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ぬくもり
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決意の後、俺は大きな過ちに気が付いて、また自分が嫌になって殺したくなって救いようのない浅はかさを思い知らされる。
マンションに着いた、部屋にも着いたそして俺はどうするんだよ!
俺の家に…………俺の家に!! にゃんにゃん様がいらっしゃる!!(泥酔)
ソファーに座らせて、くうくう寝ていて可愛い可愛い凄く可愛い。
申し訳ないですけどすっげーセックスしたいです。
そんなの尾台さんを家に送ったあの日すでに思っていたけど、だって好きだもの、愛しているもの、食べたい舐めたい挿れたい出したい鳴かせたい気絶させたい。
狂っちゃう位喘がせて、俺しか愛せないって体に教えて言わせたい。
いやだめだ! 目を瞑り理性を高めるんだ!
っと思ったがここまできて何を戸惑っているんだよ、もう俺は傷ついてもいいって決めたんだろ、そうだろ雄太! 良い年したOLがこんなになるまで酔っぱらって無傷でいられる方が無理だろ!
いやいやいや……何言ってんだ、そうされないように俺が守ってきたんじゃないのか! そうだここで手を出してはいけない! でもちょっといつもより色々したい色々色々色々ろろろろ……煩悩に支配されそうで冷水で顔を洗った。
そして部屋に戻って、慄いた。
そうか待ってくれ、あの偉大なるにゃんにゃんさんをお迎えするにはいささか準備が足りていないのではなかろうか。
にゃんにゃんさんが何か食べたいって言っても何もないじゃないか!(後日とりあえず、尾台さんはお酒好きだからビールとチーズとOLが好きそうな(偏見)ゼリー飲料買っとく)
何か飲みた言ってもグラス一つしかないぞ!(後日、銭湯が好きだとブログで言っていたから、それっぽいコップ買ってじーちゃんから紅茶貰っとく)
メイク落としはいつものがあるけど、下着とかないからとりあえず買っておこう、化粧水類も。
え? そんなに準備必要か? いや! 必要だ! 自分を追い込むんだ雄太、全て揃えて尾台さんがうちに来る準備をする、それが虚しくならないように俺は尽力するんだ! そう、それくらいの覚悟を持て!
だって俺にはもう一か月しかないんだ、何振り構っていられるかお前は尾台さんしか愛せないんだろ! もっと本気になれよ!! お前なんて尾台さんに小指の爪程度にしか認識されてないんだぞ!!
、
そしてその前に立ち塞がる壁が桐生 陸なんだよ。
俺が正面から向かって叶う相手じゃないだろう、で、今のままでいいのか?
尾台さんが桐生さんとキスする、抱き合う、繋がる、好きと言う。
どれだって耐えられない、見ない振りしたって、知らない振りしたって無理なんだ。
正直に言うよ、そんな風になる位なら、
今ここで彼女を殺して俺も死ぬ。
もう本当はそれくらいの気持ちだったのに、中途半端のプライドがそれを隠した、だってそうだここまできて目の前で主軸を失うって人生が終わるだろ、しかも自分から手放すなんて。
ずっとずっと好きだった彼女を誰かに取られてたまるものか。
この一言に尽きるんだ。
とりあえず尾台さんを風呂に連れて行った。
尾台さんの家よりうちの風呂は広いから洗うのが楽だった。
何時もの手順で尾台さんを綺麗にする、でも今日は少し体を洗うのを意識させてもらった。
いつもは撫で洗う程度だったけど今日はしっかり形を辿るように胸だって少し揉んだし乳首に爪を掠めておいた、「んんあぅ」って甘い息を漏らす彼女の口を塞いでしまう所だった、しかしながら下半身はシャワーで流すだけのチキンだった。
髪を乾かしてベッドに寝かせたら、ちょうど携帯が鳴った。
「はい」
【お疲れ様尾台はどう?】
「尾台さんは寝たままですよ」
【そっか】
「今日は俺、疲れているので二次会は辞めておきます」
【分かった、今日もありがとう】
「お疲れ様です」
【ああ、また】
電話を切った、胸が痛んだ。
俺は利己的な嘘をついた、いや尾台さんへの感情を隠してた訳だから初めから嘘つきだったけれど。
携帯を持つ指が震えた。
じーちゃんとの会話が一瞬脳裏に過ったんだ。
【なあ雄太“誠実”って言葉を知っているか。企業だけじゃないぞ【人】はいつだって“誠実”を求めてる。スキル、能力、見てくれ、要領……仕事をする能力が高い奴なんていくらでもいる、そしてそんなモノは簡単にお金で買えるんだよ。わかるか、そんな上辺だけの物に意味はない。俺達はいかに誠実であるかを求めてる。お前は誠実って言葉を辞書で調べた事があるか? お前は誠実に生きているか学歴だけ立派で年だけとってないか、人間の本質がちゃんと見えているか】
誠実……私利私欲をまじえず、真心をもって人や物事に対すること。また、そのさま。
ベッドでゆっくり寝息をつく尾台さん、寝たままだ……嘘はついてない、彼女の家でとも言ってない。
でも俺にその誠実さの欠片があるなら、彼女を家に帰して……今ならまだ間に合う、この状態をなかった事にできるんだ。
それなのに複雑に思惑が絡み合って絡み合って、苦しくてどうにもできなくて、涙が出てきて……それでも一緒にいたくて……俺は壁を一発拳で殴って部屋を出た。
熱いシャワーを浴びる、絶対彼女を渡したくないなんて傲慢な思いだけで暴走してる俺を止めようとしたのは、やっぱり桐生さんだった。
そして俺の感情なんていかに陳腐なものだったと、思い知らされた。
部屋に戻ったら、そこはめちゃくちゃに荒らされていた。
俺のティーシャツだけを着た尾台さんが泣きながら「ない~なぃ~」と舌足らずの言葉で、本棚を掻き出して、あっちこっちの引き出しを開けて中を漁ってぶちまけてる。
「待って待って……何を探してるんですか」
「らいの、らぶりしゅ……私の……どこ? 箱……どこ?」
冬物の服まで引っ張りだす手を止めて、彼女は泣きながら訴えてきた。
「何で……どこ……? あれがないと私…………」
「ラブリス……? 箱?」
「やだぁ……捨てないで」
ああ、そうかそうだよな。
子供のように泣きじゃくる彼女を見ていられなくて抱き寄せた。
「大丈夫ですか尾台さん」
「尾、台……」
「にゃんにゃんさん」
「ああ…………」
何に気が付いたのか、尾台さんは俺の首に巻き付くと真っ直ぐ俺を見てきた。
酔っぱらっているとろりとした目。
酒気を帯びた吐息。
やっぱり俺は間違っていた。
尾台さんはあの日に取り残されたままなんだ。
だってそうだろいくらなんだって、あの桐生さんの気持ちに気がつかないって無理があるよ。
そうじゃないんだ、彼女は人を信用してない。
不安とか怖いとか痛いとか……そんな気持ち苛まれて、正直に心と向き合えないんだ。
自分なんて人に受け入れてもらえないって好かれるはずがないと思っている。
あの日のせいで。
無様すぎるだろ、俺は結局、尾台さんがにゃんにゃんさんだと知った日ただ興奮して抱き締めて彼女に何する訳でもないし、その後も尾台さんからにゃんにゃんさんを貪るだけだった。
そして、今一方的に彼女を奪い去ろうとしてる。
尾台さんは俺の肩口で、まだ泣いていた。
やだやだ……って何かを怖がっていた。
何で忘れていたんだ、再会できたあの日尾台さんは寂しいって言ってたじゃないか、死にたいくらい苦しいってこんな誠実な人が意識が無くなるまで酒を飲む理由をどうして考えなかったんだ。
それなのにこの時間が大事だとか死守しなきゃとか、ああ本当に俺はどこまで自分勝手な男だよ。
俺の守ろうとしていたのは彼女を傷付けるだけの醜い愚かなエゴだった。
だったら俺にできる事って何だ。
あの日から閉じこもったままの彼女を助け出す事なんじゃないのか。
もう一度、キラキラ眩しく輝いていた笑顔の彼女に戻してあげたい。
純粋に人を信じて好きなものを素直に愛していた彼女に戻してあげたい。
「寂し…………苦」
「尾台さんごめん、もう大丈夫だから遅くなって本当にごめんね」
しゃくりながら涙を流す尾台さんの顔はふやけてて、両手で顔を掴んだらボタボタ頬に涙が伝う。
吸い寄せられるようにキスをしたら、もう止まらなくなって何度も何度も唇を重ねた。
キスしながら抱き上げてベッドに下ろして押し倒して、ゆっくり舌を潜り込ませた。
嫌がってはいないけど、尾台さんはんんッ……と体を捩って当たり前ながら舌が絡んでくる事はなかった。
熱い口内を吸い上げて飲み込んだ。
唇を離して息を乱した彼女がぼーっとした目で俺を見てる、涙は止まっていたけど、目は潤んだままで綺麗だった。
また唇を重ねる、少し離して邪魔な眼鏡を外した。
唇から音が出る位擦り合わせて薄目を開けたら目が合った。
目を細めて笑ったら彼女は数回瞬きをした後安心したように目を閉じた。
脱力して、眠りの呼吸が始まって彼女はゆっくり堕ちていった、服に手をかける。
生まれたままの状態で抱き合って触れられる所全てを優しく撫でてあげた。
尾台さんは胸に額を擦り付けて深い呼吸の後、温かい……と一言漏らした。
マンションに着いた、部屋にも着いたそして俺はどうするんだよ!
俺の家に…………俺の家に!! にゃんにゃん様がいらっしゃる!!(泥酔)
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メイク落としはいつものがあるけど、下着とかないからとりあえず買っておこう、化粧水類も。
え? そんなに準備必要か? いや! 必要だ! 自分を追い込むんだ雄太、全て揃えて尾台さんがうちに来る準備をする、それが虚しくならないように俺は尽力するんだ! そう、それくらいの覚悟を持て!
だって俺にはもう一か月しかないんだ、何振り構っていられるかお前は尾台さんしか愛せないんだろ! もっと本気になれよ!! お前なんて尾台さんに小指の爪程度にしか認識されてないんだぞ!!
、
そしてその前に立ち塞がる壁が桐生 陸なんだよ。
俺が正面から向かって叶う相手じゃないだろう、で、今のままでいいのか?
尾台さんが桐生さんとキスする、抱き合う、繋がる、好きと言う。
どれだって耐えられない、見ない振りしたって、知らない振りしたって無理なんだ。
正直に言うよ、そんな風になる位なら、
今ここで彼女を殺して俺も死ぬ。
もう本当はそれくらいの気持ちだったのに、中途半端のプライドがそれを隠した、だってそうだここまできて目の前で主軸を失うって人生が終わるだろ、しかも自分から手放すなんて。
ずっとずっと好きだった彼女を誰かに取られてたまるものか。
この一言に尽きるんだ。
とりあえず尾台さんを風呂に連れて行った。
尾台さんの家よりうちの風呂は広いから洗うのが楽だった。
何時もの手順で尾台さんを綺麗にする、でも今日は少し体を洗うのを意識させてもらった。
いつもは撫で洗う程度だったけど今日はしっかり形を辿るように胸だって少し揉んだし乳首に爪を掠めておいた、「んんあぅ」って甘い息を漏らす彼女の口を塞いでしまう所だった、しかしながら下半身はシャワーで流すだけのチキンだった。
髪を乾かしてベッドに寝かせたら、ちょうど携帯が鳴った。
「はい」
【お疲れ様尾台はどう?】
「尾台さんは寝たままですよ」
【そっか】
「今日は俺、疲れているので二次会は辞めておきます」
【分かった、今日もありがとう】
「お疲れ様です」
【ああ、また】
電話を切った、胸が痛んだ。
俺は利己的な嘘をついた、いや尾台さんへの感情を隠してた訳だから初めから嘘つきだったけれど。
携帯を持つ指が震えた。
じーちゃんとの会話が一瞬脳裏に過ったんだ。
【なあ雄太“誠実”って言葉を知っているか。企業だけじゃないぞ【人】はいつだって“誠実”を求めてる。スキル、能力、見てくれ、要領……仕事をする能力が高い奴なんていくらでもいる、そしてそんなモノは簡単にお金で買えるんだよ。わかるか、そんな上辺だけの物に意味はない。俺達はいかに誠実であるかを求めてる。お前は誠実って言葉を辞書で調べた事があるか? お前は誠実に生きているか学歴だけ立派で年だけとってないか、人間の本質がちゃんと見えているか】
誠実……私利私欲をまじえず、真心をもって人や物事に対すること。また、そのさま。
ベッドでゆっくり寝息をつく尾台さん、寝たままだ……嘘はついてない、彼女の家でとも言ってない。
でも俺にその誠実さの欠片があるなら、彼女を家に帰して……今ならまだ間に合う、この状態をなかった事にできるんだ。
それなのに複雑に思惑が絡み合って絡み合って、苦しくてどうにもできなくて、涙が出てきて……それでも一緒にいたくて……俺は壁を一発拳で殴って部屋を出た。
熱いシャワーを浴びる、絶対彼女を渡したくないなんて傲慢な思いだけで暴走してる俺を止めようとしたのは、やっぱり桐生さんだった。
そして俺の感情なんていかに陳腐なものだったと、思い知らされた。
部屋に戻ったら、そこはめちゃくちゃに荒らされていた。
俺のティーシャツだけを着た尾台さんが泣きながら「ない~なぃ~」と舌足らずの言葉で、本棚を掻き出して、あっちこっちの引き出しを開けて中を漁ってぶちまけてる。
「待って待って……何を探してるんですか」
「らいの、らぶりしゅ……私の……どこ? 箱……どこ?」
冬物の服まで引っ張りだす手を止めて、彼女は泣きながら訴えてきた。
「何で……どこ……? あれがないと私…………」
「ラブリス……? 箱?」
「やだぁ……捨てないで」
ああ、そうかそうだよな。
子供のように泣きじゃくる彼女を見ていられなくて抱き寄せた。
「大丈夫ですか尾台さん」
「尾、台……」
「にゃんにゃんさん」
「ああ…………」
何に気が付いたのか、尾台さんは俺の首に巻き付くと真っ直ぐ俺を見てきた。
酔っぱらっているとろりとした目。
酒気を帯びた吐息。
やっぱり俺は間違っていた。
尾台さんはあの日に取り残されたままなんだ。
だってそうだろいくらなんだって、あの桐生さんの気持ちに気がつかないって無理があるよ。
そうじゃないんだ、彼女は人を信用してない。
不安とか怖いとか痛いとか……そんな気持ち苛まれて、正直に心と向き合えないんだ。
自分なんて人に受け入れてもらえないって好かれるはずがないと思っている。
あの日のせいで。
無様すぎるだろ、俺は結局、尾台さんがにゃんにゃんさんだと知った日ただ興奮して抱き締めて彼女に何する訳でもないし、その後も尾台さんからにゃんにゃんさんを貪るだけだった。
そして、今一方的に彼女を奪い去ろうとしてる。
尾台さんは俺の肩口で、まだ泣いていた。
やだやだ……って何かを怖がっていた。
何で忘れていたんだ、再会できたあの日尾台さんは寂しいって言ってたじゃないか、死にたいくらい苦しいってこんな誠実な人が意識が無くなるまで酒を飲む理由をどうして考えなかったんだ。
それなのにこの時間が大事だとか死守しなきゃとか、ああ本当に俺はどこまで自分勝手な男だよ。
俺の守ろうとしていたのは彼女を傷付けるだけの醜い愚かなエゴだった。
だったら俺にできる事って何だ。
あの日から閉じこもったままの彼女を助け出す事なんじゃないのか。
もう一度、キラキラ眩しく輝いていた笑顔の彼女に戻してあげたい。
純粋に人を信じて好きなものを素直に愛していた彼女に戻してあげたい。
「寂し…………苦」
「尾台さんごめん、もう大丈夫だから遅くなって本当にごめんね」
しゃくりながら涙を流す尾台さんの顔はふやけてて、両手で顔を掴んだらボタボタ頬に涙が伝う。
吸い寄せられるようにキスをしたら、もう止まらなくなって何度も何度も唇を重ねた。
キスしながら抱き上げてベッドに下ろして押し倒して、ゆっくり舌を潜り込ませた。
嫌がってはいないけど、尾台さんはんんッ……と体を捩って当たり前ながら舌が絡んでくる事はなかった。
熱い口内を吸い上げて飲み込んだ。
唇を離して息を乱した彼女がぼーっとした目で俺を見てる、涙は止まっていたけど、目は潤んだままで綺麗だった。
また唇を重ねる、少し離して邪魔な眼鏡を外した。
唇から音が出る位擦り合わせて薄目を開けたら目が合った。
目を細めて笑ったら彼女は数回瞬きをした後安心したように目を閉じた。
脱力して、眠りの呼吸が始まって彼女はゆっくり堕ちていった、服に手をかける。
生まれたままの状態で抱き合って触れられる所全てを優しく撫でてあげた。
尾台さんは胸に額を擦り付けて深い呼吸の後、温かい……と一言漏らした。
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