【完結】婚約破棄の申し出は、貴方の劣等感で民を傷つけないためですのよ?

国を守る、民を守る。それが義務とはいえ難しい事だと知っている。それでも貴族であればこそ、剣を振う。

それに、男女の区別はないはずだと思う。確かの女の細腕、真っ向からの力は弱いが魔法での参戦は可能だ。
私はその訓練も受けていた。しかし、“女子供は守るべき者”として戦場に出るのを拒む者もいる。

それは。慣例であったり、正義感に凝り固まる者達。侮られている事と同義な事に気づかない点は同じだ。
私は戦う。
24h.ポイント 7pt
0
小説 35,338 位 / 192,670件 恋愛 16,117 位 / 57,815件

あなたにおすすめの小説

姫様従者と王子様

花夜
恋愛
「私は今日、家出します!」 フリージア王国の姫・ユリフィア。 彼女は牢獄のようなお城を抜け出し、隣国へと旅立った。 そこでたまたま開かれていた武術大会に出場したら…まさかの余裕勝ち!? その腕を見込まれてなんとその国の王子・アレクシオのボディーガードにスカウトされちゃった! どこか抜けているお姫様とそれに振り回される王子様。 姫という身分を隠し、巻き込まれていく事件の数々。 2人の明日はどっち!? ファンタジー×ラブコメディー(予定)。 序盤は恋愛要素皆無ですが、第3、4章あたりから絡んできますので、それまではユリフィアの旅をお楽しみ下さい(笑) ※百合っぽい表現が途中でてくる可能性あり。 ※ちょこちょこ内容を修正しています。 「ん?こんな説明あった?」と疑問に思った方は最初から読み直すことをオススメします(*´ω`*)

タッタラ子爵家の奇妙な結婚事情

れん
恋愛
とある国にあるなんてことのない子爵家にまつわる結婚事情。 一つの一族を舞台にしたなんちゃって貴族の結婚のお話。 1.子爵令嬢と公爵の政略結婚 2.公爵令嬢と第三王子の恋人ごっこ 3.公爵令嬢と伯爵四男の家族計画(執筆中) 別サイトにも登録しています。

年下の彼に脅されています!

花夜
恋愛
九条玖音、24歳。 まだまだヒヨッコの記者ーーなんだけど、上司による突然の解雇宣言を受けました…。 それを回避するためには大人気高校生俳優であり、インタビュー嫌いの一宮悠月から独占インタビューをもぎ取ること! 可愛い弟の為にも職は失くせない!ということで乗り込みました一宮宅。 そこには「悠久の王子様」と名高い悠月の姿はなく、 「俺様に答えて欲しければ這いつくばってみろよ」 俺様自己中野郎で女の敵、そんな不遜な高校生がーーってあんた誰よ!? あまりの態度の彼についに玖音は怒り、 「…私に触れようなんて十年早いわ。出直してきなさい」 背負い投げをお見舞いし、さらに偉そうなことを言ってその場を立ち去った。 けれど…冷静になった玖音を襲うのは「やっちまった」という後悔だけ。 クビ覚悟で翌日出勤すれば、満面の笑みの上司。 どうやら最後の仕事はまだ終わってないようだ。 豹変系生意気高校生×童顔天然最強ブラコンの女記者が贈るラブコメディ!(予定) ※ご意見・ご感想などお待ちしております。 ※誤字脱字などがあればこっそり教えて頂けると幸いです。

美男薄命、恋せよ乙女!?王家の秘薬と引き換えに、タヌキな殿下と結婚します!

柊 一葉
恋愛
美男子ほど、寿命が短い世界。 なぜか男子だけが、 容姿が美しいほどに儚く散ってしまう。 王国きっての武闘派一族に生まれたロレーヌは、 双子の弟・ジェントをどうにかして生かしたいと思っていた。 しかし、生ける宝石と称えられる美しい双子の二人。 ジェントは、医師の見立てだと二十歳まで生きられない。 十七歳になったある日、 ロレーヌは王家の秘薬であれば ジェントの命が救えるかもしれないと噂を耳にする。 「王太子殿下の妃に選ばれれば、 王家の秘薬を分けてもらえるのでは?」 運良く、始まった妃選び。 王太子妃の座を狙う娘は多いものの タヌキに似ていると噂の王子様は 健康長寿が取り柄の人。 王子様の目の前で 婚約申込書を叩きつけたロレーヌは 武闘派一族の娘の名に恥じないよう どストレートに交渉する。 そんな彼女を気に入ったタヌキな王子様と、 「あなたに恋をしてみせます!」と宣言したロレーヌのラブコメです。

彼女にも愛する人がいた

まるまる⭐️
恋愛
既に冷たくなった王妃を見つけたのは、彼女に食事を運んで来た侍女だった。 「宮廷医の見立てでは、王妃様の死因は餓死。然も彼が言うには、王妃様は亡くなってから既に2、3日は経過しているだろうとの事でした」 そう宰相から報告を受けた俺は、自分の耳を疑った。 餓死だと? この王宮で?  彼女は俺の従兄妹で隣国ジルハイムの王女だ。 俺の背中を嫌な汗が流れた。 では、亡くなってから今日まで、彼女がいない事に誰も気付きもしなかったと言うのか…? そんな馬鹿な…。信じられなかった。 だがそんな俺を他所に宰相は更に告げる。 「亡くなった王妃様は陛下の子を懐妊されておりました」と…。 彼女がこの国へ嫁いで来て2年。漸く子が出来た事をこんな形で知るなんて…。 俺はその報告に愕然とした。

【短編】旦那様、2年後に消えますので、その日まで恩返しをさせてください

あさぎかな@電子書籍二作目発売中
恋愛
「二年後には消えますので、ベネディック様。どうかその日まで、いつかの恩返しをさせてください」 「恩? 私と君は初対面だったはず」 「そうかもしれませんが、そうではないのかもしれません」 「意味がわからない──が、これでアルフの、弟の奇病も治るのならいいだろう」 奇病を癒すため魔法都市、最後の薬師フェリーネはベネディック・バルテルスと契約結婚を持ちかける。 彼女の目的は遺産目当てや、玉の輿ではなく──?

夜の声

神崎
恋愛
r15にしてありますが、濡れ場のシーンはわずかにあります。 読まなくても物語はわかるので、あるところはタイトルの数字を#で囲んでます。 小さな喫茶店でアルバイトをしている高校生の「桜」は、ある日、喫茶店の店主「葵」より、彼の友人である「柊」を紹介される。 柊の声は彼女が聴いている夜の声によく似ていた。 そこから彼女は柊に急速に惹かれていく。しかし彼は彼女に決して語らない事があった。

没落寸前でしたが、先祖の遺産が見つかったおかげで持ち直すことができました。私を見捨てた皆さん、今更手のひらを返しても遅いのです。

木山楽斗
恋愛
両親が亡くなってすぐに兄が失踪した。 不幸が重なると思っていた私に、さらにさらなる不幸が降りかかってきた。兄が失踪したのは子爵家の財産のほとんどを手放さなければならい程の借金を抱えていたからだったのだ。 当然のことながら、使用人達は解雇しなければならなくなった。 多くの使用人が、私のことを罵倒してきた。子爵家の勝手のせいで、職を失うことになったからである。 しかし、中には私のことを心配してくれる者もいた。 その中の一人、フェリオスは私の元から決して離れようとしなかった。彼は、私のためにその人生を捧げる覚悟を決めていたのだ。 私は、そんな彼とともにとあるものを見つけた。 それは、先祖が密かに残していた遺産である。 驚くべきことに、それは子爵家の財産をも上回る程のものだった。おかげで、子爵家は存続することができたのである。 そんな中、私の元に帰ってくる者達がいた。 それは、かつて私を罵倒してきた使用人達である。 彼らは、私に媚を売ってきた。もう一度雇って欲しいとそう言ってきたのである。 しかし、流石に私もそんな彼らのことは受け入れられない。 「今更、掌を返しても遅い」 それが、私の素直な気持ちだった。 ※2021/12/25 改題しました。(旧題:没落貴族一歩手前でしたが、先祖の遺産が見つかったおかげで持ち直すことができました。私を見捨てた皆さん、今更掌を返してももう遅いのです。)

処理中です...