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第一章 逆断罪劇からのクズざまぁ編
登場人物紹介(第二章136話まで網羅済)
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人物や地名等は大体由来有り。
例として主要人物は『アルプスの少女ハイジ』からの引用である。
そして舞台となる王国名『フランクフルト』はハイジ達が住む国の名前が由来。
決して食べ物由来ではない……と言い切れないのがあれである。
>>1話~5話で初登場ネームドキャラ
>アーデル・アムル(18歳)
アムル辺境伯の末っ子令嬢。
田舎育ちで平民感覚の強い天真爛漫な口より先に手が出る超人系脳筋ヒロインで一応次期王太子妃。
一度怒ればいかなる者も成すすべなく蹂躙される運命を辿る程に凶悪。
その有様はブレーキのない猛牛と称されて恐れられるも、大国である帝国の皇帝から為政者としての才覚を認められるぐらいだから言うほど脳筋でも凶悪でもない。
ただし、義妹のためなら死ねるシスコンなので、義妹が関わるとブレーキがあんまり効かなくなる。
由来はハイジの本名『アーデルハイド』より。
アムルはハイジの祖父『アルムおんじ』より。
ア“ム”ルはただの誤字だったが、直すのめんどくさいからそのままにした。
>クラーラ・アムル(17歳)
赤子の頃にアムル辺境伯の養女となったアーデルの義妹。
生まれながらの奇病を持つ醜い赤子だったため、生まれてすぐに親から捨てられたという不憫な過去を持つも、義姉を筆頭としたアムル家から過剰なほどの愛情をもらっているので過去はあまり気にしてない。
幼少期は自力で歩くことすら出来ない程に病弱だったものの、現在は病を克服して歩くどころか走れる程の健康体となった。将来は自分のような病を癒す薬を作る薬師……の才覚なかったので変わりに薬を必要な人の元に届ける商人の道を目指し始めた。
特訓の末に身に着けた営業スマイルは男達を意図せず魔性を秘めており、そのせいで大小様々なトラブルが起きる。その最もたる例がクズ王太子からの求婚だろう。
相手が相手なのでクラーラも当初は穏便に対処するも、超が付くほどのクズにそれは悪手だったらしく……
由来は……カットで
>デルフリ・フランクフルト(18歳)
1000年続くフランクフルト王国の王家の血を引くただ一人の王子。
馬鹿で考えなしで独りよがりなどうしようもないクズであっても、他に適任者がいないから自動的に王太子となった、通称『クズ』
政略としてアーデルと婚約するも、本人はアーデルではなく義妹のクラーラに夢中。
そのためにアーデルを追い出してクラーラと婚約を結ぼうといろいろ企むも……
由来はハイジ達が住む村『デルフリ』より
>国王トビアス(37歳)
強国の帝国から同盟の証として嫁いできた第4皇女ブリキッテではなく平民出身の側妃ハイジを溺愛して子作りまでしてしまった愚かな王。側妃の死後は自室に引きこもっており、公の場以外でその姿を見る者はほとんどいない。
っというか、公の場にすらもほとんど姿を現さない。
そのため、顔を知る者もほとんどいない……?
由来はハイジの父『トビアス』より
>王妃ブリギッテ(48歳)
南の海を越えた先の大陸の大半を支配する大国、クールーラオロウ帝国の前皇帝直系の血を引く第4皇女。
当初は同盟の証としてトビアスの兄と婚約するも、その婚約者が物語開始30年前に王国を滅ぼしかねない程の大事件を引き起こし、王妃は収拾のために……
事件後は現国王トビアスと新たに婚約を結び、王から不遇な扱いされながらも一切文句を言わず物語開始直前まで王国のために尽力してきた苦労人。
あまりに苦労を重ね過ぎてるせいか、年齢以上に老けてみえているとか……
後、たまに未来の出来事がわかってるかのような言動や行動をとることもある?
由来はペーターの母『ブリギッテ』より。
『クールーラオロウ』は酢豚の中国読。
>側妃ハイジ(故20)
国王トビアスと『真実の愛』で結ばれた平民出身の側妃。
デルフリの実の母であるも、物語開始17年前の第二子出産時に儚く亡くなってしまう。
命と引き換えに生み落とされた赤子は公式に死産と発表されるも……?
ちなみに、第二章で判明した人物像だが、血の気の多くて直情で動くというアーデルとほぼ似たようなタイプだとか(モデルとなった人物が同一だから必然ともいうが)
そんな気質は悪い意味で息子に遺伝してしまったようだ。
由来は……略
>ビィト(37歳)
王宮内で配膳係を筆頭に様々な雑用をこなす平民出身のモブ使用人。
それが全てと思いきや、実は………
とりあえず、第二章にて王の側妃となったハイジとは同郷であり、血のつながりはないが一つ屋根の下で兄妹同然に育った仲らしい。
そして、15歳頃に帰郷した際は若気の至りで夕べはお楽しみをやったという噂が……?!
由来は……????より
>>6話~2⑨話で初登場ネームドキャラ
>ロンケン・アムル(49歳)
アーデルの父でアムル辺境領を治める当主。
東に魔王城という世界屈指な魔境と隣接する世紀末クラスにやばい領土の当主なだけあってその強さは人類最強。
今日も今日とて領兵のモヒカン軍団を率いて自領の魔物退治に精を出している。
由来は某世紀末漫画のお父さん
>ユリア・アムル(48歳)
アムル辺境伯夫人であり、人類最強な夫を条件次第では一方的のボコる事が出来る最強のお母さん。
平民出身だけど貴族の礼儀作法に詳しく、その他薬学や経済学といった様々な知識を有してる等すごいハイスペック。
ブリギッテ王妃とは本音で話せるマブダチでもあり、王妃から『お前のような平民がいるか!?』っとよく突っ込まれるも、本人はあくまで平民と言い張っている。
由来は某世紀末漫画での皆のアイドル
>ロッテン・ゼーゼマン(18歳)
王国内唯一の公爵家で宰相を父に持つ公爵令嬢。
公爵領の港町で海の荒くれにもまれながら育ったせいで、海賊の女頭領みたいな素を持っている。
アーデルとは幼少期から付き合いのある幼馴染でもあり、アーデルと気兼ねなく……クラーラに拳骨を入れても許される程に仲が良い。
一見すればアーデルやクラーラへの突っ込み役でストッパー的な役目と思いきや、彼女も彼女でアーデルとは別方向に暴走しやすい。
将来の王国のトップとナンバー2がこんなでは、王国の未来が心配である……
由来はハイジの家庭教師『ロッテンマイヤー』より
『ゼーゼマン』はクララの父より
>マイヤー・ヴァレーブラック(18歳)
ヴァレーブラック子爵家令息でロッテンの婚約者。
初登場時にはクズの側近として厭味ったらしく眼鏡をくいくいしながらアーデル達を見下す発言するも……
その実態はクズの動向を探ってはアーデル達に情報を流すスパイ枠。
アーデル達が苦手とする策略や裏工作を一手に引き受ける有能な男なのだが、本性は変態という名前の紳士なドM。
そのせいで女性陣からの扱いは少々悪い。でも本人はそのぞんざいな扱われ方を楽しんでいる。
由来はハイジの家庭教師『ロッテンマイヤー』より。
『ヴァレーブラック』はアルプス山脈で育つ羊の品種『ヴァレーブラックノーズ』
>ペーター・シュバルツ(20歳)
アイベックス男爵家の嫡男で騎士団長を父に持つ、将来有望な新米近衛騎士。
寡黙で無駄口叩かず、クズに忠誠を尽くして警護する騎士の鏡というべき人物であるも……
マイヤーと同様、その忠誠は表向きであって裏ではクズを嫌悪してる。
後、寡黙なのは役作りであって本性は割と軽くてお調子者。さらにいえば剣よりステゴロの方が強かったりもする。
由来は羊飼いの少年『ペーター』より
シュバルツは『ヴァレーブラックノーズ』のドイツ語『シュバルツナーゼ』
>メイ(18歳)
幼少期の頃からアーデルへの盲目的な忠誠を尽くす侍女。
あまりに忠誠が強すぎてアーデルを侮辱するクズに対して狂犬のようになってるも、アーデルより先に切れるおかげで逆にアーデルが冷静さを取り戻すというある種のストッパーの役目も担っている。
作中はっきりと描写させてないが、高レベルな風魔法の使い手。
風の魔力を纏わせての手刀は血の一滴も流さず両断するほどの切れ味があるも、当人は血の雨が降らないからっという理由で滅多に使わない。でも、汚物消毒の際は遠慮なく使う。
由来は村の羊の名前……だったと思う
>カナリア(18歳)
公爵令嬢ロッテンに仕える侍女。
メイとは主人同様に仲が良く、主人が目の前にいるのに主人に際して堂々愚痴ったりとアレな人物。
それでも他と比べたら圧倒的に没個性なせいか少々影が薄い。でも出番はそれなりに多い。
由来はクララの飼っている小鳥『カナリア』から
>ドムレシュク(70歳)
ブリギッテが幼少期の頃から仕えてきた教育係で王妃視点だと頭の上がらない爺ポジション。通称ドム爺。
王宮のお目付け役兼相談役でもあり、皆の相談に乗りながら様々な人材を育ててるも……
一部からは王国乗っ取りを企んでるのではっとの噂のせいで警戒されている。
ちなみに、その噂は王妃に仇名す者をホイホイするために本人がわざと流した噂である。
由来はアルムおんじの出身地『ドムレシュク』より
>ユキ&マイ(14歳)
クラーラに仕える双子の侍女姉妹であり、アーデルの侍女であるメイの妹。
ユキは活発なお調子者でマイは物静かな毒舌家っと性格はあまり似てないけど、双方ともに残虐な本性を有してる所はやっぱり双子。
姉と同じく魔力持ちでユキが炎魔法、マイが氷魔法の使い手。
由来はペーターが飼っているヤギの『ユキ』と某アホ毛の魔界神に仕える魔法使い『ユキ』の相方『マイ』から
ゆきぐに~まいたけ~
>ウール(18歳)
孤児出身で本来なら商業ギルドでの下働きで終わるところ、クラーラと出会った事で人生が一変。自身の才覚と波ならぬ努力と幸運のおかげで王宮の官僚にまで成り上がった主人公属性持ちな男。
クラーラに恋心を抱く時期もあったが、立ちふさがる超人系シスコンお義姉ちゃんを前にして撤退を選択。後々に伯爵家への婿入りが打診されて貴族の仲間入りとなるも、貴族の価値観?に適応できず戸惑う日々が続いている。
由来は羊毛の『ウール』と『売る』
>リーメ(16歳)
ウールと同じ孤児院出身で、ウールとは血の繋がりはなくとも兄として慕っている。
商業ギルドで貴族令息と揉めるというピンチな所をクラーラに助けてもらい、以後はクラーラの助けになりたいっと侍女になる事を決意。
だが、孤児出身を差し引いてもがさつな性格が災いしてか、侍女として認められずメイドのまま。
それでもいつか侍女になる事を目指して、今日もクラーラの傍に控えている。
由来は『メリーさんの羊』
>フェルト(18歳)
ギスカーン家の嫡男であり、当初は典型的な貴族のドラ息子。だが、クラーラからのOHANASHIによって(物理的に?)一皮剥けた男。
以後は勉学に励みたいウール達のため、家庭教師を頼む等して便宜を図る等皮肉屋ながらも平民や孤児に理解ある貴族となった。
ちなみに2歳上の優秀な姉がおり、その事で少々コンプレックスを抱えていたとか……
由来は羊毛で作られる布の『フェルト』
>ケイト(20歳)
ウールの婚約者で秘書兼侍女としてサポートもする伯爵令嬢。
昔は典型的な貴族令嬢の淑女であるも、アーデル陣営に染まったせいで令嬢らしからぬ言動や行動が飛び出るようになってしまった。
そのあり様に家族は嘆いてる……っと思いきや、アーデル陣営に加わればこうなると予測されてたためか普通に受け入れられてる。
ちなみに家名はギスカーン家であり、フェルトの姉でもある。
由来は羊毛を紡いだ糸の『毛糸』
>ギスカーン子爵(42歳)
先代から商売に主体を置く事で今の地位を得たギスカーン子爵家の当主。本名は『ジーン』で本編開始時には伯爵家へと成り上がった。
当主となる前からアムル辺境領に出入りしてた事もあってアムル家に理解ある数少ない貴族家の一つ。
昔は跡取り息子の横暴っぷりに頭を悩ませていたが……
由来は羊肉の焼肉『ジンギスカン』
>ヴィクス&エッジ(29歳)
王宮を警護するモブ衛兵。
ただのチョイ役として登場する一発キャラと思いきや……
後々に登場した際には処罰覚悟で自らの正義を示すといった、一発キャラながらも良い見せ場をもらってたりする。
もっとも、そのせいでロッテンが頭悩ます事態となったのは余談である。
由来は最終幻想の序盤の名脇役コンビ『ビッグス&ウェッジ』
>>30話~35話で初登場ネームドキャラ
>シムル(70歳)
ドム爺の妻であり、夫婦でブリギッテ王妃を幼少期から支えてくれる忠臣者。
温泉好きで休暇を取っては各地の温泉を渡り歩くのを趣味としている。
子宝には恵まれず、その寂しさから産婆として立ち会っていたブリギッテやデルフリを娘や孫のように思っている。
由来はドムレシュク州に属する地方の一つ『シムル』より
>ザルフリ(故18歳)
本編開始から30年前の卒業式という祝いの席で帝国の皇太子を切り殺すという前代未聞のやらかしを行ったブリギッテの元婚約者で元王太子。
ある意味では全ての元凶ともいえるような愚者であり、その代償は2回首をねじ切られるという運命で終わりを迎えるも……
由来はタロットの愚者を意味する『THE FOOL』+デルフリ
>ユリネ(故18歳)
ザルフリから『真実の愛』の相手としてストーキングされていた、ある種のヒロイン的立ち位置の平民。
他所の世界ならブリギッテを悪役令嬢として陥れる腹黒ヒロインの役だが、彼女にはすでに相思相愛だった婚約者が居た事もあってザルフリの求婚を断るだけでなく論する程度の常識持ちだった。
ただし、戦闘力や諸々の知識は明様に『お前のような平民がいるか!?』と突っ込みたくなるほどに常識が通用しない謎の多い人物。
公式ではザルフリ達が処刑された後、王国を騒がせた原因の一人として責任取るかの如く千尋の谷へと飛び込んで死んだとされるも…………
由来はお花の『百合根』。
世紀末編で某伝承者から恋人と勘違いされてた、某邪神を召喚したゴスロリ女子大生とは関係ない?
>>36話~55話で初登場ネームドキャラ
>シィプシィ(22歳)
アムル辺境領出身で商業ギルドに所属する、次期ギルド長とも称されるほどの才覚を持つギルド員。通称シシィ姉(姐)
ドム爺の弟子でもあり、本編開始8年前にアムル家へと派遣された外交官の一人でもある。その際にクラーラから弟子入りを志願され商売のイロハを教え込んだ、クラーラにとっての師匠ポジ。
普段は商売人らしく物腰柔らかいお姉さんであるも、腹の中はマイヤーと匹敵するほどに黒い。
どうやらドム爺の弟子は優秀となる代わりに腹が黒くなってしまう傾向があるようだ?
由来は羊の英語読み『シープ』だけど、クズの馬鹿さ加減をわからせるために少々捻ったのは余談であるw
>ロンジュ(17歳)
若くしてランクSまで登りつめた筆頭冒険者。
シシィ姉とは仕事仲間として懇意にしてるも、アーデルとは浅からぬ因縁がある。
その因縁は……まぁあれだ。一時期お義姉ちゃんの『ブッコロス』リストの最上位に入れられ、本当に殺されかけた事があるっとだけ伝えておこう(ぇ
由来はサーロインのフランス語『シュールロンジュ』
>ハイド・クールーラオロウ(18歳)
クールーラオロウ帝国の第4皇子であり、アーデル達が留学した帝国学園での同級生。そして、アーデル以上の脳筋な大男。
アーデルがすでに婚約済であっても構わず求婚するほどアーデルを好いており、その一途さにアーデルは好感を抱くも……空気の読めなさっぷりでいろいろ台無しにしている。
ちなみに彼の母がロッテンの父の姉であるため、ロッテンとは従兄妹同士でもある。
由来はハイジの本名『アーデルハイド』
>ヨーゼフ(20歳)
アムル家が経営する孤児院出身であり、若くして大司教まで上りつめた天才。
本人は経験と実績が全く足りない事もあって大司教を辞退したいと思ってるが、他に適任者がいないので仕方なく就いている。
性格が気弱で少々……いや、かなり頼りないけどアムル領出身者なだけあってやる時はやってくれる男でもある。
ちなみに、子供のころからクラーラの看病をしてきたために医療知識は豊富。さらに看病の最中に回復魔法を発現させた事で医者ではなく聖職者の道を目指す事にしたとか……
由来はアルムおんじが飼ってる犬の名前より
>ミスミ(19歳)
男爵令嬢で法務部に所属するアーデルの側近の一人。
側近に取り立てられるだけあって仕事ぶりは優秀であるも、同性愛を神聖視する腐った趣味を持ってるのが玉にキズ。
そんなのがなぜ法務部に所属できたかというと……仕事中や公的な場では自分の趣味嗜好をあまり表に出さない程度に振舞えるからである。
後、アーデルを始めとするトップがそれ以上に危ないってのもある……かも?
由来は竜冒険の腐った死体のデフォルトネーム『スミス』より
>フラン(19歳)
ヨーゼフ大司教のお付きの神官でいわゆる侍女兼秘書ポジの人。
教会所属な事もあって厳格な性格かと思いきや、柔軟を通り越して常識に捕らわれないような発想もいける口。
男爵令嬢のミスミとは同じ趣味を持つ同志であり、プライベートの時は……
これ以上語る必要ないですよね?
由来はそのまんま、『腐乱』
東の山奥に住んでる悪魔の妹様とは多分関係ない。
>アンコ(?歳)
黒いローブと大鎌を携えた、定番通りな自称清く正しい死神。
ブリギッテ王妃に二週目の人生を歩ませたり、クラーラの寿命を伸ばしたりっと物語の随所で暗躍してるようだが、その真意が語られる事はない……?
とりあえず、登場人物の死にはほぼ確実に彼女が何らかの形で絡んでるのは確定といっていいだろう。
由来はお供えモノの定番である和菓子の必需品『餡子』
>>56話~77話で初登場ネームドキャラ
>アイン&ツヴァイ(18歳)
クズの取り巻きで太鼓持ち。侯爵家の嫡男ぐらいしかとりえのない無能なサンドバック。
そんな扱いなので当初は取り巻きA&Bと称してたが、出番や会話がそこそこあるこいつらが名無しだと不都合出てきたので仕方なくネームドに昇格させた経緯があるとか……
由来はドイツ語の『1』と『2』
>レアちゃん
死神のアンコからスマホ越しで会話してた謎の人物。
『レアちゃん』はアンコがそう呼んでいただけで、本名は不明。
さらに、第一章の最後となる77話の最後に出てきた謎の人物からは『レアママ』と呼ばれてた事から、どうやら子持ちっぽい?
由来は……そもそも本名が明らかになってないから由来も何もないだろっである。
ただまぁ、しいていうなら…………本編開始から120年前の出来事を書いたお話にレアの名前を持つキャラが居たような居なかったような……???
>>(第二章)78話~⑨0で初登場ネームドキャラ
>アルパイン(故89歳)
アルプス山脈の中腹で牧場を営むお爺ちゃん。通称アル爺。
30過ぎてから娶った若作りの妻と孫と間違われそうな息子夫婦を伝染病で亡くし、一時は絶望するも生き残った本当の孫ハイジとある伝手から引き取ったビィトのおかげで持ち直す。
ビィトやハイジと共に王宮へと誘われたようだが、妻と共に作った牧場から離れたくないとのことで生涯を牧場で過ごしたようだ。
死亡時期は本編開始⑨年前であり、今際の言葉は『筋肉の復讐劇!!!』だったとか……
『死ぬ時まで戦う事しか考えてない辺りはさすがアムル家の血縁者だよ』とは、看取ったモヒカン達談である。
由来は実在する会社『アルプスアルパイン』
>フルーワ・ナドラガンド(故19歳)
前王の妹、いわゆる王妹でナドラガンド公爵当主でトビアスの実の母。
類を見ないほど愚かだった兄王とは反比例するかのごとく優秀だったそうだが、その優秀さが癪に障ったのか婿入りした夫から毒殺される程の疎まれてた。
それでも息子を秘密裡に外へと逃がす事に成功させた辺り、優秀という評価は嘘偽りないと思われる。
由来はウォッチドッグスのキャラクター、トビアス・フルーワー
ナドラガンドは竜冒険10のトビアスが住む異世界の名前。
>スネイプ・ナドラガンド(故27歳)
ナドラガンド公爵家に婿入りしたトビアスの実の父。
妻で公爵家当主のフルーワを蔑ろにし、娼婦だった愛人を溺愛するという典型的な馬鹿婿。
愛人を公爵夫人、愛人との子を嫡男とさせるためにフルーワとトビアスを亡き者にする計画を立て、一時は成功したと思いきや……
最期は毒親ざまぁ系のテンプレともいうべきインガオホーを迎えるのであった。
由来はハリー・ポッターシリーズのキャラクター、トビアス・スネイプ
>>(第二章)⑨1話~102話で初登場ネームドキャラ
>アインズ&ツヴァイン(共に37歳)
クズの取り巻きをしているアインとツヴァイの父であり、侯爵家の現当主。
国王トビアスと共に学んだ勉友であり、30年前に馬鹿やらかした事で取り潰された家の生き残り。思想に貴族としての傲慢さはあるが、実力で侯爵家の当主の座を掴みとれる程度には優秀だと認められている。
ただし、それは昔の話であり現在は……
由来はアイン&ツヴァイを適当な単語をプラスしただけ
異形の魔導王もなんとか様とは一切関係ない
>>(第二章)102~107で初登場ネームドキャラ
>キナコ(人間換算で15歳ぐらい)
最近死神学校を卒業した見習い死神。
新人によくある、仕事やりますオーラのせいでとんでもない案件に首突っ込んで物理的に首が飛びかける(と思い込む)も、酒に溺れる事で死亡フラグの回避に成功。
おかげで社会人?としての信頼は地に堕ちてしまったようだが、冥府はのん兵衛な酒豪が多い事もあって一部からは気に入られてるようだ。
由来はお餅のお供な『きな粉』
>>(第二章)103話~122話で初登場ネームドキャラ
>ドリコヨ伯爵(故40歳)
無能だけど有能と思い込んでる典型的な害虫貴族。
何の根拠もなく自分が出張れば公爵軍に勝てると思い込むも、現実は……
ちなみに嫡男はドム爺の回し者である家令からワンツーマンで教育受けてた事もあって優秀にらしい。
由来は 横取り40ま……イエ、ナンデモアリマセン
>トリネー(故17歳)
婿養子である父と娼婦だった母から生まれたレーハム侯爵家の三男。
庶子という生まれのために家内での扱いは悪いも、娼婦だった母の影響もあってか逆境を反骨精神ではねのける程度にバイタリティ溢れる人物。
クズ一派の中では珍しく有能な部類なのだが、高い反骨精神と貴族への強い憎悪のせいで道を見誤ってしまい、王国に仇成す人物として王女クラーラに粛清されてしまった。
だが、死に間際に義妹クラーラが看取ってくれた上に教会での埋葬の手配までしてくれたのだ。
確かに死という結末こそ迎えても、クラーラからゴミ同然に扱われた同期に比べたら遥かにマシだろう。
由来は『寝取り』と『ハーレム』
>>(第二章)123話~136話で初登場ネームドキャラ
>チャカボ(人間換算で28歳)
魔女に仕える幹部級悪魔の一匹。種族は上位悪魔であるアークデーモン。通り名は『悪魔紳士』
一見すれば礼儀正しい紳士であるも、その本性は王国軍と公爵軍との戦争での捕虜に地獄絵図とも言うべき処刑を引き起こした元凶である事からわかる通り、残虐にて残忍。
でも、本人が納得してくれる限りは契約や規則をきっちり守ってくれるので他の癖の強い幹部悪魔よりかは話がわかる方。多少の無礼も笑って許してくれるが、上記の通り本性は残虐で残忍。
あまり調子乗ってると裏世界でひっそりと幕を閉じる事に……具体的にいえば、読者から見えない舞台裏で到底描写出来ない目に合わされるので、調子乗るのもほどほどに……とはアンコ談。
その描写出来ない目に合わされた事があるのかどうかは、あえて聞かない方がいいだろう。
由来は野菜の『南瓜』
>ビスナ(人間換算で16歳)
魔女に仕える幹部級悪魔の一匹。種族は堕天使。通り名は『悪魔天使』
77話の最後に出てきた会話の主の正体であり、言動が一昔前のキャピキャピ系コギャルを思わせるために不真面目さ全開に映るも、普段は行き場の無い孤児や夜逃げしてきた女性を保護して面倒を見る慈善活動家として活動している。
そのために他の神々……特に慈愛の女神からは『堕落してなお、善行を積み重ねるとは素晴らしい!!』っと評価するも、一部は『あれはただ天界に戻りたいだけのポーズだろ』っと批判的な目でみられてる。
だが、当人にとっては『えっ?お腹好いてる子猫みかけたから助けるのジョーシキっしょ』程度しか考えてなかったりする。
ついでにいえば、以前の堅苦しい天使生活から解放された事もあってか、自由気ままな堕天使生活を心の底から満喫中。天界に戻る気なんて露ほども思ってない等、堕天使らしいといえば堕天使らしい思考の持ち主……でいいのかな?
由来は野菜の『茄子』に加えて……?
>ニーア&ミーア(人間換算で22歳&21歳)
行き場もなくさ迷って所をビスナに拾われ、そのまま洗礼を受けて悪魔としての生を受けた姉妹。通称ガングロ姉妹悪魔。
周囲は二人をお調子者の姉に振り回される苦労人の妹とされるも、妹がぶちぎれたら手に負えない事もあってか、姉は周囲が思うほどのお調子者ではない。
それに、妹も姉はいざという時だと頼りになる存在っと信頼してるので姉妹仲は決して悪くない。
普段はビスナが出資して運営してる一座で踊り子や手品師として働くも、要請あれば様々な任務に着く。
ちなみに、その任務の大半は……娼婦に成りすましてターゲットに接近して誑し込む事。
姉がノリノリで任務をこなす傍ら、妹はなぜ私が……っと若干不服な態度が少々でてしまうも、そのどこかたどたどしい態度のせいで男共は姉より妹の方に胸キュンしてしまうとか……
由来は竜冒険4のもんなんとかの姉妹
余談だが、原型がおてんばな姫のキャラも設定上は存在する。ただし、登場するかまでは未定。
>ラリー&ルプリス(48歳&47歳)
メイ達侍女三姉妹の両親。
元々はドム爺が子飼いとしていた暗部の中でも特に有望株とされていた父と隣国ゴッドライフ領国でのS級冒険者の魔術師の母。
世間一般からみればサラブレッドと称してもおかしくない程の恵まれた経歴の持ち主。
それゆえに他所なら子供たちはチート一歩手前の冒険者としての活躍を描く冒険譚が綴られるだろうも、現実は3人ともアムル家の娘に仕える侍女として収まっている。
だが、仕える主がチートを超えたバグを引き起こしてるような義姉妹。そんな二人に仕えるからにはチート一歩手前ぐらいないといけないっと思えば……
由来は眠り系魔法の『らりなんとか』と『すりなんとか』
羊が一匹、羊が二匹……スヤァ
>サクヤ(70歳)
アーデルの祖母に当たる人物であり、初代“神の手”の称号を持つ世界最高峰の薬師のお婆ちゃん。
アーデルの母であるユリア改めユリネに様々なごうm(ゲフゲフ)マッサージ技を教え込んだ張本人。もちろんその一部はアーデルにも引き継がれてる。
昔は様々な医療現場の最前線へと引っ張りだこにされる程の忙しい生活を送ってたが、今は現役を引退。サクラ商会のシンボルとされてる桜の木の根本に建てられた小屋でのんびりとした隠居生活を送っている。
それでも世界最高峰の医療知識を持つ事には代わりなく、時々は現場で対応できない事態。クラーラのような難病を持つ者の治療を引き受けたりしてるようだ。
ちなみに、彼女は『ニホンゴ』と呼ばれる暗号文を簡単に読み解けた事から、一部の者から『テンセイシャ』とささやかれてたようだが、『テンセイシャ』が昔暮らしていたとされる『ニホン』の記憶が全くない。そのため、『テンセイシャ』説は早々に否定されてるが……
由来は桜に宿る神様『コノハナサクヤヒメ』
>リリーナ(50歳)
サクヤが産んだ三姉妹の長女。
母直伝の薬学や医療知識のみならず親が持ちえなかった魔法の才覚を持つ教会の筆頭聖女。聖女らしく慈悲深い女神のような正確ながらも、百合の名前を関する通り、女の子……特に幼女スキー思考持つのが玉にキズ。
それでも当人は『YES!ロリータNO!タッチ』の精神でガチの犯罪だけは起こさないよう自重してるから、周囲も『まただよ』の呆れ程度に留まっている。
現在は第一線で働く聖女ではなくゴッドライフ領国の教会トップの教皇として、教会の運営やら国絡みの政治に勤しむ傍ら、後進の指導に携わる身となっている。
ちなみに、ヨーゼフに聖女の才覚を見出した張本人。
当初はヨーゼフをボクっ娘だと思うも、正真正銘の男だった事で血の涙を流したとか……
その後はヨーゼフを弟子として迎え、厳しい教育を施したおかげで史上最年少の大司教にまで育て上げる事に成功。
周囲は『ヨーゼフの才能を信じてあえて厳しくした』っと思われるも、当人は『こんな可愛い子が女の子のはずがない』によるショックで八つ当たりしただけ。
不純な動機からの教育が最良の結果へと繋がっただけに、ヨーゼフから感謝される度に良心へ特大ダメージ受ける羽目になってるらしい。
由来は『百合』 + 『平和を作る人』
だから、プロポーズは『お前を殺す』だったかもしれない?
>カスミ(45歳)
サクヤが産んだ三姉妹の三女でクラーラの婚約者であるロンジュの母。
父が持っていた商売人としての才覚を受け継ぎ、そのまま父の後釜としてサクラ商会の商会長の座に収まったという、おそらく三姉妹の中で一番の常識人でしっかり者。
でも、幼女スキーな長女と拷問スキーな次女と同じように、三女も古今東西あらゆる武器を集めては、実際に使用して魔物をぶちごろすまでがワンセットという武器スキーな一面がある。
一応、姉達と違って人間相手に危害を加えないとはいえ、愉悦を浮かべながら武器を手入れする様からみて危険度は50歩100歩であろう。
ちなみに息子のロンジュが愛用してる刀は母である彼女のコレクションから拝借したもの。
最初は『あんな刀、コレクションに加えてたかしら……?』と疑問に思うも、息子が気に入ってるならばっと深く考えずにそのまま持ち出し許可を与えたとか。
由来は植物の『カスミソウ』。
花言葉が幸運っと商売繁盛的によさそうだからというチョイスでもある。
次の更新は……160話更新後ぐらいかな?
例として主要人物は『アルプスの少女ハイジ』からの引用である。
そして舞台となる王国名『フランクフルト』はハイジ達が住む国の名前が由来。
決して食べ物由来ではない……と言い切れないのがあれである。
>>1話~5話で初登場ネームドキャラ
>アーデル・アムル(18歳)
アムル辺境伯の末っ子令嬢。
田舎育ちで平民感覚の強い天真爛漫な口より先に手が出る超人系脳筋ヒロインで一応次期王太子妃。
一度怒ればいかなる者も成すすべなく蹂躙される運命を辿る程に凶悪。
その有様はブレーキのない猛牛と称されて恐れられるも、大国である帝国の皇帝から為政者としての才覚を認められるぐらいだから言うほど脳筋でも凶悪でもない。
ただし、義妹のためなら死ねるシスコンなので、義妹が関わるとブレーキがあんまり効かなくなる。
由来はハイジの本名『アーデルハイド』より。
アムルはハイジの祖父『アルムおんじ』より。
ア“ム”ルはただの誤字だったが、直すのめんどくさいからそのままにした。
>クラーラ・アムル(17歳)
赤子の頃にアムル辺境伯の養女となったアーデルの義妹。
生まれながらの奇病を持つ醜い赤子だったため、生まれてすぐに親から捨てられたという不憫な過去を持つも、義姉を筆頭としたアムル家から過剰なほどの愛情をもらっているので過去はあまり気にしてない。
幼少期は自力で歩くことすら出来ない程に病弱だったものの、現在は病を克服して歩くどころか走れる程の健康体となった。将来は自分のような病を癒す薬を作る薬師……の才覚なかったので変わりに薬を必要な人の元に届ける商人の道を目指し始めた。
特訓の末に身に着けた営業スマイルは男達を意図せず魔性を秘めており、そのせいで大小様々なトラブルが起きる。その最もたる例がクズ王太子からの求婚だろう。
相手が相手なのでクラーラも当初は穏便に対処するも、超が付くほどのクズにそれは悪手だったらしく……
由来は……カットで
>デルフリ・フランクフルト(18歳)
1000年続くフランクフルト王国の王家の血を引くただ一人の王子。
馬鹿で考えなしで独りよがりなどうしようもないクズであっても、他に適任者がいないから自動的に王太子となった、通称『クズ』
政略としてアーデルと婚約するも、本人はアーデルではなく義妹のクラーラに夢中。
そのためにアーデルを追い出してクラーラと婚約を結ぼうといろいろ企むも……
由来はハイジ達が住む村『デルフリ』より
>国王トビアス(37歳)
強国の帝国から同盟の証として嫁いできた第4皇女ブリキッテではなく平民出身の側妃ハイジを溺愛して子作りまでしてしまった愚かな王。側妃の死後は自室に引きこもっており、公の場以外でその姿を見る者はほとんどいない。
っというか、公の場にすらもほとんど姿を現さない。
そのため、顔を知る者もほとんどいない……?
由来はハイジの父『トビアス』より
>王妃ブリギッテ(48歳)
南の海を越えた先の大陸の大半を支配する大国、クールーラオロウ帝国の前皇帝直系の血を引く第4皇女。
当初は同盟の証としてトビアスの兄と婚約するも、その婚約者が物語開始30年前に王国を滅ぼしかねない程の大事件を引き起こし、王妃は収拾のために……
事件後は現国王トビアスと新たに婚約を結び、王から不遇な扱いされながらも一切文句を言わず物語開始直前まで王国のために尽力してきた苦労人。
あまりに苦労を重ね過ぎてるせいか、年齢以上に老けてみえているとか……
後、たまに未来の出来事がわかってるかのような言動や行動をとることもある?
由来はペーターの母『ブリギッテ』より。
『クールーラオロウ』は酢豚の中国読。
>側妃ハイジ(故20)
国王トビアスと『真実の愛』で結ばれた平民出身の側妃。
デルフリの実の母であるも、物語開始17年前の第二子出産時に儚く亡くなってしまう。
命と引き換えに生み落とされた赤子は公式に死産と発表されるも……?
ちなみに、第二章で判明した人物像だが、血の気の多くて直情で動くというアーデルとほぼ似たようなタイプだとか(モデルとなった人物が同一だから必然ともいうが)
そんな気質は悪い意味で息子に遺伝してしまったようだ。
由来は……略
>ビィト(37歳)
王宮内で配膳係を筆頭に様々な雑用をこなす平民出身のモブ使用人。
それが全てと思いきや、実は………
とりあえず、第二章にて王の側妃となったハイジとは同郷であり、血のつながりはないが一つ屋根の下で兄妹同然に育った仲らしい。
そして、15歳頃に帰郷した際は若気の至りで夕べはお楽しみをやったという噂が……?!
由来は……????より
>>6話~2⑨話で初登場ネームドキャラ
>ロンケン・アムル(49歳)
アーデルの父でアムル辺境領を治める当主。
東に魔王城という世界屈指な魔境と隣接する世紀末クラスにやばい領土の当主なだけあってその強さは人類最強。
今日も今日とて領兵のモヒカン軍団を率いて自領の魔物退治に精を出している。
由来は某世紀末漫画のお父さん
>ユリア・アムル(48歳)
アムル辺境伯夫人であり、人類最強な夫を条件次第では一方的のボコる事が出来る最強のお母さん。
平民出身だけど貴族の礼儀作法に詳しく、その他薬学や経済学といった様々な知識を有してる等すごいハイスペック。
ブリギッテ王妃とは本音で話せるマブダチでもあり、王妃から『お前のような平民がいるか!?』っとよく突っ込まれるも、本人はあくまで平民と言い張っている。
由来は某世紀末漫画での皆のアイドル
>ロッテン・ゼーゼマン(18歳)
王国内唯一の公爵家で宰相を父に持つ公爵令嬢。
公爵領の港町で海の荒くれにもまれながら育ったせいで、海賊の女頭領みたいな素を持っている。
アーデルとは幼少期から付き合いのある幼馴染でもあり、アーデルと気兼ねなく……クラーラに拳骨を入れても許される程に仲が良い。
一見すればアーデルやクラーラへの突っ込み役でストッパー的な役目と思いきや、彼女も彼女でアーデルとは別方向に暴走しやすい。
将来の王国のトップとナンバー2がこんなでは、王国の未来が心配である……
由来はハイジの家庭教師『ロッテンマイヤー』より
『ゼーゼマン』はクララの父より
>マイヤー・ヴァレーブラック(18歳)
ヴァレーブラック子爵家令息でロッテンの婚約者。
初登場時にはクズの側近として厭味ったらしく眼鏡をくいくいしながらアーデル達を見下す発言するも……
その実態はクズの動向を探ってはアーデル達に情報を流すスパイ枠。
アーデル達が苦手とする策略や裏工作を一手に引き受ける有能な男なのだが、本性は変態という名前の紳士なドM。
そのせいで女性陣からの扱いは少々悪い。でも本人はそのぞんざいな扱われ方を楽しんでいる。
由来はハイジの家庭教師『ロッテンマイヤー』より。
『ヴァレーブラック』はアルプス山脈で育つ羊の品種『ヴァレーブラックノーズ』
>ペーター・シュバルツ(20歳)
アイベックス男爵家の嫡男で騎士団長を父に持つ、将来有望な新米近衛騎士。
寡黙で無駄口叩かず、クズに忠誠を尽くして警護する騎士の鏡というべき人物であるも……
マイヤーと同様、その忠誠は表向きであって裏ではクズを嫌悪してる。
後、寡黙なのは役作りであって本性は割と軽くてお調子者。さらにいえば剣よりステゴロの方が強かったりもする。
由来は羊飼いの少年『ペーター』より
シュバルツは『ヴァレーブラックノーズ』のドイツ語『シュバルツナーゼ』
>メイ(18歳)
幼少期の頃からアーデルへの盲目的な忠誠を尽くす侍女。
あまりに忠誠が強すぎてアーデルを侮辱するクズに対して狂犬のようになってるも、アーデルより先に切れるおかげで逆にアーデルが冷静さを取り戻すというある種のストッパーの役目も担っている。
作中はっきりと描写させてないが、高レベルな風魔法の使い手。
風の魔力を纏わせての手刀は血の一滴も流さず両断するほどの切れ味があるも、当人は血の雨が降らないからっという理由で滅多に使わない。でも、汚物消毒の際は遠慮なく使う。
由来は村の羊の名前……だったと思う
>カナリア(18歳)
公爵令嬢ロッテンに仕える侍女。
メイとは主人同様に仲が良く、主人が目の前にいるのに主人に際して堂々愚痴ったりとアレな人物。
それでも他と比べたら圧倒的に没個性なせいか少々影が薄い。でも出番はそれなりに多い。
由来はクララの飼っている小鳥『カナリア』から
>ドムレシュク(70歳)
ブリギッテが幼少期の頃から仕えてきた教育係で王妃視点だと頭の上がらない爺ポジション。通称ドム爺。
王宮のお目付け役兼相談役でもあり、皆の相談に乗りながら様々な人材を育ててるも……
一部からは王国乗っ取りを企んでるのではっとの噂のせいで警戒されている。
ちなみに、その噂は王妃に仇名す者をホイホイするために本人がわざと流した噂である。
由来はアルムおんじの出身地『ドムレシュク』より
>ユキ&マイ(14歳)
クラーラに仕える双子の侍女姉妹であり、アーデルの侍女であるメイの妹。
ユキは活発なお調子者でマイは物静かな毒舌家っと性格はあまり似てないけど、双方ともに残虐な本性を有してる所はやっぱり双子。
姉と同じく魔力持ちでユキが炎魔法、マイが氷魔法の使い手。
由来はペーターが飼っているヤギの『ユキ』と某アホ毛の魔界神に仕える魔法使い『ユキ』の相方『マイ』から
ゆきぐに~まいたけ~
>ウール(18歳)
孤児出身で本来なら商業ギルドでの下働きで終わるところ、クラーラと出会った事で人生が一変。自身の才覚と波ならぬ努力と幸運のおかげで王宮の官僚にまで成り上がった主人公属性持ちな男。
クラーラに恋心を抱く時期もあったが、立ちふさがる超人系シスコンお義姉ちゃんを前にして撤退を選択。後々に伯爵家への婿入りが打診されて貴族の仲間入りとなるも、貴族の価値観?に適応できず戸惑う日々が続いている。
由来は羊毛の『ウール』と『売る』
>リーメ(16歳)
ウールと同じ孤児院出身で、ウールとは血の繋がりはなくとも兄として慕っている。
商業ギルドで貴族令息と揉めるというピンチな所をクラーラに助けてもらい、以後はクラーラの助けになりたいっと侍女になる事を決意。
だが、孤児出身を差し引いてもがさつな性格が災いしてか、侍女として認められずメイドのまま。
それでもいつか侍女になる事を目指して、今日もクラーラの傍に控えている。
由来は『メリーさんの羊』
>フェルト(18歳)
ギスカーン家の嫡男であり、当初は典型的な貴族のドラ息子。だが、クラーラからのOHANASHIによって(物理的に?)一皮剥けた男。
以後は勉学に励みたいウール達のため、家庭教師を頼む等して便宜を図る等皮肉屋ながらも平民や孤児に理解ある貴族となった。
ちなみに2歳上の優秀な姉がおり、その事で少々コンプレックスを抱えていたとか……
由来は羊毛で作られる布の『フェルト』
>ケイト(20歳)
ウールの婚約者で秘書兼侍女としてサポートもする伯爵令嬢。
昔は典型的な貴族令嬢の淑女であるも、アーデル陣営に染まったせいで令嬢らしからぬ言動や行動が飛び出るようになってしまった。
そのあり様に家族は嘆いてる……っと思いきや、アーデル陣営に加わればこうなると予測されてたためか普通に受け入れられてる。
ちなみに家名はギスカーン家であり、フェルトの姉でもある。
由来は羊毛を紡いだ糸の『毛糸』
>ギスカーン子爵(42歳)
先代から商売に主体を置く事で今の地位を得たギスカーン子爵家の当主。本名は『ジーン』で本編開始時には伯爵家へと成り上がった。
当主となる前からアムル辺境領に出入りしてた事もあってアムル家に理解ある数少ない貴族家の一つ。
昔は跡取り息子の横暴っぷりに頭を悩ませていたが……
由来は羊肉の焼肉『ジンギスカン』
>ヴィクス&エッジ(29歳)
王宮を警護するモブ衛兵。
ただのチョイ役として登場する一発キャラと思いきや……
後々に登場した際には処罰覚悟で自らの正義を示すといった、一発キャラながらも良い見せ場をもらってたりする。
もっとも、そのせいでロッテンが頭悩ます事態となったのは余談である。
由来は最終幻想の序盤の名脇役コンビ『ビッグス&ウェッジ』
>>30話~35話で初登場ネームドキャラ
>シムル(70歳)
ドム爺の妻であり、夫婦でブリギッテ王妃を幼少期から支えてくれる忠臣者。
温泉好きで休暇を取っては各地の温泉を渡り歩くのを趣味としている。
子宝には恵まれず、その寂しさから産婆として立ち会っていたブリギッテやデルフリを娘や孫のように思っている。
由来はドムレシュク州に属する地方の一つ『シムル』より
>ザルフリ(故18歳)
本編開始から30年前の卒業式という祝いの席で帝国の皇太子を切り殺すという前代未聞のやらかしを行ったブリギッテの元婚約者で元王太子。
ある意味では全ての元凶ともいえるような愚者であり、その代償は2回首をねじ切られるという運命で終わりを迎えるも……
由来はタロットの愚者を意味する『THE FOOL』+デルフリ
>ユリネ(故18歳)
ザルフリから『真実の愛』の相手としてストーキングされていた、ある種のヒロイン的立ち位置の平民。
他所の世界ならブリギッテを悪役令嬢として陥れる腹黒ヒロインの役だが、彼女にはすでに相思相愛だった婚約者が居た事もあってザルフリの求婚を断るだけでなく論する程度の常識持ちだった。
ただし、戦闘力や諸々の知識は明様に『お前のような平民がいるか!?』と突っ込みたくなるほどに常識が通用しない謎の多い人物。
公式ではザルフリ達が処刑された後、王国を騒がせた原因の一人として責任取るかの如く千尋の谷へと飛び込んで死んだとされるも…………
由来はお花の『百合根』。
世紀末編で某伝承者から恋人と勘違いされてた、某邪神を召喚したゴスロリ女子大生とは関係ない?
>>36話~55話で初登場ネームドキャラ
>シィプシィ(22歳)
アムル辺境領出身で商業ギルドに所属する、次期ギルド長とも称されるほどの才覚を持つギルド員。通称シシィ姉(姐)
ドム爺の弟子でもあり、本編開始8年前にアムル家へと派遣された外交官の一人でもある。その際にクラーラから弟子入りを志願され商売のイロハを教え込んだ、クラーラにとっての師匠ポジ。
普段は商売人らしく物腰柔らかいお姉さんであるも、腹の中はマイヤーと匹敵するほどに黒い。
どうやらドム爺の弟子は優秀となる代わりに腹が黒くなってしまう傾向があるようだ?
由来は羊の英語読み『シープ』だけど、クズの馬鹿さ加減をわからせるために少々捻ったのは余談であるw
>ロンジュ(17歳)
若くしてランクSまで登りつめた筆頭冒険者。
シシィ姉とは仕事仲間として懇意にしてるも、アーデルとは浅からぬ因縁がある。
その因縁は……まぁあれだ。一時期お義姉ちゃんの『ブッコロス』リストの最上位に入れられ、本当に殺されかけた事があるっとだけ伝えておこう(ぇ
由来はサーロインのフランス語『シュールロンジュ』
>ハイド・クールーラオロウ(18歳)
クールーラオロウ帝国の第4皇子であり、アーデル達が留学した帝国学園での同級生。そして、アーデル以上の脳筋な大男。
アーデルがすでに婚約済であっても構わず求婚するほどアーデルを好いており、その一途さにアーデルは好感を抱くも……空気の読めなさっぷりでいろいろ台無しにしている。
ちなみに彼の母がロッテンの父の姉であるため、ロッテンとは従兄妹同士でもある。
由来はハイジの本名『アーデルハイド』
>ヨーゼフ(20歳)
アムル家が経営する孤児院出身であり、若くして大司教まで上りつめた天才。
本人は経験と実績が全く足りない事もあって大司教を辞退したいと思ってるが、他に適任者がいないので仕方なく就いている。
性格が気弱で少々……いや、かなり頼りないけどアムル領出身者なだけあってやる時はやってくれる男でもある。
ちなみに、子供のころからクラーラの看病をしてきたために医療知識は豊富。さらに看病の最中に回復魔法を発現させた事で医者ではなく聖職者の道を目指す事にしたとか……
由来はアルムおんじが飼ってる犬の名前より
>ミスミ(19歳)
男爵令嬢で法務部に所属するアーデルの側近の一人。
側近に取り立てられるだけあって仕事ぶりは優秀であるも、同性愛を神聖視する腐った趣味を持ってるのが玉にキズ。
そんなのがなぜ法務部に所属できたかというと……仕事中や公的な場では自分の趣味嗜好をあまり表に出さない程度に振舞えるからである。
後、アーデルを始めとするトップがそれ以上に危ないってのもある……かも?
由来は竜冒険の腐った死体のデフォルトネーム『スミス』より
>フラン(19歳)
ヨーゼフ大司教のお付きの神官でいわゆる侍女兼秘書ポジの人。
教会所属な事もあって厳格な性格かと思いきや、柔軟を通り越して常識に捕らわれないような発想もいける口。
男爵令嬢のミスミとは同じ趣味を持つ同志であり、プライベートの時は……
これ以上語る必要ないですよね?
由来はそのまんま、『腐乱』
東の山奥に住んでる悪魔の妹様とは多分関係ない。
>アンコ(?歳)
黒いローブと大鎌を携えた、定番通りな自称清く正しい死神。
ブリギッテ王妃に二週目の人生を歩ませたり、クラーラの寿命を伸ばしたりっと物語の随所で暗躍してるようだが、その真意が語られる事はない……?
とりあえず、登場人物の死にはほぼ確実に彼女が何らかの形で絡んでるのは確定といっていいだろう。
由来はお供えモノの定番である和菓子の必需品『餡子』
>>56話~77話で初登場ネームドキャラ
>アイン&ツヴァイ(18歳)
クズの取り巻きで太鼓持ち。侯爵家の嫡男ぐらいしかとりえのない無能なサンドバック。
そんな扱いなので当初は取り巻きA&Bと称してたが、出番や会話がそこそこあるこいつらが名無しだと不都合出てきたので仕方なくネームドに昇格させた経緯があるとか……
由来はドイツ語の『1』と『2』
>レアちゃん
死神のアンコからスマホ越しで会話してた謎の人物。
『レアちゃん』はアンコがそう呼んでいただけで、本名は不明。
さらに、第一章の最後となる77話の最後に出てきた謎の人物からは『レアママ』と呼ばれてた事から、どうやら子持ちっぽい?
由来は……そもそも本名が明らかになってないから由来も何もないだろっである。
ただまぁ、しいていうなら…………本編開始から120年前の出来事を書いたお話にレアの名前を持つキャラが居たような居なかったような……???
>>(第二章)78話~⑨0で初登場ネームドキャラ
>アルパイン(故89歳)
アルプス山脈の中腹で牧場を営むお爺ちゃん。通称アル爺。
30過ぎてから娶った若作りの妻と孫と間違われそうな息子夫婦を伝染病で亡くし、一時は絶望するも生き残った本当の孫ハイジとある伝手から引き取ったビィトのおかげで持ち直す。
ビィトやハイジと共に王宮へと誘われたようだが、妻と共に作った牧場から離れたくないとのことで生涯を牧場で過ごしたようだ。
死亡時期は本編開始⑨年前であり、今際の言葉は『筋肉の復讐劇!!!』だったとか……
『死ぬ時まで戦う事しか考えてない辺りはさすがアムル家の血縁者だよ』とは、看取ったモヒカン達談である。
由来は実在する会社『アルプスアルパイン』
>フルーワ・ナドラガンド(故19歳)
前王の妹、いわゆる王妹でナドラガンド公爵当主でトビアスの実の母。
類を見ないほど愚かだった兄王とは反比例するかのごとく優秀だったそうだが、その優秀さが癪に障ったのか婿入りした夫から毒殺される程の疎まれてた。
それでも息子を秘密裡に外へと逃がす事に成功させた辺り、優秀という評価は嘘偽りないと思われる。
由来はウォッチドッグスのキャラクター、トビアス・フルーワー
ナドラガンドは竜冒険10のトビアスが住む異世界の名前。
>スネイプ・ナドラガンド(故27歳)
ナドラガンド公爵家に婿入りしたトビアスの実の父。
妻で公爵家当主のフルーワを蔑ろにし、娼婦だった愛人を溺愛するという典型的な馬鹿婿。
愛人を公爵夫人、愛人との子を嫡男とさせるためにフルーワとトビアスを亡き者にする計画を立て、一時は成功したと思いきや……
最期は毒親ざまぁ系のテンプレともいうべきインガオホーを迎えるのであった。
由来はハリー・ポッターシリーズのキャラクター、トビアス・スネイプ
>>(第二章)⑨1話~102話で初登場ネームドキャラ
>アインズ&ツヴァイン(共に37歳)
クズの取り巻きをしているアインとツヴァイの父であり、侯爵家の現当主。
国王トビアスと共に学んだ勉友であり、30年前に馬鹿やらかした事で取り潰された家の生き残り。思想に貴族としての傲慢さはあるが、実力で侯爵家の当主の座を掴みとれる程度には優秀だと認められている。
ただし、それは昔の話であり現在は……
由来はアイン&ツヴァイを適当な単語をプラスしただけ
異形の魔導王もなんとか様とは一切関係ない
>>(第二章)102~107で初登場ネームドキャラ
>キナコ(人間換算で15歳ぐらい)
最近死神学校を卒業した見習い死神。
新人によくある、仕事やりますオーラのせいでとんでもない案件に首突っ込んで物理的に首が飛びかける(と思い込む)も、酒に溺れる事で死亡フラグの回避に成功。
おかげで社会人?としての信頼は地に堕ちてしまったようだが、冥府はのん兵衛な酒豪が多い事もあって一部からは気に入られてるようだ。
由来はお餅のお供な『きな粉』
>>(第二章)103話~122話で初登場ネームドキャラ
>ドリコヨ伯爵(故40歳)
無能だけど有能と思い込んでる典型的な害虫貴族。
何の根拠もなく自分が出張れば公爵軍に勝てると思い込むも、現実は……
ちなみに嫡男はドム爺の回し者である家令からワンツーマンで教育受けてた事もあって優秀にらしい。
由来は 横取り40ま……イエ、ナンデモアリマセン
>トリネー(故17歳)
婿養子である父と娼婦だった母から生まれたレーハム侯爵家の三男。
庶子という生まれのために家内での扱いは悪いも、娼婦だった母の影響もあってか逆境を反骨精神ではねのける程度にバイタリティ溢れる人物。
クズ一派の中では珍しく有能な部類なのだが、高い反骨精神と貴族への強い憎悪のせいで道を見誤ってしまい、王国に仇成す人物として王女クラーラに粛清されてしまった。
だが、死に間際に義妹クラーラが看取ってくれた上に教会での埋葬の手配までしてくれたのだ。
確かに死という結末こそ迎えても、クラーラからゴミ同然に扱われた同期に比べたら遥かにマシだろう。
由来は『寝取り』と『ハーレム』
>>(第二章)123話~136話で初登場ネームドキャラ
>チャカボ(人間換算で28歳)
魔女に仕える幹部級悪魔の一匹。種族は上位悪魔であるアークデーモン。通り名は『悪魔紳士』
一見すれば礼儀正しい紳士であるも、その本性は王国軍と公爵軍との戦争での捕虜に地獄絵図とも言うべき処刑を引き起こした元凶である事からわかる通り、残虐にて残忍。
でも、本人が納得してくれる限りは契約や規則をきっちり守ってくれるので他の癖の強い幹部悪魔よりかは話がわかる方。多少の無礼も笑って許してくれるが、上記の通り本性は残虐で残忍。
あまり調子乗ってると裏世界でひっそりと幕を閉じる事に……具体的にいえば、読者から見えない舞台裏で到底描写出来ない目に合わされるので、調子乗るのもほどほどに……とはアンコ談。
その描写出来ない目に合わされた事があるのかどうかは、あえて聞かない方がいいだろう。
由来は野菜の『南瓜』
>ビスナ(人間換算で16歳)
魔女に仕える幹部級悪魔の一匹。種族は堕天使。通り名は『悪魔天使』
77話の最後に出てきた会話の主の正体であり、言動が一昔前のキャピキャピ系コギャルを思わせるために不真面目さ全開に映るも、普段は行き場の無い孤児や夜逃げしてきた女性を保護して面倒を見る慈善活動家として活動している。
そのために他の神々……特に慈愛の女神からは『堕落してなお、善行を積み重ねるとは素晴らしい!!』っと評価するも、一部は『あれはただ天界に戻りたいだけのポーズだろ』っと批判的な目でみられてる。
だが、当人にとっては『えっ?お腹好いてる子猫みかけたから助けるのジョーシキっしょ』程度しか考えてなかったりする。
ついでにいえば、以前の堅苦しい天使生活から解放された事もあってか、自由気ままな堕天使生活を心の底から満喫中。天界に戻る気なんて露ほども思ってない等、堕天使らしいといえば堕天使らしい思考の持ち主……でいいのかな?
由来は野菜の『茄子』に加えて……?
>ニーア&ミーア(人間換算で22歳&21歳)
行き場もなくさ迷って所をビスナに拾われ、そのまま洗礼を受けて悪魔としての生を受けた姉妹。通称ガングロ姉妹悪魔。
周囲は二人をお調子者の姉に振り回される苦労人の妹とされるも、妹がぶちぎれたら手に負えない事もあってか、姉は周囲が思うほどのお調子者ではない。
それに、妹も姉はいざという時だと頼りになる存在っと信頼してるので姉妹仲は決して悪くない。
普段はビスナが出資して運営してる一座で踊り子や手品師として働くも、要請あれば様々な任務に着く。
ちなみに、その任務の大半は……娼婦に成りすましてターゲットに接近して誑し込む事。
姉がノリノリで任務をこなす傍ら、妹はなぜ私が……っと若干不服な態度が少々でてしまうも、そのどこかたどたどしい態度のせいで男共は姉より妹の方に胸キュンしてしまうとか……
由来は竜冒険4のもんなんとかの姉妹
余談だが、原型がおてんばな姫のキャラも設定上は存在する。ただし、登場するかまでは未定。
>ラリー&ルプリス(48歳&47歳)
メイ達侍女三姉妹の両親。
元々はドム爺が子飼いとしていた暗部の中でも特に有望株とされていた父と隣国ゴッドライフ領国でのS級冒険者の魔術師の母。
世間一般からみればサラブレッドと称してもおかしくない程の恵まれた経歴の持ち主。
それゆえに他所なら子供たちはチート一歩手前の冒険者としての活躍を描く冒険譚が綴られるだろうも、現実は3人ともアムル家の娘に仕える侍女として収まっている。
だが、仕える主がチートを超えたバグを引き起こしてるような義姉妹。そんな二人に仕えるからにはチート一歩手前ぐらいないといけないっと思えば……
由来は眠り系魔法の『らりなんとか』と『すりなんとか』
羊が一匹、羊が二匹……スヤァ
>サクヤ(70歳)
アーデルの祖母に当たる人物であり、初代“神の手”の称号を持つ世界最高峰の薬師のお婆ちゃん。
アーデルの母であるユリア改めユリネに様々なごうm(ゲフゲフ)マッサージ技を教え込んだ張本人。もちろんその一部はアーデルにも引き継がれてる。
昔は様々な医療現場の最前線へと引っ張りだこにされる程の忙しい生活を送ってたが、今は現役を引退。サクラ商会のシンボルとされてる桜の木の根本に建てられた小屋でのんびりとした隠居生活を送っている。
それでも世界最高峰の医療知識を持つ事には代わりなく、時々は現場で対応できない事態。クラーラのような難病を持つ者の治療を引き受けたりしてるようだ。
ちなみに、彼女は『ニホンゴ』と呼ばれる暗号文を簡単に読み解けた事から、一部の者から『テンセイシャ』とささやかれてたようだが、『テンセイシャ』が昔暮らしていたとされる『ニホン』の記憶が全くない。そのため、『テンセイシャ』説は早々に否定されてるが……
由来は桜に宿る神様『コノハナサクヤヒメ』
>リリーナ(50歳)
サクヤが産んだ三姉妹の長女。
母直伝の薬学や医療知識のみならず親が持ちえなかった魔法の才覚を持つ教会の筆頭聖女。聖女らしく慈悲深い女神のような正確ながらも、百合の名前を関する通り、女の子……特に幼女スキー思考持つのが玉にキズ。
それでも当人は『YES!ロリータNO!タッチ』の精神でガチの犯罪だけは起こさないよう自重してるから、周囲も『まただよ』の呆れ程度に留まっている。
現在は第一線で働く聖女ではなくゴッドライフ領国の教会トップの教皇として、教会の運営やら国絡みの政治に勤しむ傍ら、後進の指導に携わる身となっている。
ちなみに、ヨーゼフに聖女の才覚を見出した張本人。
当初はヨーゼフをボクっ娘だと思うも、正真正銘の男だった事で血の涙を流したとか……
その後はヨーゼフを弟子として迎え、厳しい教育を施したおかげで史上最年少の大司教にまで育て上げる事に成功。
周囲は『ヨーゼフの才能を信じてあえて厳しくした』っと思われるも、当人は『こんな可愛い子が女の子のはずがない』によるショックで八つ当たりしただけ。
不純な動機からの教育が最良の結果へと繋がっただけに、ヨーゼフから感謝される度に良心へ特大ダメージ受ける羽目になってるらしい。
由来は『百合』 + 『平和を作る人』
だから、プロポーズは『お前を殺す』だったかもしれない?
>カスミ(45歳)
サクヤが産んだ三姉妹の三女でクラーラの婚約者であるロンジュの母。
父が持っていた商売人としての才覚を受け継ぎ、そのまま父の後釜としてサクラ商会の商会長の座に収まったという、おそらく三姉妹の中で一番の常識人でしっかり者。
でも、幼女スキーな長女と拷問スキーな次女と同じように、三女も古今東西あらゆる武器を集めては、実際に使用して魔物をぶちごろすまでがワンセットという武器スキーな一面がある。
一応、姉達と違って人間相手に危害を加えないとはいえ、愉悦を浮かべながら武器を手入れする様からみて危険度は50歩100歩であろう。
ちなみに息子のロンジュが愛用してる刀は母である彼女のコレクションから拝借したもの。
最初は『あんな刀、コレクションに加えてたかしら……?』と疑問に思うも、息子が気に入ってるならばっと深く考えずにそのまま持ち出し許可を与えたとか。
由来は植物の『カスミソウ』。
花言葉が幸運っと商売繁盛的によさそうだからというチョイスでもある。
次の更新は……160話更新後ぐらいかな?
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