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ど庶民の家に来訪者

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少しの夜更かしの後、存分に語り尽くしたため眠気が押し寄せてきていた。
サクッと寝て、明日は少し遅く起きる!そう決めたら行動は早い。

「おやすみ」
「おやすみー」

母も寝に行き、まだ読書している父をなんとか寝かせるのだろう。
もうご近所さん達は寝ている。どんなに遅寝でももう布団に入っただろう。

近所の犬、ジョンが早朝に吠えないと良いけど。
そんなことを考えていたら寝ていた。


…のに。


ガン!ドカンっ!


「なに?!」

物音で目を覚ます。

父と母の部屋から?
寝ぼけてベッドから落ちることはあったけど、あんな重い音は只事じゃない。


警戒して進みながら、ジリジリと。椅子を盾に進む。


「だいじょうぶだ、異変はないか?」

父の落ち着いた声に、「問題ないわ」と答え部屋に入ると。
黒い袋?いや、人だ。


父に殴られ延びているらしい。母は壊されたらしい窓枠を確認している。
私も見るとバキッと木の枠が破損されていた。

「なんだって、こんなところからこんな時間に来たんだろう?」


まだ眠気のある頭で、泥棒だと結論づけたけど。
うちに盗むものがあったか?思いつかなかった。
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