神絵師、青春を履修する

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 夏の日差しが降り注ぐ部屋のなか、猿渡は神妙な顔で座椅子に腰かける。
 彼女の向かいには正座した史郎。向かい側と言いつつ、ふたりはそれぞれ部屋の壁に背中をつけていた。
「どう、上江。これくらい離れたらちょっといけそうだったりしない?」
「そう……ですね。いやでも、教室の前と後ろくらい離れててくれるのが理想なんですが……」
 狭いアパートとはいえ、ふたりの距離はおよそ三メートル離れている。猿渡としては「もっと上江のそばにいきたい」ところだが史郎としては「もう数メートル離れていただければ」というところらしい。
 部屋の端と端に座った状態で向かい合っている彼らを傍からみれば珍妙だが、どちらも真剣だ。史郎の「もうちょっと」という発言をうけて猿渡が座椅子から降り、壁に背中をごりごり押し付ける。
「どう!? これならいけそう?」
「……なんとか、描いてみます」
 言って、史郎はスマホ画面に指を向ける。指は震え、視線はぶれているが彼の顔は猿渡の座る壁を向いていた。
「か、上江、無理しないでよ?」
「いえ、無理しないと。こんな、ひとの目を見るのが怖くて描けないなんてハンデ抱えたまま絵師になれるほど俺はうまくないから。無理でも乗り越えなきゃ。せめて普通に描けるように……」
 手をぶるぶる震わせながら歯を食いしばる史郎の姿に、猿渡は心配することばを飲み込んだ。震えながら前を向く彼の姿に彼女が見たのはかつての自分だ。
 『せめてふつうに走れるように』そう願って辛いリハビリを乗り越えた自分の姿が、目の前の史郎に重なって見えた。
(乗り越えた先に希望が続いてるって、上江は信じてるの?)
 猿渡の胸に通り過ぎてきたはずの痛みがぶり返す。彼女は努力して、無理だと思いながらも乗り越えて、そして絶望を知った。二度とかつてのように走れない自分を突きつけられて、それでも陸上から離れる決心がつかないままでいる。
そのくせ心配してくれるユーリの思いを知りながら、気遣ってくれる彼女を煩わしく思う。そんな自分に嫌気を覚えながらも、彼女から離れることもできずにいた。
(そんな絶望に向かうために上江が必死になっているんだとしたら……)
 いっそその希望を先につぶしてしまったほうが彼の傷は浅く済むのではないか。そんな暗い考えが猿渡の脳裏をよぎる、けれど。
 猿渡が見やった先で、史郎は歯を食いしばってスマホ画面をにらみつけている。顔は青ざめ、指は震え、呼吸も浅くはやい。それなのに描くことをやめようとせず、震えながらも猿渡を見ては画面に目を向ける。
(一生懸命な上江、すごくいいな)
 必死に指を動かす史郎の姿が猿渡は好きだった。いつも教室では教科書かスマホばかりを見つめていた史郎の視線が、こわごわとではあっても自分に向けられるのがうれしかった。いまこの瞬間を壊したくなくて、猿渡は心を決めた。
「……うん、じゃあ応援する。あたしは上江から目をそらさない」
「ありがとう」
 猿渡の精いっぱいの声援に、史郎は強張った顔で彼女を見て笑った。いびつで下手くそな笑顔ではあったけれど、震える史郎の指は確かに線を描いていく。
(猿渡は俺を傷つけない。猿渡は怖くない。大丈夫、描ける。さっき見惚れたあの笑顔を見せてくれたひとだぞ、怖くなんかない)
 自分に言い聞かせながら史郎はちらちらと猿渡の顔に目を向ける。もう何度目か、一瞬とはいえ視線が絡むのを感じた猿渡が史郎の様子をうかがう。
「どう? ポーズ変えたりとか」
「いや、そのままで。俺を見てて」
「んんっ……はいぃ! 見つめています、あなただけを!」
 気を利かせたつもりの発言への返事で猿渡は真っ赤に茹であがった。高揚する気分のままに敬礼までしてみせる。けれどあくまで絵を描くための発言でしかない史郎は真面目な顔でスマホ画面に向かう。
(眼が合うたび痛む胸にもだんだん慣れてきた。猿渡の目の形は覚えた。あとは描けるかどうか、だけど)
 史郎の手元にあるスマホ画面には、猿渡の姿がモノクロで描かれていた。
 華奢で小柄な骨格に、細いけれどすらりと長い手足。やわらかそうな頬の輪郭と触り心地の良さそうな髪の毛、ふわりと揺れるアホ毛も忘れずに。下がり気味の眉とちいさな鼻、楽しげな曲線をつくる口はなかなか思い通りに描けていると自画自賛する。
 残るは目だけ。
(目の形は描ける。上のまつげと下のまつ毛を覚えたとおりに配置すれば問題ない。あとは瞳を……)
 一番大切な箇所、瞳に指を向けかけた史郎は、ふと息を止めていることに気がついた。
「……ふぅ」
 震える指とぼやけさせて終わらせようとする自分の心に呆れるけれど、史郎にここで止める気はない。目を閉じて、息を整える。にじんでいた雫が目じりから転がり落ちた気がしたけれど、きっと汗だと言い聞かせて史郎は気持ちを奮い立たせる。
(思い出せ、猿渡の瞳を。こんな弱虫を見惚れさせた瞳を描くんだろ。ここまで来てまた逃げる気でいるのか、ここで逃げるなら絵師を夢見る資格なんかないぞ。よそ見をするな、猿渡の瞳だけを見つめろ)
 史郎は自分自身に言い聞かせて、目を開く。
 向かい合う位置に座った猿渡はまっすぐに史郎を見ていた。ふたりの視線が正面からぶつかった瞬間、史郎の背中に汗がにじむ。
(怖くない怖くない怖くない! 描け、描け、描け!)
 震える指を押さえつけ、逃げたがる視線を猿渡に縛り付けて史郎は描いた。
 無言の熱気に包まれた部屋のなかでただ猿渡だけを視界に映して指をすべらせる。真っ直ぐな瞳を、想いの詰まった瞳を、今まさに自分を見つめる命の輝きに満ちた瞳を描くために。
「……できた」
 ふと、史郎がこぼしたつぶやきを耳にして、猿渡は自分が息を止めていたことに気がついた。「は」と酸素を取り込む猿渡の視線の埼玉、史郎が突然ぐにゃりと倒れた。
「えっ、上江! 大丈夫!?」
 慌てて駆け寄った猿渡に史郎がへにゃりと笑う。
「気が、抜けちゃって……」
 困ったように笑う史郎は、先ほどまで息をするのも忘れるような気迫で描いていた人物とは思えないほど気の抜けた表情で畳に寝転がる。彼の様子にほっと息を吐いた猿渡は、史郎の手にあるスマホの画面を見て目を大きく見開いた。
「あたしだ……」
 つぶやく猿渡が見つめる先には黒い線だけで描かれた少女の姿がある。
 かさついた線をつなぎ合わせて描かれたその絵は一見するとどこか儚くもろい印象を与えるけれど、一枚の絵として全体に目を向ければ愛らしさを感じさせる不思議な魅力にあふれていた。
「あたしだ。あたしだけど、なんかめっちゃきれい!」
 絵を見つめる猿渡は、うっとりと目を細めながらスマホの画面に手を伸ばす。
「あたし、こんな顔で上江のこと見てたんだ……」
 絵の少女は愛おしさに満ちた瞳で見る者のことを包み込む。その絵に触れそうで触れない位置に指を滑らせた猿渡は頬を染めながら笑った。
 そのことばと表情に、史郎の顔面がぼっと熱をもつ。
「あ! いや、その俺……夢中で描いてたから、他意はなくてですね」
「えー! すこしくらいあっても良いと思うな! だって」
 スマホ画面に落としていた視線をあげた猿渡は、間近にいる上江の胸に手を添えた。ふたりの距離はひどく近い。互いのむき出しの脚が触れ合いそうなことに気づいた史郎の胸がドキドキと脈打ちだす。
「いま、あたしと上江のふたりっきりなんだよ……? すこしくらい意識してくれても」
 猿渡がささやきながらゆっくりと顔を近づけて、ふたりの間に隙間がなるなる、その一瞬前。
 ぐぅ。
 甘くささやく猿渡の声をおしのけて、史郎の耳に届いたのは腹の虫のなる音だった。
 桃色の空気はあっという間に消え去り、残されたのはきょとんとした史郎と真っ赤な顔で黙り込む猿渡だけ。
 気まずさに視線をさまよわせた史郎は、ふと部屋のなかがずいぶんと明るくなっていることに気がついた。スマホを操作して時間を確認すると八時半を過ぎたころだった。
「えっと、あの。朝ごはん、食べますか。いい時間ですし」
 なんとかこの空気を変えようと史郎が提案すると、猿渡はがばりと顔をあげた。
「上江の手作り! いやでも、ここはあたしの手料理で胃袋をつかむべき!?」
 心の声が全部出ている。胃袋を狙われている史郎は自分が答えていいものか、と悩みながらも返事する。
「えっと、どっちでも猿渡さんが良いほうで」
「んんんんんあああああああ! どっちも捨てがたいっ! いやでも……」
 頭を抱えて悶絶する猿渡に、さっきまでの甘い雰囲気はみじんもない。そのことにほっと息をついた史郎が立ち上がり、部屋のすみの流し台に向かおうとしたとき。
「上江、大丈夫だから。今は上江の絵を優先しよ」
 猿渡が史郎を引き止めた。急に落ち着いた猿渡の声に史郎は動きを止めた。
(どうして。俺としては絵に時間をかけられるのはうれしいけど、でも……)
 依頼のメッセージに締め切りの設定はなかった。けれどラフ画はできるだけはやく送ったほうが印象が良いだろうし、確認してもらえるのもはやくなるだろう。それを思えば猿渡のことばに従うほうが史郎にとってもありがたい。
 そう思いながらも、手伝ってくれた相手が腹をすかせているのに帰してしまって良いものか、と史郎は悩む。
「あのね上江。あたしもリハビリのときはいろんなひとに手伝ってもらったんだ。でも、もう上江はあたしの目を見ても怖くないでしょ?」
「あ……ほんとだ……」
 史郎の迷いを察した猿渡は、意識しておだやかな笑顔を浮かべながら彼を見つめた。その目を見返して、史郎も猿渡の目に恐怖を感じなくなっていることに気が付く。絵を描くために何度も何度も視線を合わせていたおかげだろう。
 驚きと喜びの入り混じった声をあげる史郎に微笑んで、猿渡は言う。
「だったら、次は自分でがんばる番だよ。歩けたら、そこから先はどこまでがんばるか決めるのは自分なんだよ。あたしは元通りまでがんばれないって思っちゃったから……」
 そうくちにする猿渡は、史郎に告げていながら自分のことばを自分で確認しているようでもあった。口ごもった彼女はすこしして「うん」とうなずくとはじけるような笑顔を史郎に向ける。
「あたしはもう陸上選手を目指さない。ユーリちゃんにもそう言う。代わりに新しい夢を探すよ。だから、上江は上江でがんばれ!」
 言うだけ言った猿渡は素早く玄関で靴を履くと部屋の扉を開ける。明るい光のなかに飛び出していく彼女は一度だけ振り返り、史郎の姿を捕えて笑う。
「必死に絵を描く上江、かっこよかった。応援してる。だから、また明日ね!」
「あ、うん……! ありがとう!」
 閉じていく軋む扉がたてる音に負けないよう、史郎は声を張り上げた。扉が閉じきる寸前、細くなった光のなかに猿渡の白い手がひらりと揺れて応えて、史郎は自分の声が届いたことを知る。
「……うん、ありがとう。俺も、がんばる」

 ~~~

(ポンコツポンコツポンコツ!)
 史郎は握りしめた拳で自身の膝を殴りつけた。痛みなど感じていないかのように、憎々し気ににらみつける史郎の視線の先ではまっさらにされたばかりのイラストアプリのキャンバスがある。
 猿渡が帰ってから史郎はすぐ絵の制作に取り掛かかった。長年苦痛に感じていたひとと目を合わせることもできるようになって、猿渡を見ながら彼女の目を描くこともできた。その自信から、提出用のラフもそう時間がかからず描き上げられるのでは、と思っていた史郎であったけれど。
(くそくそくそっ。なんで自分の絵柄にした途端、震えるんだこの手は! 猿渡の目ならいくらでも見ていられるし、いくらでも描けるのに……)
 史郎が克服できたのは猿渡の目だけだった。
 彼女を前にしてその姿を忠実に描くことはできても、史郎自身の絵柄で人物を描くと目にさしかかった途端に手が震え視線が逃げようとする。
 何を考えているのかわからない視線に負の感情がちらついて、ぶり返す過去が史郎を苦しめる。
(なんでだよ、なんで描けないんだよ)
 もう何度目か、描きかけた絵を消し去った史郎は苛つきのままに握りしめた拳をスマホに向けた。ままならない感情のままに叩きつけようとした、そのとき。
 ピロン。
 軽い音とともに画面に表示されたメッセージ。
『がんばる上江に差し入れです! ドアノブにひっかけてあるから、はやめに部屋に入れたげてね。あたしは今から優雅なモーニング! 上江もごはん中かな、なんて想像しながら食べちゃいますっ』
 メッセージの主は猿渡だった。
 その名を目にした史郎の拳から力が抜ける。表示された文面からは猿渡の元気な声が思い出されて、強張った顔に笑いがにじむ。
「はは、なにを想像しながら食べるんだよ。俺なんかの……」
 自嘲しかけた史郎の声が途切れた。『俺なんか』そう言って諦めて進むことをやめるのは悲しくはあるけれど、心は楽だ。けれど今の史郎はもう、諦めることをしたくなかった。諦めたくないと、もっとがんばりたいと思わせてくれるひとに出会ってしまった。
「……っよし!」
 気合の声とともに立ち上がった史郎が玄関に向かう。急ぎ足で靴をつっかけ扉を開け、表に足を踏み出した史郎は錆びた廊下の手すりに駆け寄り階段に目をやった。
(いない……)
 猿渡は史郎に気をつかってか、アパートを離れてからメッセージを送ったらしい。自分のことで精いっぱいだった史郎は、階段を上り下りする音にも気づかずいたのだろう。
 ひとの姿もまばらな路地にも揺れるアホ毛は見当たらなかった。ひとしきり周囲に目をやった史郎は、ちいさく息を吐きながらドアノブに向き合う。そして、ぶら下げられた買い物袋に手を伸ばしたところではたと気づいた。
(俺、いま猿渡に会えなくてがっかりしてた……?)
 気づいた途端、史郎の体温がぐんと上がる。
(え、いや、会ってお礼を言いたかっただけだよな? いやでも、後ろ姿だけでも見られたら、とか思って探してなかったか……?)
 考えれば考えるほど上がる熱に、史郎は混乱しながら自室に戻った。冷たい金属の扉に背を預けてすこしでも頭を冷やそうとするけれど、気づいてしまった自分の思いに熱は下がるどころか上がる一方だ。
(す、き……なのか? 俺は猿渡のこと、好き、なのか? いや、好ましいひとだとは思うしかわいいとも思うけど、でも、好きって……)
 ぐるぐるぐるぐる頭のなかを駆け巡る思いに振り回されかけた史郎は、振りかぶった両手で自分の頬を叩いた。
 遠慮などなく、力いっぱい叩かれた頬が高い音を立て、真っ赤に染まる。痛みに涙をにじませながら、史郎は頭を大きく振った。
「まずは絵を仕上げてから! 猿渡も応援してくれてるんだから、仕上げないことには返事もなにもないだろっ」
 自分自身に言い聞かせるため声に出した史郎の頭のなかは、一度沸騰しそうになった想いを振り払ったことですっきりしていた。
 部屋のなかをずんずん進み座椅子にどっかりと座った史郎は、スマホを手にして真っ白いキャンバスをにらみつけるようにしてざかざかと指を動かし始める。思い描く構図の通りに人物を描き、身体、髪、鼻、口、眉を配置していく。
 そして目にさしかかった途端震える指に舌打ちして、ふと、猿渡の差し入れからゼリー飲料を手に取った。まだ冷たさの残るパッケージを額に押し当てる。
「……俺も、進むから。猿渡」
 きつくつむったまぶたに彼女の瞳を思い描きながら、史郎は目を開けた。
 震えは収まらない。怖さはぬぐいされない。それでも史郎はキャンバスに向かうことを決意した。
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