【完結】譲れば良かったのかしら?それでも結果は変わらない

葬儀。
自ら命を絶った女性。その原因の一端は私にある。

2人の子供を残して逝ってしまった貴族の女性。
それを見送り、『後釜におさまった』と言われる女の心情。
24h.ポイント 0pt
2
小説 192,048 位 / 192,048件 恋愛 57,186 位 / 57,186件

あなたにおすすめの小説

彼女にも愛する人がいた

まるまる⭐️
恋愛
既に冷たくなった王妃を見つけたのは、彼女に食事を運んで来た侍女だった。 「宮廷医の見立てでは、王妃様の死因は餓死。然も彼が言うには、王妃様は亡くなってから既に2、3日は経過しているだろうとの事でした」 そう宰相から報告を受けた俺は、自分の耳を疑った。 餓死だと? この王宮で?  彼女は俺の従兄妹で隣国ジルハイムの王女だ。 俺の背中を嫌な汗が流れた。 では、亡くなってから今日まで、彼女がいない事に誰も気付きもしなかったと言うのか…? そんな馬鹿な…。信じられなかった。 だがそんな俺を他所に宰相は更に告げる。 「亡くなった王妃様は陛下の子を懐妊されておりました」と…。 彼女がこの国へ嫁いで来て2年。漸く子が出来た事をこんな形で知るなんて…。 俺はその報告に愕然とした。

夫の心がわからない

キムラましゅろう
恋愛
マリー・ルゥにはわからない。 夫の心がわからない。 初夜で意識を失い、当日の記憶も失っている自分を、体調がまだ万全ではないからと別邸に押しとどめる夫の心がわからない。 本邸には昔から側に置く女性と住んでいるらしいのに、マリー・ルゥに愛を告げる夫の心がサッパリわからない。 というかまず、昼夜逆転してしまっている自分の自堕落な(翻訳業のせいだけど)生活リズムを改善したいマリー・ルゥ18歳の春。 ※性描写はありませんが、ヒロインが職業柄とポンコツさ故にエチィワードを口にします。 下品が苦手な方はそっ閉じを推奨いたします。 いつもながらのご都合主義、誤字脱字パラダイスでございます。 (許してチョンマゲ←) 小説家になろうさんにも時差投稿します。

フツメンのくせに生意気だ!

スズキアカネ
恋愛
小5からの付き合いの腐れ縁の彼女は誰もが振り向く美人さん。そして私は目立たないその他大勢。私が好きになった人はみんな彼女に惹かれていく。 ──君もそうなの? フツメンの逸見君。 【全8話】 ◆◇◆ 無断転載転用禁止。Do not repost.

さようなら、わたくしの騎士様

夜桜
恋愛
騎士様からの突然の『さようなら』(婚約破棄)に辺境伯令嬢クリスは微笑んだ。 その時を待っていたのだ。 クリスは知っていた。 騎士ローウェルは裏切ると。 だから逆に『さようなら』を言い渡した。倍返しで。

タッタラ子爵家の奇妙な結婚事情

れん
恋愛
とある国にあるなんてことのない子爵家にまつわる結婚事情。 一つの一族を舞台にしたなんちゃって貴族の結婚のお話。 1.子爵令嬢と公爵の政略結婚 2.公爵令嬢と第三王子の恋人ごっこ 3.公爵令嬢と伯爵四男の家族計画(執筆中) 別サイトにも登録しています。

待ち合わせ、でも彼は来ない。

ほったげな
恋愛
待ち合わせの時間から数時間経っても、彼は来なかった。※詩です。

【取り下げ予定】愛されない妃ですので。

ごろごろみかん。
恋愛
王妃になんて、望んでなったわけではない。 国王夫妻のリュシアンとミレーゼの関係は冷えきっていた。 「僕はきみを愛していない」 はっきりそう告げた彼は、ミレーゼ以外の女性を抱き、愛を囁いた。 『お飾り王妃』の名を戴くミレーゼだが、ある日彼女は側妃たちの諍いに巻き込まれ、命を落としてしまう。 (ああ、私の人生ってなんだったんだろう──?) そう思って人生に終止符を打ったミレーゼだったが、気がつくと結婚前に戻っていた。 しかも、別の人間になっている? なぜか見知らぬ伯爵令嬢になってしまったミレーゼだが、彼女は決意する。新たな人生、今度はリュシアンに関わることなく、平凡で優しい幸せを掴もう、と。 *年齢制限を18→15に変更しました。

【完結】 いっさいの遺産を、あげません。 死にましたが、アンタら不倫の清算をなさいな。

BBやっこ
恋愛
この日、資産家のご婦人が亡くなった。 彼女が持つ莫大な財産。その財産を狙う、いえ相続するのは娘夫婦。その子供。 しかしその夫婦の生活は破綻しており、2人も愛人を持ち葬儀にまで連れてきていた。互いに。 罵り合うのも常にようで、1歳になるお子様だけが哀しみに泣いているようでした。 皆様が集まったのは、故人の遺産がどうなるか遺言が公開される日だった…。 その結末。