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お兄様です
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そもそも、私はパパとママみたいにラブラブになるのが理想よ!理想の男性像は、兄の内の1人(誰かは秘密!)のような頼れる男性と結婚するのが夢。
コイツとは諦めてたわ。そんな日々も今日で終わりねやった~V
と表情に出さない。楚々しつつ堂々と。私に瑕疵はないと態度で語る。
最後の元・婚約者がどの程度の男か見てやろう。それが最期の花向けね。
大声で唾を飛ばしながら述べる姿に幻滅する。最後の舞台でもは品のないままだった。
早く絶交したいわ。
「街での不貞行為の証拠だ!」
(よっぽど自信があるんのね?どんな仕込みや罠がるんだろう。)
誰のどんな思惑があるのか
入婿になるからって、ここで一発ガツンとやりたいの。
学生同士を前提で訴えたいのだろうけど王子様まで巻き込んでる。
婚約破棄まで持ち出した、最終手段ではどちらかの破滅でしか決着つかないじゃない?
「紳士服店の店員と仲睦まじい様子が目撃されている!」
(見張ってたの間違いじゃないかしら?)態々、魔導具と証人を出すなんて。
出資元は王子様かしら?一般貴族の持ち物じゃないもの。
「どんな仲かは知らないが、令嬢が紳士服店に行く理由なんてあるだろうか?ない!」
((プレゼントの服をオーダーしたかもしれないじゃないか))とパーティの客の数人が心の中でつっこんだ。
「その後、男と腕を組んで出て行った、地味なドレスの女。服装を変えての逢引だ。」
魔導具に射影されたシンプルな(年季の入ったとも言う)服。
「それ、私ではありませんよ?」
仕込むんなら私に似た女性を選べば良いのに。
私の着る服の趣味ではない。大人っぽく見られたいので派手寄りの好みは、庶民には見えないだろう。
「女性はわからないけど、男性は兄です。」
女性は誰だろう?ヒールなしで私より背が高い。
「私はテイラーをしている4番目の兄に、服をオーダーしています。」
私が狩猟の時に男のような格好なのは有名だ。乗馬をするのにドレスで横乗りなんてつまらないと言ったら、4番目の兄が作ってくれた乗馬服。
動きやすさと可愛いさもある自慢の服をこの男に馬鹿にされて、ムカついた過去がある。
「今、クチコミで流行している女性用の乗馬服で有名な店だな」
王子様が存じ上げている店、と流行る予感です!ありがとうございます!!
「確かにパーティで足の線が見える服ははしたないかもしれないが、そこは狩猟の場だったのだろう?
ドレスで行く方が場違いか。」
今度お付き合いしている女性がいるか聞かないと。とそれた思考を戻された。
元・婚約者は狩猟がてんでダメで。乗馬もへっぴり越し。馬より臆病。
辺境の親戚の家では、害獣を仕留めて野鳥を狩って食べることもあった。貴族の趣味として認められているので珍しいが女性も参加する。お供付きだしね。遠乗りデートは憧れだ。
この男と行ったことはもちろんないけど!
3番目のお兄様がよく誘ってくださる。お義姉様も乗馬が得意だ。
都会の人間には難しいんだろうかと、元・婚約者を見た。まだ何か言いたいらしい。
(最後まで付き合う義理を果たすわ)と私は、ため息を隠した。
コイツとは諦めてたわ。そんな日々も今日で終わりねやった~V
と表情に出さない。楚々しつつ堂々と。私に瑕疵はないと態度で語る。
最後の元・婚約者がどの程度の男か見てやろう。それが最期の花向けね。
大声で唾を飛ばしながら述べる姿に幻滅する。最後の舞台でもは品のないままだった。
早く絶交したいわ。
「街での不貞行為の証拠だ!」
(よっぽど自信があるんのね?どんな仕込みや罠がるんだろう。)
誰のどんな思惑があるのか
入婿になるからって、ここで一発ガツンとやりたいの。
学生同士を前提で訴えたいのだろうけど王子様まで巻き込んでる。
婚約破棄まで持ち出した、最終手段ではどちらかの破滅でしか決着つかないじゃない?
「紳士服店の店員と仲睦まじい様子が目撃されている!」
(見張ってたの間違いじゃないかしら?)態々、魔導具と証人を出すなんて。
出資元は王子様かしら?一般貴族の持ち物じゃないもの。
「どんな仲かは知らないが、令嬢が紳士服店に行く理由なんてあるだろうか?ない!」
((プレゼントの服をオーダーしたかもしれないじゃないか))とパーティの客の数人が心の中でつっこんだ。
「その後、男と腕を組んで出て行った、地味なドレスの女。服装を変えての逢引だ。」
魔導具に射影されたシンプルな(年季の入ったとも言う)服。
「それ、私ではありませんよ?」
仕込むんなら私に似た女性を選べば良いのに。
私の着る服の趣味ではない。大人っぽく見られたいので派手寄りの好みは、庶民には見えないだろう。
「女性はわからないけど、男性は兄です。」
女性は誰だろう?ヒールなしで私より背が高い。
「私はテイラーをしている4番目の兄に、服をオーダーしています。」
私が狩猟の時に男のような格好なのは有名だ。乗馬をするのにドレスで横乗りなんてつまらないと言ったら、4番目の兄が作ってくれた乗馬服。
動きやすさと可愛いさもある自慢の服をこの男に馬鹿にされて、ムカついた過去がある。
「今、クチコミで流行している女性用の乗馬服で有名な店だな」
王子様が存じ上げている店、と流行る予感です!ありがとうございます!!
「確かにパーティで足の線が見える服ははしたないかもしれないが、そこは狩猟の場だったのだろう?
ドレスで行く方が場違いか。」
今度お付き合いしている女性がいるか聞かないと。とそれた思考を戻された。
元・婚約者は狩猟がてんでダメで。乗馬もへっぴり越し。馬より臆病。
辺境の親戚の家では、害獣を仕留めて野鳥を狩って食べることもあった。貴族の趣味として認められているので珍しいが女性も参加する。お供付きだしね。遠乗りデートは憧れだ。
この男と行ったことはもちろんないけど!
3番目のお兄様がよく誘ってくださる。お義姉様も乗馬が得意だ。
都会の人間には難しいんだろうかと、元・婚約者を見た。まだ何か言いたいらしい。
(最後まで付き合う義理を果たすわ)と私は、ため息を隠した。
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