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寧々ちゃんまだまだ寵愛中
寧々ちゃんとおそろい ◎
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寝る前、私は辰巳さんに
怒っていた。
まあ私が怒った所で辰巳さんに可愛い可愛いされるだけだけど!
寝る前、私は辰巳さんに怒っていた。
まあ私が怒った所で辰巳さんに可愛い可愛いされるだけだけど!
「もう辰巳さんってば悪趣味なんだからぁ! ばかばかばか!」
「悪趣味じゃないでしょう? 愛しいAngelのつぶやきだよ」
「つぶやきじゃないの! 寝言ッ!!」
そのまま、むにゅうってされた口にキスされちゃって、やっぱ全然申し訳ないと思ってないよな!
辰巳さんは濡れた唇を親指で拭って言う。
「寝てるのに、夢の中でも僕が出てきて、『すぅきぃ……たちゅ、しゅ、ぃ』ってふにゅふにゅしながら、口もじつかせてる寧々ちゃん動画に収めることの何が悪趣味なんですか? ん? んん?」
「どう考えたって恥ずかしいでしょ!!!」
「でも、僕が寝言で寧々ちゃん大好きって言ってたら」
「漫画にします! オールカラー!!!」
なんならあります!! って見せたら辰巳さんにクスってされてしまった。
「ね? 似た者同士でしょ? 僕等」
「似、似た者????」
それは、どうだろうか!?!! 人間というくくり以外似てないと思いますが??
「まあ、いいや今日はこの動画をエンドレスで流して眠りにつきましょうか」
「なんの拷問ですか? 私いけないことした?! そんなの流さなくてもご本人が言ってあげるから止めて下さい!」
「拷問って……とっても高画質で可愛いのに」
不満げな辰巳さんから携帯取り上げてお胸に抱き付いて、枕元の電気を消した。
上を向いて眼鏡を外してもらって、は、恥ずかしいけど! 自分でやるって言ったんだし!
またあのちょっと半目で涎垂らし気味の動画見せられるよりはマシ!! 辰巳さんが夜中こっそり見ないようにサービスだよ! と滑らかな真っ白い頬に手を添えて頑張って寝ている私を真似てみた。
「すぅきぃ……たちゅみさん……しゅきぃ」
「寧々ちゃん……」
言ったら胸わなわなしてきて、無意識に顔引き寄せてキスしてしまった。
触れるだけだったのに、ぬるってして、
「あん、待って」
「なぜ」
「だって、寝言だから……ここまで」
「でも、寧々ちゃん僕が好きなんでしょう? 僕も寧々ちゃんが好きだよ、だったら問題ないよね」
「ん……」
「ほら、素直にお口開けよっか」
勝手に開いちゃって、もう! こんなん絶対えっちしてしまうヤツじゃないですか!!
はい! 朝になって安定の昨日のエッチ思い出して、体中火照ってくるぅ。
いっつもするなら全力でしてしまって疲れて瞼を開けたら朝です。
しかも平日は、起きたらお布団の中一人よ、金色が視界に入るけど、だいたいヒヨコさんのクッション抱っこしてる。
辰巳さんは必ず先に起きてるんだよな……。
似てるかなぁ? 私と辰巳さん……似てるかぁ? 似てないよ、私もしっかり者の彼女になりたい! 寝起きの彼氏にコーヒーどうぞできる彼女になりたい!
それで下に行ったら、昨日あんなにいっぱいしたのに、やっぱり辰巳さんは普通にご飯にお弁当作ってて、罪悪感とか? よくわかんないけど、上手な彼女になれない悔しさでいっつも背中にくっ付くんだ。
「目が覚めたら一人だったぁ!」
辰巳さんはいつ飛び付いても絶対怒らない。
「おっと……」
「寧々怒ってる!」
「ん? ごめんね、いっぱい眠れました?」
「ん……眠れました、おはようございます辰巳さんスキ」
「おはよう僕も好きだよ。今、ごめんねも兼ねて抱っこしてあげるからちょっと待っててね」
あつあつのフライパンを水の中にじゅってして辰巳さんは振り返ると抱っこしてくれて、椅子の座ってご飯を口に運んでくれた。
私の顔見てふふって笑ってるけど、私も笑ってやる、だって辰巳さん格好つけてるけど寝癖ついてるしぃ!
はあ、こんなスーパーマンな辰巳さんも前髪寝癖つけたりするんだって何だか嬉しい。
私も辰巳さんにおかずあげたりして、ご飯食べ終わって一緒に着替える。
ちょーとだけメイクして、洗面所で先に歯を磨いてたら、辰巳さんが来た。
鏡越しに目が合って二人で「あ!!」って…………
「辰巳さん寝癖ついてますよ!」
「寧々ちゃんもついてますよ、同じところ」
怒っていた。
まあ私が怒った所で辰巳さんに可愛い可愛いされるだけだけど!
寝る前、私は辰巳さんに怒っていた。
まあ私が怒った所で辰巳さんに可愛い可愛いされるだけだけど!
「もう辰巳さんってば悪趣味なんだからぁ! ばかばかばか!」
「悪趣味じゃないでしょう? 愛しいAngelのつぶやきだよ」
「つぶやきじゃないの! 寝言ッ!!」
そのまま、むにゅうってされた口にキスされちゃって、やっぱ全然申し訳ないと思ってないよな!
辰巳さんは濡れた唇を親指で拭って言う。
「寝てるのに、夢の中でも僕が出てきて、『すぅきぃ……たちゅ、しゅ、ぃ』ってふにゅふにゅしながら、口もじつかせてる寧々ちゃん動画に収めることの何が悪趣味なんですか? ん? んん?」
「どう考えたって恥ずかしいでしょ!!!」
「でも、僕が寝言で寧々ちゃん大好きって言ってたら」
「漫画にします! オールカラー!!!」
なんならあります!! って見せたら辰巳さんにクスってされてしまった。
「ね? 似た者同士でしょ? 僕等」
「似、似た者????」
それは、どうだろうか!?!! 人間というくくり以外似てないと思いますが??
「まあ、いいや今日はこの動画をエンドレスで流して眠りにつきましょうか」
「なんの拷問ですか? 私いけないことした?! そんなの流さなくてもご本人が言ってあげるから止めて下さい!」
「拷問って……とっても高画質で可愛いのに」
不満げな辰巳さんから携帯取り上げてお胸に抱き付いて、枕元の電気を消した。
上を向いて眼鏡を外してもらって、は、恥ずかしいけど! 自分でやるって言ったんだし!
またあのちょっと半目で涎垂らし気味の動画見せられるよりはマシ!! 辰巳さんが夜中こっそり見ないようにサービスだよ! と滑らかな真っ白い頬に手を添えて頑張って寝ている私を真似てみた。
「すぅきぃ……たちゅみさん……しゅきぃ」
「寧々ちゃん……」
言ったら胸わなわなしてきて、無意識に顔引き寄せてキスしてしまった。
触れるだけだったのに、ぬるってして、
「あん、待って」
「なぜ」
「だって、寝言だから……ここまで」
「でも、寧々ちゃん僕が好きなんでしょう? 僕も寧々ちゃんが好きだよ、だったら問題ないよね」
「ん……」
「ほら、素直にお口開けよっか」
勝手に開いちゃって、もう! こんなん絶対えっちしてしまうヤツじゃないですか!!
はい! 朝になって安定の昨日のエッチ思い出して、体中火照ってくるぅ。
いっつもするなら全力でしてしまって疲れて瞼を開けたら朝です。
しかも平日は、起きたらお布団の中一人よ、金色が視界に入るけど、だいたいヒヨコさんのクッション抱っこしてる。
辰巳さんは必ず先に起きてるんだよな……。
似てるかなぁ? 私と辰巳さん……似てるかぁ? 似てないよ、私もしっかり者の彼女になりたい! 寝起きの彼氏にコーヒーどうぞできる彼女になりたい!
それで下に行ったら、昨日あんなにいっぱいしたのに、やっぱり辰巳さんは普通にご飯にお弁当作ってて、罪悪感とか? よくわかんないけど、上手な彼女になれない悔しさでいっつも背中にくっ付くんだ。
「目が覚めたら一人だったぁ!」
辰巳さんはいつ飛び付いても絶対怒らない。
「おっと……」
「寧々怒ってる!」
「ん? ごめんね、いっぱい眠れました?」
「ん……眠れました、おはようございます辰巳さんスキ」
「おはよう僕も好きだよ。今、ごめんねも兼ねて抱っこしてあげるからちょっと待っててね」
あつあつのフライパンを水の中にじゅってして辰巳さんは振り返ると抱っこしてくれて、椅子の座ってご飯を口に運んでくれた。
私の顔見てふふって笑ってるけど、私も笑ってやる、だって辰巳さん格好つけてるけど寝癖ついてるしぃ!
はあ、こんなスーパーマンな辰巳さんも前髪寝癖つけたりするんだって何だか嬉しい。
私も辰巳さんにおかずあげたりして、ご飯食べ終わって一緒に着替える。
ちょーとだけメイクして、洗面所で先に歯を磨いてたら、辰巳さんが来た。
鏡越しに目が合って二人で「あ!!」って…………
「辰巳さん寝癖ついてますよ!」
「寧々ちゃんもついてますよ、同じところ」
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