【完結】竜人と女冒険者は、ハネムーン旅行に行くようですよ!

BBやっこ

文字の大きさ
上 下
28 / 35
セリの帰郷と旅

9-水と買い物

しおりを挟む
転移陣で、南国に来てから【氷魔法】を使い任務完了。

コテージの1戸を借り、海を眺めず中で過ごした。
睦まじく、2人っきりで…

「5日?」

「そ、オレ小金持ちになったよー」

セリが、コテージに居たのが5日。その間中?
赤面するもロードが隠した。
自身の可愛いツガイの姿を他の男に見せたくない。

それが分かるので話題を逸らすカナン。

「ドレスとかーこれどう?」

賞金でドレスを買ってくれたらしい。南国要素は、涼し気なところか。
ぺらっと軽い生地のワンピース。

「睨むなって、おまえのもあるって~」

ロードには派手な色のシャツ、少しカッチリしている。カナンはラフな感じだし色柄が華やか。

「賭けのばではこっちのが浮かないよ~」

観光客をガッチリ捕まえて営業しているのだろう。街の雰囲気も歓迎ムードだ。

「浮かれた観光客の出来上がり」

カナンは既に、着こなしているが3人ともとなるとどう見えるのか。

「2人とプラス1」
「おまけ扱い~」


賭け事をする気分では無いので、ぶらっと歩きで買い物へ。
次に泊まる宿から、直通に整備されている。

宿泊客が購入する、協力関係なのだろう。

「水、高い!」

値段がすごい。

「普段より高いんだってさ~」

さすが砂漠の街!と言おうと思ったけど。よりも高くなっているもは何故なのか。
味もあまり良くないらしい。カナンにも補給しておいて、呑める【水魔法】で賄う。


「ドレス?宝石」

木彫り

薬師、
匂い消し、軽い火傷に使うポーション。塗って、日焼けを防ぐ
細々とした物の買い物、というより商品調査になってしまった。

宿泊先の部屋へ送ってくれるサービスを使ったので、手ぶら。
散歩に街並みを抜けて、海を眺める。

日暮れを見て。海の幸で、宿泊先のバーで食事。

「オレは夜、出掛けるんで!」

荷物を置いて、眠らない街に繰り出す宣言をするカナン。

「私は興味ないかな」

2人っきりにしてくれるらしい、照れる

「いや、残ったら氷漬けだろオレ」

空気読むというか、身の危険を回避?残る趣味もない


「オマエか、氷を使うっつーのは
「ツガイとデート中だって分からねえのか?」

ギンギンに冷えた。

「ロード、サービスになってるから。」

暑い

商人のめざとさはだいじだと思うが、依頼相手との関係性もだいじ。

【水魔法】で、ぶっかけようかな?

「あ、これもか。」

さっさと会計、

「やっぱ、目立ったし。」

高騰している水、貴重な氷魔法の使い手は目をつけられることになる。
迷惑な話を持ちかけられるもだった。
しおりを挟む
ツギクルバナー
感想 0

あなたにおすすめの小説

聖女なんかじゃありません!~異世界で介護始めたらなぜか伯爵様に愛でられてます~

トモモト ヨシユキ
ファンタジー
川で溺れていた猫を助けようとして飛び込屋敷に連れていかれる。それから私は、魔物と戦い手足を失った寝たきりの伯爵様の世話人になることに。気難しい伯爵様に手を焼きつつもQOLを上げるために努力する私。 そんな私に伯爵様の主治医がプロポーズしてきたりと、突然のモテ期が到来? エブリスタ、小説家になろうにも掲載しています。

異世界リナトリオン〜平凡な田舎娘だと思った私、実は転生者でした?!〜

青山喜太
ファンタジー
ある日、母が死んだ 孤独に暮らす少女、エイダは今日も1人分の食器を片付ける、1人で食べる朝食も慣れたものだ。 そしてそれは母が死んでからいつもと変わらない日常だった、ドアがノックされるその時までは。 これは1人の少女が世界を巻き込む巨大な秘密に立ち向かうお話。 小説家になろう様からの転載です!

三度の飯より犬好きな伯爵令嬢は田舎でもふもふスローライフがしたい

平山和人
恋愛
伯爵令嬢クロエ・フォン・コーネリアは、その優雅な所作と知性で社交界の憧れの的だった。しかし、彼女には誰にも言えない秘密があった――それは、筋金入りの犬好きであること。 格式あるコーネリア家では、動物を屋敷の中に入れることすら許されていなかった。特に、母である公爵夫人は「貴族たるもの、動物にうつつを抜かすなどもってのほか」と厳格な姿勢を貫いていた。しかし、クロエの心は犬への愛でいっぱいだった。 クロエはコーネリア家を出て、田舎で犬たちに囲まれて暮らすことを決意する。そのために必要なのはお金と人脈。クロエは持ち前の知性と行動力を駆使し、新しい生活への第一歩を踏み出したのだった!

【完結】転生少女は異世界で理想のお店を始めたい 猫すぎる神獣と一緒に、自由気ままにがんばります!

梅丸みかん
ファンタジー
せっかく40代目前にして夢だった喫茶店オープンに漕ぎ着けたと言うのに事故に遭い呆気なく命を落としてしまった私。女神様が管理する異世界に転生させてもらい夢を実現するために奮闘するのだが、この世界には無いものが多すぎる! 創造魔法と言う女神様から授かった恩寵と前世の料理レシピを駆使して色々作りながら頑張る私だった。※書籍化に伴い「転生少女は異世界でお店を始めたい」から「転生少女は異世界で理想のお店を始めたい 猫すぎる神獣と一緒に、自由気ままにがんばります!」に改題いたしました。

家ごと異世界ライフ

ねむたん
ファンタジー
突然、自宅ごと異世界の森へと転移してしまった高校生・紬。電気や水道が使える不思議な家を拠点に、自給自足の生活を始める彼女は、個性豊かな住人たちや妖精たちと出会い、少しずつ村を発展させていく。温泉の発見や宿屋の建築、そして寡黙なドワーフとのほのかな絆――未知の世界で織りなす、笑いと癒しのスローライフファンタジー!

狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~

一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。 しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。 流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。 その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。 右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。 この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。 数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。 元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。 根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね? そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。 色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。 ……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!

異世界の片隅で引き篭りたい少女。

月芝
ファンタジー
玄関開けたら一分で異世界!  見知らぬオッサンに雑に扱われただけでも腹立たしいのに 初っ端から詰んでいる状況下に放り出されて、 さすがにこれは無理じゃないかな? という出オチ感漂う能力で過ごす新生活。 生態系の最下層から成り上がらずに、こっそりと世界の片隅で心穏やかに過ごしたい。 世界が私を見捨てるのならば、私も世界を見捨ててやろうと森の奥に引き篭った少女。 なのに世界が私を放っておいてくれない。 自分にかまうな、近寄るな、勝手に幻想を押しつけるな。 それから私を聖女と呼ぶんじゃねぇ! 己の平穏のために、ふざけた能力でわりと真面目に頑張る少女の物語。 ※本作主人公は極端に他者との関わりを避けます。あとトキメキLOVEもハーレムもありません。 ですので濃厚なヒューマンドラマとか、心の葛藤とか、胸の成長なんかは期待しないで下さい。  

悪役令嬢に転生したので、ゲームを無視して自由に生きる。私にしか使えない植物を操る魔法で、食べ物の心配は無いのでスローライフを満喫します。

向原 行人
ファンタジー
死にかけた拍子に前世の記憶が蘇り……どハマりしていた恋愛ゲーム『ときめきメイト』の世界に居ると気付く。 それだけならまだしも、私の名前がルーシーって、思いっきり悪役令嬢じゃない! しかもルーシーは魔法学園卒業後に、誰とも結ばれる事なく、辺境に飛ばされて孤独な上に苦労する事が分かっている。 ……あ、だったら、辺境に飛ばされた後、苦労せずに生きていけるスキルを学園に居る内に習得しておけば良いじゃない。 魔法学園で起こる恋愛イベントを全て無視して、生きていく為のスキルを習得して……と思ったら、いきなりゲームに無かった魔法が使えるようになってしまった。 木から木へと瞬間移動出来るようになったので、学園に通いながら、辺境に飛ばされた後のスローライフの練習をしていたんだけど……自由なスローライフが楽し過ぎるっ! ※第○話:主人公視点  挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点  となります。

処理中です...