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自分も人、相手も人。同じ人。
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認知症には多くの種類があるとされている。
アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症などある。
アルツハイマー型はいわゆる脳の海馬と呼ばれる記憶を司る部分が萎縮する事で発生する。
脳血管性は脳血管疾患により血行が悪くなり、脳細胞が死滅する事で生じる。
レビー小体型は、パーキンソン病と病巣が同じため、バランスが崩れやすく、筋肉が硬くなるなどの症状を呈しやすく、幻覚などの症状も出ることがある。
他にも色々あるが簡単に言うと、認知症=記憶に障害を呈しているという点が重要である。
よく言われている物忘れとの違いとしては、物忘れは思い出す事ができます。
認知症は脳の記憶の回路が働いてないもしくは働きにくい状況にあるということです。
記憶を定着するまでにはビデオの録画機能を意識してくだされば分かりやすいかと。
テレビとビデオを繋ぐコードがあり、ビデオの中には多くのデータを保存する機能があり、リモコンの再生ボタンにより見たいデータを再生する事ができる。
保存機能が悪い場合は、ビデオ自身が壊れている状態。例えば録画タイトルをつけれなくて、探しにくくすることやそもそもデータの容量が限界を向かえているため保存できないかもしれません。
保存できていても再生できなければ意味がありません。リモコンでうまく再生したい内容を探す事が出来ない事や再生機能事態が故障してしまっているかもしれません。
保存できてなければ記憶にそもそも存在してない可能性がある。
再生できなければ、脳に保存されてても表出することは困難となる。
物忘れは一過性であるが、きちんと保存や再生機能は有しているため回路として成り立っている。
録画、保存、再生のどれもかけてしまうと認知症といわれるのだ。
これまでは定義的な部分となっているが、これからは想像してほしい。
では、日時や場所などを把握する見当識が記憶から欠落していた場合どういう行動を取ろうとするのだろうか。
知らない場所、知らない日時。
その中で場合によっては知らない人に囲まれている状況。
この状況で不安じゃないことはないのではないだろうか。
認知症の人だって感情がないわけではない。
多くの葛藤を抱えているのである。
同じ人としてそこに葛藤を抱えている人に対しどう声をかけていれば良いのだろうか。
それを考えた上で関わっていれば、怖いなんて感じることはないのである。
誰だって悩みはある。
誰だって辛い事だってある。
その部分を配慮してあげれば、自分と同じ人であり、変な偏見なく関わる事ができるのではないだろうか。
よく認知症は否定をしてはいけませんと関わり方を習う。
これに関しては本当にそうだろうかと疑問に思う。
否定をする事で本人にとっての不安が解消するのであれば、それは必要な事ではないだろうか。
ただし、理由なく「ダメ」、「そんなことしちゃいけない」などと否定する声かけをしてしまうのは問題なのだろうが。
本人にも行動する理由があるのだから、そういう行動をしているのに
やろうと思わないんだったら、何もしないで、ボーッとしてるはずである。
認知症だろうが、相手も自分と同じ人。
理解し合えば怖いことなんて何もないはずである。
アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症などある。
アルツハイマー型はいわゆる脳の海馬と呼ばれる記憶を司る部分が萎縮する事で発生する。
脳血管性は脳血管疾患により血行が悪くなり、脳細胞が死滅する事で生じる。
レビー小体型は、パーキンソン病と病巣が同じため、バランスが崩れやすく、筋肉が硬くなるなどの症状を呈しやすく、幻覚などの症状も出ることがある。
他にも色々あるが簡単に言うと、認知症=記憶に障害を呈しているという点が重要である。
よく言われている物忘れとの違いとしては、物忘れは思い出す事ができます。
認知症は脳の記憶の回路が働いてないもしくは働きにくい状況にあるということです。
記憶を定着するまでにはビデオの録画機能を意識してくだされば分かりやすいかと。
テレビとビデオを繋ぐコードがあり、ビデオの中には多くのデータを保存する機能があり、リモコンの再生ボタンにより見たいデータを再生する事ができる。
保存機能が悪い場合は、ビデオ自身が壊れている状態。例えば録画タイトルをつけれなくて、探しにくくすることやそもそもデータの容量が限界を向かえているため保存できないかもしれません。
保存できていても再生できなければ意味がありません。リモコンでうまく再生したい内容を探す事が出来ない事や再生機能事態が故障してしまっているかもしれません。
保存できてなければ記憶にそもそも存在してない可能性がある。
再生できなければ、脳に保存されてても表出することは困難となる。
物忘れは一過性であるが、きちんと保存や再生機能は有しているため回路として成り立っている。
録画、保存、再生のどれもかけてしまうと認知症といわれるのだ。
これまでは定義的な部分となっているが、これからは想像してほしい。
では、日時や場所などを把握する見当識が記憶から欠落していた場合どういう行動を取ろうとするのだろうか。
知らない場所、知らない日時。
その中で場合によっては知らない人に囲まれている状況。
この状況で不安じゃないことはないのではないだろうか。
認知症の人だって感情がないわけではない。
多くの葛藤を抱えているのである。
同じ人としてそこに葛藤を抱えている人に対しどう声をかけていれば良いのだろうか。
それを考えた上で関わっていれば、怖いなんて感じることはないのである。
誰だって悩みはある。
誰だって辛い事だってある。
その部分を配慮してあげれば、自分と同じ人であり、変な偏見なく関わる事ができるのではないだろうか。
よく認知症は否定をしてはいけませんと関わり方を習う。
これに関しては本当にそうだろうかと疑問に思う。
否定をする事で本人にとっての不安が解消するのであれば、それは必要な事ではないだろうか。
ただし、理由なく「ダメ」、「そんなことしちゃいけない」などと否定する声かけをしてしまうのは問題なのだろうが。
本人にも行動する理由があるのだから、そういう行動をしているのに
やろうと思わないんだったら、何もしないで、ボーッとしてるはずである。
認知症だろうが、相手も自分と同じ人。
理解し合えば怖いことなんて何もないはずである。
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