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その後

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「王国の終わりは、誰からも忘れられるくらい軽くてさっさと次の王家が建っていました。
分別のある大人になろうね?おしまい。」

「それ、そんなお話?」

勇者も聖女もいない史実
かつてあった愚かな王国の話は

子供のうちに聞くお話の中しか残っていません。


たまに写真映えする景色を探して、2人がこの世界に来ていることを知る存在は
特に何もせず、世界は平和に過ごしていました。


『おわり』
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