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1章 この世界と家族
0. 異世界に行こう
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ある日、私はこの世から去った。
生物として仕方がないし、この人生も決して楽ではなかったがいい人生だと思う。
生前は結婚もし、子供が生まれ、孫も出来た。
小さいながら会社を建て、徐々に成果がでて大きく成長し優秀な跡継ぎに恵まれた。
息子に後を任せ会社が徐々に大きくなりついに一大グループを築いてくれた。
私は一線を退いた後愛する妻とゆっくり過ごした、退いて十数年、
今まで出来なかった事、やりたいことや世界中旅行に出かけた。
数年後、妻が先に逝った。独り身になってしまったが妻とまた会おうと約束している
為そこまで悲しまなかった。
彼女の形見をいつも身につけしばらく好き放題生きていたが気がついたらこの世を
後にしていたようだ。最後少しヤンチャをしすぎて重い病気にかかってしまった。
反省、でもあまり苦しまずに死ねた。
それにしてもここは何処だ?
私死んだよね?病院のベットの上で。不安になり周囲を見回すとどこまでも白い空間
だが、足元から奥の方に道が出来ていた。
ご丁寧に案内用なのか道に赤い矢印が書かれてある、
このまま立ち止まっても何も起こらないだろう。
RPGであれば先に進めば何かイベントが起きるであろうと
私は矢印に沿って歩きだした。
代わり映えのしない白い空間を数分進んだ所で人々の会話する声が聞こえる、
三途の川でも近づいたのだろうか?
そのまま声のする方に進むと市役所みたいな建物が見えた。
川は見えない、建物の入口には白い装束を着た人々が並んでいた。
この時自分自身の姿を見直すと周囲の人々と同じ装束を着ていた、
いわゆる死装束というやつだ。
あれだな、葬式の時に着せられたやつか。
死んだら宙に浮いていて体が下に見えて息子一家がバタバタしていたが
遺書を残していたからそこまで揉めてなかったのが幸いだったな。
そのまま列に並び建物の奥まで進むと市役所みたいなカウンターが見えた。
「現世から離れこの世に来た方であればこちらの整理券をお取りください。」
とスーツ姿の角の生えた女性がタッチパネル式の整理券配布する機械を指して私に
呼びかけている。
…なんかハイテクだ、よく見たらカウンター内にPCらしきものもある。
あの世って鬼が亡者を管理しているって思ってたけど意外と進んでるんだね。
今考えても仕方がないので整理券を取ると80番と書かれていた。
「番号はアナウンスでお呼びします、ご案内しやすいよう受付にお呼びした番号が
表示されますのでそちらで対応いたします。」
と角のお姉さんに言われパイプ椅子に座って待つように言われた。
あのお姉さんはオーガというやつか、それとも鬼人だろうか?
困惑はしているが指示通り椅子に座って待つことにした、
初めてあの世に着たけど結構混んでるな。
帰っていく人たちは臨死体験というやつだろうか?
時間にして30分ぐらいだろうか?ついに私の出番がやってきた。
受付に行くと対応してくれたのは頭に光る輪をのせて羽が生えたスーツの女性だった。
「こんにちは、担当のミリエルと申します。よろしくお願いいたします。」
あ、これはご丁寧に。えっと私は…?あれ名前が思い出せない、それどころか
今までの人生思い出せないんですが?
「前世の名前は死亡を確認と同時に失効しました、ですので貴方の記憶に残って
いないので名乗らなくても大丈夫ですよ。」
と笑顔で返すミリエル嬢、そう言われると少し寂しい。
「さっそくですが貴方の前世の行いを審査した所、特に問題がございません。」
はぁ、よくわからないけど地獄行きは免れたのかな?閻魔様の裁判は?
「現世で言われる天国や地獄という世界はございません、罪を犯していない場合は
魂の記憶をリセットし新たな体へ定着させ新しい人生を送っていただきます。
しかし、罪を犯した場合は罪を浄化し人以外の生き物や植物に定着させ一定の
懲罰を行った後新たな人生を送るようにしています。」
ふむふむ、と言う事は私はそのまま生まれ変わるということですかな?
「残念ながら現世は少子化により転生数が限られ現在はお待ちいただく状態にあります。」
いやはやあの世まで少子化問題が直面しているとは、世知辛いですなー、
もし待つと答えた場合はどれくらい待てばいいのでしょう?
「えー、現在約1万名の方々がお待ちになっておりどれくらいのお時間がかかるかは
正確には申し上げられません。」
うーんそんなに居るんだ、しかし1万名か…。こりゃ最初から難儀だな…。
どうしよう、別に待ってもいいけど…?どのくらい時間がかかるんだろう…。
「どうしても待てない方や別に現世にこだわりが無いという方にこちらのプランが
ございますが、いかがでしょうか?」
ほう?どんなプランですかな?
「はい、現在異世界では人口増加の政策をしており多くの人々が異世界に旅立って
おります。なお、期間限定で前世の行いにより一つレアスキルをプレゼントする
キャンペーンを行っております。」
…異世界転生か…、生前その手のラノベも幾つか読んだけどまさか自分がそういう
境遇になるとは…。
まぁ、特に現世にこだわりもないし異世界にも興味があるからな。
ミリエルさん異世界転生希望でオナシャス。
「かしこまりました、ではレアスキルはこちらのほうから一つだけお選びください。」
さてさて、どんなのがあるかな?ふむふむ、こういうラインナップですか。
いやはや、これは迷いますな…。…よしこれにしよう。
「はい、かしこまりました。ではこれより貴方の魂を異世界に送ります。
説明が遅れましたが新しい世界は中世ヨーロッパをベースに現在はある程度
文明が進んでいる状態にあります。そして人族と敵対する魔物も存在する世界
です、もしかすると命を落とす可能性もありますのでご注意ください。」
…うわぁ、想像どおりですかw 色んな意味で楽しそうだけどね。
「ではそろそろあちらの世界に送ります、今生では良きよう幸あらんことを…、
ぐっどらっく…」
ミリエルさんが良い顔して親指を向けた瞬間白い光に包まれました。
さぁ、新たな物語の始まりだ…
生物として仕方がないし、この人生も決して楽ではなかったがいい人生だと思う。
生前は結婚もし、子供が生まれ、孫も出来た。
小さいながら会社を建て、徐々に成果がでて大きく成長し優秀な跡継ぎに恵まれた。
息子に後を任せ会社が徐々に大きくなりついに一大グループを築いてくれた。
私は一線を退いた後愛する妻とゆっくり過ごした、退いて十数年、
今まで出来なかった事、やりたいことや世界中旅行に出かけた。
数年後、妻が先に逝った。独り身になってしまったが妻とまた会おうと約束している
為そこまで悲しまなかった。
彼女の形見をいつも身につけしばらく好き放題生きていたが気がついたらこの世を
後にしていたようだ。最後少しヤンチャをしすぎて重い病気にかかってしまった。
反省、でもあまり苦しまずに死ねた。
それにしてもここは何処だ?
私死んだよね?病院のベットの上で。不安になり周囲を見回すとどこまでも白い空間
だが、足元から奥の方に道が出来ていた。
ご丁寧に案内用なのか道に赤い矢印が書かれてある、
このまま立ち止まっても何も起こらないだろう。
RPGであれば先に進めば何かイベントが起きるであろうと
私は矢印に沿って歩きだした。
代わり映えのしない白い空間を数分進んだ所で人々の会話する声が聞こえる、
三途の川でも近づいたのだろうか?
そのまま声のする方に進むと市役所みたいな建物が見えた。
川は見えない、建物の入口には白い装束を着た人々が並んでいた。
この時自分自身の姿を見直すと周囲の人々と同じ装束を着ていた、
いわゆる死装束というやつだ。
あれだな、葬式の時に着せられたやつか。
死んだら宙に浮いていて体が下に見えて息子一家がバタバタしていたが
遺書を残していたからそこまで揉めてなかったのが幸いだったな。
そのまま列に並び建物の奥まで進むと市役所みたいなカウンターが見えた。
「現世から離れこの世に来た方であればこちらの整理券をお取りください。」
とスーツ姿の角の生えた女性がタッチパネル式の整理券配布する機械を指して私に
呼びかけている。
…なんかハイテクだ、よく見たらカウンター内にPCらしきものもある。
あの世って鬼が亡者を管理しているって思ってたけど意外と進んでるんだね。
今考えても仕方がないので整理券を取ると80番と書かれていた。
「番号はアナウンスでお呼びします、ご案内しやすいよう受付にお呼びした番号が
表示されますのでそちらで対応いたします。」
と角のお姉さんに言われパイプ椅子に座って待つように言われた。
あのお姉さんはオーガというやつか、それとも鬼人だろうか?
困惑はしているが指示通り椅子に座って待つことにした、
初めてあの世に着たけど結構混んでるな。
帰っていく人たちは臨死体験というやつだろうか?
時間にして30分ぐらいだろうか?ついに私の出番がやってきた。
受付に行くと対応してくれたのは頭に光る輪をのせて羽が生えたスーツの女性だった。
「こんにちは、担当のミリエルと申します。よろしくお願いいたします。」
あ、これはご丁寧に。えっと私は…?あれ名前が思い出せない、それどころか
今までの人生思い出せないんですが?
「前世の名前は死亡を確認と同時に失効しました、ですので貴方の記憶に残って
いないので名乗らなくても大丈夫ですよ。」
と笑顔で返すミリエル嬢、そう言われると少し寂しい。
「さっそくですが貴方の前世の行いを審査した所、特に問題がございません。」
はぁ、よくわからないけど地獄行きは免れたのかな?閻魔様の裁判は?
「現世で言われる天国や地獄という世界はございません、罪を犯していない場合は
魂の記憶をリセットし新たな体へ定着させ新しい人生を送っていただきます。
しかし、罪を犯した場合は罪を浄化し人以外の生き物や植物に定着させ一定の
懲罰を行った後新たな人生を送るようにしています。」
ふむふむ、と言う事は私はそのまま生まれ変わるということですかな?
「残念ながら現世は少子化により転生数が限られ現在はお待ちいただく状態にあります。」
いやはやあの世まで少子化問題が直面しているとは、世知辛いですなー、
もし待つと答えた場合はどれくらい待てばいいのでしょう?
「えー、現在約1万名の方々がお待ちになっておりどれくらいのお時間がかかるかは
正確には申し上げられません。」
うーんそんなに居るんだ、しかし1万名か…。こりゃ最初から難儀だな…。
どうしよう、別に待ってもいいけど…?どのくらい時間がかかるんだろう…。
「どうしても待てない方や別に現世にこだわりが無いという方にこちらのプランが
ございますが、いかがでしょうか?」
ほう?どんなプランですかな?
「はい、現在異世界では人口増加の政策をしており多くの人々が異世界に旅立って
おります。なお、期間限定で前世の行いにより一つレアスキルをプレゼントする
キャンペーンを行っております。」
…異世界転生か…、生前その手のラノベも幾つか読んだけどまさか自分がそういう
境遇になるとは…。
まぁ、特に現世にこだわりもないし異世界にも興味があるからな。
ミリエルさん異世界転生希望でオナシャス。
「かしこまりました、ではレアスキルはこちらのほうから一つだけお選びください。」
さてさて、どんなのがあるかな?ふむふむ、こういうラインナップですか。
いやはや、これは迷いますな…。…よしこれにしよう。
「はい、かしこまりました。ではこれより貴方の魂を異世界に送ります。
説明が遅れましたが新しい世界は中世ヨーロッパをベースに現在はある程度
文明が進んでいる状態にあります。そして人族と敵対する魔物も存在する世界
です、もしかすると命を落とす可能性もありますのでご注意ください。」
…うわぁ、想像どおりですかw 色んな意味で楽しそうだけどね。
「ではそろそろあちらの世界に送ります、今生では良きよう幸あらんことを…、
ぐっどらっく…」
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さぁ、新たな物語の始まりだ…
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