75 / 122
75. 家族の在り方
しおりを挟む
街外れの屋敷に帰ると、元気な弟妹達に出迎えられた。
箱詰め状態になりかけてるけど、なんとか全員屋敷の中に入れたみたいだ。ぎゅうぎゅう詰めでちょっと可哀想なことになってるので拡張して部屋数を増やそう。
「おかえりなさい、フィード」
にこやかに告げる母。親におかえりと言われることの幸せを噛み締めつつ「ただいま」と返事。
急場凌ぎで屋敷を拡張しているのを一目で見抜き「ごめんなさいね、手間取らせちゃって……」と言う母に、もうこれ以上家族を増やすなと釘を刺しておく。
卵の産みすぎで身体にガタがきてるからもう産まないわよ~と笑う母にげんなりした。暗に身体が元気ならまだまだ産むって公言したぞこの鳥……
「それにしてもすっごい家に住んでるのねぇ。ここで暮らすのは気が引けるけど、野宿するよりずっといいわ」
生粋の庶民にはちっとも馴染めない豪邸だが、頑張って慣れてほしい。
「さてと。フィードも帰ってきたことだし、ちょっと出かけるわね」
「ん?忘れ物でもしたか?」
「あらぁ違うわよ~。あのときのド腐れ野郎を見かけたから始末しに行くだけよ~」
「ストップ!母、ストップ!!」
待って?なんでそんなどす黒いオーラ纏ってんの?
以前のほんわか優しい母はどこいった?
子供には聞かせたくない内容らしくなかなか口を割ってくれなかったが、母らしくない言動だったのでこれはただ事ではないと思い、屋敷の外で事情を聞くことに。
「お母さん達ね、元々レグナムの近くの村に住んでたのよ」
「レグナムって、アネスタの先にある……」
バードランス火山を通り越した先にある街だ。
「そうよ。その村はノンバード族の集落でね、お母さんとお父さんはそこで生まれ育ったの。他の種族がいなかったから基本的に平和なもんだったわ。……その平和は長くは続かなかったけど」
もう二度と手に入らない幸せを遠くから眺めているような、そんな表情で薄く笑った母に心が締め付けられる。そんな顔、初めて見た。
母は遠くを見つめながらぽつりぽつりと語る。
両親が暮らしていたノンバード族の集落に、突然人間が襲い掛かってきた。
何の取り柄もなく、生きていくためだけに農民生活を送っていた自分達が、まさか人間に狙われるだなんて思っていなかった。
長閑で平和だった村は、一瞬で地獄絵図と化した。
成鶏は皆殺し、何故か中雛や大雛は見逃されたがヒヨコは全員誘拐された。そして二度と戻ってこなかった。
当時大雛だった両親は悲しみに暮れるも、ふとある考えが過る。
自分達を見逃したのは、成鶏になるのを待っているからなのではないか?
自分達の子孫を再び狙うために生かされただけなのではないか?
助けを乞うても誰も助けてはくれない。世間では何の役にも立たないお荷物な種族として浸透しているのだから。
だからといって自力でどうにかできる訳でもない。己の身ひとつ守れない役立たずなのは自分達が一番理解している。
ここに留まっていたらまた同じことが起きる、そう痛感した者達は村を捨てることを決意。
皆散り散りに安住の地を求めて放浪の旅に出て、自然と廃村になっていった。
両親も例に洩れず故郷を捨て、やがて辿り着いたのが王国最南端の領地だったという訳だ。
「で、そのとき村を襲った人間が、どういう訳かこの街にいたのよ。それでつい頭に血が上っちゃって……」
子供の前でみっともない真似しちゃったわ……と恥ずかしがる母。どうにか怒りは霧散したようだ。
予想外に重い話を聞かされて若干戸惑ったが、ひとつ気になることがある。
「そいつはこの国の人間なのか?」
「え?うーん、どうだったかしら……あのときは逃げるのに必死だったから……でも、いきなりどうしたの?そんなこと聞くなんて」
いかん、最近のトラブルの元凶が他国だったからつい勘繰ってしまった。
なんでもかんでもファラダス王国を疑うのは短絡的だよな。
「すまん、忘れてくれ。……母よ、今は幸せか?」
唐突の質問に目を瞬いた母だが、慈愛に満ちた聖母のような表情で俺を抱き上げて頭を一撫でした。
手の羽根が顔に当たってくすぐったい。
「うふふ、こーんなに沢山の家族に囲まれて、ヘタレでポンコツだけど素敵な旦那がいて、頼り甲斐のある息子がいて……これで幸せじゃないなんて思ったらバチが当たるわよ」
その顔に、言葉に、嘘は見つからない。
子作りがノンバード族流の復讐だと言っていたから、子供達のことを愛してないのかと少し不安になったんだ。けど、杞憂だったな。
内心ホッとしてる俺に、母は少し悪戯っぽく笑った。
「でも、いい加減そのよそよそしい呼び方は止めてほしいわね」
「……気付いてたのか」
「あったり前でしょう!何年お母さんやってると思ってんのよ!」
うーむ……呼び方、呼び方なぁ……
「まぁそれは追々ね。さ、ちょっと早いけど晩御飯の準備するわよ~。お父さん呼びに行ってくれる?アントの処理のお手伝いしてるはずだから」
「ん、分かった」
結局その話題は有耶無耶になり、若干の気まずさを感じつつ俺は父を呼びに行った。
「え?ふっつーに呼べばいいだろぉ?」
死にそうな顔で山積みのアントをひたすら処理するギルド職員に「うちの息子がすみません!本っ当にすみません!」とペコペコ頭を下げながら作業を手伝っていた父に思わず相談したところ、そんな能天気な返事が。
「普通……普通に……」
「もー!お前は難しく考えすぎなんだよ。ほら、父さんに話してみろ。何を悩んでるんだ?」
実の親相手にこんなこと言うのは気が引けるが、こちらから話を振った手前話さないのもどうだろうと思い、結局話すことにした。
「……分からないんだ。親子ってのが」
ため息混じりに告げたそれは、父にとって予想外のもので。
驚愕に目を見張った。
「俺、前世では孤児だったから。運良く師匠に拾われたけど、あの人とは親子じゃない。完全に師弟だった。周りにいたのも、まぁ、似たような境遇のやつばっかりで。だから、親子ってどう接するのが正解なのか分からなくて……」
どこまで踏み込んでいいのか、どこまで甘えていいのか、どこまでさらけ出したらいいのか……いまいち距離感が掴めない。
親子のマニュアルとかあればいいのに。そしたらこんなふうに悩む必要も……
「わぷっ」
わしゃわしゃといきなり頭を撫でられた。
母とは違った乱雑な手付きのそれに、しかし嫌悪感は湧いてこなかった。
「正解なんてないんじゃないかなぁ?」
またもや能天気な声が頭上から降ってくる。
「フィードはフィードらしく、全力で俺達にぶつかって来ればいい。お互い本音をぶちまけて、たまには喧嘩したりしてさ。そうやって親子になっていくんだよ」
……そういうもの、なのか。
少し考え過ぎていたのかもしれない。父の言うように、俺は俺らしく親子関係を築いていけばいいか。
「と、とう……んん、父よ。疲れた。抱っこしてくれ」
「おっ、いいぞー!フィードを抱っこするなんて何年ぶりかなぁ」
とりあえず、当面は呼び方を変える努力をしよう。
「ところで、何をやったらあんなバイオレンスな光景に?」
「ウサギと一緒にヒャッハーした結果だ」
「ウサギ!?」
「ちなみにあちらは猫さんの踵落としで出来たクレーターです」
「猫!?踵落とし!?」
「どっちもうちのペットだ。あとで紹介する」
「怖いんですけどぉ!?」
父と一緒に帰宅し、ドラゴン温卓で丸くなって寝ていたセレーナを叩き起こして背後にいるルファウスに出て来てもらって紹介した。
弟妹達とすぐに打ち解けてくれて一安心。
「嘘でしょ……あの赤い瞳、稀少種族のデスキャット族じゃないの!死の象徴とも言われるあの……っ!」
「黒いウサギ……王族じゃないか!そんなトンデモ連中がなんで息子のペットに!?」
なんか両親が壁際でぶつぶつ呟いてたけど。
箱詰め状態になりかけてるけど、なんとか全員屋敷の中に入れたみたいだ。ぎゅうぎゅう詰めでちょっと可哀想なことになってるので拡張して部屋数を増やそう。
「おかえりなさい、フィード」
にこやかに告げる母。親におかえりと言われることの幸せを噛み締めつつ「ただいま」と返事。
急場凌ぎで屋敷を拡張しているのを一目で見抜き「ごめんなさいね、手間取らせちゃって……」と言う母に、もうこれ以上家族を増やすなと釘を刺しておく。
卵の産みすぎで身体にガタがきてるからもう産まないわよ~と笑う母にげんなりした。暗に身体が元気ならまだまだ産むって公言したぞこの鳥……
「それにしてもすっごい家に住んでるのねぇ。ここで暮らすのは気が引けるけど、野宿するよりずっといいわ」
生粋の庶民にはちっとも馴染めない豪邸だが、頑張って慣れてほしい。
「さてと。フィードも帰ってきたことだし、ちょっと出かけるわね」
「ん?忘れ物でもしたか?」
「あらぁ違うわよ~。あのときのド腐れ野郎を見かけたから始末しに行くだけよ~」
「ストップ!母、ストップ!!」
待って?なんでそんなどす黒いオーラ纏ってんの?
以前のほんわか優しい母はどこいった?
子供には聞かせたくない内容らしくなかなか口を割ってくれなかったが、母らしくない言動だったのでこれはただ事ではないと思い、屋敷の外で事情を聞くことに。
「お母さん達ね、元々レグナムの近くの村に住んでたのよ」
「レグナムって、アネスタの先にある……」
バードランス火山を通り越した先にある街だ。
「そうよ。その村はノンバード族の集落でね、お母さんとお父さんはそこで生まれ育ったの。他の種族がいなかったから基本的に平和なもんだったわ。……その平和は長くは続かなかったけど」
もう二度と手に入らない幸せを遠くから眺めているような、そんな表情で薄く笑った母に心が締め付けられる。そんな顔、初めて見た。
母は遠くを見つめながらぽつりぽつりと語る。
両親が暮らしていたノンバード族の集落に、突然人間が襲い掛かってきた。
何の取り柄もなく、生きていくためだけに農民生活を送っていた自分達が、まさか人間に狙われるだなんて思っていなかった。
長閑で平和だった村は、一瞬で地獄絵図と化した。
成鶏は皆殺し、何故か中雛や大雛は見逃されたがヒヨコは全員誘拐された。そして二度と戻ってこなかった。
当時大雛だった両親は悲しみに暮れるも、ふとある考えが過る。
自分達を見逃したのは、成鶏になるのを待っているからなのではないか?
自分達の子孫を再び狙うために生かされただけなのではないか?
助けを乞うても誰も助けてはくれない。世間では何の役にも立たないお荷物な種族として浸透しているのだから。
だからといって自力でどうにかできる訳でもない。己の身ひとつ守れない役立たずなのは自分達が一番理解している。
ここに留まっていたらまた同じことが起きる、そう痛感した者達は村を捨てることを決意。
皆散り散りに安住の地を求めて放浪の旅に出て、自然と廃村になっていった。
両親も例に洩れず故郷を捨て、やがて辿り着いたのが王国最南端の領地だったという訳だ。
「で、そのとき村を襲った人間が、どういう訳かこの街にいたのよ。それでつい頭に血が上っちゃって……」
子供の前でみっともない真似しちゃったわ……と恥ずかしがる母。どうにか怒りは霧散したようだ。
予想外に重い話を聞かされて若干戸惑ったが、ひとつ気になることがある。
「そいつはこの国の人間なのか?」
「え?うーん、どうだったかしら……あのときは逃げるのに必死だったから……でも、いきなりどうしたの?そんなこと聞くなんて」
いかん、最近のトラブルの元凶が他国だったからつい勘繰ってしまった。
なんでもかんでもファラダス王国を疑うのは短絡的だよな。
「すまん、忘れてくれ。……母よ、今は幸せか?」
唐突の質問に目を瞬いた母だが、慈愛に満ちた聖母のような表情で俺を抱き上げて頭を一撫でした。
手の羽根が顔に当たってくすぐったい。
「うふふ、こーんなに沢山の家族に囲まれて、ヘタレでポンコツだけど素敵な旦那がいて、頼り甲斐のある息子がいて……これで幸せじゃないなんて思ったらバチが当たるわよ」
その顔に、言葉に、嘘は見つからない。
子作りがノンバード族流の復讐だと言っていたから、子供達のことを愛してないのかと少し不安になったんだ。けど、杞憂だったな。
内心ホッとしてる俺に、母は少し悪戯っぽく笑った。
「でも、いい加減そのよそよそしい呼び方は止めてほしいわね」
「……気付いてたのか」
「あったり前でしょう!何年お母さんやってると思ってんのよ!」
うーむ……呼び方、呼び方なぁ……
「まぁそれは追々ね。さ、ちょっと早いけど晩御飯の準備するわよ~。お父さん呼びに行ってくれる?アントの処理のお手伝いしてるはずだから」
「ん、分かった」
結局その話題は有耶無耶になり、若干の気まずさを感じつつ俺は父を呼びに行った。
「え?ふっつーに呼べばいいだろぉ?」
死にそうな顔で山積みのアントをひたすら処理するギルド職員に「うちの息子がすみません!本っ当にすみません!」とペコペコ頭を下げながら作業を手伝っていた父に思わず相談したところ、そんな能天気な返事が。
「普通……普通に……」
「もー!お前は難しく考えすぎなんだよ。ほら、父さんに話してみろ。何を悩んでるんだ?」
実の親相手にこんなこと言うのは気が引けるが、こちらから話を振った手前話さないのもどうだろうと思い、結局話すことにした。
「……分からないんだ。親子ってのが」
ため息混じりに告げたそれは、父にとって予想外のもので。
驚愕に目を見張った。
「俺、前世では孤児だったから。運良く師匠に拾われたけど、あの人とは親子じゃない。完全に師弟だった。周りにいたのも、まぁ、似たような境遇のやつばっかりで。だから、親子ってどう接するのが正解なのか分からなくて……」
どこまで踏み込んでいいのか、どこまで甘えていいのか、どこまでさらけ出したらいいのか……いまいち距離感が掴めない。
親子のマニュアルとかあればいいのに。そしたらこんなふうに悩む必要も……
「わぷっ」
わしゃわしゃといきなり頭を撫でられた。
母とは違った乱雑な手付きのそれに、しかし嫌悪感は湧いてこなかった。
「正解なんてないんじゃないかなぁ?」
またもや能天気な声が頭上から降ってくる。
「フィードはフィードらしく、全力で俺達にぶつかって来ればいい。お互い本音をぶちまけて、たまには喧嘩したりしてさ。そうやって親子になっていくんだよ」
……そういうもの、なのか。
少し考え過ぎていたのかもしれない。父の言うように、俺は俺らしく親子関係を築いていけばいいか。
「と、とう……んん、父よ。疲れた。抱っこしてくれ」
「おっ、いいぞー!フィードを抱っこするなんて何年ぶりかなぁ」
とりあえず、当面は呼び方を変える努力をしよう。
「ところで、何をやったらあんなバイオレンスな光景に?」
「ウサギと一緒にヒャッハーした結果だ」
「ウサギ!?」
「ちなみにあちらは猫さんの踵落としで出来たクレーターです」
「猫!?踵落とし!?」
「どっちもうちのペットだ。あとで紹介する」
「怖いんですけどぉ!?」
父と一緒に帰宅し、ドラゴン温卓で丸くなって寝ていたセレーナを叩き起こして背後にいるルファウスに出て来てもらって紹介した。
弟妹達とすぐに打ち解けてくれて一安心。
「嘘でしょ……あの赤い瞳、稀少種族のデスキャット族じゃないの!死の象徴とも言われるあの……っ!」
「黒いウサギ……王族じゃないか!そんなトンデモ連中がなんで息子のペットに!?」
なんか両親が壁際でぶつぶつ呟いてたけど。
22
お気に入りに追加
1,749
あなたにおすすめの小説

異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。

大国に囲まれた小国の「魔素無し第四王子」戦記(最強部隊を率いて新王国樹立へ)
たぬころまんじゅう
ファンタジー
小国の第四王子アルス。魔素による身体強化が当たり前の時代に、王族で唯一魔素が無い王子として生まれた彼は、蔑まれる毎日だった。
しかしある日、ひょんなことから無限に湧き出る魔素を身体に取り込んでしまった。その日を境に彼の人生は劇的に変わっていく。
士官学校に入り「戦略」「戦術」「武術」を学び、仲間を集めたアルスは隊を結成。アルス隊が功績を挙げ、軍の中で大きな存在になっていくと様々なことに巻き込まれていく。
領地経営、隣国との戦争、反乱、策略、ガーネット教や3大ギルドによる陰謀にちらつく大国の影。様々な経験を経て「最強部隊」と呼ばれたアルス隊は遂に新王国樹立へ。
異能バトル×神算鬼謀の戦略・戦術バトル!
☆史実に基づいた戦史、宗教史、過去から現代の政治や思想、経済を取り入れて書いた大河ドラマをお楽しみください☆

辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~
雪月夜狐
ファンタジー
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
他作品の詳細はこちら:
『転生特典:錬金術師スキルを習得しました!』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/906915890】
『テイマーのんびり生活!スライムと始めるVRMMOスローライフ』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/515916186】
『ゆるり冒険VR日和 ~のんびり異世界と現実のあいだで~』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/166917524】

時空の魔女と猫の蓼科別荘ライフ ~追放されたので魔道具作って生計立ててたら、元の世界で女神扱いされてる件~
じごくのおさかな
ファンタジー
勇者パーティから釈然としない理由で追放された魔女エスティは、自暴自棄になり、酔った勢いで時空魔法の秘宝を使用してしまう。そして転移された先は、なんと長野県茅野市の蓼科高原だった。
そこでエスティは気が付いてしまった。
なんか思っていた人生と違う。戦いや恋愛じゃない。もっとこう、悠々自適な生活を送りたい。
例えば……自宅は美しい森の中にあるような平屋のログハウスで、庭には露天風呂を完備。家電やネット環境はもちろんの事、なんと喋る猫も同―居してくれる。仕事も家で出来るような……そうだ、魔道具作りがいい。あとはアニメや特撮やポテチ。まずは家が必要だ、ちょっと楽しくなってきた。
これは、マイペースな魔女が蓼科で夢の別荘スローライフを叶えにいく物語。
――でも、滅びゆく世界から逃げたのに、果たしてそんな生活が許されるのか?
「……あれ、何か女神扱いされてません?」
※フィクションです。
※恋愛、戦闘はほぼありません。魔女と猫が山の中でぐうたらする現実逃避系です。
※女主人公ですが、男性の方でも読みやすいように軽めの三人称視点にしています。
※小説家になろう様で先行して更新しています。

野草から始まる異世界スローライフ
深月カナメ
ファンタジー
花、植物に癒されたキャンプ場からの帰り、事故にあい異世界に転生。気付けば子供の姿で、名前はエルバという。
私ーーエルバはスクスク育ち。
ある日、ふれた薬草の名前、効能が頭の中に聞こえた。
(このスキル使える)
エルバはみたこともない植物をもとめ、魔法のある世界で優しい両親も恵まれ、私の第二の人生はいま異世界ではじまった。
エブリスタ様にて掲載中です。
表紙は表紙メーカー様をお借りいたしました。
プロローグ〜78話までを第一章として、誤字脱字を直したものに変えました。
物語は変わっておりません。
一応、誤字脱字、文章などを直したはずですが、まだまだあると思います。見直しながら第二章を進めたいと思っております。
よろしくお願いします。

騎士団長のお抱え薬師
衣更月
ファンタジー
辺境の町ハノンで暮らすイヴは、四大元素の火、風、水、土の属性から弾かれたハズレ属性、聖属性持ちだ。
聖属性持ちは意外と多く、ハズレ属性と言われるだけあって飽和状態。聖属性持ちの女性は結婚に逃げがちだが、イヴの年齢では結婚はできない。家業があれば良かったのだが、平民で天涯孤独となった身の上である。
後ろ盾は一切なく、自分の身は自分で守らなければならない。
なのに、求人依頼に聖属性は殆ど出ない。
そんな折、獣人の国が聖属性を募集していると話を聞き、出国を決意する。
場所は隣国。
しかもハノンの隣。
迎えに来たのは見上げるほど背の高い美丈夫で、なぜかイヴに威圧的な騎士団長だった。
大きな事件は起きないし、意外と獣人は優しい。なのに、団長だけは怖い。
イヴの団長克服の日々が始まる―ー―。

ちょっと不運な私を助けてくれた騎士様が溺愛してきます
五珠 izumi
恋愛
城の下働きとして働いていた私。
ある日、開かれた姫様達のお見合いパーティー会場に何故か魔獣が現れて、運悪く通りかかった私は切られてしまった。
ああ、死んだな、そう思った私の目に見えるのは、私を助けようと手を伸ばす銀髪の美少年だった。
竜獣人の美少年に溺愛されるちょっと不運な女の子のお話。
*魔獣、獣人、魔法など、何でもありの世界です。
*お気に入り登録、しおり等、ありがとうございます。
*本編は完結しています。
番外編は不定期になります。
次話を投稿する迄、完結設定にさせていただきます。

悪役令嬢の生産ライフ
星宮歌
恋愛
コツコツとレベルを上げて、生産していくゲームが好きなしがない女子大生、田中雪は、その日、妹に頼まれて手に入れたゲームを片手に通り魔に刺される。
女神『はい、あなた、転生ね』
雪『へっ?』
これは、生産ゲームの世界に転生したかった雪が、別のゲーム世界に転生して、コツコツと生産するお話である。
雪『世界観が壊れる? 知ったこっちゃないわっ!』
無事に完結しました!
続編は『悪役令嬢の神様ライフ』です。
よければ、そちらもよろしくお願いしますm(_ _)m
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる