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Bルート:金髪の少年の伝説
第42話 散りばめられた手がかり
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農園までの帰り道。僕は敢えて林の中を通り、積極的に魔物を狩りながら進む。ここには以前、クモやコボルドなどが生息していた記憶がある。しかしこの世界では生息域を完全に、ワーウルフらに取って代わられていた。
魔物は食物を必要とせず、人類以外を襲うことはないのだが。魔物には魔物なりの淘汰や、過酷な生存競争があるのかもしれない。
*
道中の魔物退治を終え、無事に農園へ辿り着いた。僕は外の水場で手や靴の泥を洗い落とし、エレナの家へと帰宅する。
「ただいま。ごめん、少し遅くなってしまった」
「おかえり! ううん、アインスのことを優先させて大丈夫だよ」
家に着いた僕はポーチから革袋を出し、それを出迎えてくれたエレナに手渡す。すると彼女は中の金額を見て、茶色の瞳を丸くした。
「えっ。こんなに?」
「うん。合言葉を知ってたからね。しっかり色を付けてもらったよ」
「わっ、ありがとう! あれって説明が大変だから、今回はいいかなーって。さすがは経験者だねっ!」
僕が〝農夫〟世界の妻から聞いた話によると、市場で使う合言葉とは〝出荷する作物の名を五十音順に並べ、品目数と同じ文字を順に伝える〟というものだった。
本日であればアルティリアカブ・ウサニンジン・サラム菜・ネデルタ小麦を出荷したため、合言葉は〝インナタ〟といった具合になる。
『――じゃあ、出荷が五種類の場合のサラム菜は?』
『その場合は〝ナ〟だねっ! そっか。あなたの世界でもノイン語を使うんだね。うふっ、なんだか嬉しいかもっ』
どうやらミストリアスでは、〝ノイン語〟という言語が広く使われているようだ。さらにこちらの住人は、物心つく頃には自然と言葉をマスターするらしい。
その理由を妻に訊ねてもみたのだが、収納ポーチの時と同様に、〝当たり前〟との答えが返ってきた。つまりはミストリアスでも現実世界の僕と同じく、どこかの段階で知識を直接インストールされるのだろう。
しかし、この〝ノイン語〟なる言語は、現実世界でも使われている統一言語だ。なんらかの意味があってこれが採用されたのだろうが、世界統一政府発足後には、その理由や本来の名前すらも失われてしまった。
〝神々も使うとされる、クソ由緒ある言語〟
迷宮監獄の男の言葉が、僕の脳裏を過ぎってゆく――。
*
「――はいっ、アインス! お昼ご飯、残り物になっちゃったけど」
エレナは台所からトレイを持ち出し、皿とカップをテーブルに並べる。
カップには温かな香茶が注がれており、皿には野菜炒めを包み込んだ、薄切りのパンが載せられている。
「あ、これ大好きなんだ。ありがとう、エレナ。いただきます」
僕はテーブルに着き、大好物に手を伸ばす。甘辛く炒めた野菜の旨味が、柔らかなパンに絶妙に染み渡っている。
「美味しい。この料理って名前とか無いんだっけ?」
「うんー。残り物サンドとか、テキトーパンとか呼んでるかなぁ」
床に座ったエレナは麻袋を縫いながら、僕の質問に淡々と答える。せっかくの美味しい料理だというのに、相変わらず不名誉な名を付けられたものだ。
「あっ、そうだ!――アインスが気に入ってくれてるなら、これからは〝勇者サンド
〟って名前にしよっか!」
「ゆっ……。勇者サンド!?」
「そっ! アインスが立派な勇者になれますようにって。そんな願いも込めて!」
そう言ったエレナは顔を上げ、僕にニッコリと微笑んでみせた。僕は〝勇者サンド〟を喉に詰まらせそうになり、慌てて香茶で流し込んだ――。
*
昼食を終えた僕は午後の畑に水を撒き、今度は西の森へ魔物退治へ向かう。
魔物は畑を荒らさないとはいえ、作地が広がれば護るべき面積も拡大してしまう。やはり防衛面への懸念から、いつもより作付けの規模を狭める必要があるようだ。
森へ入った僕は、そこで見知った男に出くわした。
彼は前回〝犯罪者〟の世界で会った、アルティリア戦士団長のアダンだった。
僕が挨拶と自己紹介をすると、アダンも気さくな笑顔をみせる。
「おお! 力無き庶民の強い味方、我らアルティリア戦士団を御存知とは! 魔物討伐へのご協力、誠に感謝いたします!」
「いえ、お邪魔してしまってすみません。あの、一つ伺いたいことが」
僕はアダンに対し、どうしても気になっていた〝ガース〟の所在を訊ねてみる。前回の世界と同様ならば、奴は戦士団に居るはずなのだ。
「そうですか、ガースの行方を。実は彼は数日前に、戦士団を退団しておりまして」
「えっ。それじゃ、今の所在などは」
「おそらくは南のランベルトスに向かったかと。今や彼の街は前線の要。儲け話には事欠きませんからな」
やはりガースはランベルトスに向かったのか。ミチアの無事もわからない以上、彼女がそちらへ行っていないことを願うばかりだ。
僕が顎に指を当てていると、戦士団の少女も近づいてきた。彼女はクロスボウで魔物を射抜きながら、徐に〝お手上げ〟のジェスチャをしてみせる。
「アイツはカネよりオンナでしょ! 最近はランベルトスの教会も、積極的に孤児を受け入れてるって聞くし。アイツ、とんでもないコトやんなきゃいいけどね」
「うっ、カタラよ……。まぁ、あの街には色々と〝裏〟もありますからな……」
この少女の名はカタラというらしい。彼女はそれだけを言い、今度は刃の長い短剣を構え、素早い身のこなしで樹々の間へと飛び込んでいった。
ランベルトスの〝裏〟といえば、盗賊ギルドに暗殺者ギルドか。二人の言い草から察するに、教会は孤児らをそういう人材として教育するつもりなのだろう。
その後は僕も戦士団と共に、魔物の討伐に精を出した。未だ進むべき道は見えないが、何があっても対応できるよう、可能な限り強くなっておくに越したことはない。
*
今日の一連の仕事を終えた僕は、エレナやゼニスさんと共に夕食の席に着いた。
「ごちそうさま、エレナ。――僕も片付けを手伝うよ」
「ううん! アインスは頑張ってくれてるし、少しでも休んでおいて!」
食事を済ませたエレナは鼻歌を歌いながら、空になった食器をトレイに載せる。〝農夫〟の世界ではゼニスさんの食が細くなっていたのだが、こちらでは綺麗に完食されていた。確かにエレナの言うとおり、彼の体調はすこぶる良好らしい。
「ゼニスさんは昔、旅をしていたんですよね? 勇者の装備をご存知ですか?」
「ほっほっ、自慢ではないがの。はて、勇者の装備とな?」
「光の聖剣バルドリオン、精霊の盾ユグドシルト、虹の鎧レストメイル――という名前らしいのですが」
僕はポーチの中から、一冊の〝薄汚れた薄い本〟を取り出した。
その本の汚れっぷりに少々顔を顰めながらも、ゼニスさんは懐から拡大鏡を出し、まじまじと中身に目を通しはじめる。
「こりゃあ酷い話じゃの。――だが、この〝シエル大森林〟というのはガルマニアの西にある森の正式名だの。いまや闇に支配され、〝瘴気の森〟と呼ばれておる」
やはり〝ノイン語〟で書かれた文章は、ゼニスさんにも読むことができるようだ。
しかし、それよりも。この作中の地名が実在していたということは、勇者の装備も存在している可能性がある。
僕は手を伸ばしてページを捲り、表題と挿絵の箇所をゼニスさんに示した。
「これが勇者の姿か? いやはや奇妙なイラストじゃ。粗すぎて〝鎧〟は見るに耐えんが、この〝盾〟に記されておるのは〝ガルマニアの紋章〟かの」
拡大鏡を前後させながら、ゼニスさんは唸り声をあげる。
そんな彼の言葉を聞いた瞬間、僕は〝傭兵〟の世界で視た、ガルマニアでの戦勝パレードを思い出した。あの時、リーランドさんの隣に居た人物の腕に、紋章の刻まれた盾が輝いていたのだ。
あの人物は確か、本隊を率いていたクィントゥスという総将軍だったはず。
リーランドさんいわく、鉄壁の防御を誇るクィントゥスは、〝ガルマニアの盾〟の異名で知られていたらしい。
そうであるならば――。
あの盾こそが〝精霊の盾ユグドシルト〟だった可能性が高い。
「ううむ。この剣は神殿騎士の持つ、聖剣ミルセリオンに似てなくもないのぉ」
そう言ったゼニスさんは拡大鏡を仕舞い、両手で眼窩をマッサージする。僕は彼に礼を言い、薄汚れた本をポーチに戻した。
神殿騎士の剣といえば、光や太陽を象った、あの威圧的なフォルムが思い浮かぶ。ランベルトスにて、僕を捕らえにきた三名が共に帯剣していたということは、あれは〝光の聖剣バルドリオン〟のレプリカということなのだろうか?
――まずは己を鍛えながら、勇者の装備の情報を探る。
少しずつではあるが、まるで真っ白な霧が晴れ渡るかのように、向かうべき目標が見えてきた。僕はエレナたちに就寝の挨拶をし、明日からの行動に備えるべく早めの床に就くことにした。
魔物は食物を必要とせず、人類以外を襲うことはないのだが。魔物には魔物なりの淘汰や、過酷な生存競争があるのかもしれない。
*
道中の魔物退治を終え、無事に農園へ辿り着いた。僕は外の水場で手や靴の泥を洗い落とし、エレナの家へと帰宅する。
「ただいま。ごめん、少し遅くなってしまった」
「おかえり! ううん、アインスのことを優先させて大丈夫だよ」
家に着いた僕はポーチから革袋を出し、それを出迎えてくれたエレナに手渡す。すると彼女は中の金額を見て、茶色の瞳を丸くした。
「えっ。こんなに?」
「うん。合言葉を知ってたからね。しっかり色を付けてもらったよ」
「わっ、ありがとう! あれって説明が大変だから、今回はいいかなーって。さすがは経験者だねっ!」
僕が〝農夫〟世界の妻から聞いた話によると、市場で使う合言葉とは〝出荷する作物の名を五十音順に並べ、品目数と同じ文字を順に伝える〟というものだった。
本日であればアルティリアカブ・ウサニンジン・サラム菜・ネデルタ小麦を出荷したため、合言葉は〝インナタ〟といった具合になる。
『――じゃあ、出荷が五種類の場合のサラム菜は?』
『その場合は〝ナ〟だねっ! そっか。あなたの世界でもノイン語を使うんだね。うふっ、なんだか嬉しいかもっ』
どうやらミストリアスでは、〝ノイン語〟という言語が広く使われているようだ。さらにこちらの住人は、物心つく頃には自然と言葉をマスターするらしい。
その理由を妻に訊ねてもみたのだが、収納ポーチの時と同様に、〝当たり前〟との答えが返ってきた。つまりはミストリアスでも現実世界の僕と同じく、どこかの段階で知識を直接インストールされるのだろう。
しかし、この〝ノイン語〟なる言語は、現実世界でも使われている統一言語だ。なんらかの意味があってこれが採用されたのだろうが、世界統一政府発足後には、その理由や本来の名前すらも失われてしまった。
〝神々も使うとされる、クソ由緒ある言語〟
迷宮監獄の男の言葉が、僕の脳裏を過ぎってゆく――。
*
「――はいっ、アインス! お昼ご飯、残り物になっちゃったけど」
エレナは台所からトレイを持ち出し、皿とカップをテーブルに並べる。
カップには温かな香茶が注がれており、皿には野菜炒めを包み込んだ、薄切りのパンが載せられている。
「あ、これ大好きなんだ。ありがとう、エレナ。いただきます」
僕はテーブルに着き、大好物に手を伸ばす。甘辛く炒めた野菜の旨味が、柔らかなパンに絶妙に染み渡っている。
「美味しい。この料理って名前とか無いんだっけ?」
「うんー。残り物サンドとか、テキトーパンとか呼んでるかなぁ」
床に座ったエレナは麻袋を縫いながら、僕の質問に淡々と答える。せっかくの美味しい料理だというのに、相変わらず不名誉な名を付けられたものだ。
「あっ、そうだ!――アインスが気に入ってくれてるなら、これからは〝勇者サンド
〟って名前にしよっか!」
「ゆっ……。勇者サンド!?」
「そっ! アインスが立派な勇者になれますようにって。そんな願いも込めて!」
そう言ったエレナは顔を上げ、僕にニッコリと微笑んでみせた。僕は〝勇者サンド〟を喉に詰まらせそうになり、慌てて香茶で流し込んだ――。
*
昼食を終えた僕は午後の畑に水を撒き、今度は西の森へ魔物退治へ向かう。
魔物は畑を荒らさないとはいえ、作地が広がれば護るべき面積も拡大してしまう。やはり防衛面への懸念から、いつもより作付けの規模を狭める必要があるようだ。
森へ入った僕は、そこで見知った男に出くわした。
彼は前回〝犯罪者〟の世界で会った、アルティリア戦士団長のアダンだった。
僕が挨拶と自己紹介をすると、アダンも気さくな笑顔をみせる。
「おお! 力無き庶民の強い味方、我らアルティリア戦士団を御存知とは! 魔物討伐へのご協力、誠に感謝いたします!」
「いえ、お邪魔してしまってすみません。あの、一つ伺いたいことが」
僕はアダンに対し、どうしても気になっていた〝ガース〟の所在を訊ねてみる。前回の世界と同様ならば、奴は戦士団に居るはずなのだ。
「そうですか、ガースの行方を。実は彼は数日前に、戦士団を退団しておりまして」
「えっ。それじゃ、今の所在などは」
「おそらくは南のランベルトスに向かったかと。今や彼の街は前線の要。儲け話には事欠きませんからな」
やはりガースはランベルトスに向かったのか。ミチアの無事もわからない以上、彼女がそちらへ行っていないことを願うばかりだ。
僕が顎に指を当てていると、戦士団の少女も近づいてきた。彼女はクロスボウで魔物を射抜きながら、徐に〝お手上げ〟のジェスチャをしてみせる。
「アイツはカネよりオンナでしょ! 最近はランベルトスの教会も、積極的に孤児を受け入れてるって聞くし。アイツ、とんでもないコトやんなきゃいいけどね」
「うっ、カタラよ……。まぁ、あの街には色々と〝裏〟もありますからな……」
この少女の名はカタラというらしい。彼女はそれだけを言い、今度は刃の長い短剣を構え、素早い身のこなしで樹々の間へと飛び込んでいった。
ランベルトスの〝裏〟といえば、盗賊ギルドに暗殺者ギルドか。二人の言い草から察するに、教会は孤児らをそういう人材として教育するつもりなのだろう。
その後は僕も戦士団と共に、魔物の討伐に精を出した。未だ進むべき道は見えないが、何があっても対応できるよう、可能な限り強くなっておくに越したことはない。
*
今日の一連の仕事を終えた僕は、エレナやゼニスさんと共に夕食の席に着いた。
「ごちそうさま、エレナ。――僕も片付けを手伝うよ」
「ううん! アインスは頑張ってくれてるし、少しでも休んでおいて!」
食事を済ませたエレナは鼻歌を歌いながら、空になった食器をトレイに載せる。〝農夫〟の世界ではゼニスさんの食が細くなっていたのだが、こちらでは綺麗に完食されていた。確かにエレナの言うとおり、彼の体調はすこぶる良好らしい。
「ゼニスさんは昔、旅をしていたんですよね? 勇者の装備をご存知ですか?」
「ほっほっ、自慢ではないがの。はて、勇者の装備とな?」
「光の聖剣バルドリオン、精霊の盾ユグドシルト、虹の鎧レストメイル――という名前らしいのですが」
僕はポーチの中から、一冊の〝薄汚れた薄い本〟を取り出した。
その本の汚れっぷりに少々顔を顰めながらも、ゼニスさんは懐から拡大鏡を出し、まじまじと中身に目を通しはじめる。
「こりゃあ酷い話じゃの。――だが、この〝シエル大森林〟というのはガルマニアの西にある森の正式名だの。いまや闇に支配され、〝瘴気の森〟と呼ばれておる」
やはり〝ノイン語〟で書かれた文章は、ゼニスさんにも読むことができるようだ。
しかし、それよりも。この作中の地名が実在していたということは、勇者の装備も存在している可能性がある。
僕は手を伸ばしてページを捲り、表題と挿絵の箇所をゼニスさんに示した。
「これが勇者の姿か? いやはや奇妙なイラストじゃ。粗すぎて〝鎧〟は見るに耐えんが、この〝盾〟に記されておるのは〝ガルマニアの紋章〟かの」
拡大鏡を前後させながら、ゼニスさんは唸り声をあげる。
そんな彼の言葉を聞いた瞬間、僕は〝傭兵〟の世界で視た、ガルマニアでの戦勝パレードを思い出した。あの時、リーランドさんの隣に居た人物の腕に、紋章の刻まれた盾が輝いていたのだ。
あの人物は確か、本隊を率いていたクィントゥスという総将軍だったはず。
リーランドさんいわく、鉄壁の防御を誇るクィントゥスは、〝ガルマニアの盾〟の異名で知られていたらしい。
そうであるならば――。
あの盾こそが〝精霊の盾ユグドシルト〟だった可能性が高い。
「ううむ。この剣は神殿騎士の持つ、聖剣ミルセリオンに似てなくもないのぉ」
そう言ったゼニスさんは拡大鏡を仕舞い、両手で眼窩をマッサージする。僕は彼に礼を言い、薄汚れた本をポーチに戻した。
神殿騎士の剣といえば、光や太陽を象った、あの威圧的なフォルムが思い浮かぶ。ランベルトスにて、僕を捕らえにきた三名が共に帯剣していたということは、あれは〝光の聖剣バルドリオン〟のレプリカということなのだろうか?
――まずは己を鍛えながら、勇者の装備の情報を探る。
少しずつではあるが、まるで真っ白な霧が晴れ渡るかのように、向かうべき目標が見えてきた。僕はエレナたちに就寝の挨拶をし、明日からの行動に備えるべく早めの床に就くことにした。
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