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陰キャとヒーロー
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色んな事実と感情が絡み合って絡み合って絡み合って…………。
情報の処理が追い付かなかった。
ああ、ちょっと待って、好きってそれは本当の好きで、ずっとずっと桐生さんは私の事が好きで……?
ズキンズキンって痛むのは、自分はそんな対象にないだろうって桐生さんを好きって言ってた事。
逃げ口実に桐生さんを利用してた。
「尾台言ってたじゃん? 優しーし顔もいーし仕事もできるし、いーよねー結婚したーい……っていいよ? お前を誰よりも大切にするし、若くいられるように努力するよ、仕事ももっと力入れる、今直ぐに結婚だってするから、だから」
ズキンズキンズキン。
「…………あの……」
「だから、また僕が好きだって言ってくれよ」
ズキンズキンズキンズキンズキンズキン。
「桐生さ」
「ねえお願いだから恋なんてしないで、だって僕が好きだったんだろ? 僕だけ見てた尾台に戻ってよ」
吐きそうだ、私、凄い酷い事してた。
自分を誤魔化すため、人の好意を踏みにじって……。
桐生さんはまた私の手を取って唇を寄せる。
真剣な表情で乞うような目で、いつもの冗談じゃないって分かった。
その証拠に桐生さんは目を瞑って唇を少し開いた。
甲に熱い舌が触れて背筋がゾクッてした。
皮膚を吸う音がして表面が濡れて、舌のざらざらした感触が腕、肩、頭って伝わってくる。
「待っ……」
「尾台さあ」
「…………」
「袴田君と付き合ってないんだろ?」
「えっ……」
ちゅっと音を立てて口を離されて、桐生さんは唇を舐めながら顔を起こした。
「朝、本社行く前に直接本人に聞いた、まだハッキリした答えはもらってないって」
「ああ……あの……えっと」
「どういう事?」
ギシッと桐生さんの椅子の音がして顔がこっちに迫ってきて、
「唇噛まなくていいよ、別に怖い思いさせたくて聞いてるんじゃないから。飲み会で久瀬さんも言ってたよ色々あるみたいだけど袴田君が一方的にえっちゃんを好きみたいだって」
ああそうだ、付き合ってる訳じゃないし、私がそれを言わなかったし、拒んでた。
でも今は違うって言いたいのに。
でもついこないだまで私は桐生さんが好きだって言ってって……。
なら、謝るしかなくて。
「あの桐生さんす」
「すみませんは言わないって約束したろ?」
唇指で挟まれて、クイっ上向かされて。
「んん……」
「尾台さ……こないだここで袴田君と何してたの?」
「んぅ」
首に熱い唇がくっついて離れる時にちゅっちゅって音がする、その度腰が勝手に疼く。
ぎゅって手で平で口を塞がれて、声出せなくて桐生さんのスーツを掴んだ。
「急に休み明けにたくさんキスマーク付けてさ、でも付き合ってないんだろ? じゃあしてないの?」
「ふぅん……」
「僕だって尾台に触りたかったよ、ずっと…………ずっと大切に守ってきたのに」
首筋を舐め上げられてゾクゾクって体が靡いて、こんなのダメなのに強く拒絶できないのは、こんなに真剣に私の事思ってくれてたのにそれを利用しちゃったって罪悪感と……罪悪感と…………。
鎖骨の辺りを強く吸われて、思わず体を突き返した。
桐生さんは首元から顔を離すと私の肩を撫で上げて顔を両手で持った。
視線が絡んで瞳が潤む。
「何、尾台ってそんなエロい顔するんだ」
「え?」
「泣きそうなもどかしそうな顔」
「してないで……す桐生さ」
「手の平に尾台の涎ついた」
ぺろって手の平舐め上げて、桐生さんは軽々と椅子ごと私を抱き寄せた。
「飲み会の後毎回そうやって袴田君を誘ってたんだ」
「誘ってないです」
体を抱えられて桐生さんの香水の匂いに包まれる、大きな手が髪を前髪から後ろにすいてキスされそうな位唇近付けられて、
「尾台はいつから僕が嫌いになったの?」
「嫌い? 嫌いになんて」
「じゃあ僕が好き?」
「あの…………はい、仕事の……」
「………………ごめん、意地悪言った」
「…………桐生さん……」
桐生さんは額にキスすると私の肩におでこを乗せた。
「後いくらも時間ないだろ? 少しだけ肩貸して」
ぎゅって抱き締められて心臓の音が響いてくる。
痛くて痛くて苦しくて……。
「桐生さん桐生さん」
「何でお前が泣くんだよ、ああそういう所もスゲー好き。でも尾台はもう僕が好きじゃないんだろ?」
「それは…………」
「でも僕は今も尾台が好きだよ、どうしようもない位好き、だって尾台しか見てこなかったんだから」
住む世界が違うからとか違う人種だからとか憧れとか高嶺の花とか……。
敬う気持ちで捩じ伏せて、これは恋愛感情にないと思っていた。
私みたいな陰キャがメインヒーローと対等に恋愛が出来るなんて思っていなかった。
こんな気持ちは不毛だと勝手に決め付けていた。
「ばかだな……僕もお前も」
桐生さんは顔を上げて私の目元にキスをして涙を唇で拭うとまた肩に顔を戻した。
息吸えなくなる位、胸締め付けられてる。
でも、私は…………。
「尾台は……心臓の音まで綺麗なんだね」
「え?」
「優しい音だ」
桐生さんの顔が肩からずるりと落ちて胸で止まる。
目を瞑って深呼吸しながら、そっと胸に触れられて苦しかった。
少しの沈黙の後ゆっくり茶色い目が開いた。
「あれ……何か私にできる事があれば言って下さいねってやつさ……」
「はい」
「なら、次の飲み会で僕、皆の前で尾台に公開プロポーズするから…………そん時ハッキリ振ってくんない?」
「………………なっ……に言ってるんですか?」
「そのまんまだよ。改めて金曜日、皆の前で好きだって告白するから、付き合う気がないならハッキリ振ってほしい。そうしたら…………諦める、から」
「………………」
「振る時はちゃんと好きな人がいますって言ってくれよな」
「…………好きな……人」
「指輪も用意してスーツも新調して行くからさ」
「そんなの……」
言われて、やっぱり袴田君が頭に浮かんで…………。
咳払いのした後日に焼けた美形が少し笑った。
「そんでさ………………それで……もしOKなら皆の前でキスしてさ、そのまま飲み会抜け出して二人で旅行にでも行かないか。夜行バスか飛行機乗って皆が付いてこれないような遠い所……お金ならあるから何にもいらないから。尾台がいてくれたらそれだけでいいから。それで夜景でも眺めながらもう一度初めて会った時からゆっくり話そうよ。ああ星空でも潮騒を聞きながらでも何でもいいよ、尾台が行きたい所どこにでも連れていってあげる。そこでどれだけ僕が尾台の事好きだったか聞いて? もちろんセックスもしたい、名前を呼んで裸で抱き合って泣くまで愛してあげたい」
大きな手に後頭部を掴まれて桐生さんの顔が近付いた。
「予行練習させて?」
「予行……練習?」
「ごめん尾台、僕今すげー暴走してる。でもどうしてもお前が好きなんだ」
「あっ……待っ」
「尾台絵夢さん、好きです結婚して下さい」
語尾と同時に唇が重なって、話そうと思って少し開いていた唇の隙間から舌が入ってきた。
力、強くて舌絡め取られて深く深く被さってくる。
「んんっ……」
服を掴んでいた両手を片手でまとめられて頭押さえられて逃げられないし、口の中たくさん擦られて思考溶けてくる。
息が上がる程の激しいディープキスに口端から唾液が漏れた。
「尾台……もっとちょうだい」
「んぅ……桐生さんだ、め……」
唇離されて、頬の一つでも叩きたいのに目の前の瞳が泣きそうな茶色で切なくて私まで苦しい。
「ごめん、泣かせるつもりなんてなかった」
太い親指で涙を拭われて息を整えるのがやっとだった。
「そんな顔も可愛い、本当に本当に大好き」
桐生さんはまたキスしてきて、優しく唇を交差させた後ゆっくり私の体を解放した。
「僕は本気だから」
「………………」
ハンカチで渡されて、時計を見たら五時で桐生さんは先に出るねって部屋を出ていった。
残されたのは筆箱とミルクティーと…………。
呼吸と表情を整えて、いつの間にか終業時間が迫ってる。
自席に戻ったらめぐちゃんはいなくて、仕事はまだ残ってる……ティーカップを持って給湯室に向かったら……。
背後から温かい体に包まれて給湯室の鍵が閉まった。
「俺の尾台さん捕獲」
情報の処理が追い付かなかった。
ああ、ちょっと待って、好きってそれは本当の好きで、ずっとずっと桐生さんは私の事が好きで……?
ズキンズキンって痛むのは、自分はそんな対象にないだろうって桐生さんを好きって言ってた事。
逃げ口実に桐生さんを利用してた。
「尾台言ってたじゃん? 優しーし顔もいーし仕事もできるし、いーよねー結婚したーい……っていいよ? お前を誰よりも大切にするし、若くいられるように努力するよ、仕事ももっと力入れる、今直ぐに結婚だってするから、だから」
ズキンズキンズキン。
「…………あの……」
「だから、また僕が好きだって言ってくれよ」
ズキンズキンズキンズキンズキンズキン。
「桐生さ」
「ねえお願いだから恋なんてしないで、だって僕が好きだったんだろ? 僕だけ見てた尾台に戻ってよ」
吐きそうだ、私、凄い酷い事してた。
自分を誤魔化すため、人の好意を踏みにじって……。
桐生さんはまた私の手を取って唇を寄せる。
真剣な表情で乞うような目で、いつもの冗談じゃないって分かった。
その証拠に桐生さんは目を瞑って唇を少し開いた。
甲に熱い舌が触れて背筋がゾクッてした。
皮膚を吸う音がして表面が濡れて、舌のざらざらした感触が腕、肩、頭って伝わってくる。
「待っ……」
「尾台さあ」
「…………」
「袴田君と付き合ってないんだろ?」
「えっ……」
ちゅっと音を立てて口を離されて、桐生さんは唇を舐めながら顔を起こした。
「朝、本社行く前に直接本人に聞いた、まだハッキリした答えはもらってないって」
「ああ……あの……えっと」
「どういう事?」
ギシッと桐生さんの椅子の音がして顔がこっちに迫ってきて、
「唇噛まなくていいよ、別に怖い思いさせたくて聞いてるんじゃないから。飲み会で久瀬さんも言ってたよ色々あるみたいだけど袴田君が一方的にえっちゃんを好きみたいだって」
ああそうだ、付き合ってる訳じゃないし、私がそれを言わなかったし、拒んでた。
でも今は違うって言いたいのに。
でもついこないだまで私は桐生さんが好きだって言ってって……。
なら、謝るしかなくて。
「あの桐生さんす」
「すみませんは言わないって約束したろ?」
唇指で挟まれて、クイっ上向かされて。
「んん……」
「尾台さ……こないだここで袴田君と何してたの?」
「んぅ」
首に熱い唇がくっついて離れる時にちゅっちゅって音がする、その度腰が勝手に疼く。
ぎゅって手で平で口を塞がれて、声出せなくて桐生さんのスーツを掴んだ。
「急に休み明けにたくさんキスマーク付けてさ、でも付き合ってないんだろ? じゃあしてないの?」
「ふぅん……」
「僕だって尾台に触りたかったよ、ずっと…………ずっと大切に守ってきたのに」
首筋を舐め上げられてゾクゾクって体が靡いて、こんなのダメなのに強く拒絶できないのは、こんなに真剣に私の事思ってくれてたのにそれを利用しちゃったって罪悪感と……罪悪感と…………。
鎖骨の辺りを強く吸われて、思わず体を突き返した。
桐生さんは首元から顔を離すと私の肩を撫で上げて顔を両手で持った。
視線が絡んで瞳が潤む。
「何、尾台ってそんなエロい顔するんだ」
「え?」
「泣きそうなもどかしそうな顔」
「してないで……す桐生さ」
「手の平に尾台の涎ついた」
ぺろって手の平舐め上げて、桐生さんは軽々と椅子ごと私を抱き寄せた。
「飲み会の後毎回そうやって袴田君を誘ってたんだ」
「誘ってないです」
体を抱えられて桐生さんの香水の匂いに包まれる、大きな手が髪を前髪から後ろにすいてキスされそうな位唇近付けられて、
「尾台はいつから僕が嫌いになったの?」
「嫌い? 嫌いになんて」
「じゃあ僕が好き?」
「あの…………はい、仕事の……」
「………………ごめん、意地悪言った」
「…………桐生さん……」
桐生さんは額にキスすると私の肩におでこを乗せた。
「後いくらも時間ないだろ? 少しだけ肩貸して」
ぎゅって抱き締められて心臓の音が響いてくる。
痛くて痛くて苦しくて……。
「桐生さん桐生さん」
「何でお前が泣くんだよ、ああそういう所もスゲー好き。でも尾台はもう僕が好きじゃないんだろ?」
「それは…………」
「でも僕は今も尾台が好きだよ、どうしようもない位好き、だって尾台しか見てこなかったんだから」
住む世界が違うからとか違う人種だからとか憧れとか高嶺の花とか……。
敬う気持ちで捩じ伏せて、これは恋愛感情にないと思っていた。
私みたいな陰キャがメインヒーローと対等に恋愛が出来るなんて思っていなかった。
こんな気持ちは不毛だと勝手に決め付けていた。
「ばかだな……僕もお前も」
桐生さんは顔を上げて私の目元にキスをして涙を唇で拭うとまた肩に顔を戻した。
息吸えなくなる位、胸締め付けられてる。
でも、私は…………。
「尾台は……心臓の音まで綺麗なんだね」
「え?」
「優しい音だ」
桐生さんの顔が肩からずるりと落ちて胸で止まる。
目を瞑って深呼吸しながら、そっと胸に触れられて苦しかった。
少しの沈黙の後ゆっくり茶色い目が開いた。
「あれ……何か私にできる事があれば言って下さいねってやつさ……」
「はい」
「なら、次の飲み会で僕、皆の前で尾台に公開プロポーズするから…………そん時ハッキリ振ってくんない?」
「………………なっ……に言ってるんですか?」
「そのまんまだよ。改めて金曜日、皆の前で好きだって告白するから、付き合う気がないならハッキリ振ってほしい。そうしたら…………諦める、から」
「………………」
「振る時はちゃんと好きな人がいますって言ってくれよな」
「…………好きな……人」
「指輪も用意してスーツも新調して行くからさ」
「そんなの……」
言われて、やっぱり袴田君が頭に浮かんで…………。
咳払いのした後日に焼けた美形が少し笑った。
「そんでさ………………それで……もしOKなら皆の前でキスしてさ、そのまま飲み会抜け出して二人で旅行にでも行かないか。夜行バスか飛行機乗って皆が付いてこれないような遠い所……お金ならあるから何にもいらないから。尾台がいてくれたらそれだけでいいから。それで夜景でも眺めながらもう一度初めて会った時からゆっくり話そうよ。ああ星空でも潮騒を聞きながらでも何でもいいよ、尾台が行きたい所どこにでも連れていってあげる。そこでどれだけ僕が尾台の事好きだったか聞いて? もちろんセックスもしたい、名前を呼んで裸で抱き合って泣くまで愛してあげたい」
大きな手に後頭部を掴まれて桐生さんの顔が近付いた。
「予行練習させて?」
「予行……練習?」
「ごめん尾台、僕今すげー暴走してる。でもどうしてもお前が好きなんだ」
「あっ……待っ」
「尾台絵夢さん、好きです結婚して下さい」
語尾と同時に唇が重なって、話そうと思って少し開いていた唇の隙間から舌が入ってきた。
力、強くて舌絡め取られて深く深く被さってくる。
「んんっ……」
服を掴んでいた両手を片手でまとめられて頭押さえられて逃げられないし、口の中たくさん擦られて思考溶けてくる。
息が上がる程の激しいディープキスに口端から唾液が漏れた。
「尾台……もっとちょうだい」
「んぅ……桐生さんだ、め……」
唇離されて、頬の一つでも叩きたいのに目の前の瞳が泣きそうな茶色で切なくて私まで苦しい。
「ごめん、泣かせるつもりなんてなかった」
太い親指で涙を拭われて息を整えるのがやっとだった。
「そんな顔も可愛い、本当に本当に大好き」
桐生さんはまたキスしてきて、優しく唇を交差させた後ゆっくり私の体を解放した。
「僕は本気だから」
「………………」
ハンカチで渡されて、時計を見たら五時で桐生さんは先に出るねって部屋を出ていった。
残されたのは筆箱とミルクティーと…………。
呼吸と表情を整えて、いつの間にか終業時間が迫ってる。
自席に戻ったらめぐちゃんはいなくて、仕事はまだ残ってる……ティーカップを持って給湯室に向かったら……。
背後から温かい体に包まれて給湯室の鍵が閉まった。
「俺の尾台さん捕獲」
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