なぜか俺は親友に監禁されている~夏休み最後の3日間~

ha-na-ko

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6. 若かりし日のハヤの声がこだまする。

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建物の一番奥であろうトイレは、さすが高級料亭だと思わせる造りで、一部屋ずつに分かれ、トイレと洗面所が各一つずつ3畳ほどの個室となっていた。
オレはその一つに入り、おしゃれな洗面台の前で顔を洗い、鏡を見た。

『好き……好きだ……ナツ……ナツ……』

耳にはまだあの若かりし日のハヤの声がこだまする。
あの時のハヤの顔にはまだ幼さが残り、4年という時の流れを感じさせた。

オレははたしてあいつの側に行くことができるのだろうか。
今もまだ、ハヤもそれを望んでくれているのだろうか。

自分はただ独りよがりな想いのまま突き進んでいやしないかと不安ばかりが過ぎった。




トイレを出る。
顔を洗って、すっきりはしたものの、またあの部屋に戻るのは気が重かった。
トイレの扉にもたれかかり、考えあぐねていると、誰かに腕を掴まれ、今出たばかりの個室へと身体が戻された。

「!!!!!」

ガチャン!!

荒々しくカギが掛けられ、唇を拘束される。

「んんっ!!ん……はぁんっ……うんんっ!!」

甘い吐息と共に熱が伝わり激しくオレの舌を転がす。
唇が離されると、今度はきつく抱きしめられた。

「はぁ……はぁ……ナツ……ナツ……」

耳側で聞こえるのは、あの魅力的な低音ボイス。興奮した様子の声に、オレもぞくっと身体が震えた。

「……ハ…ヤ……」

ゆっくり顔をあげる。
すぐ近くで見つめ合う。

きれいな瞳だ。
切れ長の目はオレを熱く見つめ、頬を赤くし、オレを力任せに包み込み、すこし震えていた。

長く想い続けた人が、目の前に居る。
そしてハヤも、まだオレを想ってくれている……。

オレはハヤの首に腕を回し、激しく唇に舌を差し込むと、声を漏らしながら感じあった。
ハヤの大きな手はオレの顔を包み、上を向かせる。
何度も角度を変え、舌の敏感なところを擦りあげ、むさぼる様に絡めあう。

身長差がもどかしく、オレをキスしたまま抱えあげ、洗面台の上に座らせてさらに吸い付く。

「んんっ…んぁっ…はんっ……」

ちゅっ、くちゅっ、ちゅっ……

オレはキスだけで何度も震え、涙が溢れてハヤの首に回していた手を、やわらかくカールした髪に絡め、掻きまわした。
オレが座らされた洗面台の高さで、ハヤとちょうど同じ高さになっていた。

オレたちは焦るようにお互いの固くなったちんこをズボンから引っ張り出すと、身体を重ね合いまたキスを繰り返しながら、はやの大きな手が二本とも同時に扱き出した。

「んあっ!! ………んぐっ……」

ここがトイレだと思い出し、オレはハヤの手のぬくもりで触れられた瞬間の稲妻のような痺れを、声を殺して耐えながら溢れる涙は止められなかった。


求める気持ちが強すぎて、二人震えながら、どう息をしていいかも分からない。

ハヤは重なる俺たちの二つのちんこの先端を眺め、確認するように俺を見つめ、その度に切ない表情でキスを迫った。

ぬちゃぬちゃぬちゃぬちゃぬちゃ!!

ぐちっぐちっぐちっぐちっぐちっ!!

お互いのカウパーがいやらしく音を出し、そこから駆け上がる快感に脳が麻痺していく。

ハヤ! ハヤ! ハヤ! 

頭の中で何度も名前を呼び、オレも確認を繰り返す。

「はぁっはぁっはぁっはぁっ………」

「んっ!……ふぅんっ!…っん!……」

お互いの荒い息遣いが響く中、オレはいつの間にかズボンも下着も脱ぎ捨て、脚までもハヤの身体に絡めていた。

ハヤもそんなオレの脚の下に手を回し、腰を振り、さらに激しく刺激する。
ネクタイはそのままに、オレのワイシャツのボタンを片手で外し露になった胸の突起にも吸い付いた。
オレの身体は仰け反り、ビクッ!ビクッ! と激しく痙攣する。

にちゅ!にちゅ!にちゅ!にちゅ!……

そんなオレを見てハヤも興奮を押さえられないのか、手の動きも早まり高みへと二人昇る。

「くっ! んっ! ……はぁ……ナツ! んんっ!」

「……ハ…ヤ! はんっ! んぁ!!
……くっ…イ…ク!!」

びゅくっびゅくっびゅくっ!!!

揺すられ、吸われ、擦りあげられる、久しぶりの快楽にオレは止めどなく白濁の液を溢れさせた。

ハヤは手に着いた俺の精液を舐め回し、妖艶な視線でオレを眺めた。
オレは脚までも洗面台の上へ乗せ、背中はもう鏡にもたれかかる位に寝そべり、肩で息をしながらまだギンギンのハヤのちんこに手を伸ばす。

「はぁはぁ……。
……入れて……くれよ」

そのちんこを自分のアナルへとあてがった。

「大丈夫…、へへっ…さっきお前のこと考えて、ココでオナってたから、やわらけーって…」

恥ずかしそうに、オレは言った。


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