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ハヤの実家
9. 《手島side》私はただ一つの手にすがっていた。
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《手島side》
真っ暗闇の中、私はただ一つの手にすがっていた。
強引に引っ張られ、引き摺られそうになりながらも離せないその手。
ドンッ!!
突然壁のようなところで背中をぶつけられ、口を封じられた。
それは温かく、強く、そして……激しい。
「んんっ!……んふっ……んぁっ……」
舌を絡ませ、吸い上げる。
何度も角度を変え、私の敏感な場所を刺激する。
そしてそれからそれは首筋へと移動し、私は天を仰いだ。
「しゃ…社長、ここ…廊下では……?」
「地下だ。誰も来ん。
黙ってろ。もっと酷くしてほしいか!?」
「…………」
打たれた頬は痛い。
だが、今、私を好き放題するその手は優しかった。
シャツのボタンを外し、胸の突起を摘み、唇までも這い回る。
私の中心はそれだけでもう限界点を迎えるほどいきり立つ。
そう……そのようにできた私の身体。
でも、それは社長だからなんです。
判っていただきたい。
決して、あれがあったから、今の私がこのように反応しているわけでは無いと……。
「あ…あぁっー……!!」
いつの間にかその手は、そしてその唇は私の中心を捕らえ、吸い上げていた。
いやらしい音が廊下に響き渡る。
後ろ手に縛られた手がもどかしいとばかり、身をよじった。
「お前は判っていない。
あの時生まれた私の感情が、今のお前を作り、今の私があるのだという事を……」
何をおっしゃっているのか……。
もう快感が脳を支配しだしたころ、社長は私の耳元で呟く。
そして、膝の裏に手を廻され、両足を持ち上げられた。
私の身体を支えている場所は、壁に寄りかかる背中のみとなり、持ち上げられた身体の中心に社長の楔が打ち込まれる。
「んあぁぁっっ!!!」
自分の体重でさらに奥深くを刺激し、社長の腰と腕がまた私の身体を宙に跳ね上げ、また落とされる。
それが繰り返されるたび、卑猥な音が廊下に響き、視界を失わされた私の鋭くなった耳が興奮を煽る。
『手島……お前は今まだ私の側にいる。それはどういうことか……』
今も社長にこうされる自分。
お側に居られるだけで幸せだと感じれたときもあった。
でも、お側に居ても報われない心は、もう長く、今の私のように宙に浮いたまま……。
こんな私を作り、今の社長があるとするならば、
なおのこと、隼人さんと夏斗くんにはそうなってほしくない。
あの二人は愛し合っている。
私達とは違う……。
断じて……。
突き上げられる快感が身体を支配したとき、首元に激しい痛みを感じた。
「んあアァァァァ!!!」
社長が私の首元を噛み、そのまま私の中で果てた。
私もそのまま社長の服を汚した。
真っ暗闇の中、私はただ一つの手にすがっていた。
強引に引っ張られ、引き摺られそうになりながらも離せないその手。
ドンッ!!
突然壁のようなところで背中をぶつけられ、口を封じられた。
それは温かく、強く、そして……激しい。
「んんっ!……んふっ……んぁっ……」
舌を絡ませ、吸い上げる。
何度も角度を変え、私の敏感な場所を刺激する。
そしてそれからそれは首筋へと移動し、私は天を仰いだ。
「しゃ…社長、ここ…廊下では……?」
「地下だ。誰も来ん。
黙ってろ。もっと酷くしてほしいか!?」
「…………」
打たれた頬は痛い。
だが、今、私を好き放題するその手は優しかった。
シャツのボタンを外し、胸の突起を摘み、唇までも這い回る。
私の中心はそれだけでもう限界点を迎えるほどいきり立つ。
そう……そのようにできた私の身体。
でも、それは社長だからなんです。
判っていただきたい。
決して、あれがあったから、今の私がこのように反応しているわけでは無いと……。
「あ…あぁっー……!!」
いつの間にかその手は、そしてその唇は私の中心を捕らえ、吸い上げていた。
いやらしい音が廊下に響き渡る。
後ろ手に縛られた手がもどかしいとばかり、身をよじった。
「お前は判っていない。
あの時生まれた私の感情が、今のお前を作り、今の私があるのだという事を……」
何をおっしゃっているのか……。
もう快感が脳を支配しだしたころ、社長は私の耳元で呟く。
そして、膝の裏に手を廻され、両足を持ち上げられた。
私の身体を支えている場所は、壁に寄りかかる背中のみとなり、持ち上げられた身体の中心に社長の楔が打ち込まれる。
「んあぁぁっっ!!!」
自分の体重でさらに奥深くを刺激し、社長の腰と腕がまた私の身体を宙に跳ね上げ、また落とされる。
それが繰り返されるたび、卑猥な音が廊下に響き、視界を失わされた私の鋭くなった耳が興奮を煽る。
『手島……お前は今まだ私の側にいる。それはどういうことか……』
今も社長にこうされる自分。
お側に居られるだけで幸せだと感じれたときもあった。
でも、お側に居ても報われない心は、もう長く、今の私のように宙に浮いたまま……。
こんな私を作り、今の社長があるとするならば、
なおのこと、隼人さんと夏斗くんにはそうなってほしくない。
あの二人は愛し合っている。
私達とは違う……。
断じて……。
突き上げられる快感が身体を支配したとき、首元に激しい痛みを感じた。
「んあアァァァァ!!!」
社長が私の首元を噛み、そのまま私の中で果てた。
私もそのまま社長の服を汚した。
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