に高められる射精欲にゾクゾクする、無理矢理服の前を開いた。
ボタンが飛び散って転がってもそれを怒る彼女はいない。
「イイ感じに乱れてるじゃないですか、ソファまでびしょびしょにしちゃって俺のスーツだってこんな濡らして」
「しゅき……しゅき……袴田君しゅき大しゅき」
「わかったわかった俺も尾台さんが好きだよ、ほらじゃあ欲しかった乳首も噛んであげるから」
「ひっ……あっあ……!! イタッ……」
舐め上げて噛み付いて吸ってやればみっちり中が絡み付いてきて動くのも億劫なほどの快感だ。
相変わらず俺と相性の良い体は絶頂を欲しがって四肢を真っ赤にさせていた。
胸から顔を上げて耳を舐め回すと、また甘い声を出しながら鳥肌立てて中をビクビクさせてる。
「こんな浅いのじゃなくてもっと深くイキたい?」
「んっ……んぅはい……下さ……」
「耳も首もイイとこ攻めがら頭真っ白にさせてやるよ」
「あっ……あんっ! そこ」
抵抗する手を一まとめにして頭上で押さえ付けて首から耳まで舐め上げてクリトリスをいじれば細い体が震えてこれになく締まってヒダが吸い付いてくる。
そんなのされたら、俺も限界になる訳で下半身に集まる血を弾けさせたくて腰のスピードを速めた。
「やら、やら……袴田くっ……出ちゃ、のは……らめっ……んんっやぁ」
「こんなに美味しそうにチンコにしゃぶってんのにやなの?」
俺のを必死になって扱いてる癖に体を捩って少し抵抗を見せてくる姿が意地らしくてガリッと首に噛み付いた。
「ヒッ!」
「ほら、好きな男の前で漏らしてイケよ変態」
「んんっ……あっあっ……指、ヤメッ……イッちゃぅ……イッ!!」
きゅっクリトリスを摘まんで子宮を突いたら足がガクガク痙攣して腰を揺らす度中から体液が噴き出してくる。
手を離しても全身を快感に支配された彼女は動けなくなってて口をパクパクさせて息を吸うのがやっとで、目も虚ろだ。
「その顔最高、じゃあ俺もイクから最後までご奉仕するんだぞ」
「あっ……待っ……! あああ!!」
構わず膣の奥を削り上げて最後にもう一回イカせたいな、なんて思って力任せに腰を叩き付けたら、尾台さんは呂律の回らない口でダメダメ言い出した。
「何だまだ意識あんのかよ」
「なっ……」
「ねえ部屋でおしっこされてもこんなだらしないアへ顔目の前で晒されても可愛いと思えるのは尾台さんだからだよ大好き」
「ふぁ……袴田きゅっ……」
キスしたらぎゅっと締まって弛緩して痙攣して、尾台さんはまた果てた。
舌を絡ませたまま力の抜けた手を繋いで最後に腰を強く突き出して一番奥に熱を吐き出す。
爪先まで痺れる快感にゾクッときて、長い射精が終わる頃には尾台さんは目を閉じていた。
尾台さんを寝室に連れていってさっと事後処理をして風呂に入って。
初めての彼氏にヤキモチ焼いちゃう尾台さん可愛いよぉおお!!
って悶えながら部屋に戻ったら中から話し声がした。
まあ今日はそんな激しい訳じゃなかったし終わった時も寝てると言うよりも微睡んでる感じだったから起きてるのはいいんだけど。
窓際に立って夜景を見ながら尾台さんは誰かと電話していて俺に気付いていないようだった。
「はい、大丈夫ですその日……彼はいないですけど。ふふふ楽しみにしてます」
え?
「もちろん夕食も……はい」
俺の草食はやっぱり上っ面だし短気なんだなぁと思う、だって話を聞くより先に体が勝手に動いていた。
後ろから抱き締めて胸を揉みしだいて電話してる反対の耳を舐め上げて穴に舌を突っ込む、音をさせながら掻き回してきゅっと乳首を摘まみ上げた。
「ふぁ、はっ……かっ……!」
「俺がいない所でどんなお楽しみがあるんですか」
「待って」
「尾台さんだって俺のだろ? もっかい分からせてあげるよ」
携帯取り上げて両手をガラス窓に突かせてガウンを捲る。
まださっきの余韻が残る膣は容易に指を飲み込んだので硬くなった先で何度か入り口を擦って馴染ませた。
「んぁ……待っ、さっきした……」
「尾台さんだってヤキモチ焼いて俺とセックスしたがってたじゃないですが、俺だって同じだよ? あーあもうクリトリス硬くして濡らしてる」
逃げる腰を引き寄せてお尻にピッタリ腰を密着させて奥まで貫いたら、尾台さんは震えながら鳴いた。
それからずっと肌がぶつかる乾いた音が部屋に響いている。
白いお尻が真っ赤になって、尾台さんがイッてもイッても腰を振るのを止めなかった、泣きながらされるがまま俺の動きに無抵抗に前後する体は水滴が見える程汗をかいていた。
腰を打ち付けながら背中の汗を舐め取って細い腕を後ろに引っ張っぱる、顎を掴んでこっちを向かせれば開きっぱなしの口からは唾液が溢れていた。
上気した顔に涙を滲ませた目、震えた唇が掠れた声で俺の名を呼んで引き寄せられるように深いキスをする、口を離せば糸が引いて喘ぎ声の混じる荒い息に興奮する。
「嫌だっていいながら、結局イキまくって漏らして本当どうしようもないド淫乱だな」
「ひ……ごめんな……しゃ……」
「ほらさっさと俺の所有物だって認めねえとこのまま突き上げて内臓引きずり出すぞ」
「あああ! やっ……わた、しは袴田君っ……袴ッくっのらからぁ強いのや」
「わかってんならいーだよ、影でコソコソしやがって俺なしじゃ生きてけねぇ癖にさ」
「うんっ……う、ん……袴田君じゃなきゃダメ……」
そして、目が覚めた尾台さんは体をベッドに預けたままプリプリ怒っていた。
「もうもう! 信じられないぃ!! 少し位私の話聞いてくれてもいいじゃないですか! 動けなくなるまでエッチしないでって何度言ったらわかるの!」
「でも満足したでしょ」
「うん言う事なし」
「だってまさか尾台さんがクソジジーと電話してるなんて思わなくて」
「結婚式の話をしていたんですよもう! もう!! もう!!! 途中で電話切って私めっちゃ感じ悪い孫嫁じゃないですか」
俺の胸を殴ってきて拳を掴んで艶々で綺麗に並んだ爪にキスしといた。
「途中で電話切れてるかどうかは別として俺がいないとこで勝手に話進めててムカつく事にはかわりないですから」
「ああ、それはごめんなさい……何だっけか、豪華客船の水上結婚式とか? ヘリコプターで新郎新婦が降りてくる模擬挙式が袴田君仕事の日で……さっき急に言われたんですよ」
「ノリノリかよあのじじー」
そんで本当に二人で行ったらしく後日尾台さんからバージンロード歩く二人や、なんか色々と楽しそうにしてる写真がたくさん送られてきてタバコの箱を握り潰してしまった。
あのじじー俺より先に尾台さんとバージンロード歩くとか今度会ったら、ぶっ殺してやる。
---------------------------------------------------------------------------------------------
※【R18】恋する電波 にも袴田君と尾台さんが出てますので、宜しかったらどうぞ。
けれど今日は愛しい笑顔が出迎えてくれなくて、誰もいないリビングに入ると後ろから抱き付いてきた。
「かくれんぼ?」
「………………」
お腹を締め付ける手にいっそう力が入って一度むっとした顔で俺を見るとまた、背中に帰っていった。
「どうしたんですか、尾台さんただい」
おかえりも言わずに尾台さんは語気を強めて。
「ご飯にさせないお風呂にさせない、私にして? 袴田君」
「…………」
背中でもじもじ言われて、はい無事死亡。
風呂も入らずご飯も食べずにそのまま押し倒したい。
うん、やっぱりどこかそういう学校があってそこの教授まで登り詰めたんじゃないのかって位、尾台さんは俺のツボを突いてくる。
返事はエロいキスでして軽い体を抱き上げる。
ソファーに寝かせて前戯もそこそこ正常位で挿入したら、既にグズグズにさせてた尾台さんは簡単に俺を飲み込んだ。
「あれ、これ一人でしてましたね。もっとひきつると思ったのに奥までトロトロじゃないですか。もう俺にこんななついてる、ほらすげーくっついてきてやらしい肉の熟れ方してる」
「だぁ、て……袴田君が……今日経理の子とはなっ……てた」
「ん? 何それ、それとこここんな充血させて柔らかくなってんのとどう関係あるんですか。俺が他の女の子と話してるとヤキモチ焼いて一人エッチして帰って早々セックスおねだりしちゃうの」
「ううっ……」
尾台さんは悔しそうに唇を噛むけど中はきゅんきゅんさせて物欲しそうに脈を打たせてる。
反抗的な目のまま下から両手を広げて抱っこってしてきた。
こないだこの状態で言いたい事あるならハッキリ言えよっていじめてみたら、皆に優しくして私を不安にさせる袴田君なんて嫌いですって目を擦って子供みたいにえぐえぐ泣いて、頭が痺れるくらいきゅんときて半端なく勃った。
赤い顔と震えた唇と俺の事だけを見詰める潤んだ目と甘い香り、胸が締め付けられて、少し引いた腰を思いっきり打ちつけて硬い先を子宮にめり込ませた。
もう汗ばんでる体を抱き締めて、細い足が腰に絡んで悲鳴に近い喘ぎ声が部屋を占領する。
反り上がる体を押さえ付けて緩く腰を振ったら、痙攣した奥が更に濡れて出し入れする度結合部からくちゅくちゅ卑猥な音がした。
「あれイッてる、随分一人で遊んでたね。もう奥の準備できてるんだ」
「だっ……てぇ」
「だってだってで可愛いね絵夢は」
「ちゅう、して?」
「いいよ、なら口開けて舌絡ませきて」
「おっぱいもされた……」
「自分で脱いで」
わざと奥をガンガン打って尾台さんは必死にキスに答えながら上着のボタンを震えた指先で外そうとしてる口の中で絶えず甘い声を吐いて何時になっても一つ目が外れない。
柔らかい舌を噛んで小さな口内の唾液を啜って口を離す、見下し気味な視線をやっただけで熱い吐息を漏らしながら、命令を悟ってゆっくりと濡れた口が開いた。
俺のと混ぜた唾液を垂らせば蕩けた瞳が黙ってそれを飲み込んでいく。
征服感が背筋を這ってもっと俺で染めたくなる、眼鏡を外してネクタイ緩めて髪をかき上げた。
尾台さんの顔に張り付く髪を取ってやって額の汗を拭って顎を掴んでこっちを向かせる。
「こんな淫乱が三時間前まで何食わぬ顔して仕事してたなんて誰も想像できないですね」
「なっ……」
逃げないように肩を掴んで奥を突き続ければ、眉間が寄ってもっともっとと吸い付く癖に尾台さんはいやいやしてる。
「大人しい清楚なふりして、パイパンマンコにティーバック食い込ませて俺が他の女の子と話してるとこ見て股もじつかせてたなんて、はしたなくて皆引いちゃいますね。家帰って一番にする事がオナニーって俺の名前呼んで何回イッたの?」
「あっ、あっ……んんっ……他の子に笑っ……ちゃ、やだぁ……袴田君は私のだもん」
「わかってるよ可愛いなぁ」
これにないくらい中を締め付けて首にすがり付かれて、ちょっと待ってこんな状態で腰引いたら出てしまうって奥に入れたまま顔を両手で掴んで優しくねっとりキスをした。
中の力が抜けるまで執拗に舌を絡ませて口端から唾液が溢れるまで彼女を味わう、そしたら細い指が俺の手の甲を引っ掻いて。
「ちょっと尾台さん勝手に腰動かさないでよ」
「何で? 今イキそうだったのに何で止めたの」
少し腰を引いたら尾台さんは下から突き上げてきて気持ち良さそうに腰を揺らしてヌプヌプやってくる。
俺の首に手を回してキスして緩い刺激に色っぽく喘ぎ始めて、最高に淫らな彼女と勝手に高められる射精欲にゾクゾクする、無理矢理服の前を開いた。
ボタンが飛び散って転がってもそれを怒る彼女はいない。
「イイ感じに乱れてるじゃないですか、ソファまでびしょびしょにしちゃって俺のスーツだってこんな濡らして」
「しゅき……しゅき……袴田君しゅき大しゅき」
「わかったわかった俺も尾台さんが好きだよ、ほらじゃあ欲しかった乳首も噛んであげるから」
「ひっ……あっあ……!! イタッ……」
舐め上げて噛み付いて吸ってやればみっちり中が絡み付いてきて動くのも億劫なほどの快感だ。
相変わらず俺と相性の良い体は絶頂を欲しがって四肢を真っ赤にさせていた。
胸から顔を上げて耳を舐め回すと、また甘い声を出しながら鳥肌立てて中をビクビクさせてる。
「こんな浅いのじゃなくてもっと深くイキたい?」
「んっ……んぅはい……下さ……」
「耳も首もイイとこ攻めがら頭真っ白にさせてやるよ」
「あっ……あんっ! そこ」
抵抗する手を一まとめにして頭上で押さえ付けて首から耳まで舐め上げてクリトリスをいじれば細い体が震えてこれになく締まってヒダが吸い付いてくる。
そんなのされたら、俺も限界になる訳で下半身に集まる血を弾けさせたくて腰のスピードを速めた。
「やら、やら……袴田くっ……出ちゃ、のは……らめっ……んんっやぁ」
「こんなに美味しそうにチンコにしゃぶってんのにやなの?」
俺のを必死になって扱いてる癖に体を捩って少し抵抗を見せてくる姿が意地らしくてガリッと首に噛み付いた。
「ヒッ!」
「ほら、好きな男の前で漏らしてイケよ変態」
「んんっ……あっあっ……指、ヤメッ……イッちゃぅ……イッ!!」
きゅっクリトリスを摘まんで子宮を突いたら足がガクガク痙攣して腰を揺らす度中から体液が噴き出してくる。
手を離しても全身を快感に支配された彼女は動けなくなってて口をパクパクさせて息を吸うのがやっとで、目も虚ろだ。
「その顔最高、じゃあ俺もイクから最後までご奉仕するんだぞ」
「あっ……待っ……! あああ!!」
構わず膣の奥を削り上げて最後にもう一回イカせたいな、なんて思って力任せに腰を叩き付けたら、尾台さんは呂律の回らない口でダメダメ言い出した。
「何だまだ意識あんのかよ」
「なっ……」
「ねえ部屋でおしっこされてもこんなだらしないアへ顔目の前で晒されても可愛いと思えるのは尾台さんだからだよ大好き」
「ふぁ……袴田きゅっ……」
キスしたらぎゅっと締まって弛緩して痙攣して、尾台さんはまた果てた。
舌を絡ませたまま力の抜けた手を繋いで最後に腰を強く突き出して一番奥に熱を吐き出す。
爪先まで痺れる快感にゾクッときて、長い射精が終わる頃には尾台さんは目を閉じていた。
尾台さんを寝室に連れていってさっと事後処理をして風呂に入って。
初めての彼氏にヤキモチ焼いちゃう尾台さん可愛いよぉおお!!
って悶えながら部屋に戻ったら中から話し声がした。
まあ今日はそんな激しい訳じゃなかったし終わった時も寝てると言うよりも微睡んでる感じだったから起きてるのはいいんだけど。
窓際に立って夜景を見ながら尾台さんは誰かと電話していて俺に気付いていないようだった。
「はい、大丈夫ですその日……彼はいないですけど。ふふふ楽しみにしてます」
え?
「もちろん夕食も……はい」
俺の草食はやっぱり上っ面だし短気なんだなぁと思う、だって話を聞くより先に体が勝手に動いていた。
後ろから抱き締めて胸を揉みしだいて電話してる反対の耳を舐め上げて穴に舌を突っ込む、音をさせながら掻き回してきゅっと乳首を摘まみ上げた。
「ふぁ、はっ……かっ……!」
「俺がいない所でどんなお楽しみがあるんですか」
「待って」
「尾台さんだって俺のだろ? もっかい分からせてあげるよ」
携帯取り上げて両手をガラス窓に突かせてガウンを捲る。
まださっきの余韻が残る膣は容易に指を飲み込んだので硬くなった先で何度か入り口を擦って馴染ませた。
「んぁ……待っ、さっきした……」
「尾台さんだってヤキモチ焼いて俺とセックスしたがってたじゃないですが、俺だって同じだよ? あーあもうクリトリス硬くして濡らしてる」
逃げる腰を引き寄せてお尻にピッタリ腰を密着させて奥まで貫いたら、尾台さんは震えながら鳴いた。
それからずっと肌がぶつかる乾いた音が部屋に響いている。
白いお尻が真っ赤になって、尾台さんがイッてもイッても腰を振るのを止めなかった、泣きながらされるがまま俺の動きに無抵抗に前後する体は水滴が見える程汗をかいていた。
腰を打ち付けながら背中の汗を舐め取って細い腕を後ろに引っ張っぱる、顎を掴んでこっちを向かせれば開きっぱなしの口からは唾液が溢れていた。
上気した顔に涙を滲ませた目、震えた唇が掠れた声で俺の名を呼んで引き寄せられるように深いキスをする、口を離せば糸が引いて喘ぎ声の混じる荒い息に興奮する。
「嫌だっていいながら、結局イキまくって漏らして本当どうしようもないド淫乱だな」
「ひ……ごめんな……しゃ……」
「ほらさっさと俺の所有物だって認めねえとこのまま突き上げて内臓引きずり出すぞ」
「あああ! やっ……わた、しは袴田君っ……袴ッくっのらからぁ強いのや」
「わかってんならいーだよ、影でコソコソしやがって俺なしじゃ生きてけねぇ癖にさ」
「うんっ……う、ん……袴田君じゃなきゃダメ……」
そして、目が覚めた尾台さんは体をベッドに預けたままプリプリ怒っていた。
「もうもう! 信じられないぃ!! 少し位私の話聞いてくれてもいいじゃないですか! 動けなくなるまでエッチしないでって何度言ったらわかるの!」
「でも満足したでしょ」
「うん言う事なし」
「だってまさか尾台さんがクソジジーと電話してるなんて思わなくて」
「結婚式の話をしていたんですよもう! もう!! もう!!! 途中で電話切って私めっちゃ感じ悪い孫嫁じゃないですか」
俺の胸を殴ってきて拳を掴んで艶々で綺麗に並んだ爪にキスしといた。
「途中で電話切れてるかどうかは別として俺がいないとこで勝手に話進めててムカつく事にはかわりないですから」
「ああ、それはごめんなさい……何だっけか、豪華客船の水上結婚式とか? ヘリコプターで新郎新婦が降りてくる模擬挙式が袴田君仕事の日で……さっき急に言われたんですよ」
「ノリノリかよあのじじー」
そんで本当に二人で行ったらしく後日尾台さんからバージンロード歩く二人や、なんか色々と楽しそうにしてる写真がたくさん送られてきてタバコの箱を握り潰してしまった。
あのじじー俺より先に尾台さんとバージンロード歩くとか今度会ったら、ぶっ殺してやる。
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