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第14話 ローガン
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あの夜、洞窟でジャスミンと目が合って、彼女のことを愛していると自覚した時に心に誓った。
俺は変わる。
そして、ジャスミンを一生愛して愛して、必ず幸せにすると。
王都へ戻るとすぐにマックス、つまりウォーカー伯爵へ約束を取り付けると、花束を抱えて向かった。
一刻も早くジャスミンにプロポーズして、結婚したかった。
頭の中はそれでいっぱいだった。
応接室に通されしばらく待っていると、ジャスミンとマックスが部屋へ入ってきた。
「話を聞こう」
抑揚のないマックスの声に臆することなく、俺はジャスミンの純潔を奪ったことを謝罪し、ジャスミンへの気持ちを伝えた。
「ジャスミン、愛している。
必ず幸せにする。
俺と結婚してほしい」
ジャスミンの座るソファの前に跪いて目を見てそう言った次の瞬間、頬に強烈な衝撃を受けた。
「帰れ!」
「兄さん!
兄さん・・・・・・。
・・・・・・あれは、あれは、
・・・私も、私も、あの時望んだことで・・・・・・」
「・・・・・・ジャスミン・・・」
立ち上がってマックスに訴えるジャスミンに、たとえ副隊長である俺を庇ってくれただけと分かっていても嬉しくなった。
口元の血を拭い顔を上げると、お互いの顔を無言で見つめている兄妹の様子がおかしいことに気づいた。
すると、直立不動のジャスミンに納得したかのようにマックスが右手を握りしめた。
ぎりぎりだったーー
マックスの拳を受け止めたのをほっとしていると、手首を力強く掴まれマックスに部屋の外へと押し出された。
「帰れ!二度と来るな!
お前は駄目だ!
お前は駄目なんだよ!」
マックスの本気の怒りが伝わってくる。
・・・そりゃそうだ。
あいつは・・・マックスは昔からの俺の女性関係を知っている。
大切な妹を俺なんかに任せられるはずがない。
当たり前だーー
でも、諦める気なんてなかった。
あの夜、ジャスミンと目が合って、愛していることを自覚して、ジャスミンと結ばれた。
愛しい女性とひとつになるこれ以上ない幸せを知って、ジャスミンのいない人生なんて考えられなくなった。
正直、ジャスミンが俺のことをどう思っているかは分からない。
嫌われては・・・いないだろう。
仮に好意を持っているとしても、それは第一騎士団の副隊長に対する尊敬かもしれない。
でも、あの夜ジャスミンを抱きしめて、何度もジャスミンの名前を呼ぶと、彼女の濡れた美しい瞳が見つめ返してくれた。
もしかしたら・・・どこかで期待している自分もいる。
とにかく、毎日気持ちを伝えよう。
それしかない。
それなのにーー
「ウォーカーは、辞職した」
翌日騎士団ではジャスミンの姿は見当たらなかった。
あれだけ騎士の仕事にひたむきに取り組んできたジャスミンが辞めるなんて考えられなかった。
間違いなく俺のせいで辞めさせられたんだろう。
仕事が終わるとその足でウォーカー伯爵家へ向かったが、門すら開けてもらえなかった。
この日を境に、ウォーカー伯爵家へ毎日通った。
休日も可能な限り、門の前で待ち続けた。
屋敷を見上げてジャスミンを想った。
通い続けて2ヶ月が過ぎた頃、門の前にマックスが現れた。
何も話さないマックスについて行くと、応接室にはソファに座るジャスミンの後ろ姿が見えた。
二人で話せ。と、マックスは意外にも部屋から出て行った。
向かいのソファに腰を下ろすと、目の前にジャスミンの姿があった。
ジャスミンが目の前にいる。ただそれだけで胸が高鳴った。
2ヶ月振りに見るジャスミンは、少し伸びた黒髪を耳にかけ、俯き加減のその目は元気がないように見えた。
「・・・ジャスミン」
「・・・・・・副隊長・・・」
声に反応するように上げたその顔は、やはり顔色が冴えなかった。
俺は頭を下げた。
「ジャスミン、本当に申し訳ない。
俺のせいで騎士団を辞職することになって」
「・・・・・・それは、副隊長のせいじゃないですから気にしないでください」
無理して表情を作ろうとするジャスミンに胸が痛くなると同時に、不甲斐ない自分に苛立った。
「ジャスミン、俺は「副隊長、私は元々結婚に興味はないし、それに、あの日の・・・あの日の出来事は合意の上でのことなので、責任を感じないでください」」
「・・・・・・ジャスミン」
俺の言葉を遮って話切ったジャスミンの顔は、今にも泣きそうで瞳には涙が潤んでいた。
「ジャスミン・・・」
俺はジャスミンの前で跪いて、少し震えている両手を優しく取った。
「ジャスミン、聞いてほしい。
今から言うことは、俺の本当の気持ちなんだ」
頷くジャスミンを確認してーー
深呼吸をした。
こんなに、緊張するのは生まれて初めてだった。
「ジャスミン、君を愛している。
結婚してほしい」
ジャスミンは両手で顔を覆うと動かなくなった。
どのくらいの間そうしていただろうーー
しばらくして、ジャスミンはゆっくりと両手を顔から離すと、泣いているのか笑っているのかわからない顔で俺を見つめた。
その宝石のような瞳で見つめられると、胸がわからない何かに覆われて、どうにかなってしまいそうになった。
「・・・・・・い。
はい。
・・・・・・副隊長、わたしも副隊長か好きです」
「・・・・・・ジャスミン・・・」
そのままジャスミンと見つめ合っていた。
出なかった。
言葉なんか出なかった。
ただ、目頭が熱くなってきて泣きたい気持ちになった。
ジャスミンの顔を見つめながら、腕を伸ばして優しく抱きしめた。
「ジャスミン、愛してる。
必ず幸せにする」
頷くジャスミンを、そのままずっと抱きしめ続けた。
俺は変わる。
そして、ジャスミンを一生愛して愛して、必ず幸せにすると。
王都へ戻るとすぐにマックス、つまりウォーカー伯爵へ約束を取り付けると、花束を抱えて向かった。
一刻も早くジャスミンにプロポーズして、結婚したかった。
頭の中はそれでいっぱいだった。
応接室に通されしばらく待っていると、ジャスミンとマックスが部屋へ入ってきた。
「話を聞こう」
抑揚のないマックスの声に臆することなく、俺はジャスミンの純潔を奪ったことを謝罪し、ジャスミンへの気持ちを伝えた。
「ジャスミン、愛している。
必ず幸せにする。
俺と結婚してほしい」
ジャスミンの座るソファの前に跪いて目を見てそう言った次の瞬間、頬に強烈な衝撃を受けた。
「帰れ!」
「兄さん!
兄さん・・・・・・。
・・・・・・あれは、あれは、
・・・私も、私も、あの時望んだことで・・・・・・」
「・・・・・・ジャスミン・・・」
立ち上がってマックスに訴えるジャスミンに、たとえ副隊長である俺を庇ってくれただけと分かっていても嬉しくなった。
口元の血を拭い顔を上げると、お互いの顔を無言で見つめている兄妹の様子がおかしいことに気づいた。
すると、直立不動のジャスミンに納得したかのようにマックスが右手を握りしめた。
ぎりぎりだったーー
マックスの拳を受け止めたのをほっとしていると、手首を力強く掴まれマックスに部屋の外へと押し出された。
「帰れ!二度と来るな!
お前は駄目だ!
お前は駄目なんだよ!」
マックスの本気の怒りが伝わってくる。
・・・そりゃそうだ。
あいつは・・・マックスは昔からの俺の女性関係を知っている。
大切な妹を俺なんかに任せられるはずがない。
当たり前だーー
でも、諦める気なんてなかった。
あの夜、ジャスミンと目が合って、愛していることを自覚して、ジャスミンと結ばれた。
愛しい女性とひとつになるこれ以上ない幸せを知って、ジャスミンのいない人生なんて考えられなくなった。
正直、ジャスミンが俺のことをどう思っているかは分からない。
嫌われては・・・いないだろう。
仮に好意を持っているとしても、それは第一騎士団の副隊長に対する尊敬かもしれない。
でも、あの夜ジャスミンを抱きしめて、何度もジャスミンの名前を呼ぶと、彼女の濡れた美しい瞳が見つめ返してくれた。
もしかしたら・・・どこかで期待している自分もいる。
とにかく、毎日気持ちを伝えよう。
それしかない。
それなのにーー
「ウォーカーは、辞職した」
翌日騎士団ではジャスミンの姿は見当たらなかった。
あれだけ騎士の仕事にひたむきに取り組んできたジャスミンが辞めるなんて考えられなかった。
間違いなく俺のせいで辞めさせられたんだろう。
仕事が終わるとその足でウォーカー伯爵家へ向かったが、門すら開けてもらえなかった。
この日を境に、ウォーカー伯爵家へ毎日通った。
休日も可能な限り、門の前で待ち続けた。
屋敷を見上げてジャスミンを想った。
通い続けて2ヶ月が過ぎた頃、門の前にマックスが現れた。
何も話さないマックスについて行くと、応接室にはソファに座るジャスミンの後ろ姿が見えた。
二人で話せ。と、マックスは意外にも部屋から出て行った。
向かいのソファに腰を下ろすと、目の前にジャスミンの姿があった。
ジャスミンが目の前にいる。ただそれだけで胸が高鳴った。
2ヶ月振りに見るジャスミンは、少し伸びた黒髪を耳にかけ、俯き加減のその目は元気がないように見えた。
「・・・ジャスミン」
「・・・・・・副隊長・・・」
声に反応するように上げたその顔は、やはり顔色が冴えなかった。
俺は頭を下げた。
「ジャスミン、本当に申し訳ない。
俺のせいで騎士団を辞職することになって」
「・・・・・・それは、副隊長のせいじゃないですから気にしないでください」
無理して表情を作ろうとするジャスミンに胸が痛くなると同時に、不甲斐ない自分に苛立った。
「ジャスミン、俺は「副隊長、私は元々結婚に興味はないし、それに、あの日の・・・あの日の出来事は合意の上でのことなので、責任を感じないでください」」
「・・・・・・ジャスミン」
俺の言葉を遮って話切ったジャスミンの顔は、今にも泣きそうで瞳には涙が潤んでいた。
「ジャスミン・・・」
俺はジャスミンの前で跪いて、少し震えている両手を優しく取った。
「ジャスミン、聞いてほしい。
今から言うことは、俺の本当の気持ちなんだ」
頷くジャスミンを確認してーー
深呼吸をした。
こんなに、緊張するのは生まれて初めてだった。
「ジャスミン、君を愛している。
結婚してほしい」
ジャスミンは両手で顔を覆うと動かなくなった。
どのくらいの間そうしていただろうーー
しばらくして、ジャスミンはゆっくりと両手を顔から離すと、泣いているのか笑っているのかわからない顔で俺を見つめた。
その宝石のような瞳で見つめられると、胸がわからない何かに覆われて、どうにかなってしまいそうになった。
「・・・・・・い。
はい。
・・・・・・副隊長、わたしも副隊長か好きです」
「・・・・・・ジャスミン・・・」
そのままジャスミンと見つめ合っていた。
出なかった。
言葉なんか出なかった。
ただ、目頭が熱くなってきて泣きたい気持ちになった。
ジャスミンの顔を見つめながら、腕を伸ばして優しく抱きしめた。
「ジャスミン、愛してる。
必ず幸せにする」
頷くジャスミンを、そのままずっと抱きしめ続けた。
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