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番外小話
結婚式準備は演習より手ごわい
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「だわわわわわわっ」
何をやっているかと言うと、結婚式と披露宴に出席する人達を確認しているところで、私の反応はさっきからずっとこんな感じ。
「またか、美景。いい加減に静かにしろ」
「いやだって! だってだってこれ、陸幕長様だよ?!」
名簿に記載された名前を指で思いっきり叩いた。私は天地が引っ繰り返るぐらいに驚いているのに、目の前の二尉、じゃなくて一尉はまったく動揺する素振りすら見せずに、呑気にコーヒーを飲んでいる。
「テーブルを乱暴に叩くなコーヒーが飛び散る。そんなに驚くこともないだろ、招待客リストを作った時に名前が載っていたんだから。それと様づけはおかしい」
指摘するのはそこなの?!
「いやでもだけど!! 陸幕長様なんだよ?!」
「まさか同姓同名の別人だと思ってたのか?」
「……」
思ってました、すみません。
「まったくどんだけ渉氏の交友関係は広いの」
「だからその“あゆむし”はやめろって。それにこのお偉い方々は、俺じゃなくて父親の交友関係だ」
「お義父さん恐るべし。あああっ?!」
「今度はなんだ」
一尉が私の声に顔をしかめる。
「重光議員のお名前まで!! しかも父娘そろってる!!」
これはノーマークだったと呟いたら、一尉は呆れたように笑った。
「それもうちの両親関係」
「……うちの両親が普通の人で良かった」
父親が元自衛官だから、結婚式や披露宴に制服姿の自衛隊関係者が集まることに関しては、音無家サイドもさほど驚くことはない。だけど、これだけ偉い人が出席するとは思っていないだろうから、結婚式前にもう一度、心構えだけはしておくようにと言っておいた方が良い気がしてきた。
「もう! あまりにも顔ぶれが畏れ多くて、私みたいな庶民が貴方様と結婚しても良いのだろうかって気分になってきちゃった……」
「“あなたさま”もよせ」
最近は一尉のことを、あれこれと色んなパターンで呼ぶのが私の中でのブームになっている。本人は物凄くイヤそうなんだけど、その反応が面白くて当分はやめられそうにない。
「もうなんて呼んだらよいか分からない。いっそのこと若様って呼ぶべきじゃないかって思えてきた」
「だから普通に渉でいいって言ってるだろ。それと俺のうちだって立派な庶民だぞ」
「それこそなに言ってんだ。そっち関係の顔ぶれ見てたら恐ろしくて腰が引けちゃう。当日は足が震えちゃって祭壇まで歩けないかも」
「歩けないようなら俺が祭壇まで抱いていってやる、ただし土嚢みたいにな」
「それは抱くではなく担ぐでは?」
バージンロードを花婿に土嚢かつぎされて運ばれる花嫁とか。それはそれで一尉と私らしい光景ではあるけれど、一生に一度のセレモニーが土嚢かつぎっていうのもあんまりだと思う。
「あ、骨折したところが痛むので車椅子って手もあるよね」
「却下。歩けないようなら俺の土嚢かつぎ一択」
つまりは四の五の言わずに歩いて来いってことだよね。
「こんなに色々な偉い人と繋がりがあるなんて、うらやましいというかなんと言うか……」
「そうか? 俺は音無の方がうらやましいけどな。うちの両親もそう言ってるぞ」
「どうして?」
うちはごくごく普通の家庭で、親戚だって長野県内で慎ましく暮らしている人ばかりだ。もちろんそれが悪いとか恥ずかしいとかじゃなくて、偉い人がたくさんお知り合いにいる一尉の御家族がうらやましがるような、大それた一族じゃないってこと。
「うちの両親は、人生の半分ぐらいを家族縁の薄い状態で送ってきた人達だから、たくさん親戚がいる音無がうらやましいんだと」
「でも多ければそれだけ問題もあるわけで」
「まあそれだけ大勢の人間が集まれば多少のことはあるだろうさ。だがそれすらなかったらしいからな、うちの両親」
一尉の御両親。つまり森永元陸将補とその奥さんの奈緒さん。お義父さんは天涯孤独で身寄りがなく、お義母さんの方も御両親ともにお義母さんが社会人になる前に亡くなっているんだとか。ただお義母さんの母方の御親戚は山梨にたくさんいらっしゃるそうで、大人になってから交流が始まったんだそうだ。
「ああ、それと言い忘れていた」
「もう今更なにが出てきても驚かないから今のうちにどうぞ」
私がそう言うと一尉はニッと笑った。
「この現職の霧島議員の方だが、母の従弟の奥さんだ。つまりうちとは姻戚関係にあるんだな、ここの先生」
「もうなにその後だしジャンケン!」
「驚かないって言ったのに驚いてるじゃないか」
そりゃそうだけど!! そうなんだけど!!
「一尉のお父さん、陸自の中に特別なネットワークを作るだけじゃ飽き足らず、政治家にまでその情報網を拡げちゃってるの? もしかして陰の組織か何かの親玉とか言わないよね?」
「言っておくが、その従弟と血がつながってるのは母親の方だぞ? うちの親父は関係ないだろ」
「ってことは、お義母さんが陰の組織の親玉とか?」
一尉はふむと考えてから、それは有り得るかもなと呟いた。
「うちの母親、父親が現役のころから、何故か特作から呼び出しを受けていたからな。もしかしたら母親が、彼等に秘密の指令なんてのを出していたのかもしれない」
「マジカ……」
もちろんそれは一尉の冗談だ。お義母さんが呼び出されていた理由は、お手製のビフカツサンドなるものが好評で、隊員達の奥さんがレシピを知りたがって仕方がないので、定期的に顔を出すハメになっていたらしい。
ただ、そのことを知ったのは結婚してしばらくしてからのこと。だから私は一尉のお母さんのことを、ふんわりしたお医者さんなのは仮の姿で、実は陸自情報部の凄腕エージェントなのでは?なんてわりと本気で疑っていたのだ。
何をやっているかと言うと、結婚式と披露宴に出席する人達を確認しているところで、私の反応はさっきからずっとこんな感じ。
「またか、美景。いい加減に静かにしろ」
「いやだって! だってだってこれ、陸幕長様だよ?!」
名簿に記載された名前を指で思いっきり叩いた。私は天地が引っ繰り返るぐらいに驚いているのに、目の前の二尉、じゃなくて一尉はまったく動揺する素振りすら見せずに、呑気にコーヒーを飲んでいる。
「テーブルを乱暴に叩くなコーヒーが飛び散る。そんなに驚くこともないだろ、招待客リストを作った時に名前が載っていたんだから。それと様づけはおかしい」
指摘するのはそこなの?!
「いやでもだけど!! 陸幕長様なんだよ?!」
「まさか同姓同名の別人だと思ってたのか?」
「……」
思ってました、すみません。
「まったくどんだけ渉氏の交友関係は広いの」
「だからその“あゆむし”はやめろって。それにこのお偉い方々は、俺じゃなくて父親の交友関係だ」
「お義父さん恐るべし。あああっ?!」
「今度はなんだ」
一尉が私の声に顔をしかめる。
「重光議員のお名前まで!! しかも父娘そろってる!!」
これはノーマークだったと呟いたら、一尉は呆れたように笑った。
「それもうちの両親関係」
「……うちの両親が普通の人で良かった」
父親が元自衛官だから、結婚式や披露宴に制服姿の自衛隊関係者が集まることに関しては、音無家サイドもさほど驚くことはない。だけど、これだけ偉い人が出席するとは思っていないだろうから、結婚式前にもう一度、心構えだけはしておくようにと言っておいた方が良い気がしてきた。
「もう! あまりにも顔ぶれが畏れ多くて、私みたいな庶民が貴方様と結婚しても良いのだろうかって気分になってきちゃった……」
「“あなたさま”もよせ」
最近は一尉のことを、あれこれと色んなパターンで呼ぶのが私の中でのブームになっている。本人は物凄くイヤそうなんだけど、その反応が面白くて当分はやめられそうにない。
「もうなんて呼んだらよいか分からない。いっそのこと若様って呼ぶべきじゃないかって思えてきた」
「だから普通に渉でいいって言ってるだろ。それと俺のうちだって立派な庶民だぞ」
「それこそなに言ってんだ。そっち関係の顔ぶれ見てたら恐ろしくて腰が引けちゃう。当日は足が震えちゃって祭壇まで歩けないかも」
「歩けないようなら俺が祭壇まで抱いていってやる、ただし土嚢みたいにな」
「それは抱くではなく担ぐでは?」
バージンロードを花婿に土嚢かつぎされて運ばれる花嫁とか。それはそれで一尉と私らしい光景ではあるけれど、一生に一度のセレモニーが土嚢かつぎっていうのもあんまりだと思う。
「あ、骨折したところが痛むので車椅子って手もあるよね」
「却下。歩けないようなら俺の土嚢かつぎ一択」
つまりは四の五の言わずに歩いて来いってことだよね。
「こんなに色々な偉い人と繋がりがあるなんて、うらやましいというかなんと言うか……」
「そうか? 俺は音無の方がうらやましいけどな。うちの両親もそう言ってるぞ」
「どうして?」
うちはごくごく普通の家庭で、親戚だって長野県内で慎ましく暮らしている人ばかりだ。もちろんそれが悪いとか恥ずかしいとかじゃなくて、偉い人がたくさんお知り合いにいる一尉の御家族がうらやましがるような、大それた一族じゃないってこと。
「うちの両親は、人生の半分ぐらいを家族縁の薄い状態で送ってきた人達だから、たくさん親戚がいる音無がうらやましいんだと」
「でも多ければそれだけ問題もあるわけで」
「まあそれだけ大勢の人間が集まれば多少のことはあるだろうさ。だがそれすらなかったらしいからな、うちの両親」
一尉の御両親。つまり森永元陸将補とその奥さんの奈緒さん。お義父さんは天涯孤独で身寄りがなく、お義母さんの方も御両親ともにお義母さんが社会人になる前に亡くなっているんだとか。ただお義母さんの母方の御親戚は山梨にたくさんいらっしゃるそうで、大人になってから交流が始まったんだそうだ。
「ああ、それと言い忘れていた」
「もう今更なにが出てきても驚かないから今のうちにどうぞ」
私がそう言うと一尉はニッと笑った。
「この現職の霧島議員の方だが、母の従弟の奥さんだ。つまりうちとは姻戚関係にあるんだな、ここの先生」
「もうなにその後だしジャンケン!」
「驚かないって言ったのに驚いてるじゃないか」
そりゃそうだけど!! そうなんだけど!!
「一尉のお父さん、陸自の中に特別なネットワークを作るだけじゃ飽き足らず、政治家にまでその情報網を拡げちゃってるの? もしかして陰の組織か何かの親玉とか言わないよね?」
「言っておくが、その従弟と血がつながってるのは母親の方だぞ? うちの親父は関係ないだろ」
「ってことは、お義母さんが陰の組織の親玉とか?」
一尉はふむと考えてから、それは有り得るかもなと呟いた。
「うちの母親、父親が現役のころから、何故か特作から呼び出しを受けていたからな。もしかしたら母親が、彼等に秘密の指令なんてのを出していたのかもしれない」
「マジカ……」
もちろんそれは一尉の冗談だ。お義母さんが呼び出されていた理由は、お手製のビフカツサンドなるものが好評で、隊員達の奥さんがレシピを知りたがって仕方がないので、定期的に顔を出すハメになっていたらしい。
ただ、そのことを知ったのは結婚してしばらくしてからのこと。だから私は一尉のお母さんのことを、ふんわりしたお医者さんなのは仮の姿で、実は陸自情報部の凄腕エージェントなのでは?なんてわりと本気で疑っていたのだ。
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森永ファミリーが大好きで、何度も読み返しています。
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ありがとうございます( ^ ^ ♪
作者としても書いてみたいお話ですね!
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感想をありがとうございます!
そうなんです
私も暴れん坊になるのは渉君ではなく友里ちゃんだと思っていたんですよ(笑)
恐るべし信吾さんの遺伝子です(笑)