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報酬の増を求む
しおりを挟む「報酬の上増しを求める!」
「こっちに騎士きたもんなー」
「ええ、聞いております。ですのでこれはお納めください。」
約束より多く、口止め料込みだな。
「魔物避け便利だったわ。」
「そーですかあ、水生の魔物には効かないんで限定的に使うヤツなんですよー」
仲介の商人の言葉に固まる
「あそこ、鰐の魔物がいたよな。」
「あぶねっ森をぶっ通しとかじゃ無いと使えない?」
「冒険者のおじさん、ありがとー。」
「おう、嬢ちゃんもおつかれ」
影武者役で参加してた肝っ玉の太いお嬢ちゃんだ。
貴族のお嬢ちゃんとは話せない身分で、チラッと見ただけだ。
ま、これから過ごすのかも決まってるんだろ。依頼は成功だ。
「私がもっと大きくなったら会いに来てね?」
「へーへー、買い物しに来るわ。」
「依頼も済んだし、ギルドで呑もうぜ。」
「お前なんで子供にモテるんだ?」
「知るかよ」
お前みたいに、女の尻を追いかけないからじゃないか?
ただ、子供すぎて何も発展しないがな。
そう思ってたが、4人くらい少女からやっと脱した頃の子に迫られた。
「ロリ?」
「断じて違う!」
お前らもっとマシな男を探せよ
そう言ったら、堅実なの冒険者は狙い目とか言い出しやがった。
こっちは商売できる嫁さんは助かるけどよ。
「年下すぎる」
「贅沢ぅ」
捕まらないように振る舞おうと思う。お前も店に行く時は着いてこいよ?
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