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脇役たちのいろいろ

聖職者と商人

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ーーー聖職者

学生生活も終わりか。

卒業後は神殿での暮らしです。
聖職者として神事に携わる道を進みます。
学校生活も思い返せばいろいろありました。

王子からの愚痴・・悩みを聞かされ
ストーカーにならないよう導き
お役に立てましたか?良かったです。

聖職者として悩みを聞く
特に性のことは教育としても知識を広めることも役目としてあるのですが
若輩の身では恋愛事情、男女の機微などは難しく、聴き役に徹します。

話せば大体のスッキリするから
とは先輩シスターの言葉です。

聴いているのも修行だそうです。

相談に乗れるほど経験ないですしね。
愛を説くのも、その場に立ち会うことも聖職者の役目と

思えばこそ、卒業パーティの前の騒動(断罪?)に居ましたが。

あれは一過性の病でしょうかね
恋の病。

聖職者になっても
妻帯できるんですけどね。お相手がいない。

教会で同じ志のシスター見習いとのご縁というところでしょうか。
学生の時は、王子様の相談役でsjた

最後の最後に
卒業パーティまでも賑やかでしたね。

私の感想はひとつ


はあ。彼女ほしいな。

ーーー商人

よっしゃ!
ドレスの追加注文ゲットだな

卒業パーティでも商売してるぜ、オレ。

料理をつまみながら
歓談しつつ、商売繁盛!

酒が飲みたい気分だぜ。

全く。未来の王族になる方は、商売が分かっているぜ。


ロイヤル関係は老舗がしっかり食い込んでいるが
流行にすぐ反応できるのが、うちの商売の強みだ。

ちっさい商会っていうな成長期なんだよ

…オレ共々な。

最近の
流行小説との提携商法

小説をイメージしたドレスや小物を
小説を購入した客層に売る

高貴族向けじゃないお手頃な
ドレスが売れる、売れる!

宣伝効果だな

ここまで手を広げられたのは、オレの手腕だろ。

王子様や婚約者サマを一方的に使ったわけじゃないんだぜ?


実は王子様に婚約者サマのドレスを伝えて、心の準備をさせるってことしてたり。
小説を全巻揃えて届けたのもオレ。


婚約者サマに対してホントに、ヘタレだよなあ。
未来の妻って言ってたり、散々
贈り物の相談に乗った。
延長料金貰ったぜ?従者とも労いあったわ。

まあ、逆スパイっていうか
商品をお持ちした時に、
婚約者サマの好みなんかをさりげなく踏まえたり


持ちつ持たれつだったな!
雲の上の存在になるんだよな

と感慨ぶかくもあるが、まだ小説関連で御利用がありそうだ。


貴族って見栄っ張りってきいてたけど
シンデレラストーリーよりハッピーエンドに弱いんだな

あやかりたいってか
オレもだよ!

小説に感謝だな!

結婚式も儲けさせてもらうぜ~。
カンパーイ(次の時は酒だな)
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