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第二章 王国革命からの害虫貴族駆除編
150.違う……俺は一人じゃない!!俺は英雄だ!!(SIDE:クズ) ※ クズ5度目のざまぁ回(その6)
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「なんだこれは!!!!」
クズは声を張り上げた。
意義ありっとばかりに大声で騒ぎ立てて、このお祭りムードに冷や水を浴びせようとした。
だが、誰もかれもクズの事をみなかった。
ハイドに肩車されたアーデルもクズを一瞥こそすれど、それだけだ。
まるで興味ないかのような振る舞いにクズは激怒する!!!
「アーデル!!その態度はなんだ!!!処刑だ!!!誰か奴を処刑しろ!!!!」
クズは叫ぶも、誰もその声に応えてくれない。
ただ一人、世界から取り残されたかのごとく……
つい先ほどまで居たはずの取り巻き、アインとツヴァイさえも居なくなり………
周囲から人が消えてしまった。
“ソウダナ、オマエハヒトリダ……”
「違う……俺は一人じゃない!!俺は英雄だ!!」
デルフリにとって、この日は皆から英雄として褒めたたえられるはずだった。
生意気なアーデルを処刑し、皆から祝福されながら新たな王となる。
そして、捕らわれの身となっていたクラーラを救いだし、『真実の愛』の元に告白。
そんな未来を描いていたのに、結果はみての通りだ。
クズは王太子どころか王家からも追放された。
王の座はアーデルが奪った。
尊い血なんて一切引いてない下賤な者が神聖なる王の座に着いたというのに……
皆がアーデルを祝っていた。
それだけでなく、自分という婚約者を差し置いて新たな婚約者を……
自分には一切向けなかった笑顔を見せている事実に……
“ケケケケ!ナニモカモウバワレタジャクシャノクノクセニ、ショウシャヲシットトハミジナモノダ”
「ふざけるな!!!!俺は王になる男だ!!!この国は俺のものだ!!!アーデルのものでない!!!!俺のものだ!!!!返せ!!!!今すぐ返せ!!!!」
クズは改めて叫んだ!!
逆恨みとも言えるような呪詛が籠ったその言葉であっても、周囲は顧みない。
まるで、世界全てから拒絶されたかのように……デルフリの手元に残らなかった。
“ワカッテルノダロウ、ソレラヲオマエガテニスルコトハナイ!!!”
「黙れ!!!それらは俺のものだ!!!今すぐ返せ!!!」
それでもクズは叫ぶ。
自分が何を言ってるのか……
自分自身わからないまま、ただ叫ぶだけ。
最早自分の声が届かないとわかってても叫ぶしかなかった。
ただただ、叫ぶだけしか出来ないのだから……
やがて、その叫びも無駄と理解したのかいつしか叫ぶのをやめた。
その代わりとして、クズは笑い出す。
「は、はははは……ははははは。俺は何をやってるんだろうな」
つぶやいたところで、答えてくれる者はいない。
最早自分を顧みる者なんていない。
そのはずであったが……
「デルフリ様……」
そんなクズに声をかけてくれる者が現れた。
振り返れば、そこに居たのは……
「ク、クラーラ……なのか」
「ええ、その通りです。デルフリ様」
クラーラは笑う。
いつ会っても変わる事のない笑顔で迎えてくれた。
その事実にクズは確信した。
「そうか……俺達は『真実の愛』で結ばれてるからな。こんな俺でも愛してくれてるんだろう」
そう、クラーラは俺に惚れている。
だからこそ、クラーラは今の情けない自分でも受け入れてくれる。
そう思っての発言であるもクラーラの返答は予想外のものであった。
「…………はぁ!?気色悪い事ぬかしてるわけぇ~?」
「ク、クラーラ……?」
聞き間違いかと思った。
いつも女神のような慈悲をみせてくれているクラーラの口から出たとは思えない程の罵声だ。
本当に間違いだと……
夢だと思いたかったが……
「残念ながら、ここは現実ですよ。げ・ん・じ・つ……」
クラーラの言葉は一切の遠慮がなかった。
だが、遠慮なかったのはここからである。
「デルフリ様……あえてデルフリ様と言うけど、今まで私が優しかったのはアーデルお義姉様との婚約者だったからです!!
デルフリ様はどうしようのないクズでも未来の王様で義兄なわけだし、国の安寧を考えたら義兄妹同士が仲悪いなんて対外的に問題あるでしょう。だからこそ、私は本音を隠して無難に相手してあげてたのです!!
でも今のデルフリ様はアーデルお義姉様の婚約から外された挙句に……」
「違う!!俺はまだアーデルと婚約してる!!!」
「残念ながら、破棄されちゃってますよ。というか、あの日に態々書類まで用意しといて何今さら?」
「ち、違う……あれはつい出来心という奴で……」
自分でも何を言ってるのか……
心の中では無駄とわかってるのに……
最早アーデルは自分なんて露程も思ってないのは気付いてるのに……
というより、クラーラと結婚したいのになぜアーデルと婚約してるなんて言ってるのか……
本当に自分が何言ってるかわからなかった。
そんな有様だからか、クラーラは頭抱えながらはぁっと溜息をつきはじめた。
「まぁこの際どうでもいいか。どう足掻いてもアーデルお義姉ちゃんとは結婚できないわけだしね。そして……私ともね」
「な、なぜだ!?俺の事愛してる……んじゃなかったのか!!」
「あ~うん。残念だけど、私とデルフリ様とはね。愛とかそうした個人の思惑ではどうにもならないぐらい大きな障害があるの」
「な、なぜだ!!愛さえあれば障害なんて」
「例え愛しあってようとも、実の妹を伴侶になんてできないでしょうに」
クズは声を張り上げた。
意義ありっとばかりに大声で騒ぎ立てて、このお祭りムードに冷や水を浴びせようとした。
だが、誰もかれもクズの事をみなかった。
ハイドに肩車されたアーデルもクズを一瞥こそすれど、それだけだ。
まるで興味ないかのような振る舞いにクズは激怒する!!!
「アーデル!!その態度はなんだ!!!処刑だ!!!誰か奴を処刑しろ!!!!」
クズは叫ぶも、誰もその声に応えてくれない。
ただ一人、世界から取り残されたかのごとく……
つい先ほどまで居たはずの取り巻き、アインとツヴァイさえも居なくなり………
周囲から人が消えてしまった。
“ソウダナ、オマエハヒトリダ……”
「違う……俺は一人じゃない!!俺は英雄だ!!」
デルフリにとって、この日は皆から英雄として褒めたたえられるはずだった。
生意気なアーデルを処刑し、皆から祝福されながら新たな王となる。
そして、捕らわれの身となっていたクラーラを救いだし、『真実の愛』の元に告白。
そんな未来を描いていたのに、結果はみての通りだ。
クズは王太子どころか王家からも追放された。
王の座はアーデルが奪った。
尊い血なんて一切引いてない下賤な者が神聖なる王の座に着いたというのに……
皆がアーデルを祝っていた。
それだけでなく、自分という婚約者を差し置いて新たな婚約者を……
自分には一切向けなかった笑顔を見せている事実に……
“ケケケケ!ナニモカモウバワレタジャクシャノクノクセニ、ショウシャヲシットトハミジナモノダ”
「ふざけるな!!!!俺は王になる男だ!!!この国は俺のものだ!!!アーデルのものでない!!!!俺のものだ!!!!返せ!!!!今すぐ返せ!!!!」
クズは改めて叫んだ!!
逆恨みとも言えるような呪詛が籠ったその言葉であっても、周囲は顧みない。
まるで、世界全てから拒絶されたかのように……デルフリの手元に残らなかった。
“ワカッテルノダロウ、ソレラヲオマエガテニスルコトハナイ!!!”
「黙れ!!!それらは俺のものだ!!!今すぐ返せ!!!」
それでもクズは叫ぶ。
自分が何を言ってるのか……
自分自身わからないまま、ただ叫ぶだけ。
最早自分の声が届かないとわかってても叫ぶしかなかった。
ただただ、叫ぶだけしか出来ないのだから……
やがて、その叫びも無駄と理解したのかいつしか叫ぶのをやめた。
その代わりとして、クズは笑い出す。
「は、はははは……ははははは。俺は何をやってるんだろうな」
つぶやいたところで、答えてくれる者はいない。
最早自分を顧みる者なんていない。
そのはずであったが……
「デルフリ様……」
そんなクズに声をかけてくれる者が現れた。
振り返れば、そこに居たのは……
「ク、クラーラ……なのか」
「ええ、その通りです。デルフリ様」
クラーラは笑う。
いつ会っても変わる事のない笑顔で迎えてくれた。
その事実にクズは確信した。
「そうか……俺達は『真実の愛』で結ばれてるからな。こんな俺でも愛してくれてるんだろう」
そう、クラーラは俺に惚れている。
だからこそ、クラーラは今の情けない自分でも受け入れてくれる。
そう思っての発言であるもクラーラの返答は予想外のものであった。
「…………はぁ!?気色悪い事ぬかしてるわけぇ~?」
「ク、クラーラ……?」
聞き間違いかと思った。
いつも女神のような慈悲をみせてくれているクラーラの口から出たとは思えない程の罵声だ。
本当に間違いだと……
夢だと思いたかったが……
「残念ながら、ここは現実ですよ。げ・ん・じ・つ……」
クラーラの言葉は一切の遠慮がなかった。
だが、遠慮なかったのはここからである。
「デルフリ様……あえてデルフリ様と言うけど、今まで私が優しかったのはアーデルお義姉様との婚約者だったからです!!
デルフリ様はどうしようのないクズでも未来の王様で義兄なわけだし、国の安寧を考えたら義兄妹同士が仲悪いなんて対外的に問題あるでしょう。だからこそ、私は本音を隠して無難に相手してあげてたのです!!
でも今のデルフリ様はアーデルお義姉様の婚約から外された挙句に……」
「違う!!俺はまだアーデルと婚約してる!!!」
「残念ながら、破棄されちゃってますよ。というか、あの日に態々書類まで用意しといて何今さら?」
「ち、違う……あれはつい出来心という奴で……」
自分でも何を言ってるのか……
心の中では無駄とわかってるのに……
最早アーデルは自分なんて露程も思ってないのは気付いてるのに……
というより、クラーラと結婚したいのになぜアーデルと婚約してるなんて言ってるのか……
本当に自分が何言ってるかわからなかった。
そんな有様だからか、クラーラは頭抱えながらはぁっと溜息をつきはじめた。
「まぁこの際どうでもいいか。どう足掻いてもアーデルお義姉ちゃんとは結婚できないわけだしね。そして……私ともね」
「な、なぜだ!?俺の事愛してる……んじゃなかったのか!!」
「あ~うん。残念だけど、私とデルフリ様とはね。愛とかそうした個人の思惑ではどうにもならないぐらい大きな障害があるの」
「な、なぜだ!!愛さえあれば障害なんて」
「例え愛しあってようとも、実の妹を伴侶になんてできないでしょうに」
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