[完結]私はネコです。貴女の従属獣(ペット)になりたい。

BBやっこ

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兵舎にて

猫は見た

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見てしまいました。

「んっ…んぐっ」

いえ、現在進行形です。

「あ…んっ………はっ」

ベッドで絡み合う2人の影。
こそっと見える角度にいる私、けして覗き見に来たわけじゃありません!

お腹が空いたな~と起き出したらお二人がですね…。
んんっ
私!紳士ですから、見っ…みてません…よ。

それに、あの狼上司様はお気づきですよね?
えっと。私居ますけど??

上司様、部屋に入って来た時に警戒が私の存在を検知され、私だと気づくと
“何だお前か”とばかりにそのままスルーされています。え、どうしろと?!
そっと出るのが正解なのですが、この姿ですと難しく。

おふたりとも任務の帰りですので、その…。

昂ってらっしゃる。
即急に、部屋に入りながら絡み合い直ぐに致すようでして…。


戦闘後の身体の昂りを性欲で発散させるのはよくあることで。
私も今ではペットの猫ですが、猫獣人ですから!

その辺のことはわかるんですけど…

「あっ、痛ったっ」
「ア?ちから抜け。」



背徳的♡

見えるんですぅイロイロと
音も拾いますし、赤裸々な反応と感じがもう♡

空気がエロいです。
今ですね…

内股に舌が這い
ペチャペチャと卑猥な音が女性の神秘の泉から流れ出ますよね


フェ、フェロモンがここまできますぅ!

ハッハッ…私にも興奮が伝わり

ああなんと甘やかで蠱惑的な
ムズムズと自分の股間が反応して…


私も男ですから。

「ンッ?!」
「ぐっ…締めすぎだ。キツい。」

「ハッ・・・あ、アツい…。」
「あ?まだ先だけだぞ」

「う…、あっ…あっ!」
「オラ、待ってから、息整えろ。」

フーっフゥッ
息を整える音が部屋にこだまします。

あのですね、私の方もちょっと、限界で。
ウロウロと手足が迷ってしまいます。

上司の方はその様子もお気づきですが、クロ様は大変そうで。
構っている余裕もないんですよね?ええ、お察しします!

うううっ私も昂って…出そうですぅ。

「アッ!」
ぐっと突き上げたのか、反りかえる身体に高い声。

「ンっンン?!…アン♡」

パンパンと肌の打ち合う音
嬌声と荒い息



盛り上がってますね~
乱入する蛮勇は持ち合わせていませんが、ひっそりお邪魔してます。
色っぽいクロ様が苛まれる

悩ましい声
ペロリと自分が舌なめずりしたのに気づきました。



あああ♡

果てたようで
ギロっと睨みのオーラがこちらに。

ヒュンっとしましたので、このタイミングで退散する事にしました。

狼と対峙はできません。
ご馳走様でしたと部屋をでた猫なのでした。





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