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いつもの日
僕と事件
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始業式の今日はいつもより早く帰宅した。
少し遅い昼食を取り、自室に篭もる。
奈緒の部屋はナオの時とは違って物が少ない。
あるのは、ベッドと机、必要最低限の衣服と教材、それからノートパソコンだ。
このノートパソコンは、唯一、僕が今の両親にねだって買ってもらったものだ。
普段は感情を表に出さない父親が、側から見てもわかるほどに驚き、喜んでいた。
唯一子どもらしさを見せたのがそんな出来事なんて不幸をもたらして申し訳がない。
だが、今更子どもに戻れるわけもなく、中途半端なところに立っている。
少し遅い昼食を取り、自室に篭もる。
奈緒の部屋はナオの時とは違って物が少ない。
あるのは、ベッドと机、必要最低限の衣服と教材、それからノートパソコンだ。
このノートパソコンは、唯一、僕が今の両親にねだって買ってもらったものだ。
普段は感情を表に出さない父親が、側から見てもわかるほどに驚き、喜んでいた。
唯一子どもらしさを見せたのがそんな出来事なんて不幸をもたらして申し訳がない。
だが、今更子どもに戻れるわけもなく、中途半端なところに立っている。
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あらすじを読んで、続きがとても気になっています。。