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幼さは容赦なし

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「やーい、ぶさいく!」

自分の名前より言われるのに、いちいち反応していた。
不細工は私の名前ではないって。その甲斐もなく成長しても…

「あ、不細工だ。」

名前のように言われる。何故かは神の称号だからって。
子供にとっては揶揄うための恰好の的


その度に両親は慰めてくれたけど。

イライラするばかりだった。


何故こんな称号をつけたんだろう?
どうして私だけ!

そんな不細工なのだろうか。

神様への文句と憤り。
疑問だった。

「よお、無沙汰。」
「またなの?バカね。」


もう挨拶を返すように、揶揄うぴもかえせるくらい成長したけど。
もどかしさは消えなかった。


自分の容姿もそこまで言われるのもほどだろうかと、
言われても相手もそこまで考えていないと思う。


このモヤモヤが解決したのは、神様の事を学ぶ授業だった。
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