4 / 10
第四話 髭モジャホームステイ
しおりを挟む
「…………」
ポリポリ
「…………」
ポリポリポリ
髭モジャが居心地の悪そうな顔をして椅子に座っているのは、慣れない木製の椅子のせいではなく、婆ちゃんが朝ご飯のタクアンをポリポリ食べながら、興味津々な顔をして、髭モジャの顔を真正面から見つめているせいだろう。
「もしかして、お口に合わんかね?」
なかなか手をつけない朝ご飯に、婆ちゃんが心配そうに髭モジャに声をかけた。まあ確かに見掛けが金髪だからな、食パンとハムエッグのほうがまだ良かったかもしれない。だがそこがマイペースな婆ちゃん。いつもの通りに糠漬けと白米、そして野菜たっぷりの味噌汁を出してきた。まったくもってブレていない、すごいぞ婆ちゃん。
「最近の外人さんは、味噌ソープとか言って、味噌汁も喜んで食べるらしいんだがねえ」
「婆ちゃん、それを言うなら味噌スープだよ。味噌の石鹸は、さすがに日本にもないと思う」
「ああ、スープか。味噌スープな。野菜もうちの畑でとれたものばかりで美味いよ、食べてみなさい」
優し気に言っているはずなのに、なぜか逆らうことを許さない口調に聞こえるのはどうしてなんだろう。
「モジャさんにはお箸より、スプーンとフォークのほうが良いと思うよ、婆ちゃん。さすがに箸は難しいと思う」
そう言って、食器棚からスプーンとフォークを出して髭モジャの前に置いた。そして婆ちゃんに聞こえないように、声を落として髭モジャにささやく。
「おとなしく食え。婆ちゃんに逆らうと、生きてトイレの国に帰れないと思ったほうが良いぞ」
「私の国はトイレではないというのに。しかしそんなに恐ろしい未亡人なのか。領民はさぞかし苦労をしているだろうな」
領民とかいつの時代の話だよ。日本でそんな言葉が使われていたのは、江戸時代とかそんな時代だぞ?
「婆ちゃんは、行儀の悪いヤツが大嫌いなんだよ。それ以外はいたって普通だ、と思う」
「……私の方が偉いはずなのに」
「王様だかなんだか知らないけど、昨日の晩、外に放り出されて警察を呼ばれなかっただけでもありがたく思え。うちの婆ちゃんは、若い頃に近所で偉そうにしていた軍人さんを、二人ばかし田んぼに投げ入れたらしいぞ?」
その言葉にギョッとした髭モジャは、おずおずとスプーンを手にした。そして味噌汁の椀を手に取ると、恐る恐るといった感じで一匙、ナスとカボチャをすくい上げて口に入れた。そしてすぐに目を見張る。
「美味い」
「そりゃそうさ。朝一に畑からもいできた野菜だからねえ。それに味噌はお隣さんの手作りだ。漬物も美味いから試してごらん」
髭モジャは言われるがまま、漬物も口にした。婆ちゃんを怒らせるなとは言ったが、そんなに素直に食うのも問題なんじゃないかと思う。王様というなら毒見役とかいたりするんじゃないのか? まあそんなの近くにいないから、呼んでこいと言われても困るんだけどさ。
「変わった味のピクルスだな。だが酸味が強くないので食べやすい」
「そうかそうか。モジャさんは浅漬けのほうがお好みか。ならここにいる間は浅漬けを出すことにしよう」
「長期滞在が前提とか」
そういうわけで、髭モジャはとりあえず無事に、婆ちゃんから客人として扱われることになった。
しかし白飯はなんともしようがないらしく、そのあたりは妥協案として、髭モジャの主食は米でなくパンにすることになった。おかずが和食でその横にパンというのもどうなんだろうと思ったが、髭モジャにとっては些細なことらしい。自分のことを王様だと言い張るぐらいだから、もっと食に対して口煩いのかと思っていたのだが、意外だった。
そして朝ご飯を食べ終わった後は、トイレの前でなんとか金ぴか宮殿につながらないものかと、あれこれと試行錯誤してみることになった。
「どんな格好だったかな、こんな感じか?」
「……」
私が髭モジャがしていたポーズを思い出しながらやってみる。
「おい、私じゃなくてあんたがしなきゃ意味がないじゃないか、ほら、やってみろよ」
「……いや、見られているとな」
そう言いながら、私の後ろに視線を向けている。振り返れば、婆ちゃんが不思議そうな顔をして、こちらをながめていた。
「二人してなにをやってるんだね」
「ああ、婆ちゃん。モジャさんちの国では、朝と晩、トイレの前で神様にささげる踊りを奉納するのが習慣らしいんだ。珍しいだろ?」
我ながら苦しい言いわけだ。
「ほお。トイレに神様がいるというのは、日本だけではなかったのか。もじゃさんは信心深いお方なんだねえ」
「で、人に見られるのはあまり好まないらしい」
「そうかそうか。じゃあ、見ないでおくとしよう。亜子もこっちに来ていたほうが良いんじゃないのかい?」
「あー……私はモジャさんちの古いしきたりを、今年の夏の自由研究にさせてもらおうかなと思って。な、モジャさん!!」
そう言いながら、返事をためらう髭モジャの足を踏みつけた。
「!! あ、ああ、そうだな、なにごとも探求心は大切だ」
「そういうわけで、これから奉納する踊りのかたちを学ぶんだ」
「そうかそうか。モジャさんのおつとめを邪魔しない程度に頑張りなさい。婆ちゃんは田んぼに行ってるから」
「あとで手伝いに行くよ。モジャさんも日本の水田に興味があるらしいから」
「ゆっくりおいで」
そう言って婆ちゃんは、出掛ける準備をして玄関を出ていった。
「さあ、これで心置きなく変なかっこうができるだろ、ガンバレ!!」
「私がするのか?」
「当然だ。あんたがあのポーズをとるとつながるらしいからな。だが、こっち側でそれをしても効力があるかが問題だ。もしかしたら、違うポーズでないと駄目かもしれないし」
それから三十分ぐらいは、あれこれと試してはドアを開けてみた。だが、あいかわらず我が家のトイレはトイレのままだった。あまり開閉をしまくるとドアの蝶番が壊れるかもしれない。その時は髭モジャに修理代を請求しなければ。
「やはり、あっち側で変なポーズをしなきゃ駄目なのか」
「だから変なポーズとか言うな」
「どう考えても変なポーズだろ、こんなの」
そう言って最初に見た時のポーズをまねてみる。とたんに髭モジャはイヤそうな顔をした。
「その格好をするのはやめろ」
「なんだよ、自分でも恥ずかしいのか。だったらなんでこんなポーズとったんだよ。まったく大人っていうのは、よくわからない生き物だな」
とにかく、こっちで髭モジャがこのポーズをしても、駄目なことは分かった。
「こうなると、あっちにいる誰かが、ドアを開ける方法を見つけてくれるのを待つしかないよな。あの目つきの悪いお兄さんが、なんとかしてくれれば良いんだが」
髭モジャが、その場に崩れ落ちて両手を床を叩いた。まったく。言うこともやること、いちいち大袈裟なんだよな、こいつ……。
「忘れていた、絶対にしかられる。半日はあいつの嫌味を聞かされ続けることになる……」
「あー……そんな感じだよなあ、あの顔。てか気がつくかな、あんたがいなくなったこと」
たしかにバッサリとは言わずに、チクチクと言いそうな顔はしていた。
「朝になって、私の姿が見えないと分かった時点で大騒ぎだろうな。帰りたくなくなってきた……」
「いやさっさと帰れって」
「ヤツの嫌味を聞かされる身にもなってみろ」
「あんたがおとなしくしてないからだろ。鏡の前であのポーズをしなければ、こんなことにならなかったじゃないか。好奇心は身を滅ぼすってことわざを知らないのか?」
「……」
どうやら図星だったらしい。
「ところでさ、なし崩しにモジャさんって呼び名になってるけど、それで良かったのかな? ちゃんとした名前で呼んだほうが良くないか?」
「いや、もういまさらだ。今のままでかまわん」
「そっか。だったらここにいる間のあんたの名前は、モジャさんな」
もしかしたら、モジャとさして変わらない名前なんだろうか?
ポリポリ
「…………」
ポリポリポリ
髭モジャが居心地の悪そうな顔をして椅子に座っているのは、慣れない木製の椅子のせいではなく、婆ちゃんが朝ご飯のタクアンをポリポリ食べながら、興味津々な顔をして、髭モジャの顔を真正面から見つめているせいだろう。
「もしかして、お口に合わんかね?」
なかなか手をつけない朝ご飯に、婆ちゃんが心配そうに髭モジャに声をかけた。まあ確かに見掛けが金髪だからな、食パンとハムエッグのほうがまだ良かったかもしれない。だがそこがマイペースな婆ちゃん。いつもの通りに糠漬けと白米、そして野菜たっぷりの味噌汁を出してきた。まったくもってブレていない、すごいぞ婆ちゃん。
「最近の外人さんは、味噌ソープとか言って、味噌汁も喜んで食べるらしいんだがねえ」
「婆ちゃん、それを言うなら味噌スープだよ。味噌の石鹸は、さすがに日本にもないと思う」
「ああ、スープか。味噌スープな。野菜もうちの畑でとれたものばかりで美味いよ、食べてみなさい」
優し気に言っているはずなのに、なぜか逆らうことを許さない口調に聞こえるのはどうしてなんだろう。
「モジャさんにはお箸より、スプーンとフォークのほうが良いと思うよ、婆ちゃん。さすがに箸は難しいと思う」
そう言って、食器棚からスプーンとフォークを出して髭モジャの前に置いた。そして婆ちゃんに聞こえないように、声を落として髭モジャにささやく。
「おとなしく食え。婆ちゃんに逆らうと、生きてトイレの国に帰れないと思ったほうが良いぞ」
「私の国はトイレではないというのに。しかしそんなに恐ろしい未亡人なのか。領民はさぞかし苦労をしているだろうな」
領民とかいつの時代の話だよ。日本でそんな言葉が使われていたのは、江戸時代とかそんな時代だぞ?
「婆ちゃんは、行儀の悪いヤツが大嫌いなんだよ。それ以外はいたって普通だ、と思う」
「……私の方が偉いはずなのに」
「王様だかなんだか知らないけど、昨日の晩、外に放り出されて警察を呼ばれなかっただけでもありがたく思え。うちの婆ちゃんは、若い頃に近所で偉そうにしていた軍人さんを、二人ばかし田んぼに投げ入れたらしいぞ?」
その言葉にギョッとした髭モジャは、おずおずとスプーンを手にした。そして味噌汁の椀を手に取ると、恐る恐るといった感じで一匙、ナスとカボチャをすくい上げて口に入れた。そしてすぐに目を見張る。
「美味い」
「そりゃそうさ。朝一に畑からもいできた野菜だからねえ。それに味噌はお隣さんの手作りだ。漬物も美味いから試してごらん」
髭モジャは言われるがまま、漬物も口にした。婆ちゃんを怒らせるなとは言ったが、そんなに素直に食うのも問題なんじゃないかと思う。王様というなら毒見役とかいたりするんじゃないのか? まあそんなの近くにいないから、呼んでこいと言われても困るんだけどさ。
「変わった味のピクルスだな。だが酸味が強くないので食べやすい」
「そうかそうか。モジャさんは浅漬けのほうがお好みか。ならここにいる間は浅漬けを出すことにしよう」
「長期滞在が前提とか」
そういうわけで、髭モジャはとりあえず無事に、婆ちゃんから客人として扱われることになった。
しかし白飯はなんともしようがないらしく、そのあたりは妥協案として、髭モジャの主食は米でなくパンにすることになった。おかずが和食でその横にパンというのもどうなんだろうと思ったが、髭モジャにとっては些細なことらしい。自分のことを王様だと言い張るぐらいだから、もっと食に対して口煩いのかと思っていたのだが、意外だった。
そして朝ご飯を食べ終わった後は、トイレの前でなんとか金ぴか宮殿につながらないものかと、あれこれと試行錯誤してみることになった。
「どんな格好だったかな、こんな感じか?」
「……」
私が髭モジャがしていたポーズを思い出しながらやってみる。
「おい、私じゃなくてあんたがしなきゃ意味がないじゃないか、ほら、やってみろよ」
「……いや、見られているとな」
そう言いながら、私の後ろに視線を向けている。振り返れば、婆ちゃんが不思議そうな顔をして、こちらをながめていた。
「二人してなにをやってるんだね」
「ああ、婆ちゃん。モジャさんちの国では、朝と晩、トイレの前で神様にささげる踊りを奉納するのが習慣らしいんだ。珍しいだろ?」
我ながら苦しい言いわけだ。
「ほお。トイレに神様がいるというのは、日本だけではなかったのか。もじゃさんは信心深いお方なんだねえ」
「で、人に見られるのはあまり好まないらしい」
「そうかそうか。じゃあ、見ないでおくとしよう。亜子もこっちに来ていたほうが良いんじゃないのかい?」
「あー……私はモジャさんちの古いしきたりを、今年の夏の自由研究にさせてもらおうかなと思って。な、モジャさん!!」
そう言いながら、返事をためらう髭モジャの足を踏みつけた。
「!! あ、ああ、そうだな、なにごとも探求心は大切だ」
「そういうわけで、これから奉納する踊りのかたちを学ぶんだ」
「そうかそうか。モジャさんのおつとめを邪魔しない程度に頑張りなさい。婆ちゃんは田んぼに行ってるから」
「あとで手伝いに行くよ。モジャさんも日本の水田に興味があるらしいから」
「ゆっくりおいで」
そう言って婆ちゃんは、出掛ける準備をして玄関を出ていった。
「さあ、これで心置きなく変なかっこうができるだろ、ガンバレ!!」
「私がするのか?」
「当然だ。あんたがあのポーズをとるとつながるらしいからな。だが、こっち側でそれをしても効力があるかが問題だ。もしかしたら、違うポーズでないと駄目かもしれないし」
それから三十分ぐらいは、あれこれと試してはドアを開けてみた。だが、あいかわらず我が家のトイレはトイレのままだった。あまり開閉をしまくるとドアの蝶番が壊れるかもしれない。その時は髭モジャに修理代を請求しなければ。
「やはり、あっち側で変なポーズをしなきゃ駄目なのか」
「だから変なポーズとか言うな」
「どう考えても変なポーズだろ、こんなの」
そう言って最初に見た時のポーズをまねてみる。とたんに髭モジャはイヤそうな顔をした。
「その格好をするのはやめろ」
「なんだよ、自分でも恥ずかしいのか。だったらなんでこんなポーズとったんだよ。まったく大人っていうのは、よくわからない生き物だな」
とにかく、こっちで髭モジャがこのポーズをしても、駄目なことは分かった。
「こうなると、あっちにいる誰かが、ドアを開ける方法を見つけてくれるのを待つしかないよな。あの目つきの悪いお兄さんが、なんとかしてくれれば良いんだが」
髭モジャが、その場に崩れ落ちて両手を床を叩いた。まったく。言うこともやること、いちいち大袈裟なんだよな、こいつ……。
「忘れていた、絶対にしかられる。半日はあいつの嫌味を聞かされ続けることになる……」
「あー……そんな感じだよなあ、あの顔。てか気がつくかな、あんたがいなくなったこと」
たしかにバッサリとは言わずに、チクチクと言いそうな顔はしていた。
「朝になって、私の姿が見えないと分かった時点で大騒ぎだろうな。帰りたくなくなってきた……」
「いやさっさと帰れって」
「ヤツの嫌味を聞かされる身にもなってみろ」
「あんたがおとなしくしてないからだろ。鏡の前であのポーズをしなければ、こんなことにならなかったじゃないか。好奇心は身を滅ぼすってことわざを知らないのか?」
「……」
どうやら図星だったらしい。
「ところでさ、なし崩しにモジャさんって呼び名になってるけど、それで良かったのかな? ちゃんとした名前で呼んだほうが良くないか?」
「いや、もういまさらだ。今のままでかまわん」
「そっか。だったらここにいる間のあんたの名前は、モジャさんな」
もしかしたら、モジャとさして変わらない名前なんだろうか?
7
お気に入りに追加
59
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
一目ぼれした小3美少女が、ゲテモノ好き変態思考者だと、僕はまだ知らない
草笛あたる(乱暴)
恋愛
《視点・山柿》
大学入試を目前にしていた山柿が、一目惚れしたのは黒髪ロングの美少女、岩田愛里。
その子はよりにもよって親友岩田の妹で、しかも小学3年生!!
《視点・愛里》
兄さんの親友だと思っていた人は、恐ろしい顔をしていた。
だけどその怖顔が、なんだろう素敵! そして偶然が重なってしまい禁断の合体!
あーれーっ、それだめ、いやいや、でもくせになりそうっ!
身体が恋したってことなのかしら……っ?
男女双方の視点から読むラブコメ。
タイトル変更しました!!
前タイトル《 恐怖顔男が惚れたのは、変態思考美少女でした 》
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?

神になった私は愛され過ぎる〜神チートは自重が出来ない〜
ree
ファンタジー
古代宗教、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教…人々の信仰により生まれる神々達に見守られる世界《地球》。そんな《地球》で信仰心を欠片も持っていなかなった主人公ー桜田凛。
沢山の深い傷を負い、表情と感情が乏しくならながらも懸命に生きていたが、ある日体調を壊し呆気なく亡くなってしまった。そんな彼女に神は新たな生を与え、異世界《エルムダルム》に転生した。
異世界《エルムダルム》は地球と違い、神の存在が当たり前の世界だった。一抹の不安を抱えながらもリーンとして生きていく中でその世界の個性豊かな人々との出会いや大きな事件を解決していく中で失いかけていた心を取り戻していくまでのお話。
新たな人生は、人生ではなく神生!?
チートな能力で愛が満ち溢れた生活!
新たな神生は素敵な物語の始まり。
小説家になろう。にも掲載しております。
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
婚約破棄されて辺境へ追放されました。でもステータスがほぼMAXだったので平気です!スローライフを楽しむぞっ♪
naturalsoft
恋愛
シオン・スカーレット公爵令嬢は転生者であった。夢だった剣と魔法の世界に転生し、剣の鍛錬と魔法の鍛錬と勉強をずっとしており、攻略者の好感度を上げなかったため、婚約破棄されました。
「あれ?ここって乙女ゲーの世界だったの?」
まっ、いいかっ!
持ち前の能天気さとポジティブ思考で、辺境へ追放されても元気に頑張って生きてます!

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる