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IV 新たな道行き
ランチ休憩 ③
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以前借りた調理場に来ていた。
キッチンの中についてくる人数が増えた。
ロードとカナンだ。
料理ができるのか?と疑問だったが
多少できると聞いたのを思い出した。
「肉を焼く!」カナンは昼用のメインを準備するらしい。
ロードは?と伺い見れば、
「セリを見てる」お手伝い要員かな?
ここに来る前に、グスタフに伝言を残しておいた。
ヴァルトを預ける前に来てくれるだろう。
そうすれば昼食は出せる。外で食べて帰ったなら明日に食べればいい。
そう考えて、昼食を準備する。
新鮮な野菜を使える
煮込み料理を作っておこう。
3日は持つだろうか。火を入れればもっと?
どう保存するか思考を巡らせていると後ろから、
「凍らせるか?」ロードが提案する。
そうか、魔法担当が2人らしい。
調理と保存を手伝っていたキース、
保存食用に凍らせるロードだ。
シュルトが食事の管理をしていて、カナンと相談しつつ
旅をする。
グスタフが寒冷地での煮込み料理専門なのは、
森の野営で見回りをする役目に入るからか。
セリは自分は、シュルトの役割を手伝うのが良いだろうと思えた。
ロードには、煮込み料理を保存をお願いする。
氷魔法を使える利点をとても感じた。
料理に集中する。肉を焼く香ばしい匂いがした。
タレも作っていて美味しそうだ。
スープとサラダ。
デザートはどうするか、誰か食べるだろうか。
「シャーベットなら作れるぞ」
「お!酸っぱいの作ってくれた」カナンがレモンを投げてよこした。
丸ごと氷魔法で凍らせ、削るらしい。
なんて贅沢なんだろう。
王宮のデザートくらいじゃないか?そんな贅沢な作り方ができるのは。
頭の中で驚愕しながら、ロードの作業を見ていた。
スープに方は、もう少し煮込みたい。
残った野菜を
メニュー
スープに野菜をたそう
肉を焼き、追加用の味付けも終わっている。
あの量が追加?グスタフの分もか。
それでも多い。
冒険者パーティの食事量に慣れず、
バランス良くが基本と教わった通り準備した。
シュルトがキースを追い立てながら入ってきた。
キースは本を手放さないで、座った。
「いい匂いネ~。肉の他に何があるのカシラ?」
シュルトの言いようでは、肉は決定なのはいつも通りらしい。
スープ、サラダ、温めたパンを用意して、
デザートもあると告げれば、喜んでくれた。
「男ばっかだと、肉しかないとかあるのヨ~」
冒険者あるあるなんだなあ。
女の冒険者も肉が好き!という人も多いが、野菜が良い欲しいと望む人もいる。
甘い物も好きだが、”冒険者のイメージ“で口にしない人が多い。
精神も肉体も過酷な仕事だ。
好きなものくらい、好きに食べたいものだな。
そう考えると、『竜の翼』は自由度が高い。
紅茶や甘味も食べられ、氷菓子までつくとは。
今日のデザートへ目をやった。
すごく楽しみだ。
まずは昼食を食べ始めるのだった。
キッチンの中についてくる人数が増えた。
ロードとカナンだ。
料理ができるのか?と疑問だったが
多少できると聞いたのを思い出した。
「肉を焼く!」カナンは昼用のメインを準備するらしい。
ロードは?と伺い見れば、
「セリを見てる」お手伝い要員かな?
ここに来る前に、グスタフに伝言を残しておいた。
ヴァルトを預ける前に来てくれるだろう。
そうすれば昼食は出せる。外で食べて帰ったなら明日に食べればいい。
そう考えて、昼食を準備する。
新鮮な野菜を使える
煮込み料理を作っておこう。
3日は持つだろうか。火を入れればもっと?
どう保存するか思考を巡らせていると後ろから、
「凍らせるか?」ロードが提案する。
そうか、魔法担当が2人らしい。
調理と保存を手伝っていたキース、
保存食用に凍らせるロードだ。
シュルトが食事の管理をしていて、カナンと相談しつつ
旅をする。
グスタフが寒冷地での煮込み料理専門なのは、
森の野営で見回りをする役目に入るからか。
セリは自分は、シュルトの役割を手伝うのが良いだろうと思えた。
ロードには、煮込み料理を保存をお願いする。
氷魔法を使える利点をとても感じた。
料理に集中する。肉を焼く香ばしい匂いがした。
タレも作っていて美味しそうだ。
スープとサラダ。
デザートはどうするか、誰か食べるだろうか。
「シャーベットなら作れるぞ」
「お!酸っぱいの作ってくれた」カナンがレモンを投げてよこした。
丸ごと氷魔法で凍らせ、削るらしい。
なんて贅沢なんだろう。
王宮のデザートくらいじゃないか?そんな贅沢な作り方ができるのは。
頭の中で驚愕しながら、ロードの作業を見ていた。
スープに方は、もう少し煮込みたい。
残った野菜を
メニュー
スープに野菜をたそう
肉を焼き、追加用の味付けも終わっている。
あの量が追加?グスタフの分もか。
それでも多い。
冒険者パーティの食事量に慣れず、
バランス良くが基本と教わった通り準備した。
シュルトがキースを追い立てながら入ってきた。
キースは本を手放さないで、座った。
「いい匂いネ~。肉の他に何があるのカシラ?」
シュルトの言いようでは、肉は決定なのはいつも通りらしい。
スープ、サラダ、温めたパンを用意して、
デザートもあると告げれば、喜んでくれた。
「男ばっかだと、肉しかないとかあるのヨ~」
冒険者あるあるなんだなあ。
女の冒険者も肉が好き!という人も多いが、野菜が良い欲しいと望む人もいる。
甘い物も好きだが、”冒険者のイメージ“で口にしない人が多い。
精神も肉体も過酷な仕事だ。
好きなものくらい、好きに食べたいものだな。
そう考えると、『竜の翼』は自由度が高い。
紅茶や甘味も食べられ、氷菓子までつくとは。
今日のデザートへ目をやった。
すごく楽しみだ。
まずは昼食を食べ始めるのだった。
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