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最後のそして始まりの……

13. オレは、お前のもんなんだから………

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今までになく強い力で抱きしめられ、中からも身体を貫き、オレを縛ろうとするハヤの想いがオレを高みへと誘う。
揺すぶられ体内をかき回されると脳天までが痺れ、ハヤの身体にしがみつき背中に爪を立てる。

「ああっ!あっ!アァァッッ!
ハヤ!はっ!あっ!アンッ!アァァッ!アッ!アッ!
ンンッ!ウンッ!」

オレを求めて必死なハヤの汗だくの背中に、またオレの心はきゅんとなり頭をぐしゃっと掴むと喘ぎながらも唇を重ねた。

ぐちゅ!ぐちゅ!ぐちゅ!ぐちゅ!ぐちゅ!

ズチュ!ズチュ!ズチュ!ズチュ!

「ああぁぁ……ヤバい……あぁぁあんっっっ!!」

激しく中を擦り上げられ、湧き上がり止め処なく襲ってくる快楽に、迫り出すものを感じて全身が痙攣を起こす。

「アアアァァッッッ!!!」

そのオレの声にハヤも反応し、身体全体が覆いかぶさり抱き込まれながらも、さらに激しく突き上げる。

「イク!!……アアァァッッ、ハヤ!ハヤ!!イッちゃうーーーー!!!」


「一緒に……一緒だ!! はぁ……はぁ……!!
ナツ!ナツ! アアッッ!!」

「ハヤ!ハヤ!ハヤァァァ!!」

ビュクビュクビュクビュク!!!!

どくんどくんどくん……



まだバウンドするベッドの上で、オレたちは重なり合う。


オレの中はハヤで溢れ、まだビクビクと動くハヤのちんこを感じていた。
オレも中からの刺激だけでイク快感に酔いしれ、汗の滴る背中にまだきつく指を食い込ませていた。

「はぁーーー……。
ナツ……酷くして……ごめん……」

「ばか……
もっとしろよ……。

オレは、お前のもんなんだから………」






何度も互いを求め合った。


ハヤの背中にはオレの引っかき傷が残り、オレのアナルは完全に閉まらなくなった。

それでも二人抱き合った。


何度も……何度も……


いつの間にか夜は明けていた。





べたべたなシーツのまま、ハヤは意識を失うように眠りに堕ちた。

オレは眠るのが怖かった。


しかし、疲れた身体はオレの意思に反して、静かに意識を手放した。





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