蜘蛛の糸の雫

ha-na-ko

文字の大きさ
上 下
89 / 138
見えない鎖

2. また社長に求められるなど、思いもしなかった。

しおりを挟む
二ヶ月も何も受け入れてはいないソコは突然の異物に対応できず、痛みが走りぬるっと何か生暖かいものが流れたのを感じた。
僕の上半身は木に寄りかかり、後ろから突き上げられ身長差で爪先立ちになり、突然の行為と痛みで声をあげ膝ががくがくする。
突き刺さったまま、社長は尻たぶを広げ、繋がった襞に指を這わしているのがわかった。

「あぁぁう……、そのままだと……汚…い…です……」

「ふっ、どうせお前のことだ。
この二日ろくに食べ物など口にしていないんだろう。
だったら、腸は綺麗なもんだ!」

じゅるっん!!

勢いよく引き抜かれ、そこに唾液を落としてさらにすべりをよくし、再び一気に根元まで咥えさせる。

ズジュッ!!

「あぁっんんっっ!!」

熱い肉棒で擦りあげられ、圧迫感と同時に全身に痺れるような快感が稲妻のように走り、奥から競りあがるものを止められなかった。



じょぼぼぼぼ………。

「ああぁ……やっ……あうぅぅっっ…ひっく……、
…ご…ごめんなさい……、ごめんなさい……、ううっ!」

泣きじゃくりながらも尿意は止められず、首が絞まり息苦しい中、身体は喜び、震えが止まらないのを感じていた。
社長はさらに僕の頭を押さえつけ、耳元で呟く。

「久しぶりの私のモノはそんなに刺激的だったか?」

まさか、また社長に求められるなど、思いもしなかった。


ズヂュ! ズヂュ! ズヂュ! ズチュ! ズチュ!!

激しく出し入れを繰り返し、暗闇の中、荒い息がこだまする。

「はぁ!、はぁ!、はぁ!、はぁ!」

「んんっ! んぁっ! はんっ! くっ! んぁっ!」

熱い社長の息遣いで鼓膜も犯されながら、僕は声を殺して全身を揺さぶられる快感に溺れていた。

痛みなのか、刺激なのかもわからない、下半身が馬鹿になるほど突かれた頃、今度は地面の草むらに突っ伏し圧し掛かるようにまた激しく突かれる。

「どうしてお前が 自分の事を無用だと感じたかは知らんが、
私が結婚しようが、妻と営んでいようが、お前を手放す気など
毛頭ない!」

えっ………

「たまに優しく抱いてやったら、これだ!
自分の命が自分のものだなんて奢るのもいい加減にしろ!」

社長は僕の髪を掴み、うつ伏せの僕の身体ごと引き起こす。

「女をこんな乱暴に抱いてみろ。
弱いからすぐ壊れてしまうだろ?」

今度は下から上に、身体が持ち上がるんじゃないかという勢いで突き上げ、一気に根元まで埋まる。

「ひゃぁああぁぁっ!!」

「女という生き物は、優しく抱いて孕んでもらわないとな」



「俺を満足させられるのは、

お前だけだ!!」

ズッヂュ!! ズッ!! ズッ!! ズッ!! ズッ!!

「あぁぁっ!アッアアッッ! アンッ!あっ! あっ!アァッ!! あんっ!! アッ!!」

どぷっ!! どぷ、どぷ、どぷ………

社長はそう強く言うと、さらに腰の動きが激しくなり、全身が痙攣を起こし、中で熱いものが放出されているのがわかった。

僕は力なく地面の草むらに突っ伏す。
草の青臭い匂いの中、酸欠で意識が飛びそうになる。

両腕は痺れてもうどこにあるかもわからず、社長のモノが引き抜かれたアナルからはどぷどぷと精液が流れ、太ももを伝ってこぼれ出した。



社長はワイシャツのポケットからタバコを取出し火を付けると大きく吸い込み、そんなあられもない姿の僕を見下ろした。
くわえタバコのまま、今度はその僕のアナルに二本の指が容赦なく突き立てられ、中をかき回されながら前立腺を刺激する。

ぐぢゅぐちゅぐちゅぐちゅ……
じゅぷじゅぷじゅぷ……

「ほら、イけ。
もう長く自慰もしてなかったんだろう。ほら、ほら」

ビクッビクッビクッビクッ!

「ひゃあぁぁっっ!アアッッァァ!!んんっっぁぁっあっ!!」

散々中の腸壁を擦られ、襞は出血して痛みが走っているはずなのに、僕の身体は社長の求めるままに痙攣を起こしながら快楽の高みに昇る。
ガチガチのちんこは中からの刺激だけでぴくぴくと激しく動く。

「そうだ。こっちを触らなくてもイけたよな。私がそう教え込んだはずだ。ほら、ここだろう。
お前のいいところは……」

社長はそういうと、ぐいっ!と激しく中のある部分をえぐった。

ビリビリビリビリ!!

「アアァァッッッァァアアアッッ!!」

びゅくびゅくびゅく!!


僕は草むらに精液を撒き散らし、びくんびくんと身体を震わせそのまま意識を失った。





しおりを挟む
感想 7

あなたにおすすめの小説

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

双葉病院小児病棟

moa
キャラ文芸
ここは双葉病院小児病棟。 病気と闘う子供たち、その病気を治すお医者さんたちの物語。 この双葉病院小児病棟には重い病気から身近な病気、たくさんの幅広い病気の子供たちが入院してきます。 すぐに治って退院していく子もいればそうでない子もいる。 メンタル面のケアも大事になってくる。 当病院は親の付き添いありでの入院は禁止とされています。 親がいると子供たちは甘えてしまうため、あえて離して治療するという方針。 【集中して治療をして早く治す】 それがこの病院のモットーです。 ※この物語はフィクションです。 実際の病院、治療とは異なることもあると思いますが暖かい目で見ていただけると幸いです。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

お兄ちゃんはお医者さん!?

すず。
恋愛
持病持ちの高校1年生の女の子。 如月 陽菜(きさらぎ ひな) 病院が苦手。 如月 陽菜の主治医。25歳。 高橋 翔平(たかはし しょうへい) 内科医の医師。 ※このお話に出てくるものは 現実とは何の関係もございません。 ※治療法、病名など ほぼ知識なしで書かせて頂きました。 お楽しみください♪♪

処理中です...