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第23話
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殿下からのプロポーズの夜には、両陛下との夕食に誘われた。
おふたりからは、
「こんな素敵な娘さんがアルフォンスのお嫁さんになるなんて。
どうか、お義母様と呼んでね」
「良かったな、アルフォンス。
アリソン嬢、アルフォンスを頼むよ」
何と反応したら良いのか分からない言葉をかけられた。
殿下は両陛下の前だというのに、甘く微笑み、頬に触れたり、手を握ってきたりするので、私は食事どころはなく始終狼狽えていた。
そして、翌日にはお母様とベッキーが筆頭魔術師と転移魔法で王宮に現れ、あれよあれよという間に殿下との婚約が交わされた。
「お姉さま~!」
久しぶりに顔を合わせたベッキーは、初めて体験する転移魔法、王宮、姉である私が王太子殿下と婚約を結ぶという全ての出来事に大興奮だった。
お母様からは、幸せになってね。と言葉をもらった。
大はしゃぎのベッキーは王都観光を、お母様はターナー薬師に薬草園を案内され、薬草や薬の調合の話に花を咲かせていた。
この日を境に、ふたりはひと月に一度は転移魔法で王宮を訪れるようになった。
いつも私のそばにいる殿下は、この時ばかりは仕事だ何だと忙しそうにした。
結婚し王族の一員になれば、家族ともそう簡単には会えなくなる。
殿下の気遣いを有り難く感じながら、私達は家族水入らずの時間を過ごした。
それは殿下との結婚までの半年間続き、次第に私とお母様は会話が増えていった。
婚約から結婚までがたった半年間と聞いた時は、あまりの短さに驚いた。
家庭教師から勉強は学んだものの、それは貴族として最低限のもので、しかも学園にすら通っていない私は社交というものと無縁だった。
「アリソン、大丈夫。
確かに学ぶことは決して少なくないけれど、徐々にで良いんだ」
そんな言葉が偽りなのは私にでも分かった。
通常ならば、妃教育が終了してから結婚する。
「アルフォンス様、やはり結婚は早・・・・・・」
結婚は早いんじゃないか。
そう言おうとすれば、大抵口づけをされてその先を口に出来なくなってしまう。
「早く結婚したい。早く私のものにしてしまいたい」
紫色の瞳が一瞬光ると、何故かいつも思考が停止したかのようになった。
殿下は夜会やふたりで一緒に参加する行事では、巧みなエスコートに自然なフォロー、高位貴族との橋渡しをし、私は彼等と有効的な関係を築いていった。
そして、人目を憚らずにとろけそうな甘い微笑みを私に向けるので、密かに心配していたご令嬢がらみの問題も起こらなかった。
ただ一度だけ、夜会でとある公爵が娘である令嬢を連れて私と殿下の前に現れ、私を無視し殿下に娘のアピールをするという事があった。
殿下の顔は笑顔のものの、口を開く事なくその場は終わった。
でも、数日後にその公爵家は不正が見つかり没落、娘は国の外れの修道院へ入った話を耳にした。
女性とほとんど話さない殿下が私にだけ向けてくる優しい眼差しや、真っ直ぐで過剰ともいえる愛情表現は、ドキドキすると同時に自身の無い私を安心させた。
それは殿下を慕いつつも、釣り合いだったり周囲の目を気にして、素直に好意や想いを伝えられなかった私をほんの少し変化させた。
が、「アルフォンス様、大好きです」
殿下と過ごした去り際に、ジャケットの袖を軽く引っ張るという子どものような行動は、殿下の紫色の瞳を光らせ、大人の口づけが始まるきっかけを作る結果になってしまうのだった。
そして、薬師として活動しながら、マナー、社交、勉強を続け、半年後に私と殿下は結婚した。
王太子殿下と男爵令嬢の結婚は、殿下の溺愛ともいえる行動と、“奇跡の薬師”というもののおかげか、私の心配をよそに多くの祝福を受けた。
殿下は結婚するとより一層私に甘くなり、いつもとろけるような微笑みで抱きしめ、口づけを落とし、愛している。と囁いた。
殿下の愛情表現には随分と慣れてきたつもりだったけれど、そんな私達を見て年若い侍女が顔を赤くしているのを見ると、自分も恥ずかしくなってはしばし狼狽えてしまった。
殿下に愛される幸せな日々を過ごす中、孤児院へ慰問へ行った時だった。
馬車から降りると、7、8歳に見える女の子が近くで転倒したので手を差し伸べた。
少女がお礼を言って顔を上げると、ダークブロンドに緑色の瞳、優しげな顔立ちは、10年前に私達母娘の元を去ったあの人にそっくりだった。
少女は私に手紙を渡すと走り去り、男性の元へ向かい抱きついた。
少し薄汚れて見える姿の男性の顔は確認出来ず仕舞いで、少女から受け取った手紙は護衛に回収された。
その後何度か孤児院を訪れたが、少女の姿を見ることは一度もなく、私の中でも次第に思い出すことがなくなっていった。
殿下が私を大切に、過剰過ぎるほどの愛情を注いでくるれるので、たとえあれがお父様だとしても、どうでもよかった。
そして時は過ぎ2年後、私は殿下に生き写しのような黒髪に紫色の瞳の天使、レオナルドを授かった。
ゆっくりと進められていた私の妃教育は4年をかけて終了、5年後には国王様が退位し、殿下が国王、私が王妃となった。
王妃となっても薬師を続けている私は、変わらず毎朝薬草園に足を運んでは、薬草に水やりをする。
ランララー ラララーン
控えだった鼻歌は、今では立派な歌声に変化した。
しばらくすると、赤い薔薇を一輪手にしたアルが私を後ろから抱きしめる。
そして、私に口づけを落とし朝の公務へ戻っていく。
その後ろ姿を温かい気持ちで見送ると、私は大きなジョウロを手に取って歌い始める。
ランララー ラララー
ランランラーン
さぁ、立派に成長してね。
大好きなアルが、レオが、いつまでも健康でいられますようにーー
すると、薬草は返事をするかのように、私の歌声に合わせてユラユラと風になびいた。
終わり
この後、ルーク視点で完結となります。
1話で終わらせる予定です。
よろしくお願いします。
おふたりからは、
「こんな素敵な娘さんがアルフォンスのお嫁さんになるなんて。
どうか、お義母様と呼んでね」
「良かったな、アルフォンス。
アリソン嬢、アルフォンスを頼むよ」
何と反応したら良いのか分からない言葉をかけられた。
殿下は両陛下の前だというのに、甘く微笑み、頬に触れたり、手を握ってきたりするので、私は食事どころはなく始終狼狽えていた。
そして、翌日にはお母様とベッキーが筆頭魔術師と転移魔法で王宮に現れ、あれよあれよという間に殿下との婚約が交わされた。
「お姉さま~!」
久しぶりに顔を合わせたベッキーは、初めて体験する転移魔法、王宮、姉である私が王太子殿下と婚約を結ぶという全ての出来事に大興奮だった。
お母様からは、幸せになってね。と言葉をもらった。
大はしゃぎのベッキーは王都観光を、お母様はターナー薬師に薬草園を案内され、薬草や薬の調合の話に花を咲かせていた。
この日を境に、ふたりはひと月に一度は転移魔法で王宮を訪れるようになった。
いつも私のそばにいる殿下は、この時ばかりは仕事だ何だと忙しそうにした。
結婚し王族の一員になれば、家族ともそう簡単には会えなくなる。
殿下の気遣いを有り難く感じながら、私達は家族水入らずの時間を過ごした。
それは殿下との結婚までの半年間続き、次第に私とお母様は会話が増えていった。
婚約から結婚までがたった半年間と聞いた時は、あまりの短さに驚いた。
家庭教師から勉強は学んだものの、それは貴族として最低限のもので、しかも学園にすら通っていない私は社交というものと無縁だった。
「アリソン、大丈夫。
確かに学ぶことは決して少なくないけれど、徐々にで良いんだ」
そんな言葉が偽りなのは私にでも分かった。
通常ならば、妃教育が終了してから結婚する。
「アルフォンス様、やはり結婚は早・・・・・・」
結婚は早いんじゃないか。
そう言おうとすれば、大抵口づけをされてその先を口に出来なくなってしまう。
「早く結婚したい。早く私のものにしてしまいたい」
紫色の瞳が一瞬光ると、何故かいつも思考が停止したかのようになった。
殿下は夜会やふたりで一緒に参加する行事では、巧みなエスコートに自然なフォロー、高位貴族との橋渡しをし、私は彼等と有効的な関係を築いていった。
そして、人目を憚らずにとろけそうな甘い微笑みを私に向けるので、密かに心配していたご令嬢がらみの問題も起こらなかった。
ただ一度だけ、夜会でとある公爵が娘である令嬢を連れて私と殿下の前に現れ、私を無視し殿下に娘のアピールをするという事があった。
殿下の顔は笑顔のものの、口を開く事なくその場は終わった。
でも、数日後にその公爵家は不正が見つかり没落、娘は国の外れの修道院へ入った話を耳にした。
女性とほとんど話さない殿下が私にだけ向けてくる優しい眼差しや、真っ直ぐで過剰ともいえる愛情表現は、ドキドキすると同時に自身の無い私を安心させた。
それは殿下を慕いつつも、釣り合いだったり周囲の目を気にして、素直に好意や想いを伝えられなかった私をほんの少し変化させた。
が、「アルフォンス様、大好きです」
殿下と過ごした去り際に、ジャケットの袖を軽く引っ張るという子どものような行動は、殿下の紫色の瞳を光らせ、大人の口づけが始まるきっかけを作る結果になってしまうのだった。
そして、薬師として活動しながら、マナー、社交、勉強を続け、半年後に私と殿下は結婚した。
王太子殿下と男爵令嬢の結婚は、殿下の溺愛ともいえる行動と、“奇跡の薬師”というもののおかげか、私の心配をよそに多くの祝福を受けた。
殿下は結婚するとより一層私に甘くなり、いつもとろけるような微笑みで抱きしめ、口づけを落とし、愛している。と囁いた。
殿下の愛情表現には随分と慣れてきたつもりだったけれど、そんな私達を見て年若い侍女が顔を赤くしているのを見ると、自分も恥ずかしくなってはしばし狼狽えてしまった。
殿下に愛される幸せな日々を過ごす中、孤児院へ慰問へ行った時だった。
馬車から降りると、7、8歳に見える女の子が近くで転倒したので手を差し伸べた。
少女がお礼を言って顔を上げると、ダークブロンドに緑色の瞳、優しげな顔立ちは、10年前に私達母娘の元を去ったあの人にそっくりだった。
少女は私に手紙を渡すと走り去り、男性の元へ向かい抱きついた。
少し薄汚れて見える姿の男性の顔は確認出来ず仕舞いで、少女から受け取った手紙は護衛に回収された。
その後何度か孤児院を訪れたが、少女の姿を見ることは一度もなく、私の中でも次第に思い出すことがなくなっていった。
殿下が私を大切に、過剰過ぎるほどの愛情を注いでくるれるので、たとえあれがお父様だとしても、どうでもよかった。
そして時は過ぎ2年後、私は殿下に生き写しのような黒髪に紫色の瞳の天使、レオナルドを授かった。
ゆっくりと進められていた私の妃教育は4年をかけて終了、5年後には国王様が退位し、殿下が国王、私が王妃となった。
王妃となっても薬師を続けている私は、変わらず毎朝薬草園に足を運んでは、薬草に水やりをする。
ランララー ラララーン
控えだった鼻歌は、今では立派な歌声に変化した。
しばらくすると、赤い薔薇を一輪手にしたアルが私を後ろから抱きしめる。
そして、私に口づけを落とし朝の公務へ戻っていく。
その後ろ姿を温かい気持ちで見送ると、私は大きなジョウロを手に取って歌い始める。
ランララー ラララー
ランランラーン
さぁ、立派に成長してね。
大好きなアルが、レオが、いつまでも健康でいられますようにーー
すると、薬草は返事をするかのように、私の歌声に合わせてユラユラと風になびいた。
終わり
この後、ルーク視点で完結となります。
1話で終わらせる予定です。
よろしくお願いします。
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