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【4】名もなき朝の私《さよなら、先生》
さよなら、私の心を占めていた人 でも永遠に片隅にいて
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史上最高の上司を失って数年
ハコは、亡くなった秀星の後輩だった篠田の指導のもと、父のフレンチレストランで、セルヴーズの仕事に邁進する日々
気がつけば、どんなときも、メートル・ドテル、給仕長の篠田と一緒にいる
どんなときも、彼との間に『秀星さん』がいる
でも、篠田の給仕長兼指導役の契約期間があり、ついに期限を迎える日がやってきた――
またハコは、尊敬するひとりの男を見送らねばならない
函館 撮影:市來茉莉
ハコは、亡くなった秀星の後輩だった篠田の指導のもと、父のフレンチレストランで、セルヴーズの仕事に邁進する日々
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