【完結】私は私で、運命の相手を探しているので、あなたにはかまえない。

回避

「…ということがありました。」

父に報告した。
この国の第三王子が、誘った女生徒を探している。

追いかけた際に残していった靴を頼りに探しているらしい。


なんて迷惑な！逃げたんだから追うなよ。

っていうか、片方の靴を大事に持ってるの？気持ち悪いよ

そんな人達に巻き込まれるところだった。
貴族の一人として、第三王子の陣営に近づきたくなかった。

なので足フェチの人に声をかけられたと報告。


とてもお断りしたい人達なのは一緒です。

「王子様と結婚したいとか多いのかい？」

あの平均的な靴のサイズなら、該当者は多い。
話に巻き込まれれば、罠のような状況に追い込まれると。

「いえ、そのまま他の話を受けさせられるか。
紹介して他の男に押し付けるかしているそうですよ？」

しかも、良いようにってそっちに良いようだし
誠意もない


回避案件、あんなのが運命で王子様なんてどんだけ悲惨？

王子と結ばれない、私の運命を探しますから

あなたにかまえません。
お父様に護衛侍女をつけてもらいました。

早くあんな変な勧誘などやめて欲しいものです。