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異世界召喚は、唐突に。

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召喚された際に必要なもの、冷静な判断力。

俺は、異世界召喚されたらしい。
足元には、発光する謎の文字の書かれた円。その周りではフードの奴らが膝をついたり倒れたり。

ズラっと並ん甲冑は、現代日本では見れないだろ。
そもそも、俺は部屋に居たんだ。うちに甲冑なんてないわっ
(こんなにあったら、2階の床が抜ける。)

「貴様が異世界人か。」

決定、異世界。いや、僅かにヤバい奴に攫われた可能性を。

「異世界から召喚をして得られたのが、こんな弱そうな男1人か。」

玉座に座る、偉そうな男。
目が、態度が、もヤバ方の召喚だ。

(略してヤバ王。)

アマ王(甘い王様)が希望だが、いちごにある品種のような名前だな。
あったばかりの王の名前など知らん。そもそも名乗らないな。

誰でも自身の事を知ってるという傲慢か?

「早く従え!」

うん。ナシ王。

絶対に召喚されたくない系の王だわ。奴隷コースは勘弁してほしい。

(ああ、甘いものを食べたい。)


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