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寧々ちゃんまだまだ寵愛中
辰巳さんと週末を ◎
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今日も安定の辰巳椅子に腰かけて嬉しい週末を噛み締める。
「わーいわーい金曜日! 夜更かしできる、金曜日!」
「ん? まだ起きるなら、先お風呂入ってからにしよう?」
「えええーやだぁー別にお風呂なんて入らなくても人、死なない」
「ダメだよ、今日も寧々ちゃん色んな男の人と話したでしょ? そういう不浄は清めてから寝ないと」
「不浄って……仕事の話ですよ辰巳さん、もう変な所潔癖なんだから」
本取り上げられてしまったから、後ろ向いて抱き付いて匂い嗅いで顔擦り付けて、辰巳さんに異常はナシ!
「ほら、自分だってもし今僕から少しでも香水の匂いがしたらお風呂お風呂って暴れるでしょう、僕は暴れないけど」
「う」
前科ありなので何とも言い返せなくて下から睨む。
うああ、お風呂って入っちゃえば、何てことないし気持ちいいし明日も楽なんだけど…入るまでがなあ。
「直ぐ裸にしてあげるからね」
「やだやだ」
「なんでもいやいや反抗して本当に可愛いなもう」
辰巳さんの腕の中で抵抗しても無意味で直にスルっと脱がされちゃう、スカート取られて恥ずかしくなってワイシャツでお股隠してたら、クスっと笑われて体が宙に浮いた。
「じゃあ脱衣所で脱がしっこしようか」
「脱がしっこ?」
「いっぱい脱がせた方が勝ち」
「勝ち?」
「勝った人の言うこと何でも聞く」
「やあだ! 私の言うことなんでも聞いてくれる辰巳さんじゃなきゃやあだ」
「僕も、僕の言うことなら何でも素直に聞いてくれる寧々ちゃんが好き」
「…………」
「…………」
「脱がしっこします? っていうか、脱がしっこいつもしてるし」
「そうだったね」
脱衣所に降ろされて、うん、やっぱり今日も辰巳さんの服を脱がせてあげた。
それで、毎日のお風呂は体を綺麗にするのもあるけど、時間の半分は英語のお勉強のタイムだ。
お風呂場の壁には、お湯で濡らして壁にくっ付くアルファベットのスポンジや単語表が貼られてる。
というのも、次回のアクションプランの自己啓発を目指せTOEIC700点にしたのです!
やっぱりお風呂でも辰巳さんに抱っこしてもらって発音の練習練習!!
「私も辰巳さんと英語でおしゃべりしたい!」
「楽しみ、僕も更に高得点目指すよ」
「え、辰巳さんが? なんか嫌味臭いですよぉ! 900点は取れてる癖に!」
「とれてるんだけどね、まあなんと総務部の人に5点ほど負けてしまってね? 点数聞かれて答えたら、眼鏡の彼に英語で……」
と辰巳さんは総務部部長の口調を真似して眼鏡を直した。
「【あれ? 辰巳さんって英語が苦手だったんですね、意外だな~ハハハ】ってネイティブに言われてしまってさあ」
「んんんんん」
「ほら、彼等さすが本社から来ただけあって、部下の二人もああ見えて中々の高学歴じゃない。会社の為に尽力してくれて世話にはなったけど、一々営業に突っかかってきて、クソガキが舐めた口利いてるなって久々に燃えてるんですよ僕は」
「!?」
初めて見る辰巳さんのギラッと光る緑の瞳に、キュンときてしまった、いつのも優しい辰巳さんとは違うかこいい。
それで辰巳さんは私を後ろからきゅっと抱え直して言ってきた。
「というわけで噛みます」
「へ」
「ちょっとだけ、いいでしょう? ねえいいよね?」
「だ、だめ! 最近あったかくなってきて薄着するんだから、痕見えちゃ……ひゃあ!」
むぎゅううって首と肩の間に歯が食い込んで、痛いゾクゾク、うあ、ダメ……
辰巳さんって一回噛んだら中々離してくれないんだ、吸いながら強弱つけてずっと噛み噛みしてくる。
1分近く歯が食い込んで離れたそこには当たり前だけど赤黒く痕残っちゃって。
「綺麗だね」
「もう! だから見えるとこにしちゃダメってば!」
「なぜ?」
「だって明日、おっぱい大きくなったの……胸もう一回採寸するってお店予約したじゃないですか!」
「だから?」
「見られたら恥ずかしいですぅ! って胸見せるんだから隠れるとこなんてないけど……」
辰巳さんは今から肩にも噛み付く勢いでって口開いて、そこから口まで舐めてきた。
「あん」
「威嚇とマーキングって他人に見られてこそ正しい在り方ですよ」
「んんッ……」
「欲しいよねぇ寧々、僕の印」
「ぁああ……ぅ、はい」
そのままディープキスされて、胸揉まれて、いっぱい頷いてる私は本当にいい子で素直だと思います。
「わーいわーい金曜日! 夜更かしできる、金曜日!」
「ん? まだ起きるなら、先お風呂入ってからにしよう?」
「えええーやだぁー別にお風呂なんて入らなくても人、死なない」
「ダメだよ、今日も寧々ちゃん色んな男の人と話したでしょ? そういう不浄は清めてから寝ないと」
「不浄って……仕事の話ですよ辰巳さん、もう変な所潔癖なんだから」
本取り上げられてしまったから、後ろ向いて抱き付いて匂い嗅いで顔擦り付けて、辰巳さんに異常はナシ!
「ほら、自分だってもし今僕から少しでも香水の匂いがしたらお風呂お風呂って暴れるでしょう、僕は暴れないけど」
「う」
前科ありなので何とも言い返せなくて下から睨む。
うああ、お風呂って入っちゃえば、何てことないし気持ちいいし明日も楽なんだけど…入るまでがなあ。
「直ぐ裸にしてあげるからね」
「やだやだ」
「なんでもいやいや反抗して本当に可愛いなもう」
辰巳さんの腕の中で抵抗しても無意味で直にスルっと脱がされちゃう、スカート取られて恥ずかしくなってワイシャツでお股隠してたら、クスっと笑われて体が宙に浮いた。
「じゃあ脱衣所で脱がしっこしようか」
「脱がしっこ?」
「いっぱい脱がせた方が勝ち」
「勝ち?」
「勝った人の言うこと何でも聞く」
「やあだ! 私の言うことなんでも聞いてくれる辰巳さんじゃなきゃやあだ」
「僕も、僕の言うことなら何でも素直に聞いてくれる寧々ちゃんが好き」
「…………」
「…………」
「脱がしっこします? っていうか、脱がしっこいつもしてるし」
「そうだったね」
脱衣所に降ろされて、うん、やっぱり今日も辰巳さんの服を脱がせてあげた。
それで、毎日のお風呂は体を綺麗にするのもあるけど、時間の半分は英語のお勉強のタイムだ。
お風呂場の壁には、お湯で濡らして壁にくっ付くアルファベットのスポンジや単語表が貼られてる。
というのも、次回のアクションプランの自己啓発を目指せTOEIC700点にしたのです!
やっぱりお風呂でも辰巳さんに抱っこしてもらって発音の練習練習!!
「私も辰巳さんと英語でおしゃべりしたい!」
「楽しみ、僕も更に高得点目指すよ」
「え、辰巳さんが? なんか嫌味臭いですよぉ! 900点は取れてる癖に!」
「とれてるんだけどね、まあなんと総務部の人に5点ほど負けてしまってね? 点数聞かれて答えたら、眼鏡の彼に英語で……」
と辰巳さんは総務部部長の口調を真似して眼鏡を直した。
「【あれ? 辰巳さんって英語が苦手だったんですね、意外だな~ハハハ】ってネイティブに言われてしまってさあ」
「んんんんん」
「ほら、彼等さすが本社から来ただけあって、部下の二人もああ見えて中々の高学歴じゃない。会社の為に尽力してくれて世話にはなったけど、一々営業に突っかかってきて、クソガキが舐めた口利いてるなって久々に燃えてるんですよ僕は」
「!?」
初めて見る辰巳さんのギラッと光る緑の瞳に、キュンときてしまった、いつのも優しい辰巳さんとは違うかこいい。
それで辰巳さんは私を後ろからきゅっと抱え直して言ってきた。
「というわけで噛みます」
「へ」
「ちょっとだけ、いいでしょう? ねえいいよね?」
「だ、だめ! 最近あったかくなってきて薄着するんだから、痕見えちゃ……ひゃあ!」
むぎゅううって首と肩の間に歯が食い込んで、痛いゾクゾク、うあ、ダメ……
辰巳さんって一回噛んだら中々離してくれないんだ、吸いながら強弱つけてずっと噛み噛みしてくる。
1分近く歯が食い込んで離れたそこには当たり前だけど赤黒く痕残っちゃって。
「綺麗だね」
「もう! だから見えるとこにしちゃダメってば!」
「なぜ?」
「だって明日、おっぱい大きくなったの……胸もう一回採寸するってお店予約したじゃないですか!」
「だから?」
「見られたら恥ずかしいですぅ! って胸見せるんだから隠れるとこなんてないけど……」
辰巳さんは今から肩にも噛み付く勢いでって口開いて、そこから口まで舐めてきた。
「あん」
「威嚇とマーキングって他人に見られてこそ正しい在り方ですよ」
「んんッ……」
「欲しいよねぇ寧々、僕の印」
「ぁああ……ぅ、はい」
そのままディープキスされて、胸揉まれて、いっぱい頷いてる私は本当にいい子で素直だと思います。
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