【完結】このようになっておりますので、その女はオススメできません。

BBやっこ

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学園の乱

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令嬢令息が集まった
ある女子生徒の問題行為が議題である。

「嫉妬だろう?」

そう、王子が代表して言えば他の男子生徒も頷いた。


ここには、婚約者として見学している女子生徒がいて憤りを感じているだろう。

参加している女子生徒も、この言いようは予想できた。


だからこそ、危険な事になると忠告から話し合いの場
記録が残るこの集まりで、認識を変えていただきたかった。

こうも男の視点と女の視点は違うのか?
同性故の理解かはわからないが

「問題がこれ以上放っておいてどうなると思いますか?」

件の女子生徒は、女子生徒の中で針の筵。
その分、男子生徒への庇護欲を誘うらしい。

何をみているのか、あの男を侍らす女に。

「脅しか」

“強行して女子生徒の1人を排除するのは許さない”

その温度差が、明らかになった。



「その女子生徒はどんな方ですか?」
司会役の教師が、それぞれに問う。

「まだ学園に不慣れな女子生徒だ。」
「確かに不慣れですが、それを踏まえて行動している方です。」

認識の溝は言葉では埋まらない。

「では、お見せします。」

鏡を持ち出した。
証拠提出としてよく使われる、魔術的な効果のあるものだった。
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