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ご挨拶
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もちろんエッチはしなくて新しい下着からパジャマまで手取り足取り着せてもらう。
こんなの上司にさせていいのかって思うけど、自分じゃ動けないし。
着替え終わってお水飲ませて貰ったり色々してたらもう九時過ぎ……辰巳さんが帰る時間。
ベッドに座って後ろから抱っこしてもらって、服に掴んで帰ってほしくないアピール的な物をしてみるけど、実際辰巳さん帰らなかったらヤバイ事おきそうですよね。
とりあえず、いっぱい運動したからぐっすり寝むれるだろうし明日には元気かな、ってゆうかなんだか熱が下がってる感じがするのはどういう事だ? 宇宙パワーか?! 良くわからないけど回された腕にスリスリしておいた。
「体大丈夫ですか」
「いっぱい寝て、明日は会社に行きます」
「無理しないで下さいね、休んでいいんですよ」
「そしたらまたお見舞い来てくれますか」
見上げたら優しいキスで返事をしてくれた。
「このまま連れて帰ってうちで看病したい位だよ、来る? おいで」
「そんな……急すぎます、でも辰巳さんと一緒にいたらウィルスも直ぐ出ていってくれそうですね」
「ええ、僕ウィルスを寄せ付けないですからね。って冗談はおいておいて、本当に無理しないで」
「大丈夫です! 何だかスッキリしたし、それにこんな私でも、休んだら迷惑かかるんですよ! 少しでも仕事しないと」
「殊勝な心掛けですね」
「そんな……」
の後の言葉を飲み込んだ。
私なんてって続けてまたネガティブな事言いそうだったから。
「例えば……」
「ん?」
辰巳さんは今にも帰れそうな服装で、頭にちゅっちゅしながら言う。
「若い時にびびっときた曲ってあるじゃないですか、それをカセットに録音したりMDに入れたりして毎日聞いて」
「カセット……」
「ああ、寧々ちゃんはないか、えっと……気に入って初めて携帯にダウンロードした曲って今も聞いてますか」
「んっと……それは……聞いてないかも……」
「そういうものですよね、音楽が手軽になってしまったっていうのもあるけど、聞いた瞬間は衝撃を受けて「何だこの神曲!! 一生聞く!」って思っても、聞いていくうちに脳が慣れて初め程の感動が薄れていつの間にか聞かなくなってしまいます。皆そうです、そしてまた次の曲に巡りあって感銘を受けて飽きてそれの繰り返し」
「はい」
「悪夢も同じ、トラウマを夢で見るってあるじゃないですか。見た本人は記憶が蘇って恐怖だけど、でも同じドッキリに二回目は引っかからないように、夢でラウマを再現する事によって恐怖を緩和させてるんですよ慣れさせてるの、脳が正常に働いているから悪夢を見るんです。もし寧々ちゃんがよく悪夢を見るなら、それは脳がその壁を乗り越えようと何度も上書きさせて頑張ってる証拠です。心はその先に進もうとしている」
「…………」
「現実ではもう触れられないモノが夢では触れられる……悪夢を見て苦しい事もあるけど、これが私の乗り越えたいものなんだって考えたら、少しは寝起きが良くなりませんか、悪い夢を見たら心は前向きだって運気は上がってるって思っていいんですよ」
「はい頑張ります、頑張るから辰巳さんもっとぎゅってして下さい」
「うん、ちゅうもしようか」
柔らかい唇に温かい体、居心地のいい時間。
「大丈夫、悪夢は必ず覚めますよ僕がついてるからね」
「はい」
包容力のある言葉に涙が出そうな位心が溶けて安らぐのに、小さな声で
「そう神は…………間違えていなかった」
って言ってたから聞こえない振りしとく。
そんなんで、辰巳さん居心地よすぎて帰りますって言ってる辰巳さんを引き留めた私が悪った!!
お前誰だよレベルに懐いてしまって玄関で座って靴履く辰巳さんの背中を、初めはじっと見てたんだけど、むずむずしちゃってたちゅみしゃんって肩に飛び付いてごろごろしてしまった。
「辰巳さんってどこに住んでるんですか」
「辰巳さんってどんな食べ物が好きなんですか」
「辰巳さん左利きなのにこないだハサミは右で使ってましたよね」
「あ、ピアス開いてるんですね。私も開けたいです」
辰巳さん辰巳さんって色々話掛けて時間を稼ぎしてたんだけど、辰巳さん鞄持って立ち上がってしまってじゃあ最後にってやっぱ抱き付く。
「いいこいいこ、だいぶ元気になりましたね」
「辰巳さんのお陰です」
「寧々ちゃんの日頃の行いだよ」
そんでまた頭撫でて貰ったりキスしたりイチャイチャしてたら辰巳さんがドア開ける前に玄関が開いてしまった。
え!!!
「お、お兄ちゃ……」
「おうただいま寧々とその彼氏」
「おかえりなさいお兄さん」
帰ってきたのはお兄ちゃんで…………。
「ん? 寧々どうして玄関に」
「お父さん?!!」
お父さんも顔を出して、って言うことは。
「寧々? あらもう具合はいいの?」
「お母さ……」
そして、やっぱりお母さん。
お兄ちゃんはまあ普通、普段と変わらないけど、お父さんとお母さんは私達を見て固まった。
そりゃ固まるよね、家にこんなブロンドの人来た事ないし私抱き付いちゃってるしお父さんは辰巳さんを見て。
「えっと……その方が」
「あ、あ、あ……あの」
「勝手んん」
辰巳さんが喋ろうとしたので口を手で塞いだ。
お母さんの目は見てない、でも良くは思ってないだろう、でもここで誤魔化したら一生私なままな気がしてお腹に力を入れて辰巳さんの事ぎゅってして言った。
「まいだーりん」
言って死ぬかと思った。
た、倒れそう…………。
言った瞬間お兄ちゃんは吹いて辰巳さんも手の下で笑ってる。
口を塞いでいた手を取られて辰巳さんはお兄ちゃんた達の方を向いた。
「勝手にお邪魔してすみません。私寧々さんの上司の辰巳 ロドニーノヴィチ エロフェイと申します」
辰巳さんのお腹に回った手が震えて、大きな背中に隠れたら温かい手が私のに重なった。
「立ったままのご挨拶で誠に恐縮ですが、現在寧々さんとお付き合いさせていただいております」
し、し、し、心臓が壊れてしまう!! ってくらいスーツをぎゅっと握って頭を背中にゴリゴリしていたら、お兄ちゃんの声がした。
「な、すっげーイケメンだろ急にできた彼氏がこれってどういう事だよ寧々」
「知らない落ちてた」
「落ちてたのかよ良く拾ったな」
「寧々さんに拾われて幸せです」
「辰巳君? 日本語上手いね」
とお父さんは呑気に返して、背中から少し顔を出せば辰巳さんはお父さんを握手していた。
「少しお話しは聞いていますお父さんは機械系のお仕事をなさっているとか、僕は美形ですあははははは嘘です」
死、死ぬ!
「そういう意味わかんない事言わなくていいですからぁ!!」
「和やかな空気を作っているんだよHoney」
「マジかよ、そんな風に呼び合ってんの」
そしてここまで無言だったお母さんの前に立って辰巳さんはその手を取った。
「お会いしたかったです。さすが寧々さんのお母様、美しい方だ」
と持ち上げた手の甲にキスをした。
「?!」
おおおおおおお、そんなイギリス的挨拶表現八雲家にないし!!
「先日少しお話しして、寧々さんを愛する者同士絶対気が合うと私は確信していたのでお目にかかれて光栄です」
お母さんは顔を赤くして手を引っ込めると手の甲を擦りながら言う。
「本当に付き合っているんですか」
「はい、私もいい年ですし真剣に交際しています、寧々さんを心から愛しています」
しーんとしちゃって……もう本当にそういう愛してるとか止めてって思うけど、ドラマみたいなセリフも似合ってしまう電波系。
「でも寧々は」
とおお母さんから絶対ネガティブな言葉が出そうになる前に長い人差し指が声を遮る。
「話を遮るなんて無礼は重々承知ですがもう夜も遅いですし、ちゃんとしたご挨拶は日を改めて伺っても宜しいですか。今日は寧々さんのお顔を拝見したかっただけなので」
と拝見などとニッコリ笑って嘘を吐く辰巳部長。
辰巳さんは私の前に立つとちゅっちゅと両頬にキスをして私の唇に小指の指輪を押し付けた。
「明日、無理しないで下さいね」
「はい」
額にキスして目が合って笑うと辰巳さんは手を握ったまま三人に振り返った。
「私は戻れない過去に後悔したり囚われたり、また来てもいない未来に恐怖や不安を抱いて自分の中に閉じこもっていたくありません。生きている今を精一杯楽しく幸せに寧々さんと歩みたいと思ってます。至らない所ばかりだと思いますがどうぞ宜しくお願いします」
頭を下げて、うわああちょっとやだ。
「待って止めて辰巳さん、私超下っぱな仕事できない部下なのに」
だって辰巳さんがこんな感じで頭下げてるとこ見た事ないよ。
「俺彼女の家でこんなんした事ないや」
「辰巳君、ちょっとあの、頭上げて……」
お母さんは黙って辰巳さんをじっと見つめていた。
こんなの上司にさせていいのかって思うけど、自分じゃ動けないし。
着替え終わってお水飲ませて貰ったり色々してたらもう九時過ぎ……辰巳さんが帰る時間。
ベッドに座って後ろから抱っこしてもらって、服に掴んで帰ってほしくないアピール的な物をしてみるけど、実際辰巳さん帰らなかったらヤバイ事おきそうですよね。
とりあえず、いっぱい運動したからぐっすり寝むれるだろうし明日には元気かな、ってゆうかなんだか熱が下がってる感じがするのはどういう事だ? 宇宙パワーか?! 良くわからないけど回された腕にスリスリしておいた。
「体大丈夫ですか」
「いっぱい寝て、明日は会社に行きます」
「無理しないで下さいね、休んでいいんですよ」
「そしたらまたお見舞い来てくれますか」
見上げたら優しいキスで返事をしてくれた。
「このまま連れて帰ってうちで看病したい位だよ、来る? おいで」
「そんな……急すぎます、でも辰巳さんと一緒にいたらウィルスも直ぐ出ていってくれそうですね」
「ええ、僕ウィルスを寄せ付けないですからね。って冗談はおいておいて、本当に無理しないで」
「大丈夫です! 何だかスッキリしたし、それにこんな私でも、休んだら迷惑かかるんですよ! 少しでも仕事しないと」
「殊勝な心掛けですね」
「そんな……」
の後の言葉を飲み込んだ。
私なんてって続けてまたネガティブな事言いそうだったから。
「例えば……」
「ん?」
辰巳さんは今にも帰れそうな服装で、頭にちゅっちゅしながら言う。
「若い時にびびっときた曲ってあるじゃないですか、それをカセットに録音したりMDに入れたりして毎日聞いて」
「カセット……」
「ああ、寧々ちゃんはないか、えっと……気に入って初めて携帯にダウンロードした曲って今も聞いてますか」
「んっと……それは……聞いてないかも……」
「そういうものですよね、音楽が手軽になってしまったっていうのもあるけど、聞いた瞬間は衝撃を受けて「何だこの神曲!! 一生聞く!」って思っても、聞いていくうちに脳が慣れて初め程の感動が薄れていつの間にか聞かなくなってしまいます。皆そうです、そしてまた次の曲に巡りあって感銘を受けて飽きてそれの繰り返し」
「はい」
「悪夢も同じ、トラウマを夢で見るってあるじゃないですか。見た本人は記憶が蘇って恐怖だけど、でも同じドッキリに二回目は引っかからないように、夢でラウマを再現する事によって恐怖を緩和させてるんですよ慣れさせてるの、脳が正常に働いているから悪夢を見るんです。もし寧々ちゃんがよく悪夢を見るなら、それは脳がその壁を乗り越えようと何度も上書きさせて頑張ってる証拠です。心はその先に進もうとしている」
「…………」
「現実ではもう触れられないモノが夢では触れられる……悪夢を見て苦しい事もあるけど、これが私の乗り越えたいものなんだって考えたら、少しは寝起きが良くなりませんか、悪い夢を見たら心は前向きだって運気は上がってるって思っていいんですよ」
「はい頑張ります、頑張るから辰巳さんもっとぎゅってして下さい」
「うん、ちゅうもしようか」
柔らかい唇に温かい体、居心地のいい時間。
「大丈夫、悪夢は必ず覚めますよ僕がついてるからね」
「はい」
包容力のある言葉に涙が出そうな位心が溶けて安らぐのに、小さな声で
「そう神は…………間違えていなかった」
って言ってたから聞こえない振りしとく。
そんなんで、辰巳さん居心地よすぎて帰りますって言ってる辰巳さんを引き留めた私が悪った!!
お前誰だよレベルに懐いてしまって玄関で座って靴履く辰巳さんの背中を、初めはじっと見てたんだけど、むずむずしちゃってたちゅみしゃんって肩に飛び付いてごろごろしてしまった。
「辰巳さんってどこに住んでるんですか」
「辰巳さんってどんな食べ物が好きなんですか」
「辰巳さん左利きなのにこないだハサミは右で使ってましたよね」
「あ、ピアス開いてるんですね。私も開けたいです」
辰巳さん辰巳さんって色々話掛けて時間を稼ぎしてたんだけど、辰巳さん鞄持って立ち上がってしまってじゃあ最後にってやっぱ抱き付く。
「いいこいいこ、だいぶ元気になりましたね」
「辰巳さんのお陰です」
「寧々ちゃんの日頃の行いだよ」
そんでまた頭撫でて貰ったりキスしたりイチャイチャしてたら辰巳さんがドア開ける前に玄関が開いてしまった。
え!!!
「お、お兄ちゃ……」
「おうただいま寧々とその彼氏」
「おかえりなさいお兄さん」
帰ってきたのはお兄ちゃんで…………。
「ん? 寧々どうして玄関に」
「お父さん?!!」
お父さんも顔を出して、って言うことは。
「寧々? あらもう具合はいいの?」
「お母さ……」
そして、やっぱりお母さん。
お兄ちゃんはまあ普通、普段と変わらないけど、お父さんとお母さんは私達を見て固まった。
そりゃ固まるよね、家にこんなブロンドの人来た事ないし私抱き付いちゃってるしお父さんは辰巳さんを見て。
「えっと……その方が」
「あ、あ、あ……あの」
「勝手んん」
辰巳さんが喋ろうとしたので口を手で塞いだ。
お母さんの目は見てない、でも良くは思ってないだろう、でもここで誤魔化したら一生私なままな気がしてお腹に力を入れて辰巳さんの事ぎゅってして言った。
「まいだーりん」
言って死ぬかと思った。
た、倒れそう…………。
言った瞬間お兄ちゃんは吹いて辰巳さんも手の下で笑ってる。
口を塞いでいた手を取られて辰巳さんはお兄ちゃんた達の方を向いた。
「勝手にお邪魔してすみません。私寧々さんの上司の辰巳 ロドニーノヴィチ エロフェイと申します」
辰巳さんのお腹に回った手が震えて、大きな背中に隠れたら温かい手が私のに重なった。
「立ったままのご挨拶で誠に恐縮ですが、現在寧々さんとお付き合いさせていただいております」
し、し、し、心臓が壊れてしまう!! ってくらいスーツをぎゅっと握って頭を背中にゴリゴリしていたら、お兄ちゃんの声がした。
「な、すっげーイケメンだろ急にできた彼氏がこれってどういう事だよ寧々」
「知らない落ちてた」
「落ちてたのかよ良く拾ったな」
「寧々さんに拾われて幸せです」
「辰巳君? 日本語上手いね」
とお父さんは呑気に返して、背中から少し顔を出せば辰巳さんはお父さんを握手していた。
「少しお話しは聞いていますお父さんは機械系のお仕事をなさっているとか、僕は美形ですあははははは嘘です」
死、死ぬ!
「そういう意味わかんない事言わなくていいですからぁ!!」
「和やかな空気を作っているんだよHoney」
「マジかよ、そんな風に呼び合ってんの」
そしてここまで無言だったお母さんの前に立って辰巳さんはその手を取った。
「お会いしたかったです。さすが寧々さんのお母様、美しい方だ」
と持ち上げた手の甲にキスをした。
「?!」
おおおおおおお、そんなイギリス的挨拶表現八雲家にないし!!
「先日少しお話しして、寧々さんを愛する者同士絶対気が合うと私は確信していたのでお目にかかれて光栄です」
お母さんは顔を赤くして手を引っ込めると手の甲を擦りながら言う。
「本当に付き合っているんですか」
「はい、私もいい年ですし真剣に交際しています、寧々さんを心から愛しています」
しーんとしちゃって……もう本当にそういう愛してるとか止めてって思うけど、ドラマみたいなセリフも似合ってしまう電波系。
「でも寧々は」
とおお母さんから絶対ネガティブな言葉が出そうになる前に長い人差し指が声を遮る。
「話を遮るなんて無礼は重々承知ですがもう夜も遅いですし、ちゃんとしたご挨拶は日を改めて伺っても宜しいですか。今日は寧々さんのお顔を拝見したかっただけなので」
と拝見などとニッコリ笑って嘘を吐く辰巳部長。
辰巳さんは私の前に立つとちゅっちゅと両頬にキスをして私の唇に小指の指輪を押し付けた。
「明日、無理しないで下さいね」
「はい」
額にキスして目が合って笑うと辰巳さんは手を握ったまま三人に振り返った。
「私は戻れない過去に後悔したり囚われたり、また来てもいない未来に恐怖や不安を抱いて自分の中に閉じこもっていたくありません。生きている今を精一杯楽しく幸せに寧々さんと歩みたいと思ってます。至らない所ばかりだと思いますがどうぞ宜しくお願いします」
頭を下げて、うわああちょっとやだ。
「待って止めて辰巳さん、私超下っぱな仕事できない部下なのに」
だって辰巳さんがこんな感じで頭下げてるとこ見た事ないよ。
「俺彼女の家でこんなんした事ないや」
「辰巳君、ちょっとあの、頭上げて……」
お母さんは黙って辰巳さんをじっと見つめていた。
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