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可愛いけも耳のご令嬢は…男の娘?
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春になり、新緑も瑞々しく華やかな季節になりました
皆様、ごきげんよう
私、シェルミナは王立学院の格式高い図書館に併設されたサロン棟に来ております
この国の貴族が領地を治める資格を王から賜るには、主に二通りの条件があります
農業や治水など含む生産系の専攻と、建築や造船などを使い交易を主軸に発展を目的とした経済産業系の専攻を修め、教養や資質を磨く為の外交の講義を修め卒業となる王立学院
魔術や錬金術も医療施術の従事者もこちらを修めてから、改めて法王院にて学びます
男性が活躍の多い傾向がある軍事など様が、王立・領地軍などに詰める騎士見習いの専攻と連合艦隊に勤める衛士見習いの専攻を修め卒業となる王立士官学校が学舎とされております
(まぁ、人格的な所は成人するまでの環境にかなり影響される社交界とかあるしね)
私はとある理由があり特殊な待遇で入学や卒業などもない聴講生として通っておりまして、サロン棟には一室を借り受けております
王族や上位階級の子息・令嬢がお茶会したり相談や雑談するには誰でも見える場所は向かない為に存在する場所なのです
私は殆どがサロン棟での滞在になりますし、学院関係の面会もこちらで出来ます
(もう少し軽ければ良かったのに)
原因は聖霊の加護が強い為にあるようでして、同じ年頃の方々より睡眠が長い
加護を外すことはモチロン出来ません
私がまだ小さくて乳をのみ、泣いて笑うのが仕事、そんな生後間もない赤子の頃に奇跡がおきたのです
春の暖かい昼下がり
お母様があやす子守唄を聴いて、うとうとしていた私の耳に、初めて聞く言葉の優しい歌声が聴こえて、小さな体でその歌を感じていた
その日から代わる代わる聖霊が表れて、毎日あやされていた記憶もあります
しかし、神殿の祝福の儀式でそれは露見しました
普段は静かな聖域の礎である聖霊の樹から溢れてきた虹色の光が帯となり、儀式用の籠に寝かされた赤子を包んでいき、様々な姿の聖霊が現れて、赤子に福音を授けていったのです
最後に鷲の姿をした(聖霊王の霊獣でもある)風の聖霊がサミュエルお兄様に加護の証として聖霊の樹の枝で創られた美しい雫石の鈴があしらわれた杖を託して消えたそうです
まだ士官学校に在籍中でハルベルド公爵の名代だったサミュエルお兄様と神官や巫女たちは、この奇跡の証人となり
この日からシェルミナは【聖霊の御子】となったのです
*‐*‐*
学院の日は、侍女に身支度をお願いし、ブランチを軽く頂いたら、侍女をひとり連れて馬車で向かいます
講義を受けて、課題をこなす科目ばかりですが、貴族の対人向上の為に令嬢達とお茶会で談笑したりと忙しい日々です
帰宅して身を清めたら、晩餐までは宿題の予定を決めて、ロベルトに伝えると家庭教師やレッスンの予定を見直して組んでくれるので、侍女にも話しておきます
(乗馬服とかドレスとか小物も色々あるし、下手な恰好はしないお嬢様って本当に大変だよ)
毎日学院に通わないなら、別に行かなくてもと思ったがお母様がお友達は大事よ。と手配してくださったので、数日おきに通っています
*‐*‐*
宿題用の資料を探しに図書館に寄り、学院が長期休暇の前でいつもより課題も多くて必然ですが探す量も多くなり時間がかかってしまうので、革の鞄を載せたカートを押していましたが…
「どうして、こんな…」
お腹の下がじわりじわりと疼くので脚を止めて、パウダールームに行き先を変更致しました
いま見られたら…
(令嬢生命が絶たれちゃうわっ)
人気が無い事を確認して、奥の個室へ逃げ込みました
「は、…ぅくっ、もう、なんなのコレ」
呼吸が荒くなり、視界は涙で歪んでいき、脈が速くなって、熱いのを逃がそうと衣服を弛めて、この際下着のボタンなどを外そうとスカートをたくし上げた瞬間、靴音が聞こえて人の歩く音が近づいて来た?
(学院内だし致し方ありません、我慢です。早く出ていってくださいませっ)
次第に身体中が熱くなり、びくびくと震える体の芯を抑える様に腕を回して自分を抱き締めていた
「あの、大丈夫ですか?」
「…っ!」
声をたどって背後を振り向くと、扉の向こうの人物がこちらを伺っていた
「誰か呼びますか?」
「ありがとう、大丈夫ですわ。休めば、もどれ…ぁんっ」
動いたら制服の布地に感じてしまった
胸の先も固くなり、腰から這い上がる快感に震えると、恥ずかしい声が出てしまって慌てて口を手で押さえた
「いい匂いがする」
「え?」
カチャカチャと金具の音に違和感を覚えて、顔を向けると施錠していたはずの扉が開いて、人が入ってきた
(え?嘘!いま入って来られたら言い訳も出来ませんわっ)
「ご心配いりません、すぐに、きゃっ」
背後から抱き込まれ、くんくんと嗅ぎ回らる人物が屈み、スカートを摘まんだ
スカートの中の脚に少し冷たい空気があたり、きゅうと身がすくむ
スカートの後ろを捲られて、太腿の後ろを這う
手の感触に膝が笑いだした
下着の隙間から指を入れる感触に身震いした
「な、何してっ!ひっ…」
「ん、甘くていい匂いなの…これかな?…ん」
慌てふためく合間に下着を下ろされ、腰を背後の方へ引かれたら当然ですが前傾してしまい
上半身を咄嗟に出した手で支える為に、顔の前に迫ったカートの取っ手を掴み、顔面から転ぶのは免れたが、剥かれたお尻が他人に晒されてしまいます
「危ないでしょう、出てくださ…きゃあ!!?」
ぐちゅっと生々しい音がした瞬間、熱くなっていた秘裂に唇と舌?を感じ、腕を回してばたつかせた
「いや、やめて!…ゃ、あ、あ、だめ、舐めちゃ、や、ぁあ!」
そこからは何度も何度も、イかされ子宮からせり上がる快感と絶頂に、下半身をなぶられている間に、相手が獣人の耳を出した頭だと気づいた
可愛い三角の耳が後ろに伏せられ、ぴくぴくしてる?
「ふぅ、んっ、はぁ…っ、ひ、また、ぃっちゃ、ぅんんんっ」
舌が長くて、舐める範囲が広くて、熱いヌメヌメした感触に快感が止まらない
蜜を垂らす窪みをぐちゅっぐちゅっと押しながら舐める舌が縦横無尽に這うから、刺激にビクッと震えて押し返す力が入ると指と唇がねっとりと抉じ開けては舌で抜き差ししてくる
「はぁ、すごく美味しい」
「ひあぁぁぁ、あっ、あっ」
じゅるると吸引するみたいにすすり、べろんと舐め上げて顔を離された
力が抜けて膝から崩れた体を抱き込んだ人物が、真っ赤に染まる耳を舐めて、両胸を厭らしく揉む
「も、かえ、帰らせて」
「こんなに美味しい精気を吸えたの初めてなんだよね。僕はナルニア・ディーン・マジョルカ。貴女はシェルミナ様だよね」
「あ、ん、は、はい…っ!」
「ふふ、乳首だけで感じちゃうの?すごい敏感だねぇ」
「んんん!」
ブラウスの上から固くなっていた乳首を捏ねられて、ぞわわって腰が浮く
「ここは狭いけど、サロンまで我慢出来そうにないなぁ」
少し浮いた腰を抱き込んだまま、スカートの中でごそごそして、ナルニアはふぅっと吐息を漏らした
「ごめんね」
「え、ひっ!?…あああああっ!」
指より太くて硬い楔が、愛撫で熱く熟れていた秘裂にねじ込まれた
「はぁ…キツ」
心の準備も無しに、背後から密着した臀部に叩くような硬い肌の接触と子宮をねじり上げてきた異物感の快感に戦慄く
「いや、いやぁ!ぬいてっ、だ、め…ぁぐっ、んんんッ、ん、ふ、ンンっ」
じゅぶっ、パチュ、ず、じゅぶっ、ぐちゅんと粘液質の水音に肌の接触する艶かしい音が重なり、半開きの唇に指が差し込まれた
「あ~、ヤバイな、気持ち善過ぎて、ふふ、止まんないや」
「は、あ、アアッ」
「ッ!…なんだよ、ここも感じちゃうの?」
「ゃ、あああっ、ん、んぅ」
耳を舐めたり、秘粒を刺激されたり、胸を揉みしだいたり、腰を激しく揺すられたり
ガツガツ食い荒らす、けも耳の人物の声が次第に低く唸ると、腹の奥が縮みながら搾る様にうねる、熱い大量の精液を注ぎ込まれて思考は放心してしまう
意識が飛びかけて、腹の奥がうねる感覚に痺れて丸めた手足が緩んでいくと、ずるる、と人より長い楔が退き抜かれ、再度身震いした華奢な身体を抱き締めた人物の顔が初めて見えた
「ごめん、離したくないからこのまま連れていくよ」
こちらの返事は聞かずに口づけて、下着を履かせ、抱き上げ、歩きだした
下級生の双子の銀狼の生徒だ
獣人の血が濃いと言われた珍しい銀狼の子
(道理で激しいわけだ、お腹がドクドクしてる)
獣人と聖霊の加護持ちは相性が良い為に、受胎もしやすく、多産である
獣人が希少なのは短命だからなのと
美しいからだ
人型の子も半獣人も獣の子も等しく美しく、性欲が強く、愛情深い為に警戒心が強い
「僕の相棒にも紹介するよ」
ふふ、と微笑んだナルニアに抱かれてシェルミナは目を閉じた
*‐*‐*
僕は医療系の魔術専攻で法王院に通って今年の春に卒業予定です
以前に借りた図書館の返し忘れが見つかり、久しぶりに学院の図書館に来ていたら、あの綺麗な女の子がいたんだ
「ああ、また綺麗になって」
年が違うから接点がなくて、兄弟は居るけど下手に知られたくなかった、唯一軍にいる相棒にも話す事があったけどその度に心配された位に夢中だった
貴族の上位で四大公爵家の令嬢なんて、仕えることさえ難しい
産まれた時にはお袋には腹違いの兄や姉が居るが、お前は強い魔術師との子だから魔術師に引き取らせるって言われて歩ける頃には双子の妹と引き取られ、獣人として扱われた
学院に通うと貴族以外も居たが、とりわけあの綺麗な令嬢の群れがいい匂いだった
何度、夢に見た事か
甘くて、瑞々しく、美しい身体を
本能が脊髄反射の様に孕ませたがる
大陸唯一の聖霊の愛し子
僕にはない予知夢で妹が心配していたのは、今日の事かもしれない
見つけたら、話したくて
話したら、抱きたくて
山麓地帯の麓にある、僕の家には結界が張られていて誰も入れない
たくさん愛したいから、僕の巣に連れていくよ
「…って上手くはいかないか」
学院を秘密の通路から出たのに、早くも追っ手がきている
しかも、鷲と犬かな
「置いて、行ってください」
「こんな君を?無茶言わないで」
発情している雌を置いて行くなんて無茶だし、追っ手がメスとは限らない
「とりあえず、カナの樹に登るから掴まって」
カナの樹は感情を鎮静化させる作用がある
近場でデカイカナの樹に登り、シェルミナと口づけていたら耳の付け根を撫でられた
「かわいい」
「そう?」
「銀狼ですよね。一度、雪の日に助けて貰いました」
綺麗でした。と囁くシェルミナ
それは僕たちの母なんだよ
雪の女王で冬将軍の相棒で吹雪を巻き起こすんだ
君が雪のイタズラで帰れないのを見つけて、背負って下山した後、しばらく眠りについたんだ
僕はいずれ彼らの領域を護る為に生きるんだ
君が居たらどんなにいいか
「大好きだよ。シェルミナ」
カナの樹にいた妖精が心配そうに見ているなか、僕は追っ手の向こうから接近してくる旧知の光に微笑んで樹を降りた
皆様、ごきげんよう
私、シェルミナは王立学院の格式高い図書館に併設されたサロン棟に来ております
この国の貴族が領地を治める資格を王から賜るには、主に二通りの条件があります
農業や治水など含む生産系の専攻と、建築や造船などを使い交易を主軸に発展を目的とした経済産業系の専攻を修め、教養や資質を磨く為の外交の講義を修め卒業となる王立学院
魔術や錬金術も医療施術の従事者もこちらを修めてから、改めて法王院にて学びます
男性が活躍の多い傾向がある軍事など様が、王立・領地軍などに詰める騎士見習いの専攻と連合艦隊に勤める衛士見習いの専攻を修め卒業となる王立士官学校が学舎とされております
(まぁ、人格的な所は成人するまでの環境にかなり影響される社交界とかあるしね)
私はとある理由があり特殊な待遇で入学や卒業などもない聴講生として通っておりまして、サロン棟には一室を借り受けております
王族や上位階級の子息・令嬢がお茶会したり相談や雑談するには誰でも見える場所は向かない為に存在する場所なのです
私は殆どがサロン棟での滞在になりますし、学院関係の面会もこちらで出来ます
(もう少し軽ければ良かったのに)
原因は聖霊の加護が強い為にあるようでして、同じ年頃の方々より睡眠が長い
加護を外すことはモチロン出来ません
私がまだ小さくて乳をのみ、泣いて笑うのが仕事、そんな生後間もない赤子の頃に奇跡がおきたのです
春の暖かい昼下がり
お母様があやす子守唄を聴いて、うとうとしていた私の耳に、初めて聞く言葉の優しい歌声が聴こえて、小さな体でその歌を感じていた
その日から代わる代わる聖霊が表れて、毎日あやされていた記憶もあります
しかし、神殿の祝福の儀式でそれは露見しました
普段は静かな聖域の礎である聖霊の樹から溢れてきた虹色の光が帯となり、儀式用の籠に寝かされた赤子を包んでいき、様々な姿の聖霊が現れて、赤子に福音を授けていったのです
最後に鷲の姿をした(聖霊王の霊獣でもある)風の聖霊がサミュエルお兄様に加護の証として聖霊の樹の枝で創られた美しい雫石の鈴があしらわれた杖を託して消えたそうです
まだ士官学校に在籍中でハルベルド公爵の名代だったサミュエルお兄様と神官や巫女たちは、この奇跡の証人となり
この日からシェルミナは【聖霊の御子】となったのです
*‐*‐*
学院の日は、侍女に身支度をお願いし、ブランチを軽く頂いたら、侍女をひとり連れて馬車で向かいます
講義を受けて、課題をこなす科目ばかりですが、貴族の対人向上の為に令嬢達とお茶会で談笑したりと忙しい日々です
帰宅して身を清めたら、晩餐までは宿題の予定を決めて、ロベルトに伝えると家庭教師やレッスンの予定を見直して組んでくれるので、侍女にも話しておきます
(乗馬服とかドレスとか小物も色々あるし、下手な恰好はしないお嬢様って本当に大変だよ)
毎日学院に通わないなら、別に行かなくてもと思ったがお母様がお友達は大事よ。と手配してくださったので、数日おきに通っています
*‐*‐*
宿題用の資料を探しに図書館に寄り、学院が長期休暇の前でいつもより課題も多くて必然ですが探す量も多くなり時間がかかってしまうので、革の鞄を載せたカートを押していましたが…
「どうして、こんな…」
お腹の下がじわりじわりと疼くので脚を止めて、パウダールームに行き先を変更致しました
いま見られたら…
(令嬢生命が絶たれちゃうわっ)
人気が無い事を確認して、奥の個室へ逃げ込みました
「は、…ぅくっ、もう、なんなのコレ」
呼吸が荒くなり、視界は涙で歪んでいき、脈が速くなって、熱いのを逃がそうと衣服を弛めて、この際下着のボタンなどを外そうとスカートをたくし上げた瞬間、靴音が聞こえて人の歩く音が近づいて来た?
(学院内だし致し方ありません、我慢です。早く出ていってくださいませっ)
次第に身体中が熱くなり、びくびくと震える体の芯を抑える様に腕を回して自分を抱き締めていた
「あの、大丈夫ですか?」
「…っ!」
声をたどって背後を振り向くと、扉の向こうの人物がこちらを伺っていた
「誰か呼びますか?」
「ありがとう、大丈夫ですわ。休めば、もどれ…ぁんっ」
動いたら制服の布地に感じてしまった
胸の先も固くなり、腰から這い上がる快感に震えると、恥ずかしい声が出てしまって慌てて口を手で押さえた
「いい匂いがする」
「え?」
カチャカチャと金具の音に違和感を覚えて、顔を向けると施錠していたはずの扉が開いて、人が入ってきた
(え?嘘!いま入って来られたら言い訳も出来ませんわっ)
「ご心配いりません、すぐに、きゃっ」
背後から抱き込まれ、くんくんと嗅ぎ回らる人物が屈み、スカートを摘まんだ
スカートの中の脚に少し冷たい空気があたり、きゅうと身がすくむ
スカートの後ろを捲られて、太腿の後ろを這う
手の感触に膝が笑いだした
下着の隙間から指を入れる感触に身震いした
「な、何してっ!ひっ…」
「ん、甘くていい匂いなの…これかな?…ん」
慌てふためく合間に下着を下ろされ、腰を背後の方へ引かれたら当然ですが前傾してしまい
上半身を咄嗟に出した手で支える為に、顔の前に迫ったカートの取っ手を掴み、顔面から転ぶのは免れたが、剥かれたお尻が他人に晒されてしまいます
「危ないでしょう、出てくださ…きゃあ!!?」
ぐちゅっと生々しい音がした瞬間、熱くなっていた秘裂に唇と舌?を感じ、腕を回してばたつかせた
「いや、やめて!…ゃ、あ、あ、だめ、舐めちゃ、や、ぁあ!」
そこからは何度も何度も、イかされ子宮からせり上がる快感と絶頂に、下半身をなぶられている間に、相手が獣人の耳を出した頭だと気づいた
可愛い三角の耳が後ろに伏せられ、ぴくぴくしてる?
「ふぅ、んっ、はぁ…っ、ひ、また、ぃっちゃ、ぅんんんっ」
舌が長くて、舐める範囲が広くて、熱いヌメヌメした感触に快感が止まらない
蜜を垂らす窪みをぐちゅっぐちゅっと押しながら舐める舌が縦横無尽に這うから、刺激にビクッと震えて押し返す力が入ると指と唇がねっとりと抉じ開けては舌で抜き差ししてくる
「はぁ、すごく美味しい」
「ひあぁぁぁ、あっ、あっ」
じゅるると吸引するみたいにすすり、べろんと舐め上げて顔を離された
力が抜けて膝から崩れた体を抱き込んだ人物が、真っ赤に染まる耳を舐めて、両胸を厭らしく揉む
「も、かえ、帰らせて」
「こんなに美味しい精気を吸えたの初めてなんだよね。僕はナルニア・ディーン・マジョルカ。貴女はシェルミナ様だよね」
「あ、ん、は、はい…っ!」
「ふふ、乳首だけで感じちゃうの?すごい敏感だねぇ」
「んんん!」
ブラウスの上から固くなっていた乳首を捏ねられて、ぞわわって腰が浮く
「ここは狭いけど、サロンまで我慢出来そうにないなぁ」
少し浮いた腰を抱き込んだまま、スカートの中でごそごそして、ナルニアはふぅっと吐息を漏らした
「ごめんね」
「え、ひっ!?…あああああっ!」
指より太くて硬い楔が、愛撫で熱く熟れていた秘裂にねじ込まれた
「はぁ…キツ」
心の準備も無しに、背後から密着した臀部に叩くような硬い肌の接触と子宮をねじり上げてきた異物感の快感に戦慄く
「いや、いやぁ!ぬいてっ、だ、め…ぁぐっ、んんんッ、ん、ふ、ンンっ」
じゅぶっ、パチュ、ず、じゅぶっ、ぐちゅんと粘液質の水音に肌の接触する艶かしい音が重なり、半開きの唇に指が差し込まれた
「あ~、ヤバイな、気持ち善過ぎて、ふふ、止まんないや」
「は、あ、アアッ」
「ッ!…なんだよ、ここも感じちゃうの?」
「ゃ、あああっ、ん、んぅ」
耳を舐めたり、秘粒を刺激されたり、胸を揉みしだいたり、腰を激しく揺すられたり
ガツガツ食い荒らす、けも耳の人物の声が次第に低く唸ると、腹の奥が縮みながら搾る様にうねる、熱い大量の精液を注ぎ込まれて思考は放心してしまう
意識が飛びかけて、腹の奥がうねる感覚に痺れて丸めた手足が緩んでいくと、ずるる、と人より長い楔が退き抜かれ、再度身震いした華奢な身体を抱き締めた人物の顔が初めて見えた
「ごめん、離したくないからこのまま連れていくよ」
こちらの返事は聞かずに口づけて、下着を履かせ、抱き上げ、歩きだした
下級生の双子の銀狼の生徒だ
獣人の血が濃いと言われた珍しい銀狼の子
(道理で激しいわけだ、お腹がドクドクしてる)
獣人と聖霊の加護持ちは相性が良い為に、受胎もしやすく、多産である
獣人が希少なのは短命だからなのと
美しいからだ
人型の子も半獣人も獣の子も等しく美しく、性欲が強く、愛情深い為に警戒心が強い
「僕の相棒にも紹介するよ」
ふふ、と微笑んだナルニアに抱かれてシェルミナは目を閉じた
*‐*‐*
僕は医療系の魔術専攻で法王院に通って今年の春に卒業予定です
以前に借りた図書館の返し忘れが見つかり、久しぶりに学院の図書館に来ていたら、あの綺麗な女の子がいたんだ
「ああ、また綺麗になって」
年が違うから接点がなくて、兄弟は居るけど下手に知られたくなかった、唯一軍にいる相棒にも話す事があったけどその度に心配された位に夢中だった
貴族の上位で四大公爵家の令嬢なんて、仕えることさえ難しい
産まれた時にはお袋には腹違いの兄や姉が居るが、お前は強い魔術師との子だから魔術師に引き取らせるって言われて歩ける頃には双子の妹と引き取られ、獣人として扱われた
学院に通うと貴族以外も居たが、とりわけあの綺麗な令嬢の群れがいい匂いだった
何度、夢に見た事か
甘くて、瑞々しく、美しい身体を
本能が脊髄反射の様に孕ませたがる
大陸唯一の聖霊の愛し子
僕にはない予知夢で妹が心配していたのは、今日の事かもしれない
見つけたら、話したくて
話したら、抱きたくて
山麓地帯の麓にある、僕の家には結界が張られていて誰も入れない
たくさん愛したいから、僕の巣に連れていくよ
「…って上手くはいかないか」
学院を秘密の通路から出たのに、早くも追っ手がきている
しかも、鷲と犬かな
「置いて、行ってください」
「こんな君を?無茶言わないで」
発情している雌を置いて行くなんて無茶だし、追っ手がメスとは限らない
「とりあえず、カナの樹に登るから掴まって」
カナの樹は感情を鎮静化させる作用がある
近場でデカイカナの樹に登り、シェルミナと口づけていたら耳の付け根を撫でられた
「かわいい」
「そう?」
「銀狼ですよね。一度、雪の日に助けて貰いました」
綺麗でした。と囁くシェルミナ
それは僕たちの母なんだよ
雪の女王で冬将軍の相棒で吹雪を巻き起こすんだ
君が雪のイタズラで帰れないのを見つけて、背負って下山した後、しばらく眠りについたんだ
僕はいずれ彼らの領域を護る為に生きるんだ
君が居たらどんなにいいか
「大好きだよ。シェルミナ」
カナの樹にいた妖精が心配そうに見ているなか、僕は追っ手の向こうから接近してくる旧知の光に微笑んで樹を降りた
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